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2026年7月

2026年7月14日 (火)

久住妖怪

260714kusumi00 今日四谷にやって来たのは自分が大好きな漫画家であり音楽家でもある久住昌之氏が「日常のモヤモヤ」を現代の妖怪として描いた絵の個展「久住昌之の妖怪展」が付近の画廊で開催されていたから。久住氏の面目躍如の題材でとても面白そうだ。入場無料。今日から開催だったので夏休みに入り混雑してしまう前に早めに訪れてしまおうと思った。

自分の気に入ったヤツを上げていくと…

260714kusumi22 「寝技布団」。この妖怪に上に乗られると一瞬にして眠りの世界に落とされる。目覚まし時計のゴングが意味をなさない。

260714kusumi23 「キレメ隠し」。セロテープ、サランラップ、トイレットペーパーなど巻きものの切れ目を隠す妖怪。

260714kusumi25 「出ん蛇郎」。駅やビルのトイレの自動水栓蛇口に手を出しているのに水を出さなくさせる妖怪。けれど他の人が手を出すと普通に出る。

260714kusumi20 「増スター・オーダ」。タッチパネル注文式の店で入力ミスをしていないのに1個だけ注文したメニューが3個提供されるようにさせる妖怪。

260714kusumi01 最後に「度忘霊娘」。人や店の名前をど忘れさせる妖怪らしいが水木しげるキャラっぽくて可愛い。

他にも「わかるー」と思わず微笑んでしまう妖怪達が沢山紹介されていて面白かった。是非画集を出版して欲しいなー。

帰りにキーホルダーとカレンダーとタンブラーまで買ってしまった。楽しい時間を過ごせて満足した。

頑固後継

260714sky01 朝から青空が広がり最高気温は34℃超えの猛暑日一歩手前となった。これは実質的には午後の外出は自主規制すべき状況だ。それでも梅雨明けではなく梅雨の合間の晴れ間の日、ということになるらしい。

四谷三丁目駅近くにあった『一条流がんこラーメン総本家』。約10年ほど前に遡るが短期集中型ながら何度か大行列に並び2時間待って食べるということを繰り返した。そのどれもが独特で美味しいラーメンだった。美味いラーメンの本質を突いたようなしょっぱさがあった。しかしその後2022年4月に家元と呼ばれた一条安雪氏が現役を退いたことを知り「本物の一条流がんこを食べる経験が出来て良かったー」と思い自分の中での「一条流がんこ」は一旦区切りをつけた形になった。その後後継者が後を継いだと聞き、それがある意味安心材料になったのかも知れない。

でもあれから10年経った。一区切りはついただろう。家元から直接指名された後継者はかつて総本家があった店舗ごと引き継いで屋号を『一条流がんこ総本家分家四谷荒木町』に改め今も家元に習った総本家の味を提供し続けているという。約10年ぶりにあの四谷の店舗へ足を運ぶことにした。家元時代と同じく営業は不定休ながら朝9時から昼間だけ営業しているので店到着時既に営業中で店前には6人ほど待っていた。まずはホワイトボードに書かれた本日のメニューを確認してから店外に置かれたボタン式券売機で現金にて食券を購入し、書かれた並び方のルールに従い店前で待つことになった。約7、8分ほどの待ちで先客が退店したタイミングで入れ替わりで入店した。店内の雰囲気は10年前とほとんど変わらないように見えた。客席は厨房前一列7席のみ。カウンター下に割り箸が入ったケースがある。厨房には後継者店主と女店員の2人が立っていた。そんな姿も奥さんと厨房に立っていた家元を思い出させた。食券を渡して食べたいメニューを伝えて卓上のコップを取ってピッチャーから冷水を注いで待った。先客が食べ終わると入れ替わりで後客が入ってくるので客席は常に埋まった状態だった。

260714ganko00 260714ganko01 一条流がんこ総本家分家四谷荒木町

『シロガイ不純100ラーメン』 1200円+『味玉』 150円+『悪魔肉』 300円= 1650円

約10年ぶりの一条流がんこ。色々変わっていたり忘れていたりするので注文の時迷った。今日のメニューは「純正上品ラーメン(塩or醤油)」と「シロガイ(皿貝/白貝)不純100ラーメン」の2種だった。「純正」というのは濁りのない透明度の高いスープで「不純」の方は濁りのある高濃度なスープのこと。「上品」といういうのはアクを完璧に取ったタイプで、その反対の「下品」は素材をガンガンに煮込んでワイルドに仕上げたタイプのこと。また「100」というのはカエシを一切入れないで素材の出汁100%で作り上げたスープとのこと。自分は当時のラオタ達の中で言わば伝説になっていた総本家の「悪魔ラーメン」を食べて感激し2回も訪れたタイプなので、今回はよりワイルドでカエシも使わない素材100%の「不純100ラーメン」の方を選択した。それと生姜焼きテイストの巨大豚バラ煮込みである「悪魔肉」と「味玉」も追加トッピングに加え、かつて食べた「悪魔ラーメン」に近づけるよう試みた。

260714ganko02 麺はかために茹でられた鮮やかな黄色のい中細やや縮れ。これが「がんこ」の強力なスープに全然負けないのが不思議。そして麺量も多く200gくらい入っている。具材はきざみ葱、海苔1枚、短いメンマ数本、チャーシュー1枚。追加した味玉丸1個と巨大な悪魔肉がのる。記憶の中にある「悪魔ラーメン」にかなり近い気がする。スープは食べる前に期待を覚悟をして望んだけど、これぞがんこ!と期待に応えてくれたしょっぱさ。無理に例えるなら濃厚煮干しラーメンのスープの最初の一口目に感じるようなしょっぱさだが、後味が煮干しではなく「あ!これ貝出汁の味だ!それも濃厚なやつだ!」と理解るのが面白かった。そして美味かった。だって貝の旨味が半端じゃないから。これでカエシを使っていないというのが凄いなー。この暑さの中朝飯を食べないで家を出てきたけどこれを食べて元気が出たよ!あーやっぱり美味いな一条流がんこのラーメンは。常連客と思しき隣客が食べていた「純正上品」も美味しそうだったので、今度は上品を狙って再訪問しようかな。空になった丼をカウンター上に上げて卓上を布巾で拭いて店主に「ごちそうさまー」と言って大満足で退店した。店外には8人くらい入店を待機していた。

2026年7月13日 (月)

再盆供養

260713mukaebon01 今日は迎え盆ということで、昨年同様夕暮れ時に菩提寺に足を運んで迎え盆法要に出席した。これまで法要など面倒くさがって極力避けていた自分だったが我ながら変わったなーと思う。これが年を経るということなのかな。

百年を経たという木造で広い畳敷きの菩提寺の本堂。日は沈みかけているというのに尋常ではない蒸し暑さは継続している。でも空調などは無いので入口や窓は開け放たれている。線香、それと足元の香取線香の煙が適度に空気を曇らせている。天井には派手な金色の飾りを付けた照明が下がっている。正に非日常空間といった雰囲気だけど、何故か子供の頃に見た景色に通ずるものを感じて何だか懐かしい気持ちになった。提灯を貰って帰宅。火は途中で消えてしまったけど父や母、祖父母もちゃんと付いてきてくれている気がして心は平穏だった。玄関で迎え火を炊いて、予め設置していた盆棚に供え物をして手を合わせた。宗教だろうが根拠のない儀式であろうが心の平穏が得られればそれで良いのだ。

水鶏豚醤

260713sky01 またモヤっとした白い雲が広がり時折小雨が降ったりする不安定な空。そして朝から湿度90%超えの強烈なジメジメした不快感。気温も30℃を超えて蒸し暑くこれはなかなかキツイ。気象庁が梅雨明け宣言を先延ばししていたことが正しかったと認めざるを得ない。

この強烈な湿気が充満した空気の中、約1カ月ぶりにラー博を訪れた。こんな日でも大勢の客が押し寄せていた。漫画とのコラボグッズ狙いの女客と大型観光バスでやって来た外国人観光客の団体が目立った。自分の狙いは『ロックンスリー』の限定メニュー。入館後即店舗へ向かい食券を購入し店員に渡して入店。指定された水が入ったコップが置かれた席に座った。店員は男3人女1人かな。嶋﨑店主は不在のようだった。

260713rocknthree00 260713rocknthree01 ロックンスリー『水と鶏と豚』 1500円

全くの不定期で提供されるという難易度高めの上記メニューを注文した。麺は中細縮れ麺。具は白葱、青葱、海苔1枚、穂先メンマ1本、チャーシュー1枚。卓上に調味料が無い為か海苔の上に胡椒が振られていた。そしてスープは鶏油の甘みと豚出汁の甘みと醤油を上手い塩梅に調整して作り上げたもの。所謂「鶏水ラーメン」から少しだけずらしたような味わいで、これはこれで美味しい。

260713rocknthree02 事前に想像していた通り先月「ロックの日」に提供された「佐野実✕嶋﨑順一 コラボ限定ラーメン」の、スープと麺はそのままに具を「ロックンスリー」定番メニューと共通化しデチューンした一杯だった。とは言え安定度が高いというか、先月の特別メニューより今回の一杯の方が嶋﨑店主の作るラーメンらしいラーメンに仕上がっている気がした。よってスープ完飲の完食。食べることが出来て良かった。

約一カ月ぶりのラー博だったが、先月倶楽部会員証が自動更新されていたようで無事今年もゴールド会員になったようだ。別にゴールドに執着しているわけではないし特段メリットがあるわけでもないのだが何となく安心した。物理カードだった頃はついつい忘れていつの間にか期限切れになっていたからね。

2026年7月11日 (土)

男回鍋肉

260711sky01 昨日より雲が多い空模様。湿度は高く低い高度で雲が発生しているし風がやや強めに吹いている。梅雨明け宣言こそ出されていないがもう7月中旬。夏の本番は始まっており最高気温は32℃に達した。

井土ヶ谷の『男の大盛り中華』へ。もう5度目の訪問になる。比較的近場にこういう店があって喜ばしい。ついつい訪問頻度が上がってしまう。店には開店前に到着。誰もいなかったので先頭で待った。定刻1分過ぎくらいにシャッターが上がり店主が店内へ招き入れてくれた頃には4人くらい後客が続いた。適当な席へ座り口頭で注文。今日は手伝いの人はおらず店主1人のみ。卓上のコップを置きピッチャーから水を注いで提供を待った。後客は結局8人くらい来たかな。

260711otokomori00 260711otokomori03 男の大盛り中華『肉厚回鍋肉定食(甘辛)』 1000円

今日は回鍋肉定食。甘辛or激辛が選べた。激辛は回避したかったので甘辛を選択した。必ず付いてくる「かきたまスープ」は毎回尋常ではないくらいアッツアツでメインメニューを結構食べすすめた頃にならないと口に出来ないレベル。味付けも濃いめ。

260711otokomori02 先日食べた「青椒肉絲定食」と同じく、定食と言いながら大量の白米の上に大量の回鍋肉を乗っけた品が提供された。迫力のご飯の盛り具合。恰幅さんが書かれている通り確かに「g」より「合」の単位が相応しいように思えるボリュームだ。

260711otokomori01 回鍋肉は適度な歯ごたえのキャベツとピーマンが主体。その中に角煮のように柔らかい大きめの豚肉がゴロゴロと入っている。これが美味い。自分の好きな回鍋肉の味付け具合。今回も米一粒も残さず完食した。今回5度目の訪問で毎回違うメニューを食べているが一品も外れがない。決してボリューム重視というだけではなく味もしっかり美味しいところが気に入っている。今回も空になった皿をカウンター上に上げ卓上を布巾で拭いて「ごちそうさまー、お代ここに置いておきます」と言って千円札を置いて席を立った。すると店主が声をかけてくれた。毎週訪れているから流石に顔を覚えられたか。大満足で退店した。

2026年7月10日 (金)

大公丸公

260710sky01 空を見上げればすっかり夏の顔をしていた。猛暑が本格的になって外出が辛くなってしまう前に菩提寺に行って両親が眠る墓を掃除し花を飾り線香を上げ手を合わせた。そうしたら今年初めて蝉の声を聞いた。

その後上大岡に出て『大公タンタン』にやって来た。開店前に到着。定刻2分過ぎにシャッターが上がって入店を促された。店員は男女2人。店員が注文を確認するのを待ってから口頭で注文。料金は現金後払い。卓上のコップを取りピッチャーから水を注いで待った。後客7人。

260710taikoutantan00 260710taikoutantan03 大公タンタン『丸公つけそば』 1320円

限定メニューで名前からして明らかに『丸長』インスパイアのつけ麺があったので注文してみた。なかなかの値段だったので期待が高まる。

260710taikoutantan01 麺は縮れ強めの中太平打麺。その上にきざみ海苔が振られている。

260710taikoutantan02 つけ汁は強めの酸味と甘み、それと辛味を感じる、正に『丸長』っぽい味。ちゃんと短冊切りされたチャーシューやきざまれたナルトも入っている。再現度はまあまあで美味しく食べ進めることが出来た。割りスープがあるように思えなかったのでつけ汁は残す形になった。後から来た外国人女店員に現金で支払いをして「ごちそうさまー」と言って退店した。正直少々割高感が拭えず、それは食後の満足感に影響した。

2026年7月 9日 (木)

釜二郎解

260709sky01 朝から青空が広がった。長い間曇り空の日々が続いていたので嬉しい気持ちはありつつも、反面気温上昇が勢いを増してきており最高気温30℃超えが状態化しつつある。夏はこれからなのでまだまだ序の口とは理解っているのだけれど。もう少したつと外出時間を自主制限せざるを得なくなるのだろう。

『釜玉中華そば ナポレオン軒』戸塚店が封印していた最後のメニュー「釜二郎」を解禁したと聞き三度目の訪問を決行した。店到着時既に暖簾は出されており早速入店。入口脇のボタン式券売機で現金にて食券を購入。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ座り食券を渡した。店員は男1人女2人。先客3人後客8人。

260709naporeon00 260709naporeon01 釜玉中華そば ナポレオン軒 戸塚店 『釜二郎 (大)』 990円

釜二郎の大をシンプルに注文した。あと自分はチーズが好きなので卓上にないチーズを店員にお願いした。260709naporeon02 麺は割とかために茹でられた平打縮れ太麺。具は茹でもやしとざく切り茹でキャベツ。釜二郎なので卵黄も置かれ、胡椒?も予めかかっている。それと「コクあぶら」と名付けられた味付け背脂が結構な量入っていた。汁無しタイプと思っていたら想像していたよりしっかりした量のスープが入っていた。まあラーメンよりまぜそばの範疇ではあるけど。自分がジロリアンではないと断った上で言うが、思ったよりしっかりいい塩梅の二郎味だった。卵黄を溶かし粉チーズをふりかけた。豊富な卓上の味変アイテムからはきざみニンニクのみを投入した。美味しくて完食。この店は、というかこのグループはしっかり考えて完成度を高めてからメニューを生み出すよなーと感心する。空になった丼をカウンター上に上げて「ごちそうさまー」と言って退店した。

2026年7月 8日 (水)

柳麺編曲

260708sky01 今日は久々青空が広がった。その分気温は日中30℃を超えてきた。梅雨明けは間近かもしれない。

西早稲田にある『渡なべ』店主である渡辺樹庵氏は昔はラーメンプロデューサーで今はyoutubeでも活躍されているが、自分が1番凄いと思っているのが生粋で古株のラオタである為ラーメンの造詣が深いだけではなく、そのラーメンの再現能力が高いことだ。地方遠征する度にそのご当地ラーメンを高いレベルで再現し限定メニューで提供したりすることを繰り返しているので再現能力は高まっている様子。最近では失われた過去のラーメン店の味を再現していたりする。今はなき『柳麺ちゃぶ屋』創業当初の味を渡辺樹庵氏の記憶の印象で再現した「ちゃぶ屋1996」を限定メニューで発売したら大ヒットだったらしい。そのヒットの要因は当時の味をそのまま再現するのではなく、印象はそのままに現在の客が食べても美味しい商品に仕上げることに成功しているからだと思う。

そして今、その『ちゃぶ屋1996』を渡なべ風にアレンジを加えた『ちゃぶ屋2026』を限定販売していると聞き興味を抑えられず昨日に続いて西早稲田へと向かった。店には開店前に到着。店前には誰もいなかった。定刻に暖簾が出され一番乗りで入店。入口脇のボタン式券売機で食券を現金で購入。店員に食券を渡すと一番奥の席に通され着席。すると冷水入りのコップが置かれた。店員は男2人。後客は続々来店しちょうど満席になった。

260708watanabe00 260708watanabe01 渡なべ

『ちゃぶ屋2026 醤油 大』 1500円+『味付玉子』 150円= 1650円

食券を渡す時に醤油と味噌が選べたが一昨年1996年版を食べた時と合わせて醤油・大盛・味玉付きで注文した。あまり待つことなくイイ顔をした一杯が提供された。

260708watanabe02 麺は平打中太ストレート。具は揚げ葱と青葱ともやし、チャーシュー2枚。追加トッピングの味玉丸1個。おそらく麺と具の構成は1996版からそう変えていないのだと思う。変えているのはやはりスープ。これは自分が食べて受けた印象の表現方法で言ってしまうと、1996年版はスキッとした醤油清湯だったが、今回食べた2026年版はやや濃厚さが加わり醤油白湯っぽくなった感じを受けた。それでもしっかりと『柳麺ちゃぶ屋』の味。でもどこか濃厚で『渡なべ』っぽさも感じる。動物系由来と思われる旨味の影響でしょっぱさはなくまろやかな味わい。それでいて無化調とのこと。凄く美味しかった。おそらく年末自分の食べ歩きを振り返った時に印象に残った一杯として上げるのではないか、くらい。当然ながらスープ一滴残さず完飲の完食。大盛りにしておいて良かった。大満足で席を立ち店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

2026年7月 7日 (火)

札幌黒閉

梅雨前線は今後日本から離れるようだが結局は昨日同様いつ雨が降るか判らない不安定でモヤッとした白い雲に覆われた空模様が続いている。

昨年4月24日に西早稲田交差点近くに開店した『札幌六坊』が噂だと今月中にもう閉店してしまうと聞いた。自分はこの店のラーメンは大好きで先日醤油味噌全てを実食クリアしたばかりだった。なのであまりにも早い閉店情報に驚いてしまった。閉店の理由は、厨房の構造が炒め調理に向いておらず水蒸気化した油が店内に広がってしまうことが発覚したからだそうだ。だからメニューを変えてリニューアルするらしいのだけれど、それにしてもあの「札幌ブラック」がしばらく食べられなくなってしまうのが残念に思えて急遽訪れてみることにした。

店到着時既に営業しており並びもなかったので早速入店。店内入口脇に置かれたタッチパネル式券売機で食券を電子決済で購入。厨房には男1人女1人の店員。「お好きな席へどうぞ」と言われ適当な席へ着席すると冷水入りコップが目の前に置かれ食券を渡した。先客4人後客6人だったが、次の後客は他人数だったので店外待ちになっていたようだ。

260707rokubou00 260707rokubou01 札幌六坊 『札幌ブラック味玉チャーシュー』 1650円

看板メニューの「札幌ブラック」に味玉&チャーシューのせの豪華版を注文した。

260707rokubou02

ラードたっぷりの「札幌醤油ラーメン」と輪切り葱たっぷり胡椒たっぷりの「富山ブラック」をかけ合わせたイメージで作られたというこの「札幌ブラック」。自分はアッツアツのラーメンとジャンク感のあるラーメンの両方がそれぞれ好みなのだが、この一杯はそのどちらも兼ね備えているという優れモノ。しかも自分の大好きな札幌で多用される歯ごたえのある黄色い縮れ麺を使っているし、その麺に黒いスープが染み込んで黒ずんでいる様も心に突き刺さるものがある。きざみチャーシューが沢山のった一杯を夢中で食べて気がつけばスープ完飲の完食。丼の底にはまるで熟成豚骨ラーメンの骨粉のように挽肉の粒と黒い粒胡椒が沢山堆積していた。こういうケチケチしないところも満足感につながっている。空になった丼をカウンター上に上げ卓上を布巾で拭き店員に「ごちそうさまー」と言って席を立ち退店した。

リニューアル後のラーメンがどんなものが出てくるのか楽しみではあるけど、やっぱりこのメニューが当面食べられなくなってしまうのは寂しいな-。

2026年7月 6日 (月)

港南飛粋

梅雨前線が日本付近に長期間居座り雨がいつ降ってもおかしくない不安定な空模様の日が続いている。気持ち的にもすっきり出来ないし洗濯も滞って困るのだが、気温は高くならず屋内にいれば比較的過ごしやすい。

今年1月27日に閉店した『上大岡大公』が入っていた店舗に今月1日営業を開始した『らーめん飛粋』上大岡店。家系とは名乗っていないが実質家系ラーメンを提供している。本店はJR蒲田駅近くにあり常に店前に行列を作っている実力店だ。蒲田本店は既に訪問済。東急多摩川線武蔵新田駅前にも支店を出しているので、こちらは3店舗目となるのだが横浜初進出店となる。都内の有名店の支店の開店直後なんて大行列が生じることは火を見るより明らかだったし1週間くらい様子を見るつもりだったのだが、この天候では遠出する気になれず、ちょっと早いかもだけど近場のこの新店へ足を運んでみることにした。その分開店予定時間のかなり前に店へ到着したのだが既に10人以上の行列が生じていて驚いた。早速列の最後尾へ回った。定刻に開店し先客に続いて入店。店内入口脇に設置してあるボタン式券売機で電子決済にて食券を購入。内装は『上大岡大公』時代とは全く異なり、客席はテーブル席を廃し厨房周りL字型カウンター12席に限定していた。店員は男3人。元気が良く接客は丁寧。ギリギリ客席には座れず客席後ろの空席待ち席に座り待った。開店20分後くらいに客席へ案内された。カウンターには水入りコップが置かれており店員に食券を渡し好みを伝えた。

260706hiiki00 260706hiiki03 らーめん飛粋 上大岡店

『特製らーめん』 1400円+『ライス』 150円= 1550円

筆頭の特製らーめん、好みは麺かため・油多め、ライス付きで注文した。ライスは先に提供されたので卓上からおろしニンニクと豆板醤を投入し家系ライススタンバイ。

260706hiiki01 麺は中太平打ストレート。自家製麺だそうだ。具は小松菜、海苔5枚、黄身しっとり味しっかりの味玉丸1個。店自慢のチャーシューは釜焼き燻製モモ2枚とバラ肉2枚の大きくスライスされたものがのっていた。スープはどちらかと言えば武蔵家東京家系よりクラッシック横浜家系に近いと言えば近いのだが、それでも豚の旨味が厚く醤油のしょっぱさもしっかり出ていて、更には鶏油感もビシッと決まっている。基本のクラッシック横浜家系を独自にグレードアップしたような家系の一杯に仕上がっている。ライスも活用し完食した。

美味しかったし「芳醇ちーゆそば」等他の気になるメニューも見つけたので再訪したいとは思うのだが、この調子だと大行列がある程度落ち着くまで1カ月くらいかかるかも知れないなー。空になった丼をカウンター上に上げ卓上を拭いて厨房に向かって「ごちそうさまー」と言った。「早くからお待ちいただきありがとうございましたー」と言われ店を出た。店の側面の歩道には相変わらず長い行列が生じていた。

2026年7月 4日 (土)

男中華丼

相変わらず梅雨らしいもわっとした白い色の空が一面広がっている。天気予報ではまた明日からしばらく雨が降り続けるそうだ。

井土ヶ谷の『男の大盛り中華』へ4度目の訪問。店へは開店前に到着するも既に先客が1人待っていた。定刻を1分ほど過ぎてからシャッターが上がり店内へ入るよう促された。今日は厨房には男の店主ともう一人手伝いの女店員がいた。口頭で注文。先客1人後客7人。

260704otokomori00 260704otokomori03 男の大盛り中華 『煮卵のせ野菜たっぷり中華丼(塩)』 1000円

上記メニューは塩・醤油・辛味から味が選択可能だったので塩でお願いした。

260704otokomori02 メニュー名通り野菜たっぷりの中華丼。勿論豚肉も大きいのががっぷり入っている。湯気がもうもうと立ち上がり、いい塩梅の塩味。卓上調味料を追加する必要は全くなく美味しかった。無心で食べ続けた。

260704otokomori01 煮玉子は黄身トロリ。脅威のご飯の量だったか米一粒残さず完食。毎回味だけではなく凄い満足度を提供してくれて感謝。空になった丼をカウンター上に置いて卓上を布巾で拭き取り、厨房に向かって「ごちそうさまー」と言った。今日は女店員に直接千円札を1枚渡して店を後にした。

2026年7月 3日 (金)

肉豚骨改

260703sky01 雨の1日の翌日。明け方まで霧雨が降った。以降雨は降らないようだが相変わらずもやっとした雲に覆われた白い空が広がった。最高気温は27℃程度だが湿度は70%を超えた。

『どんとこい家』の2号店として昨年11月21日オープンした二郎系インスパイア店『ラーメンスタミナパンチ』。この店が所謂「くさい豚骨ラーメン」「熟成豚骨ラーメン店」へリニューアルするという。プレ営業を経て今日から通常営業を開始すると聞いて訪れてみることにした。早朝から昼過ぎまで営業している店なので店到着時には既に営業中だった。店外まで豚骨臭が漂っている。店前に4人がけテーブル席が置かれ女4人組が飲み食いしていた。早速入店し店内隅にあるボタン式券売機で現金にて食券を購入。厨房には店主と男の店員の2人。客席はL字型カウンター9席と奥に4人がけテーブル席1卓。空いている適当な席へ座り店員に食券を渡した。水は給水機でセルフ。先客1人後客3人。

260703panchi00 260703panchi03 ラーメン スタミナパンチ

『肉豚骨らあめん』 850円+『肉玉ライス』 250円= 1100円

基本の「肉豚骨らーめん」と新サイドメニューの「肉玉ライス」を注文。以前のメインメニューだった二郎系インスパイアラーメンの販売も継続していた。麺のかたさは確認されなかった。

260703panchi01 麺はかために茹でられた極細ストレート。替え玉はなく大盛り選択制。具は青葱、細切りきくらげ、薄切りチャーシュー2枚。スープは呼び戻し手法を使っているそうで、豚骨の旨味、そして臭いがしっかり出ている。レンゲにも骨粉が溜まるほどの濃厚さ。確かにこのスープが出来たら看板メニューを変えてもリニューアルしてしまうのも納得の旨さだった。文句なくスープ完飲の完食マークを出した。飲み干した丼の底にも骨粉が堆積していた。

260703panchi04 サイドメニューの肉玉ライスは青葱とコロチャー、崩し味玉をのせ、胡麻油をかけたもの。自分の好み的には豚骨ラーメンに色々追加トッピングせずご飯側に色々載せて楽しみたかったので、この選択は正解だった。途中卓上の「出汁マヨ」なるものも加えて食べてみたが、それもなかなか美味しかった。こちらもご飯粒一粒残さず完食した。

都内ではコロナ禍くらいから徐々に広がりはじめた熟成豚骨ラーメン店だけど、横浜にもようやくその流れがやって来たのかと喜ばしい気持ちになった。対してこのところ二郎インスパイア店の新店が出来ても「またか」と個人的には思ってしまっている現状がある。二郎インスパイア系も淘汰の時代が来ているのだろうな。大満足で空になった丼をカウンター上に上げ卓上を拭いて店員に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。

2026年7月 1日 (水)

人類麺類

260701sky02 『人類みな麺類』。大阪に本店がありUNCHIグループを立ち上げ他にも様々なラーメンブランドを作り勢力を拡大している。とは言え大阪の店だし自分は良く知らず興味もなかったのだが、今年3月末に新横浜ラーメン博物館で開催された「河原成美の対麺」という企画で河原成美氏とこのグループの代表がコラボしたラーメンを食べた。なかなか美味しかったので好印象だった。

その店の東京旗艦店が代官山の方にあると知り足を運んでみることにした。2020年7月20日にオープンしたそうだ。店に到着したときには既に営業中で先客3人がいた。店に入り入口脇のタッチパネル式券売機で選択し現金で食券を購入。厨房には女店員たった1人。「お好きなカウンター席へどうぞ」と言われ適当な席に座った。店員に冷水入りコップを置かれた時に食券を渡した。客席は厨房周りL字型カウンター4席と4人がテーブル席4卓。店内は空間が広めに使われ、壁に設置された大型モニターにはMr.Childrenのライブ映像が流されていた。先客3人後客4人。

260701minamen00 260701minamen01 人類みな麺類 東京本店

『らーめん 原点(薄切り1枚のせ+煮玉子)』 1150円

ラーメンメニューは3種あり全て同一料金。甘い鰹出汁の「原点」、醤油しっかり味の「micro」、魚+貝の「macro」だそうだ。あとは焼豚の厚さを選択することとなり各々別料金。「薄切り1枚のせ+煮玉子」、「焼豚1枚のせ」、「世界一厚切り」の3つがあった。予備知識無しだったのでとりあえず1番スタンダードっぽい「原点」と「薄切り1枚のせ+煮玉子」の組み合わせで注文した。

麺はもちもちツルツル食感の中太ストレート。具はきざみ葱、太メンマ2本、薄切りと言いつつ厚さ10mmほどのチャーシュー1枚。黄身しっとりの味玉丸1個。スープは鰹出汁全開の甘いやつ。一口飲んだだけで「大阪丸出しだなー」と思ったほど甘く感じた。生まれも育ちもほぼ関東な自分からするとこの甘い鰹出汁はどうしても抵抗感がある。うどんだったら何故か良いんだけどね。やはりこの店は人気の「macro」を食べるべきだったか。いや最初は原点を知らないと。完食して店員に「ごちそうさま」と声をかけて退店した。

親鶏綾川

260701sky01 薄っすら雲が広がったモヤッとした梅雨時期らしい空模様。湿度も70%を超えた。今夜から明日にかけて再び雨の予報が出ている。昨年は6月中に梅雨明けしてしまったけど今年は例年並に梅雨は続くのかな?

JR恵比寿駅から徒歩5分くらいの路地中に2020年12月23日オープンした『手打 親鶏中華そば 綾川本店』という店が本日の目的店。本店と名乗るだけあって現在都内と埼玉と静岡に支店を展開している。調べたところ『らーめん鴨to葱』等を展開している『FFDining』という会社が手掛けているらしい。開店前に店へ到着したら店前に置かれた丸椅子に先客2人が座っていた。その隣の丸椅子に座って開店を待った。定刻に暖簾が出され先客に続いて入店し入口脇に置かれていたタッチパネル式券売機で食券を購入し指定された席へ着席した。そこには予め冷水入りのコップが置かれていたのだが、そのカウンターが畳が敷かれていた。確かに『鴨to葱』と同じだけど、拭きにくそうだなーと思ってしまった。店員は男2人女3人。客席は厨房前一列のカウンター7席と2人がけテーブル席4卓。後客は開店直後はポツポツだったが、しばらくすると次々と現れた。ところが券売機トラブルで長い間入店がストップ状態になって店外に行列が生じていた。

260701ayakawa00 260701ayakawa03 手打 親鶏中華そば 綾川 本店

『親鶏中華そば』 930円+『鶏かわ』 50円= 980円

メニューは基本の「親鶏中華そば」と、季節限定の「冷やし親鶏中華そば」があった。麺は中太麺or極太麺から選べる。基本メニューを極太麺、鶏皮トッピングを加え注文。鶏皮は別皿で提供された。この店はサイドメニューのミニ丼3種から選択することをおすすめしていたが今回は見送った。

260701ayakawa01まずスープをレンゲで一口飲んでみると鶏の旨味が全開という感じで口中に広がった。醤油の塩梅も良くこれは美味しいと感動を覚えたほどだった。遠くに『69’ROLL ONE』の「2号ラァメン」を感じたくらい。自分はこういう鶏の旨味を全面に出したラーメンが大好きなんだよ。このレベルになると資本系とか個人店とか関係なくなるね。

260701ayakawa02 具はきざみ葱、かいわれ、細切りメンマ、鶏皮数個、鶏チャーシュー2枚、豚チャーシュー1枚。麺は青竹で手打ちした後一昼夜熟成させ注文後に手切りしているそうだ。極太麺の存在感が強烈で、最早麺とは言えないくらい太く、小麦粉の塊が入っているようだった。美味しく食べられて面白かったけど初回はおすすめどおり中太麺の方が良かったのかも知れない。とは言え文句なくスープ完飲の完食マークを出した。空の丼をカウンター上に上げ店員に「ごちそうさまー」と言って席を立ち退店した。再訪問確定パターンかも知れない。

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