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2026年5月 7日 (木)

久住蔵出

今朝外に出たら空に雲は覆われ木々や路面が濡れていた。もう止んでいたが夜中に雨が降ったらしい。

260507inogashira01 約7か月ぶりに吉祥寺へと赴いた。吉祥寺は自分にとってはかつての癒しの場所、逃避の場所だった。それも今は昔の話になった。それでも井の頭公園に来るとグッとテンションが上がる。

260507inogashira02260507inogashira03 新緑に染まる井の頭公園。人もまばらで歩いていて気持ちが良い。ベンチに座って文庫本「小説 中華そば江ぐち」を少し読みその世界に没頭した。穏やかな気持ちになっていく。260507inogashira05丁度良いタイミング良く青空が広がってきた。爽やかな風が顔に当たる。混雑する桜が咲く時期と梅雨に入る間の短い季節。今は散歩にはいい時期だ。だけどもう1か月もしない内に過酷な強い日差しと猛烈な湿度の日々が始まってしまうのだろうな。

260507okurairhi05 今日吉祥寺を訪れた目的は自分が好きな漫画家&音楽家の久住昌之氏の個展を観覧する為だ。個展のタイトルは「久住昌之のお蔵出し展」。会場は駅から離れた住宅街の昭和感漂うアパートの2階。開場時間の少し前に到着したが定刻を過ぎても開かない。10分過ぎくらいに管理者と思しき女性が「すみませーん!」と言って入口を開けた。その頃には自分以外に数人の客が集まっていたので順番に中に入った。急角度の階段を上がったところにあった。入場無料で撮影可だった。

260507okurairhi04 260507okurairhi03 氏の人柄を反映したような朗らかでお茶目なイラスト群が展示されていた。

260507okurairhi01 上記写真の右下のところに久住昌之氏のトレードマークになっている麦わら帽子が展示されていたのだが、見ている間に出入り口付近から手がのびてサッと持ち去ったのが見えた。一瞬盗難か?と思って管理者の女性に伝えようかとしたら、何と久住昌之氏本人が麦わら帽子を着用し登場したので驚いた。あー、あれは常に持ち歩いているわけではなく、個展に置きっぱなしにしておくような仕事道具だったんだなー。この一連の動作がどことなく彼の作品観にも通じているように感じたから実に微笑ましく思ってしまった。何もお金を落とさず出ていくのが忍びなかったのでキーホルダーをひとつお土産に買って退店した。出た後で、持参していた「小説 中華そば江ぐち」の文庫本にサインしてもらえば良かったかなーと思ってしまった。

2026年4月 3日 (金)

川両側桜

260403river03 今週日曜に大岡川を訪れた時には川の片側しか桜が咲いておらず文字通り片手落ちで物足りなさを感じていた。今日は最後のリベンジの機会だと思い再び足を運んでみた。暑くも寒くもない爽やかな空気の中のんびりと歩く。

260403river01260403river05_20260403204601 結果期待していた大岡川の桜を拝めることが出来た。陽光を浴びて輝いて見える。

260403river02 260403river06 川に向かって覆いかぶさるように伸びる桜。この光景が見ておきたかったので満足。

260403river08ところどころ葉桜になってきているので間に合って良かった。

2026年4月 1日 (水)

雨間桜林

260401sky01 昨日は本降りの雨で風も結構強く吹いた。明けて翌日。日の出の時間が徐々に早まって見上げた空には厚い雲が流れその雲の端から徐々に明るくなっていくのが見えた。ところがこの晴れ間も束の間で次の低気圧がすぐ西から迫っていて正午にはまた雨が降り出すという予報が出ていた。

260401sakura01 260401sakura02 根岸森林公園の桜は若干高台にある為なのか例年他の場所より開花が遅い。丁度今が満開の時期だと思うが悪い天候の時にぶち当たってしまったなー。昨日の強風で散ってしまったのではと思い早朝足を運んだ。

260401sakura03 予想通り道には枝が多数落ちていたり、花見客のブルーシートより早く桜の絨毯が一部出来ていた。

260401sakura04 でも根岸森林公園の桜林らしい迫力のある風景は今年もみることが出来た。惜しむらくは快晴の空の下で見てみたかったけど、まだ機会がまだあるといいな。

260401hakubishin01 帰り道公園近くの住宅地で猫とは明らかに異なる小動物を見つけた。近づいてみるとハクビシンだった。片足を引きづって歩いていたが車に轢かれちゃったのかな?

2026年3月30日 (月)

菜花畑桜

260330nanohana02 SNSで市営地下鉄グリーンラインの川和町駅近くに菜の花畑に咲く桜の木があることを知った。黄色の中で咲く満開の桜は凄く綺麗に見えた。新横浜ラーメン博物館を退館した後、それほど遠くもないし行ってみることにした。空には雲が多いものの明日からしばらく雨の日が続くようだし、この機を逃したら見れないかも知れないと思ったから。

260330nanohana03 川和町駅からすぐの場所にそれはあった。こじんまりとしていたが穏やかな気持ちになる景色が広がっていた。

260330nanohana01 菜の花畑に咲く桜というのはあまりお目にかかったことがない。横浜市内でもこういう場所があったのか。しばらくその景色を楽しみ家路についた。

2026年3月29日 (日)

川片側桜

260329sakura01外気温が23℃を超え5月並に暖かな日になった。上空には白っぽい青空が広がっている。しかし天気予報によると明日以降天候は下り坂に向かっていくとなっている。つまり今日を逃すとしばらくはどんよりした曇り空や雨の下で花見をする羽目になりそうだ。太陽の下で桜を見てこその花見だと自分は考えているので、今日は日ノ出町付近から蒔田付近まで大岡川沿いを歩いて花見をすることにした。

260329sakura02 満開とは言えるかも知れないが、川の片側(京急線側)の桜は開花が芳しくなく遠目でみるとちょっと迫力が例年に比べると落ちる。日照量の違いによるものだろう。

260329sakura03 260329sakura04 でも近くで見る分には十分に桜を楽しむことが出来た。植物は動物より多様な感覚器官があるらしいから敏感なんだよな。

260329sakura05 260329sakura06 出店も多く人で賑わい明るい気分で花見を楽しむことが出来た。

2026年3月 5日 (木)

父一周忌

260305temple01 朝から雲ひとつ無い快晴の空が広がった。気温も寒くもなく暑くもなく過ごしやすい爽やかな気温。今日は1年前亡くなった父の命日で菩提寺へ向かった。この天候のおかげで穏やかな気持ちで向かうことが出来たから良かった。

1年前のあの日の出来事は昨日の事のように生々しく記憶している。それに付随してそれまで父の入院している病院に通い続け手を握って話したことも思い出される。父の最後の言葉をスマホで録音したけど今は辛すぎてとても再生することは出来ない。死んでしまった時の強烈な記憶がこれまでの父との思い出を覆い尽くしてしまったかのようだ。だから過去の父の写真も見返すことすら出来ていない。スマホのgoogleフォトアプリを使っているのだがあれって「20XX年の思い出」とか不意に父や母の写真を上げてくるので、その度に辛い気持ちになって急いでスクロールしてしまう。10年前に死別した母の写真でさえそうなのだからおそらくは今後も両親の写真を見返すことが出来ないような気がする。情けない話しかも知れないけど、生前の父も先に他界してしまった母の写真は遺影の笑顔の写真以外見たがらなかったから同じだった。

思い出は心の中で十分だと今は思っている。

そんな感じなのでまだまだ気持ち的に辛い感情が尾を引いているけど一応今日で喪中は終わったことになる。先人の知恵を信じて一区切りをつけるいいタイミングなのかもとも思う。墓の周りを綺麗にして花を飾り線香を上げ、父が生前好きだったビールを捧げた。

2025年12月24日 (水)

永野護再

251224naganoten01 昨年埼玉県東所沢で開催された「永野護デザイン展」。雪が降る中朝早くわざわざが訪れたのだが3連休初日だったこともあり大盛況でゆっくり観覧出来なかった為悔いが残った記憶があった。なので年末池袋で改めて(最終?)開催される情報を知った時もう一度改めて観ておきたくて予め前売り券を購入しておいた。

より世界観を堪能しようと、彼が監督した映画「花の詩女ゴティックメード」がデザイン展に合わせTOHO池袋で上映されているそうなので朝8時前にやって来た。雪こそ降ってないが冷たい雨が降る池袋の朝だった。この映画は13年前の公開当時も観に行ったので2度目の観覧になる。ただこの映画は公開当時は情報が伏せられていたけど漫画「ファイブスター物語」の大幅な設定改変を告知する為の動画(オチがそれ)であって、一本の映画としての深みみたいなものは自分はほとんど感じられなかった。GTMというロボットと宇宙戦艦の動きや音に徹底的に拘って作られた動画。その部分は今見ても確かに凄かったので満足出来た。

251224naganoten02 映画終了後展示会開演まで時間があったのでジュンク堂書店まで歩いて今日発売の彼の処女作「フール・フォー・ザ・シティ」新装版を購入してから『麺屋武蔵二天』で朝食をとった後展示会場のサンシャインシティへ向かった。到着はちょうど正午頃入口で傘を預けて入場した。

251224naganoten03 251224naganoten04 雨の平日ということもあり狙い通り会場は閑散としていた。前回の所沢では行列の流れに合わせて進みながらの観覧だったのでこれは嬉しかった。

251224naganoten05 251224naganoten06 ゆっくり自分のペースで見ることが出来て大満足。図録は既に入手してあるし模型やグッズにはあまり興味がないので売店は一通り確認しただけで何も買わず会場を後にした。

2025年12月15日 (月)

同時更新

朝から慌ただしい日だった。運転免許証更新手続きの為朝から家を出た。一応優良区分なのでわざわざ二俣川まで行くことはないだろうと最寄りの警察署へ行った。事前予約が必須になっていたので手続きをして写真も準備していた。書類作成用の端末に入力して視力検査をした後30分間の講習を受けた。TOTAL約45分で無事終わったけど新しい免許証が出来上がるのは来月末だそうだ。また受け取りに来なくてはならない。教習場だったら即日発行出来るものなのに。事前予約製導入や収入印紙廃止をしたりしても相変わらずお役所的で全くスムーズではない印象だ。

その後スマートフォン機種変更の手続きに向かった。約4年半前に購入したiphone12。特に動作異常等はないし問題なく普通に使えていたのだが、バッテリーの減少速度が徐々に早くなってきた気がしたので年内のうちに買い替えることを約1年前から考えていた。なのでiphone16に機種変更をするつもりでいたのだが最新機種のiphone17が発売されたのでせっかくなら最新機種にしてしまうことにした。現行機種に合わせPRO MAXを月初めに予約したら10日待たされて今日になった。それにしてもiphoneって驚くくらい高価になったね。機種変更手続きとは別に今まで保留していた亡くなった父のスマートフォンの解約手続きも一緒にしたら、何だかんだでTOTAL2時間近くかかって疲れた。

帰宅後自分でデータ移行作業を行った。基本的には簡単に移行出来るはずだし実際そうではあったのだけれど、そうではないものが幾つかあったんだよ。クレジットカード関係やマイナポータルとかlineとか…。ID&パスワードを入れ直さないといけないアプリは他にも幾つかあった。今や生活必需品になったスマートフォンだがあまり集約させても問題だよなと思ったよ。というわけで苦労したのだが今のところiphone12とiphone17の大きな違いが感じられていない。

2025年12月12日 (金)

安彦展前

251212yasuhiko00 渋谷区立松濤美術館にて『描く人、安彦良和』展が開催されているので行ってきた。子供の頃から彼の描いたアニメを観て育ち、ガンダム以降のイラストレーションを観て「カッコイイなー!」と感動し、彼の描いた漫画はもちろんマイナーな小説まで買って読んでいた。つまり大ファンだった。普通だったら「この作者はどんな人なのだろうか?」と興味を持つのだと思うが、安彦良和氏に限って何故か彼の個人的な来歴等に興味を持ったことが無かった。学生時代全共闘のリーダーをやっていて逮捕されていた事等今回の展示会で初めて知り驚いたくらいだ。これは自分でもわからないのだが、今思うとおそらくは彼の作品があまりに早いサイクルで多岐にわたり膨大に生み出されていたのでそこまで気が回らなかったのだと思う。作品を追うのも「機動戦士ガンダム」を漫画化したあたりから消極的になってしまった。それは嫌いになったとか飽きたわけではなく単にその創作スピードに追いつけなくなったからだ。

展示会を一通り観終えた感想を先に言ってしまうと「この人、超人だ」だ。

251212yasuhiko02「絵」に関して言えば間違いなく天才。アニメ出身だけあって躍動感の表現が凄い。言うは安しで、真っ白な紙を渡されてこんな躍動的な連続絵コンテをどうやったらこんなに滑らかに描けるのか?そして映画やレコードのイラストレーションのカッコ良さ。構図や人のポーズ、表情、全体の色使いとそのバランスまで惚れ惚れとしてしまう。どうやったらこんなレベルの作品群を短期間に描くことが可能なのだろうか?イラストレーターだけを本職にしている人でも不可能ではないだろうかと思ってしまった。

しかもアニメーター、イラストレーターというだけではなくデザイナーとしても凄い。各々の性格を見事に反映させたキャラデザイン。それが男だろうが女だろうが老人だろうが子供だろうが、動物であろうが分け隔てなく全てというのが凄い。もしかしたら本人的に苦手というのがあるのかも知れないがこちらから見れば全部違和感なく完成されているように見える。キャラだけではなくメカデザインも格好良いし。ガンダムを今のデザインにしたのは大河原邦男氏ではなく安彦良和氏だというのは有名な話だ。

「描く人、安彦良和」というタイトルの展示でそれだけでも驚嘆の連続だったのだけれど、作品群全体を観て安彦良和氏を一番凄いと思ったのが、創作力、企画力、行動力だ。絵も描ける、デザインも出来るから「何でも屋」「便利屋」として外部から色々頼まれて対応していたというのも事実だろうが、それ以上に自分の作品を生み出したいという意欲が常軌を逸しているのだと感じた。最初のガンダムのテレビシリーズ後半はあまりに過酷な業務が重なり過労で入院し戦線離脱てしまったのだが、その入院中でも初オリジナル小説作品「シアトル喧嘩エレジー」を書いていたくらいだから。その後は自分のオリジナル作品をアニメ監督として多数世に出すことになるのだが、その際外部にプレゼンしたり交渉したりしなくてはいけなかったことも想像がつく。更に監督だけではなく絵コンテやキャラデザイン、メカデザイン、宣伝用ポスター作成とかも等もほぼ一人で行っていたかと想像すると気が遠くなりそうだ。

更に小説も書いて、漫画も描いて、各々表紙絵やイラストも描いて膨大な作品を生み出していった。そういった作業を絶え間なく、一時は同時並行進行させなが…というのはもう仕事人という域を超えている。しかも題材にしているのがSFやファンタジーものだけに収まらず、漫画家としては洋の東西に関わらず歴史ものをメインにした作品を描いている。時間や場所に関わらず全部格好良く描けちゃうんだよこの人は。話の内容も天皇誕生前後の古代から戦中戦後の近代日本、キリストやクルド人等一般的にはアンタッチャブルと思われる部分を好んで作品化している。その度胸もさることながら、それを作品化する前に膨大な歴史考証の本を読んだ上での自説を組み立てていると思うので、この人は多分休んでいない。常に創作している。だから人間離れしている。天才的画力と想像力を兼ね備えた怪物か超人だと思った。

251212yasuhiko03 自分的にはとても内容の濃い展示会に感じられ大満足だ。これで入場料1000円って安過ぎではと思ったくらい。展示物がほぼ写真撮影が禁止されていた分、売店でブ厚いオリジナル図録やパンフレット、貴重な雑誌等を迷わず購入した。漫画小説作品はほとんどが電子化されているだろうからこれから徐々に購入して彼の作品をまた堪能したいなと思っている。それと作品数が膨大過ぎて(?)この展示会自体が今は前編で、今月24日から展示物が入れ替わり後編となるそうなので再びここに訪れることになるだろう。大満足で美術館を後にした。

2025年11月 6日 (木)

大絶滅展

雨が降り肌寒い朝を迎えた。その後すぐ雨は止んだが1日曇天が続いた。

251106daizetsumetsu00 上野にある国立科学博物館で現在特別展示として開催されている「大絶滅展」を観に足を運んだ。

251106daizetsumetsu01

絶滅というと一番最初に思い浮かぶのは直径10kmクラスの小惑星衝突による恐竜絶滅だが、実はそれ以前に4度の大量絶滅が起きたと考えられている。原因はいずれも活発な火山活動によるものとされている。

251106daizetsumetsu03 今回の展示は会場をその絶滅前後の6ブロックに別けてその時に絶滅した種、それを乗り越えて繁栄した種が主に化石標本展示で紹介されていた。

251106daizetsumetsu02 生命の進化を年代別に化石を展示するというのは今まで数えられないほど行われていたのだろうが「生命は絶滅と進化を繰り返し~」とお題目のようにサラッと語られてたのがほとんどだろう。進化系統図等で枝葉が広がっていくように生命は右肩上がりに多様性を高めてきたと考えがちだ。それが今回ちょっとだけ視点を変えて大量絶滅に焦点を当てた展示になっていたので、同じような化石の展示でも見え方が全然違った。展示方法の工夫ってとても大事だなと感心したよ。この世界は否応なしにリセットされてしまうことがある。それが紛れもない現実だ。251106daizetsumetsu05 グッズ売り場で当然のように立派な図録を購入。また自分では稀なことだが縫いぐるみを1体買ってしまった。サカバンバスピスの縫いぐるみ。サイズ感もちょうど良く結構お気に入り。国立科学博物館ともなると開催の場数が違い過ぎる為図録やグッズの完成度が高く本当に感心してしまう。とても有意義な時間が過ごせて大満足で退館した。

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