鶴間郷再
新横浜ラーメン博物館で先月4週間開催されていた「すみれオールスターズ」。『札幌すみれ』で修行した10人の弟子達が2~3日の短いスパンで入れ替わり出店するという豪華かつ狂気の企画だった。全店舗制覇する為新横浜ラーメン博物館へまるで出勤しているような気持ちに陥ったほど。お陰でラー博会員証も今期に引き続き来期もゴールド会員になることが早くも確定された。
『札幌すみれ』同門の店が個性の出しにくい味噌ラーメンで競演していくと聞き、食べ手側にとってその違いが判りずらくあまり面白みがない連食になるものと予想していたのだが結果的にはそうにはならず、その違いはある程度明確に理解出来て意外と面白かった。元々味噌が香ばしく味濃いめでラードたっぷりの尖った『札幌すみれ』の味噌ラーメン。ざっくりと大別すると、その尖った部分をマイルドにして食べやすいよう改良して万人受けを狙ったタイプと、その尖った部分をより先鋭的にして強化してインパクトが大きくなるよう改良したタイプがあった。自分の好みは明らかに後者のタイプだった。この後者に当てはまるのが大和市にある『ラーメン郷』で、これは本店の方にもう一度訪問したいなと考えていた。
『ラーメン郷』は『札幌すみれ』4番目の暖簾分け店として小田急線高座渋谷駅付近に2017年2月1日営業を開始した。自分はその開店間もない頃に一度訪問している。その後同じ小田急線の鶴間駅から歩いて8分くらいの場所に移転した。今回2回目の再訪問だが移転後は初になる。開店前で20人近い行列が出来る人気店だった。入口脇にボタン式券売機で食券を現金で購入。食券を店員に渡すと冷水入りコップが置かれたカウンター席に案内された。厨房は仕切りがありよく見えなかったが男の店主1人と女の店員が4,5人いた。客席は一列のカウンターが2席が2本、3席が1本、テーブル席が2人卓5つと4人卓1つ。当然ながら常に満席状態で店内待ちと店外待ちが生じていた。
『味噌ラーメン』 1150円+『味玉』 150円+『コマ肉』 180円+『小ライス』 150円= 1630円
筆頭「味噌」に味玉とコマ肉、小ライスを追加した。自分は味噌ラーメンを白飯で食べることを基本にしているので、チャーシューよりコマ肉の方がご飯にかけやすいし、スープに沈めると脂身が溶け出して肉の旨味が染み込みやすい気がしているから。他のメニューは「醤油」「塩」「昔風」と『札幌すみれ』とほぼ同じメニュー構成。他客の様子から言えば麺のかたさや油の量のリクエストが出来るようだ。
いい顔をした一杯が提供された。麺は黄色い中太縮れ麺。森住製麺の麺らしい。具は青葱、炒めもやし、平メンマ数枚、コマ肉、肉厚のチャーシュー1枚。おろし生姜がほんの少しのっている。コマ肉追加分は別皿でたっぷりと提供された。ラーメンに入れる際は少しずつと書かれていた。
ラー博で食べた時に感じた通り『札幌すみれ』横浜店と比べてもかなりヘビー級の味噌ラーメンに仕上がっている。明らかに開店当初より質が上がっているのが理解った。アッツアツで味が濃くラードたっぷりでとても美味かった。だから白米がよく合ったし、肉がより美味しく感じられコマ肉トッピング追加は大正解だった。時間をかけて堪能しスープ完飲の完食マークを出した。腹いっぱいになって大満足で退店した。

















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