男盛青椒
昨夜から降り続いていた雨は朝を迎えても止まず。梅雨時らしい空模様の日。
先日訪れた井土ヶ谷の『男の大盛り中華』へ再び訪れることにした。小雨が降る平日の昼時ならば空いているのではないかと思ったからだ。開店予定の3分前くらいに店へ到着。店はシャッターが降りていて誰も待っていなかった。定刻に店主がシャッターを上げて店内へ案内してくれた頃には自分の後ろに2人が続いて入店した。今日も厨房には男の店主1人。適当な席へ座って口頭で注文した。満席にはならなかったけどこんな天候なのに後客は6人も来た。
今日の気分で上記のメニューを選択。定食と謳っているが実際は「青椒肉絲飯」が一皿で提供される。味は塩・醤油・辛味から選べた。出来たてアッツアツの大盛りメニューが全て1000円均一でかきたまスープ付きだ。
強烈なご飯の盛りだし青椒肉絲の量もそれに匹敵している。本当に食べ切れるのか若干不安だったが朝食抜きでこの一皿に望んでいる。もうもうと湯気を立てている美味そうな一皿を前に心の中で「喰らうぞ!」と意気込んでからレンゲでガツガツ崩してすくって口に運んでいった。
青椒肉絲自体もピーマンとモヤシと玉葱と肉絲のバランスも黄金比って感じで素晴らしかったな。肉絲も大きめで美味しかったし、自分がピーマンをこんなに好きだったなんて気が付かなかったよ。食べている内にありがたい気持ちになって本当にご飯粒をひとつも残さず平らげた。大満足だった。お気に入りの店に決定。生活圏内でこういう良い店があるのは幸福のひとつと言っていいだろう。全メニューを制覇したいと思った。
厨房内を見ると注文ごとにたった1人でたったひとつの鉄鍋を洗っては材料を入れて休む間もなく調理していく店主。火力も強く厨房内はかなりの暑さ、いや熱さだと思う。ましてやこれから酷暑の季節を迎えるのだから想像するだに恐ろしい。客からのプレッシャーもあるだろうし、こんな重労働の仕事はなかなかないだろうなーと見ていて感謝する気持ちになった。空になった皿をカウンター上に上げ布巾で拭いて、忙しく調理中の店主に「こちそうさまー。お代ここに置いておきます。」と言って千円札1枚を卓上のティッシュ袋をおもしにして置いて退店した。
店を出ると雨は止んでいた。けれど昨日までとは違う猛烈な湿気と蒸し暑さを感じた。とうとうこの季節がやって来たかと思った。




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