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2026年5月13日 (水)

下北珉亭

260513sky01 今日も快晴の空の下、爽やかな風が吹く快適で過ごしやすい日となった。でもこの快適な期間はもうすぐ終わってしまうだろう。そう思うとこの期間を有効活用したくなり早めに家を出ることにした。

下北沢駅から徒歩5分ほどのところにある1964(昭和34)年創業の老舗町中華店『中国麺家 珉亭』。昨日訪れたのだが臨時休業を喰らってしまい、諦めきれず連日の下北沢通いとなってしまった。店には開店13分ほど前に到着した。なかなか歴史を感じさせる魅力的な店構えだ。既に先客3人が待っていたのでその後に続いた。定刻に開店し店の中に案内される頃には自分の後ろに10人くらいの行列が生じていた。「お好きな席へどうぞ」と言われ適当な席へ座った。しかし注文は早い順らしく咄嗟に決めていたメニューを口頭で注文した。料金は現金後払い。店員は男3人女2人。客席は厨房周りL字型カウンター12席と壁側に2人がけテーブル席4卓が縦に配列されていた。2階にも客席があるようで、そちらは座敷に40席もあるようだ。それでも開店間もなく満席になり一時的に外待ち客が生じていた。でも客の回転が早いようですぐ解消したようだ。

260513mintei00 260513mintei03 中国麺家 珉亭 『ラーチャン・メン大』 1320円

ラーメンメニューは薄口醤油の「ラーメン」、濃口醤油の「支那そば」、味噌ラーメン、担担麺、タンメン、やきそば等各種沢山あった。チャーハンも種類豊富、一品料理も餃子その他諸々。定食メニュー等も5種類くらいあった。その中で「珉亭1番のサービスセット」と書かれたラーメンと半チャーハンのセットである上記メニューを注文した。「ラーメンとチャン大とチャーハン類の大盛りは調理人の身体的負担が大き過ぎるのでやむを得ず廃止とさせていただきます。」と書かれていたのが印象的だった。先に冷水入りコップとキムチが入った小皿とレンゲが提供された。

260513mintei02湯気がもうもうと立っている一杯が提供された。ラーメンは薄口醤油とある通り鶏ガラ出汁のあっさり醤油味。そこに白いストレート細麺が大量に泳ぐ。具はきざみ葱、三角に切られた海苔、ほうれん草、小ぶりのチャーシュー1枚。なんてことない町中華の中華そばだけど、何故かしっかり美味しく感じた。スープ完飲の完食!

260513mintei04 この店の名物となっているピンク色の炒飯。その正体はチャーシューの食紅。細切れチャーシューを食紅で煮込んでいる為こんなに色が付いている。どちらかというとしっとりタイプ。チャーシューの油からくる甘みと塩気が絶妙で美味かった。こちらも米一粒残さず完食!

町中華店として人気店になると思うポイントが幾つもあり、自分もそのツボを押されたので良い体験が出来た。大満足で支払いを済ませ退店した。

2026年5月12日 (火)

麺未来訪

260512sky01 青空に浮かぶ雲の様子がどことなく夏っぽさが出てきた。今日はまだ空気に清々しさが感じられるが、今週末くらいから徐々に気温が上昇していくという予報が出ていた。気持ちよく外出出来る期間は短い。有効活用しようと外出することにした。

下北沢駅近くに2018年5月16日にオープンした『純手打ち 麺と未来』。自分が一方的にシンパシーまで感じた川崎郊外にある『ラーメン日陰』創業店主の出身店。情報によるとこちらでは雇われ店主だったけど独立して『ラーメン日陰』を立ち上げたとか。しかしその後店主は『ラーメン日陰』からも離れ、今は別の人の手に渡っているそうだ。

実は本来別の店を目指して下北沢までやって来たのだが臨休を喰らってしまい急遽食べログで調べてこの店へやって来たのが、店に到着したのは開店10分前くらい。誰もいなかったので店前の待ち席に座り開店を待った。予定より1分過ぎくらい経って店員に入店を促された頃には自分の後ろに5人くらい行列が出来ていた。店内隅にあったボタン式券売機で食券を現金購入した。厨房には男の店員2人。最近改装したらしく真新しさを感じる店内。指定された席には冷水入りコップが置かれていた。客席は厨房前一列8席。後客は続々来店し外待ち客が生じていたようだ。演歌が流れていた『ラーメン日陰』とは異なり派手目なJ-POPが店内に流れていた。

260512mentomirai00 260512mentomirai01 純手打ち 麺と未来 『特製塩(手打ち)』1250円

塩と醤油味があった。今回は筆頭メニューの特製塩を注文した。

260512mentomirai02 もち姫小麦使用のドュルンドュルンの極太縮れ麺の印象は『ラーメン日陰』と同じ印象を受けた。官能的な食感がある。具はきざみ葱、三つ葉、太メンマ、味濃いめ黄身トロリの味玉丸1個、プリプリ海老雲呑1個、柔らかいチャーシュー2枚。スープはスッキリしてはいるが鶏・昆布・魚介の旨味をしっかり感じる。具やスープも凄く美味しかったけど、やはりこの麺のインパクトは改めて凄いと思った。「これはラーメンか?」と疑問に感じるラオタではない一般人も多いと思う。自分はスープ完飲の完食して大満足!厨房の店員に「ごちそうさま」と言って退店した。

2025年11月28日 (金)

海新山訪

今日は良い機会だから前々から気になっていた店へ連食してしまおうと思い立った。『博多ラーメン琉』を退店して学芸大学駅方面へ歩を進めた。東急東横線の祐天寺駅と学芸大学駅の中間の五本木と言われる場所にある一風変わったラーメン店『海新山』を目指して。本格的なラーメン食べ歩きを始めてからもうすぐ20年になるのでその店名は聞いたことがある。創業1982(昭和57)年の老舗ながらかなり個性派の店でコラーゲンを使用したラーメンを提供していると聞いている。基本不定休の店だがXで営業している情報を得たので勇気を出して訪れてみることにした。

食べログの地図を頼りに古い住宅街の袋小路みたいな路地を進み「本当にここに店があるのかよ」と疑いながら進んでいくとピンク色の看板を付けた店が現れた。ガラスには「古代中国料理」と書かれている。入口ドアに営業中と書かれた札が下がっていたので勇気を出してドアを開けたが照明が点いていない暗い店内の中央にある丸いテーブルの1席に老婆が1人座っていたので驚いた。この店の女将さんらしい。女将さんが店内の照明を付け「どうぞ」と言ったのでその店中央の丸テーブルに腰掛けた。昭和感というよりリアルな場末感。壁にはサインが書かれた色紙以外にも蘊蓄らしきものが書かれた張り紙がいくつも貼られている。「スープは全部飲んで下さい」「レモンは食べて下さい」の文字もあった。当然ながらBGM等なく店内は静寂に包まれている。失礼ながら電波系の店に間違って単身入ってしまったような感覚になった。卓上のメニュー表を見ていると老婆は水の入ったコップを持ってきてくれたのでそのタイミングで口頭で注文すると厨房に入っていった。客席は厨房前に一列のカウンター2席と5席の丸テーブル1卓のみ。結局前後客は現れなかった。

251128kaishinzan00 251128kaishinzan01 海新山『上上ラーメン 塩』 1600円

メニューは「上上ラーメン」と餃子のみらしい。(超コラーゲン)と補足が書かれている。ラーメンは塩/醤油/味噌が選択出来るようでとりあえず筆頭に書かれていた塩でお願いした。店内の照明を落としていたくらいだから湯を沸かすところから始めた様子でラーメンの提供には結構時間を要した。提供時女将さんに「出来ればスープは全部飲んで下さい」と言われた。あと自分の防衛本能みたいなものが働き提供と同時に釣り銭不要の料金を支払いを済ませた。

251128kaishinzan02 麺は多加水中細縮れ麺。具はきざみ葱と水菜、紫色の海藻、小さな海苔2枚、4等分されたレモンスライス2切れ、小さなチャーシュー2枚。スープはかなりあっさりした塩味。でも何か混ざっているような食感もあって味には影響しない何かが入っているようにも感じたから、これがコラーゲンなのかも知れない。見た目は特徴的な一杯だがレモンも含め意外と食べやすかったので無事スープ完飲の完食することが出来た。

食べ終え水を飲んでから席を立って女将さんに「ごちそうさまー」と声をかけると「1600円になります」と言われた。「先程お支払いしたのですが…」と言うと照れたように「やだ!そうだった!」と笑った。店の佇まいは異彩を放っているけど女将さんはいたって普通の人だった。ネットの情報では店主であった夫に先立たれた以降1人で店を切り盛りして齢84歳だというのにXでこまめに営業情報を発信しているというのだから凄い。しかしいくら何でも84歳でたった1人ラーメン店を切り盛りするには限界があるはずなので、コアなラオタで未訪問のお方は早めに訪問した方が吉だと思う。自分は前々から気になっていた店へ訪問が叶って良かったなーと達成感を感じながら学芸大学駅に向かい帰路についた。

祐天寺琉

251128sky01 明け方近くに小雨が降ったもののすぐ雲は消えて快晴の空が広がった。気温も上昇、最高気温は20℃超えになった晩秋のとある1日。

朝9時から銀行で打ち合わせの約束をしていたので早めに家を出た。想定より長丁場となったが用事を済ませ銀行を出た後近くのみなとみらい線の駅へ入った。当初西早稲田まで出て『札幌六坊』で未食の塩でも食べに行こうかなと考えていたのだが、事故があったらしく東横線に大幅な遅れが発生していた。これは何かの采配だろうと急遽予定を変更し各駅停車に乗ってだいぶ手前の祐天寺で下車した。

狙いを定めたのは祐天寺駅から徒歩3分ほどの場所にある『博多ラーメン琉(りゅう)』という店。2008年6月9日飲み屋として創業し2度のリニューアルを経てラーメン専門店として現在の店名になったそうだ。この店を選んだ理由は筆頭看板メニューを「太宰府ラーメン」と名乗っていたから。自分はご当地ラーメンマニアで地名を冠したラーメンに弱いので興味を惹かれたわけだ。過去福岡遠征した時に太宰府にも訪れた事もあるけど調査の段階でも「太宰府ラーメン」という言われ方がされていると聞いた事が無かったけど。

店には開店3分前くらいに到着。店前に待ち客の姿はなく1人開店を待った。豚骨臭は漂っていない。定刻に開店し店主に入店を促された。こじんまりとした店内。厳つめの男の店主ワンオペの様子。一番奥の席に座るよう指示された。客席は厨房周りL字型カウンター9席。紙コップでセルフで水を注ぐ。店主が注文を確認してきたので口頭で注文。料金後払いらしい。キャッシュレス決済で後払いというのは初めての経験だ。先客ゼロ後客2人。

251128ryuu00 251128ryuu02 博多ラーメン琉 『太宰府ラーメン』 1000円

筆頭基本メニューを注文。他に「辛ニラにぼ豚骨ラーメン」というメニューがあった。麺のかたさ等の好みは聞かれなかった。ほとんど待たされることなく提供された。

麺は平打ストレート中細麺ながらモチモチした食感。具は青葱、細切り木耳、チャーシュー1枚。豚骨臭皆無だが油っぽさは十分でしっかり豚骨の旨味は感じられた。説明には「お肉と油と骨の旨味たっぷり豚骨スープ」と書かれているとおりややこってり感のあるスープとは感じられたが、他の九州豚骨ラーメンと明確な違いというのは自分には判らなかった。古くから九州では博多/福岡/久留米/佐賀/大分と地名のついた豚骨ラーメンが各地にあり各々根付いてはいるけど、各々が影響し合っていて現在では明確な線引きが出来なくなっているものと自分は理解している。だからシンプルに美味しい豚骨ラーメンを提供している店かどうかが問われることになる。この店は豚骨臭こそしなかったものの美味しい豚骨ラーメンだったので満足出来た。キャッシュレス決済を済ませ退店した。

2025年10月10日 (金)

八雲再訪

10月に入った途端に台風が関東へ連続接近してくるようになった。今日は台風と台風の合間の晴れ間の日で週末はまた台風が接近するそうだ。強風と雨の日が繰り返され気がついたら空気と温度がすっかり入れ替わっており季節の移行が完了しているのだろう。上手く出来ているな。

東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩4分ほどの場所にある『八雲』。店主は浜田山にある有名老舗店『たんたん亭』出身で1999年9月に独立開業した。自分は2008年3月に一度訪問したことがあるので再訪問となる。開店時間よりだいぶ前に店へ到着したが記憶にある店舗とだいぶ違った。調べたら2017年1月に移転したようだ。店前に並んでいた丸椅子に腰掛け開店を待った。定刻に開店する頃には大行列が発生して開店即満席。店内待ちの席もあったがそれでも外待ち客が生じていた。入店し入口脇のボタン式券売機で食券を購入すると席を指定され着席。内装は白と黒で統一され天井が高く落ち着いた居心地の良い空間造りをしていた。店員は全員男で4人。客席はコの字型カウンター11席。

251010yakumo00 251010yakumo01 八雲 『特製ワンタン麺 黒だし』 1350円

約17年半ぶりの訪問なので最早初訪問みたいなもの。筆頭看板メニューの「白だし」にしようかなとも思ったのだがせっかく2度目なのだしと思い直して「黒だし」の特製を選んだ。特製は海老雲呑と肉雲呑が3個づつ入っている。

251010yakumo02 麺はストレート細麺。具はきざみ葱、平メンマ数枚、海苔1枚、赤縁のチャーシュー2枚。それと『たんたん亭』直伝のプリプリ食感の海老雲呑3個と、それと負けず劣らずの肉ならではの食感がある肉雲呑3個。スープは魚介が効いた醤油。魚介醤油ってラーメンとしてはありふれているはずなのに、ここまで研ぎ澄まされると畏敬の念を感じる。雲呑は勿論だけどチャーシューも地味に美味しかった。素晴らしい一杯だった。黒だしを選んで大正解。これが何故白だしに次ぐメニューになっているのかと疑問に思ったほど。当然ながらスープ完飲の完食でしばらく余韻に浸ってしまったほど。厨房に「ごちそうさまー」と言って退店。店外には変わらず行列が生じていた。それにも納得した。

2025年9月17日 (水)

目黒二郎

250917sky01 日の出の時間は日に日に遅くなっているが朝のひんやりした空気には程遠く暑さを感じる。日中は9月も折り返し地点を過ぎたというのに最高気温は34℃に達した。まだまだ真夏続行の勢いがある。気候に文句を言っても無意味なので自分なりに対処してやり過ごすしかない。

『ラーメン二郎』目黒店。創業は1995(平成7)年。『ラーメン二郎』三田本店から初めて暖簾分けされた店。自分はジロリアンではないのであまり二郎系店のアンテナは立てていないにも関わらずその名をよく聞く有名店舗。自分は本店至上主義者で「本店行けばクリア」と考えていた。だって人生の時間は有限だし支店まで掘っていたらキリがないから。本店優先は変わらないけどもう少し心の余裕をもつことを心がけようと思い始めた。昨日訪れた『滝野川大勝軒』に続いて目黒二郎にも訪れてみる気になった。

店には開店予定の30分前くらいに到着。最寄りの『ラーメン二郎』関内店の状況から推測してそれでも到着が遅かったように思ったのだが何と店前には誰もいなかった。臨時休業の張り紙もなく営業時間と無休という張り紙があるのみ。なので店前の木陰で待つことした。しばらくすると後客が2人現れ、もうしばらくするとおばさん店員が出てきて店前行列整理用の柵を設置し始めた。勝手がわからなかったが後客の人に促され先頭に並んだ。定刻1分過ぎくらいに開店する頃には後ろには15人ほどの行列が生じていた。店員に促され入口脇のプラ板食券機で食券を購入すると席を指定され着席した。水セルフ。厨房には若くみえる男の店員とおばさん店員の2人だけ。客席は厨房周りL字型カウンター8席のみ。昔ながらのラーメン店然とした雰囲気。何年ぶりか忘れたくらい久々の本物二郎。少し緊張して提供を待った。

250917jiro_meguro00 250917jiro_meguro01 ラーメン二郎 目黒店 『小豚入り』 700円

基本のラーメンが何と600円。これでも昨年4月に値上げをしてそれ以前は500円だったというから驚きだ。今回は小豚を注文。コールは「ヤサイ・ニンニク・アブラ」でお願いした。

250917jiro_meguro02 提供された瞬間一般的に想像する「ラーメン二郎」の一杯としてはおとなしめな印象のものが提供された。丼の種類のせいがあるかもしれないがどことなく「中華そば」の雰囲気を感じてこちらとしては好印象。麺は適度なかたさの平打ち縮れ太麺。密度が高くやっぱり本家二郎っぽいなと感じた。ヤサイは見た目もやしとキャベツが8:2くらいの割合い。適度なかたさのチャーシューが4枚入っていた。スープは分類すれば微乳化になるだろうか?なかなか厚めの油層が出来ている。でも食べると適度な醤油感がありしょっぱさ控えめで食べ易く美味しかった。ボリュームも一般的なラーメン+αといった感じで「初心者向二郎」と言われているのも納得がいった。行列を敬遠してインスパイアな二郎系ラーメンばかり食べてきたからだと思うけど、自分がこの目黒店の一杯を食べて一番感じたのは「当たり前だけどラーメン二郎って別のカテゴリーではなくラーメンの一種類なんだな」という事だった。だからラーメンを食べている時に感じる喜びを味わえた。スープこそ残してしまったが麺と具は完食。丼をカウンター上に上げて卓上を拭いて店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。この店は4人入れ替え制らしく何とか4人グループの最後にならなくて済んで良かった。店を出ると20人を超えるであろう行列が出来ていて人気は確かなんだなと思いつつ店を後にした。

2025年8月15日 (金)

立喰煮干

250815tree00 久々に雲の少ない青空が戻った。最高気温は33℃程度でひと頃の酷暑とまでは幸いながらならず、昔の夏の日って感じだった。

大井町東小路飲食街内に2023年12月23日にオープンした『大井町立ち食い中華そば いりこ屋』。店主は『らぁめん大山』の人らしい。電車が遅れた為店には開店20分後くらいに到着。店前には先客4人の並びがあった。食券先買いシステムのようなのでまず店内に入って入口脇の券売機で食券を購入し最後尾についた。10分ほどの待ちで呼ばれ店内に入った。店内は狭く更に狭い厨房内には男の店員2人。接客態度は良好。厨房周りには5人ほど立ち食い出来るスペースがあった。水はセルフ。空調がすぐ頭上にあり以外と暑くなかった。続々と来店があり店前の行列が途絶える気配はなかった。

250815irikoya00250815irikoya03大井町立食い中華蕎麦 いりこ屋 『特製いりこ(全部入り)』 1450円

何の考えもせず筆頭の特製メニューを注文した。注文時おろし生姜の有無を確認された。ほどなくしてなかなか強烈なビジュアルの一杯が提供された。

250815irikoya02  麺は札幌ラーメンでよく使用されるような黄色い強めの縮れ麺。煮干し系でこういう麺との組み合わせは珍しいが自分はこういう麺が大好きなので全然嬉しかった。具はきざみ葱、平メンマ数本、海苔1枚、ナルト1枚、雲呑3枚、かたゆで玉子の味玉丸1個、チャーシュー2枚。何より目立つのが大量の天かすの八つ切された油揚げ。立ち食いスタイルということで立ち食い蕎麦のきつねやたぬきを意識したのだろう。スープは昨今流行りののギンギンに効いた煮干しではなく、煮干しが優しく感じる醤油味。だからうどんや蕎麦ほど油揚げや天かすとの相性の良さは感じられなかった。慣れなのかも知れないけど。今回で油揚げや天かすが大量に入った煮干しラーメンを食べる欲求は満たされたので、機会があればシンプルなメニューを頼んで楽しんでみたい。狭い厨房内で頑張っている店員に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。店外には数名の行列が続いていた。

2025年8月 8日 (金)

麻婆韮麺

250808sky01 相変わらず災害級の酷暑が続く。未訪問店開拓も駅チカの店に限定せざるを得ない。

大井町駅東小路飲食店街のJR線路沿いに今年7月28日オープンしたばかりの『マーニラ』という店。自分が大好きな麻婆麺とニラ玉麺、その両方をハーフでかけ合わせた「ニラ玉麻婆麺」というヴィジュアルインパクトが強いメニューを掲げていたので気になっていた。開店5分後くらいに店へ到着。店外入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入し入店。入口のドアが硬かった。奥に厨房はあるが仕切りがされて見えなかったけど店員は男1人女2人かな。エプロンが必要か確認してくれたり接客態度良好。客席は一列のカウンター3席が2本、7席が1本。狭いながら調味料等の配置が工夫され各席に荷物カゴが設置されていたりサービスも良好な感じ。先客3人後客4人。

250808maanira00 250808maanira03 マーニラ 大井町店 『ニラ玉麻婆麺』 1000円

看板メニューを注文。食券選択の画面でニンニクの有無が選べ別小皿で提供された。また開店祝でXの画面を見せる事で麺増量or小ライスor生玉子を無料サービスしてくれるとの事だったので小ライスをお願いした。小とはいえ結構なボリュームだった。

250808maanira01 麺は平打中細ストレート。スープは醤油清湯で結構しょっぱい。ニラにはアッツアツの油がかかっている感じ。麻婆は結構な辛さ。つまり両方刺激が立っている。中央には卵黄。しばらくは混ぜずに麻婆側とニラ側を別々に味わった

250808maanira02 麻婆はレンゲで小ライスへある程度の量を引っ越しさせ麻婆丼にした後に卵黄を含め混ぜて食べ始める。全然違和感なく混ざり卵黄が幾分味をマイルドにしてくれた。だいぶ汗をかくことになったが完食。このビジュアルのインパクトもさることながら、覚えやすい店名、客席周りの細かい工夫や看板デザインとかかなり洗練されている事に関心させられた。株式会社日々麺処という会社が経営しているそうで、この店も大井町店としているし多店舗展開を考えている様子もうかがえるので注目しておこうかな。店員に「ごちそうさま-」と言って退店した。

2025年8月 7日 (木)

夢出拉麺

250807sky01 昨日は災害級の猛暑となり山梨県では最高気温が41℃超えになったらしい。今日は曇り空で風も強く吹き体感気温は幾分かマシになるようなので外出してみることにした。

自由が丘駅から5~6分歩いた場所に2022年7月14日にオープンした『Dad's Ramen 夢にでてきた中華そば』。ほぼ平日昼のみ営業している難関店。東急大井町線旗の台駅近くにある『煮干しNoodles NiboNiboCino』の2号店にあたるらしい。

開店予定の10分前くらいに店に到着すると店入口に貼り出しがあって店主が体調が悪いらしく開店が30分ほど遅れると書かれていた。ショックだけどこの暑さでは無理もない。一応営業はしてくれる様子。店主にプレッシャーを与えてしまうようだが自分もこの暑さの中彷徨う方が危険なので軒下で待たせてもらうことにした。しばらくすると店主が出てきて冷たいルイボスティー入りのやかんを店先に出して「よろしかったらどうぞ」「お待たせしてすみません。早めに開けれそうですので。」と言って再び準備に店に戻った。そして定刻から15分遅れて営業開始で店内に促された。その時には自分の後ろに3人くらい並びが出来ていた。入口脇のボタン式券売機に現金を入れ食券を購入し端の席に座った。内外装はどこか南欧風を思わせて可愛げがある雰囲気。店員は男の店主と女の店員2人。客席は厨房周りL字型カウンター7席のみ。ドリンクはルイボスティーがセルフ。後客の来店が続き満席になったようだ。

250807yumechyuu00 250807yumechyuu01 Dad's Ramen 夢にでてきた中華そば

『夢にでてきた中華そば』 2000円

屋号を冠した筆頭メニューがこの値段というのは凄いなと思ったが注文した。他に「夢かけ」「だしにぼ」「彩りそば」夏季限定の「つけ麺」等があった。

250807yumechyuu02 底の浅い丼で登場。麺は中細ストレート。具は九条葱のきざみ、紫玉葱のきざみ、メンマ数本、海苔1枚、岩中豚のチャーシュー2枚と端チャーシューかな?、あと黒毛和牛ローストビーフ5枚。店主から提供してもらったのだが「15分お待たせしてしまったので色々追加させていただいております。」と言われた。だから何かが通常よりプラスされているはず。おそらく多めの岩中豚の端チャーシューの事だと思う。スープはいい感じで煮干しを効かせた無化調スープ。グイグイ飲めすすめてしまった。確か店主は煮干しラーメンのパイオニアの『自家製麺 伊藤』出身なので、絶妙な程良い煮干し感なのは流石だと思った。スープ一滴残さず飲み干して完飲の完食マークを出した。修行先はほぼ麺とスープだけのシンプルを極めたようなラーメンなのに対して、この店はその真逆で高価な具材祭りになっているのが面白い。

店主は中年男性なのだが、「夢で見たラーメン」を再現してメインメニューに据えたラーメン店を開店してしまおうという発想自体がメルヘンの世界に片足突っ込んでいる。夢でみたラーメンを自由が丘という街の片隅で南欧風のこじんまりした店で提供する。それはまるで将来ラーメン店を開きたがっている小さな女の子が見た突拍子も無い夢みたいな話だ。卓上の蘊蓄には「亡くなった店主の父親が夢の中で教えてくれたレシピを元にしている」的な事が書かれていた。だから黒毛和牛ローストビーフ等躊躇せず本当に入れちゃうから基本の一杯が2000円になってしまう。一般的な飲食店の経営戦略としてはおそらく無謀な事をしているんだと思うが、この店は様々な要因の不思議なバランスで成立させてしまった。開店からもう4年目に突入しているという実績がある。世の中ってこういう「例外的な不思議な存在」が稀に現れるものだ。食べ終わった空の丼等をカウンター上にあげると店主から待たせたお詫びと「また来てください」といった言葉をもらった。店主には無理しないで一時休養をとって体調を戻して店を長く続けられるよう頑張って欲しいと思いつつ退店した。

2025年8月 1日 (金)

下北一龍

250801sky02 下北沢という街に初めて訪れた。全体的には緩い坂道と細い路地が多いこじんまりした印象だが駅前は再開発しているのかな?噂には聞いていたが本当に古着屋がやたら多かった。

駅から徒歩2分くらいの場所にあるラーメン専門店『一龍』。1984(昭和59)年創業というから老舗店と言っていいのかな。店主の実兄は福井県の地ラーメン「敦賀ラーメン」筆頭店『一力』で修行し現地福井で『一龍』の店名で営業していたそうだ。今は閉店してしまった様子。その実兄から味と店名を伝授され下北沢の地で長く営業しているそうだ。つもり首都圏でも珍しい本格的敦賀ラーメンの店ということになる。

店には開店5分後くらいに到着。店前に待ち客の姿は無かったので早速暖簾を割る。狭い店内。厨房内には男女2人の店員。客席は厨房周りL字型カウンター13席。空いている席に適当に座り口頭で注文。料金は現金のみの後払い。先客7人後客6人。

 

250801ichiryuu00 250801ichiryuu01 中華そば専門店 一龍 『中華麺』 950円

筆頭基本メニューを注文。他のラーメンメニューは夏季限定の冷やし中華つけ麺のみ。あとはトッピング追加だけ。サイドメニューに焼餃子があった。

250801ichiryuu02 麺は結構かために茹でられた中細縮れ麺。具はきざみ葱、もやし、メンマ数本、かためで小ぶりなモモチャーシュー4枚。最初から紅生姜がのっているのは敦賀ラーメンの特徴。黄金色のスープは豚骨鶏ガラベースに濃いめの醤油味のタレを使用した清湯。構造的には東京中華そばとそう変わりないように思えるのだが、醤油の違いなのか、見た目も味も異なる仕上がりになっている。油分多めで塩味も立っている印象。でもしっかりラーメンを食べる喜びが味わえる一杯になっている。美味しくて大満足。でもスープは油分としょっぱさで飲み干すことは出来なかったが麺と具は完食した。ごちそうさまーと言って支払いを済ませ退店した。後で知ったのだがこの店9月15日に移転の為一時閉店してしまうのだそうだ。ギリギリセーフで食べることが出来て良かった。

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