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2026年4月20日 (月)

雪国元味

260420sky01 雲は多少あるが概ね良い天気。空気も爽やかで過ごしやすい。

市営地下鉄ブルーライン中田駅近くにある日々行列を作っている大人気の味噌ラーメン店『雪ぐに』。自分は昨年11月に同店の看板筆頭メニューである「味噌」を約4年ぶりに食べたのだが、これが当たり前だけど凄く美味しくて心に刺さったんだよ。改めてこの店に長い行列が出来る理由を思い知ったというか。一方で、店主の店を立ち上げた当初の「修行先の新潟妙高のミサの味噌ラーメンを横浜で広めたい」という思いから創業当時に提供していた味噌ラーメンとはかなり様変わりしていた。ご当地ラーメン好きの自分からするとそれはそれで少し寂しかった。味噌の粒粒感たっぷりの白味噌ベースのスープに甘い玉葱がどっさり入った「ミサの味噌ラーメン」は寒い雪国ならではの魅力的な味噌ラーメンだったから。なので「限定でもいいから、いつか創業当時の味を復刻して欲しいな」と思ったんだよ。そうしたら今月末埼玉県八潮市に『食堂ミサ』の支店が出来ることに合わせてだと思うが、「店主の修行先で学んだラーメン」を限定メニューとして販売を開始したという情報を得た。早速訪れることにした。

この店は大人気店なので並びが凄い為、開店のだいぶ前に店へ到着したのだが、店前には既に先客5人が待っていた。え?もう待合室も満席で外待ちか?と思ったら、店舗の空調工事をしていたから入店出来なかったみたいでしばらくすると順番に入店が促され先客に続いて店入口脇にある券売機で食券を購入後無事に待合室に案内された。待っている間に食券は回収され定刻に客席へ案内された。店員は柴田店主含め男4人女2人。相変わらず皆明るく低姿勢の素晴らしい接客。当然ながら初回で満席、待合室も満席となり店外に長い行列が生じていた。

260420yukiguni00 260420yukiguni03 ラーメン雪ぐに

『あらい道の駅』 1100円+『ひき肉増し』 150円+『ライス中』 200円= 1450円

「創業当時のミソラーメン」とか判り易いメニュー名にすればいいものを「あらい道の駅」って何?と思ったら柴田店主の修行先だった『食堂ミサ』の支店名だそうだ。納得。デフォルトで葱やチャーシューは入っていないと書かれていた。確かに「ミサの味噌ラーメン」にチャーシューは合うように思えなかったので「ひき肉増し」を付け、更に美味しい味噌ラーメンには必須となるライス、しかも新潟産コシヒカリを使っているこの店のライスを中で注文した。

260420yukiguni01湯気がもうもうと昇るアッツアツの味噌ラーメンが提供される。麺はしっかりした中太縮れ麺。通常でも意外としっかりした麺量だった。具は大きめの玉葱たっぷり、もやしたっぷり、挽肉たっぷり。スープは当然白味噌ベースだけど甘くなく、割と味も濃くしょっぱめでハッキリした味わい。これに玉葱や挽肉の甘みが溶けていくので食べている間に更に美味しくなっていく気がした。

260420yukiguni02 時間をかけてじっくり味わった。ライスも活用し文句なしでスープ完飲の完食マークを出した。本当に美味しかった。あまりに美味し過ぎたので「これ本当に創業当時のミサ直伝の味か?」と疑念を持ってしまうほど。このレベルだったら味を変える必要なかったのでは?とさえ思った。おそらくは店主が弛まぬ努力を続けていく内にラーメン作りの技量が上がってしまって、当時と同じレシピや調理法を実践していたとしても、自然と当時に比べて美味しく仕上がってしまったのではないかと推測する。

これほどのクオリティーなら更に欲を出して言ってしまおう。現行のメニュー構成を見直してでも、このメニューを「雪ぐに元味」としてぜひレギュラーメニュー化して欲しい。そうすれば柴田店主の開店当初の「新潟の地の文化を広める」という夢の達成につながると思うから。厨房に向かって「ごちそうさまー」と声をかけ良い気分で退店した。

2026年1月23日 (金)

真豚汁麺

260123sky01頭上には雲ひとつない突き抜けるような青空が広がっている。その分放射冷却現象でとても冷える。今朝は気温が氷点下になり外に置いてあるバケツの水に厚い氷が張っていた。

中田にある味噌の名店『ラーメン雪国』。この店が昨年年末年始提供した「豚汁ラーメン」がとても美味しかった。店主の故郷である新潟上越地方には『とん汁のたちばな』という店で提供されている「とん汁ラーメン」がプチご当地麺として存在する。それをモチーフに独自解釈して作ったものだと思う。でもはっきり言って記憶の中にある『とん汁のたちばな』の一杯を遥かに上回った美味しさだった。自分が豚汁に期待しているのは『檍』『椛』といったとんかつ専門店で提供されるような美味しい豚汁なのだが、『たちばな』含め他の店で提供される豚汁ラーメンって「あれ?これ味噌ラーメンでは?」と疑問符が付いてしまうものばかりだった。それが『雪ぐに』の期間限定・数量限定の一杯はしっかりと美味しい豚汁味に仕上がっていたので今冬もやってくれないかな?と待ち望んでいた。そしたら昨日から提供が開始されていたようなので早速中田へと向かった。

市営地下鉄ブルーラインが車両故障発生とかで予定より遅く店に到着したが、無事初回から待合室へ案内されたので一安心し食券を購入し待合室へと向かった。先客5人。店員が食券を受け取りに来たので食券を渡した。定刻に開店し客席へ案内された。当然ながら初回で満席で店入口前にも長い行列が生じていた。店員は店主含め男3人女2人。

260123yukiguni00 260123yukiguni03 ラーメン雪ぐに

『豚汁ラーメン』1300円+『味付けうずら』150円+『かんずり』50円+『ライス中』200円=1700円

目的の豚汁ラーメンに味付けうずらとかんずりを付けた。それと必須の新潟県産コシヒカリを使った白飯は中で注文した。

260123yukiguni01 260123yukiguni02 提供後まず感じたのは本枯節を使った削り節の香り。具は青葱と煮込まれて半ば溶けた玉葱と大根、人参、牛蒡、豚肉等。更に大きめの豆腐2つとこんにゃくも入っている。特注の白味噌を使ったラーメンスープらしいのだが「味噌ラーメン」とは似て非なる別物。真の美味しい豚汁の味に仕上がっている。去年は豚汁の味を壊さぬように追加トッピングはしなかったけどしっかりとした豚汁味が保たれているのが理解ったので今年はスープの味に影響を与えない味付けうずらを付けたが狙い通り。最後まで美味しい豚汁味を楽しめた。

260123yukiguni04 この一杯には白飯が家系ラーメン以上に必須となる。しかも妙高産の極上コシヒカリのご飯だよ。どんどん減っていった。一応かんずりも注文したのだけどあまりに元のスープの味が美味しかったのでそれを楽しみたくてほとんど使わず終いだった。辛味など使わなくても十分温まったし。スープ完飲の完食でお腹いっぱいになれた。身も心もしっかり温まって大満足で退店した。入口には待合室にも入れない10人以上の客が寒空の下待っていた。

2025年11月17日 (月)

雪国味噌

251117sky01 朝から快晴、秋晴れの1日で最高気温は22℃を超えた。風が強い日だった。

横浜市営地下鉄ブルーライン中田駅近くにあるラーメン店『ラーメン雪ぐに』。2015年の開店当初は新潟県上越地方の隠れ地ラーメンと言われる「ミサの味噌ラーメン」を忠実に再現した味噌ラーメンを提供している店だった。地元愛が深くこの味噌ラーメンを横浜の地で広めることを夢見ていた店主だったが客入りが芳しくなく厳しい現実が立ちはだかる結果となってしまった。店主は弛まぬ努力を重ねラーメンを徐々に自己流で改良していった結果、恵まれた立地とは言えない環境で常に大行列が生じる人気店となった。

今年はもう4度目の訪問になるのだが、実はこの店のメインメニューとなる味噌ラーメンを約4年以上口にしておらず、今回はぜひ基本の味噌を食べるべく足を運んだ。開店前に到着、食券購入後待合室に案内され開店時間を待ち開店と同時に席に案内された。当然ながら初回で満席で店外に長い行列が生じていた。店員は柴田店主含め男3人女2人。これもいつものことながら接客は良好で心地よい空間が作られていた。常時行列店になるにはラーメンが美味しいだけじゃ駄目だということを改めて教えてくれる店だ。

251117yukibuni00 251117yukibuni03 ラーメン雪ぐに

『味噌』 1100円+『ひき肉増し』 150円+『味つけうずら(5個)』 150円+『ライス小』 150円= 1550円

味噌ラーメンを十分味わい尽くすべくチャーシュー増しはせず挽肉増し、味玉ではなくうずら5個をトッピング。味噌には白米必須の法則で新潟産コシヒカリのライス小を合わせて注文した。注文時ニンニクの有無を確認されたが勿論ニンニク有りでお願いした。

251117yukibuni01251117yukibuni04 麺は縮れ強めの中太麺。具はきざみ葱、もやし、玉葱、挽肉、炙りチャーシュー1枚。追加トッピングのうずら5個。約4年ぶりとなる看板メニューを前にまずレンゲでスープを口に含む。あー、やっぱり美味しい。脂分と旨味、そして関東の人間が好むようなしっかりとした重厚な味噌の味が最後にズシンと来るような味わい。同じ白味噌を使用していてもその熟成期間が異なる味噌を使い始めたらしく、それだけ旨味の厚みが増しているのだろう。今年になって初めてこの店の醤油を食べどちらも凄く美味しかったけど、流石は看板メニューだけあってなかなかの破壊力で記憶に残るような味わいに仕上がっていた。これはまた開店前に来て並んででも食べたくなるよ。美味しい白飯を使ってスープ一滴残さず完飲の完食、大満足の退店となった。

大満足で終わったけど今回開店当初の味噌や妙高高原にある「ニューミサ」の味の記憶を思い返しながら食べたこともあり、開店当初の味も大好きだったことも思い出した。この店も開店して10年の節目を迎えた。そろそろ限定メニューでもよいので白味噌とたっぷりの玉葱の甘みが前面に出ていた開店当初の味噌を復刻して欲しいな。今なら当初の店主の夢だった「新潟の味を横浜で伝える」土壌が出来たと思うんだけどな。

2025年9月10日 (水)

玉学家移

250910sky01 早くも9月も中旬に差し掛かりようやく最高気温が34℃に達しないようになったかと油断していたらとんでもなく蒸し暑かった。空を見上げると全然夏の顔をしていた。

今年8月5日泉区上飯田町にオープンした家系ラーメン店『横浜らーめん玉学家』。何でも町田市の玉川学園で約14年間営業した後に移転してきたからこの店名らしい。場所は老舗家系ラーメン店『四号家』と環状四号線を挟んだ斜向かい。この何も無い場所に移転してきたというのは所謂「ラーメン店2軒並びの法則」を狙ったのかな?並びではないけどさ。

電車で最寄りの駅は相鉄線いずみ野駅になるのだろうがそれでもとても遠い。自分は市営地下鉄ブルーラインの立場駅からバスに約20分揺られて到着した。定刻の3分前くらいに開店し先客に続いて店内へ。店内隅のボタン式券売機で食券を購入し先客に習って奥の席から順番に着席。水はセルフ。店員は男3人。客席は厨房周りL字型カウンター11席。先客3人後客は次々と来店しピーク時は店内に5,6人待ちが出来ていた。

250910tamagakuya00 250910tamagakuya03 横浜らーめん 玉学家

『ラーメン醤油』 950円+『刻み玉ねぎ』 150円+『半ライス』 150円= 1250円

メニューは醤油と塩があった。醤油を「麺かため・油多め」で、刻み玉ねぎトッピングを加えて注文。半ライスも付けた。先に提供された半ライスには卓上から刻みニンニクときざみ唐辛子を投入しスタンバイ。

250910tamagakuya01 麺はもちもち食感の中太麺。具は家系標準。チャーシューは柔らかめのものが1枚。スープは所謂量産型に近い見た目に見える。けれども違和感なく美味しく食べ進めることが出来た。普段使いに適した家系ラーメンという印象。生活圏内にあれば重宝しそうだがわざわざ出向いて食べに行くといった種類の店ではないかな。スープは少し残したものの完食して満足の退店となった。

2025年8月18日 (月)

盆過咖喱

最高気温が36℃を超える災害級の酷暑の日々再び。外出するのも相当な決意が必要になる。早くこの異常高温の季節が去って欲しい。

毎年このくらいのタイミングで提供される『ラーメン雪ぐに』で提供される期間限定数量限定の「スパイシービーフカレーラーメン」。約20年ほどラーメンの食べ歩きをしているが、その経験の中で抜きん出て満足度の高い美味しいカレーラーメンだと断言できる。なので限定メニューにはほとんど興味を示さない自分が2022年8月に初めて食べてから以降毎年楽しみにしている。今年も3日前くらいから提供を開始していると聞きつけ猛暑の中早い時間から店に訪れた。開店45分前くらいに店に到着。店内の券売機で食券購入後滑り込みセーフで空調の効いた待合室に案内された。定刻に営業開始。店員は男3人女2人。約20分後にようやくラーメンが提供された。

250818yukiguni00 250818yukiguni03 ラーメン雪ぐに

『スパイシービーフカレーラーメン』 1600円+『粉チーズ』 150円+『小ライス』 150円= 1900円

トッピングは色々迷ったけどマストの粉チーズだけ、ライスも小サイズにしておいた。今年で5回目になるけどこれがベストだと思う。

250818yukiguni01 見た目だけでもこの惚れ惚れするほどの美味しさを喚起させる顔だち。麺は専用の中太ストレート。具はバジル、フライドオニオン、人参のアチャール、アーリーレッドのアチャール、半味玉、ローストビーフ4枚。更にオールスパイス、ガラムマサラ、ピンクペッパーが彩りを添えている。

250818yukiguni02 濃厚なスープはそのまま日本カレーのルーのようだが、味わいには深みがあり毎夏食べに訪れたくなるほどの美味しさがある。このスープを残したくないので個人的にライスが必須となる。味、ボリューム共ストレートに大満足で勿論完食。今年もこの一杯を食べることが出来たという満足感も加わり笑顔で退店することが出来た。

店の外にはこの猛暑の中長時間待つであろう外待ちの大行列が生じていた。皆恐ろしいまでの熱意だなーと関心しながら店をあとにした。

2025年7月 4日 (金)

雪国夏塩

250704sky01 今日も薄い雲がかかる青空で日差しが強く暑い日が続いている。

自分が横浜筆頭の味噌ラーメン店と思っている中田にある『ラーメン雪ぐに』。人気店なので常に行列が出来ている為なかなか訪れることは出来ないがラーメンの味や店の雰囲気も素晴らしい店だと感じている。前々から看板メニューの味噌以外の醤油や塩の存在も気になっていたので今年5月「醤油」を狙って訪問した。なので今日はもう一方の「塩」を狙って訪れることにした。寒い冬の時期にこの店に訪れて味噌以外を注文するのは気持ち的にかなり困難だろうと予測して夏の間に食べておこうと決めていたから。

この暑さの中屋外で待つのは体に応えると考え開店予定の30分以上前に到着し店員からすぐ食券購入後待合室に行くよう案内された。待合室には既に先客が1人座っていた。定刻に開店。店員は男3人女2人。当然初回で待合室まで満席になり外待ち客が生じていた。

250704yukiguni00 250704yukiguni03 ラーメン雪ぐに

『塩』 950円+『チャーシューライス』 400円= 1350円

念願の塩とサイドメニューのチャーシューライスを注文した。塩なので余計な追加トッピングは控えたかったのであえてしなかった。

250704yukiguni01 これが『雪ぐに』の塩かー。醤油の方は同じ新潟の長岡生姜醤油ラーメンアレンジで想像が出来たが、塩って特に新潟の地麺で聞かないのでどんなものだろうと興味津々だったからね。

250704yukiguni02 麺は中細ストレート。具は散切葱と揚げ葱、穂先メンマ3本、ナルト1枚、トロトロで柔らかな巻きバラチャーシュー1枚。スープは結構魚介出汁がじんわりと効いた塩味。魚介の効かせ方と塩味の塩梅が上手くとても美味しい。更にあえて焦がし気味に作った揚げ葱が味変アイテムとして効果を発揮してくるのも良い演出。揚げ葱を穂先メンマで仕切りされ配置されているので最初は純粋に塩スープを楽しめる。そして穂先メンマを食べた後に香ばしい揚げ葱の味と香りが自然に広がってくる。やっぱりこの店「塩」も凄かった。新潟に元になるラーメンがあったりするのかな?『いち井』という塩の有名店があるけど、あちらは焼きあご出汁だったから違うかなー。どっちにしろ美味しかったし楽しめた。スープ完飲の大満足!

250704yukiguni04 チャーシューごはん。胡麻油で味付けされているものの控えめ。チャーシューが柔らかく脂分も活かしているのが良い。辛味も予めちょっと添えられているのも良いし、きざみ葱のシャキシャキ感も良い効果。べた褒めになってしまうが注文して本当に良かった。ごはん一粒残さず完食の大満足!

ようやく『雪ぐに』の味噌、塩、醤油を食べることが出来た。そのどれもが質が高く考えられた一杯であり、やっぱり凄い実力を持つ店だということが改めて実感出来た。コレクター気質の自分がひとつの店にここまで入れ込むのは異例だと自覚している。本当は足繁く通いたい店なのだが、立地と行列待ちの長さに阻害されている。でもこのくらいの距離感がいつまでも好きな店と思えることにつながっているかも知れない。そう思うことにしよう。もう4年もご無沙汰している看板メニューの「味噌」を食べに来るのはやっぱり寒くなってきてからかなー。その前に毎年夏に提供されるであろう限定メニュー「スパイシービーフカレーラーメン」を食べに訪れるだろうけど。厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って返事を貰い気持ちよく退店することが出来た。

2025年5月 8日 (木)

雪国醤油

250508sky01明け方は雲が多かったものの日中は晴れて爽やかな日となった。

横浜でも味噌ラーメンの筆頭店と言われるのが市営地下鉄ブルーライン中田駅近くにある『味噌ラーメン雪国』。2015年12月10日に創業した当初は新潟県妙高市の地ラーメン「ミサの味噌ラーメン」という大量の玉葱の甘みを活かした白味噌ラーメンをインスパイアした一杯を提供していた。その後近くの大きめの店舗へ移転したのを機に、地元民の舌に合わせて改良を試みたかどうかわからないが確実に以前より美味しくなり、常に行列が生じる人気店になっていった。しかしあまりの行列と待ち時間が億劫になり足が遠のいていき、最近では夏の限定「ビーフカレーラーメン」と今冬から始まった限定「豚汁ラーメン」が提供される時だけ気合を入れて訪問するに留まっていた。看板メニューの味噌ラーメンをまた食べたいというのもあるが、それ以上に未食の「醤油」と「塩」の存在が前々から気になっていた。あれだけの味噌ラーメンを作り上げる店が、メニューから外さず提供を続けているのはそれなりに理由があるはずと勘ぐってしまう。だから今日は積年の希望を実行してみる為市営地下鉄に乗り中田へと向かった。

店には開店3分前くらいに到着。店前には7人ほど行列が生じていたが店内の待合室に10人くらい待機しているはずだ。先客に続いて入口脇の券売機で食券を購入した後待合室に移動となり、結果的に30分ほど待ってようやく着席する事が出来た。店員は男3人女2人。

250508yukiguni00 250508yukiguni01 味噌ラーメン 雪ぐに

『醤油』 950円+『味玉』 150円= 1100円

通算9回目の訪問で味噌に誘惑されずようやく初めて醤油を注文する。味玉も追加した。

250508yukiguni02 関東育ちの人間のせいかこういう真っ黒いスープのラーメンには興奮してしまう。麺は中太ストレート。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔1枚、大きな平メンマ数本、ホロホロと崩れるくらい柔らかいバラ巻きチャーシュー2枚。味玉は黄身がゼリー状になっていた。黒い色のスープはクッキリとした生姜醤油。新潟長岡の地麺である「生姜醤油ラーメン」に仕上がっていた。自分が食べてきた中ではかなり高いレベルだった。店主はよっぽど新潟県への地元愛が深い人なのだろう。結構濃いめの醤油スープだったが思わず飲み干してしまい完飲の完食、大満足の一杯だった。これは今年の夏の間には未食の「塩」にも挑戦してみたいと思った。厨房の店員に向かい「ごちそうさまー」と言って退店した。店員はいずれも若く、昨今では珍しく行く末を心配しなくて良い店というのもいいな。入口にはまだ行列が生じていた。

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