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2026年6月

2026年6月10日 (水)

卵白炒麺

今日もどんより雲が広がった梅雨時らしい空模様。朝小雨がパラパラと降ったが長続きせず。湿度も感じるがまだそれほどでもなく気温も最高でも24℃に届かないくらいで過ごしやすかった。

今日は横浜に出る用事があったので、その帰りに久々に横浜ヨドバシ地下の『パンチョ』へ立ち寄った。タッチパネル式券売機で食券を購入し入店。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当なテーブル席へ座った。水はセルフ。店員は男2人女2人。先客1人後客7人くらい。

260610panchyo00 260610panchyo01 スパゲッティーのパンチョ ヨドバシ横浜店

『白ナポ(大)』 1080円+『焼きチーズ』 180円+『カットベーコン』 240円= 1500円

前から「白ナポ」というメニューが気になっていたのでそれの麺大盛り、何となく合いそう焼きチーズとベーコンのトッピングを加えて注文した。

260610panchyo02 「白ナポ」はニンニクがっつりと効かせた塩味で卵を絡ませたものだった。きざみ紅生姜が添えられていた。結構カルボナーラ感がある。元々はまかないから派生した裏メニューだったそうだ。焼きチーズとベーコンは相乗効果的に味を高めているように感じ、このトッピング追加は大正解だった。美味しくて腹も満たされ大満足。けれど自分はやっぱり「赤ナポ」推しかな。この店は麺がメガまで同料金だし粉チーズが使い放題という大盤振る舞いというか客の満足度向上に全振りしているので、こういうのは支持されるよなーと思った。

2026年6月 9日 (火)

六九鎮魂

260609rahaku01 昨夜から降り続いた雨は今朝になっても止まず。時折止んでもまた霧雨みたいに降り出す。梅雨らしい空模様だ。

今月の「ラー博倶楽部の日」は特別編。『支那そばや』創業者である故・佐野実氏の鎮魂歌と題し、生前親交の深かった『ロックンスリー』店主の嶋﨑順一氏がロックの日1日限りの特別なラーメンを提供するそうだ。故人とコラボと謳うのはどうかなとも思うけど、要は「食材の鬼」と言われた佐野実氏が厳選した食材を使って、嶋﨑氏が高校生の頃に「東京中華そば」をイメージして作った自作ラーメンを元にして作ろう、といった趣旨のようだ。

大々的に事前告知を行っていたから大行列が生じることが予想されたので開店予定の1時間半以上前にラー博に到着したのだが、既にラー博の建屋の隣のビルの端の方まで大行列が出来ていた。何でも先頭の客は朝6時半くらいには並んでいたそうだ。そんなだから開店予定の1時間前には行列は大通りの角を曲がって更に延びていたようで急遽入館だけは前倒しで行われた。その後も館内で30分以上並んで待った後に結局整理券が渡されることになった。そのおかげで列に並び待ち続ける事からは解放された。LINEで通知が来て再び並んで食券を買って何とか正午前には入店出来た。入店時にポストカードと食材が書かれたチラシを渡された。店舗は『ラー博LIMITED』の場所。厨房には嶋﨑氏の他、氏と関わりの深い『飯田商店』の飯田店主、『中華そばしば田』の柴田店主、『ラーメン屋トイ・ボックス』の山上店主という豪華サポーター陣が厨房に揃い踏みだった。個人的に厨房に立つラーメン店主を尊敬する気持ちはあるけれど、スター性を感じ崇拝するような感覚は持ち合わせていないのであまり視界には入ってこなかった。でも嶋﨑氏が例の湯切りをガラス越しとはいえ間近で見れる席に座ることが出来たのは幸運だったしアトラクションとして気分を盛り上げてもらえたけどね。

26060969nohi00 26060969nohi01 佐野 実 ✕嶋﨑順一 ロックの日 『コラボ限定メニュー』 2800円

本日のみ、しかも500食限定の貴重な一杯があまり待つことなく提供され眼の前に置かれた。シンプルに見える一杯。入店時に貰った食材が書かれているチラシに佐野実氏の厳選食材の数々が書かれているが、そんなものを読んだところで素人が理解るはずもない。ただこの金額は嘘偽りなく本気に取り組んだ結果だと信じたい。

26060969nohi03 提供前に自分の中で心配事がひとつあった。ラー博公式noteでは『支那そばや』初期の丼で見本が撮影されていた。あのシンプルなデザインは自分の中でも好きなラーメン丼のひとつなのでそれで提供されるのを楽しみにしていたのだが、何と当日丼は4種類の中からシャッフルで提供されるというのだ。内訳は『支那そばや』初期丼/『支那そばや』二代目丼/『69’nRollOne』初期丼/『ロックンスリー』塩丼だ。厨房内の有名店主揃い踏みより、どの丼で提供されるのかの方が個人的にはよっぽど重要だったので気が気でなかった。念願叶って無事『支那そばや』初期丼で提供された時は嬉しかった。この丼で食べるのは約3年前「あの銘店をもう一度」時の『支那そばや』の「鵠沼時代を復刻した醤油らぁ麺」以来だ。

26060969nohi02 麺は意表を突いた中細縮れ麺。『支那そばや』らしくも『ロックンスリー』らしくもない。でも東京中華そばらしいといえばらしいか。具は九条葱、ぶしゅかんと言う柑橘類のきざみ、金時草と呼ばれる葉が2枚、メンマ数本、巻きバラチャーシュー2枚。この巻バラチャーシューはシンプルで普通の見た目なのにかなり美味しかったな。スープは地鶏メインで豚や牛も使っているそうでじんわりと品の良い旨味を感じる。複雑な味わいを感じる『支那そばや』とは異なり、どちらかと言えば『ロックンスリー』寄りにシンプルに美味さが伝わってくる感じがした。スープ表面にラード層もあってラーメンを食べている満足度もしっかり感じられた。こんな貴重で高価なスープを残せるはずもなく完飲完食した。朝も早くから約2時間半も待って我ながら物好きだなーと思いつつ、貴重で美味しい一杯を食べる経験が出来たので大満足で退店出来た。

2026年6月 8日 (月)

煮干釜玉

昨日関東地方は梅雨入りした。昨夜から朝まで雨は降り続いた。その後もどんよりとした雲に覆われた空が広がった。当面青空を見上げることは出来なさそうだ。

今年1月11日に六角橋にオープンした『イッチャンラーメン』。ラーメンと釜玉の2本柱の店で、今回は未食の釜玉の方を狙って訪れた。店には開店予定時刻の数分前に到着したのだが、前回とは違う立派な暖簾が出され営業中の札も出ていたので店外の券売機で食券を購入し早速入店。店内は店主1人のワンオペで先客はいなかった。食券を渡すと番号が書かれたプラ板が渡され適当な席に座り提供を待った。店内は派手めな津軽三味線の曲が流されていた。水はセルフ。後客3人。

260608icchyan00 260608icchyan03 裏路地中華蕎麦 イッチャンラーメン『豚釜玉 麺量200g』 1300円

上記メニューを注文。サービスのライスと背脂を食券を渡す際にお願いした。しばらく待つと黒いトレイごと提供され番号が書かれたプラ板を渡した。

260608icchyan01 提供時店主から「よく混ぜてからお召し上がりください」と言われた。麺はおそらくラーメンと共通使いのビロビロの手揉みされた平打縮れ太麺。具は白髭葱、細切りメンマ、海苔1枚、ナルト1枚、卵黄1つ、きざみチャーシュー数個、チャーシュー2枚。最初から胡椒がかけられ、底の方にはちゃんと白い背脂が入っていた。言われた通りぐちゃぐちゃに混ぜてから食べ始めた。

260608icchyan02 前回ラーメンを食べた時には煮干しの風味に若干おとなしい印象を受けていたのだが、今回は煮干しの味も匂いもなかなか強く、むしろ過剰に思えるくらいだった。これがメニュー故なのか約半年改善した結果なのかは判らず。よって煮干し味強めの釜玉ラーメンというオリジナリティ強めの一杯が体験出来た。立ち昇る煮干しの独特の匂いが強烈で若干苦手意識が出てきたが味は美味しかった。麺と具を食べきった後の丼にサービスのご飯をドボンと入れ更に混ぜて完食。高い満足感が得られた。空になった丼はトレイごと食器返却棚に置いて店主に「ごちそうさまー」と言って店を出た。店主も「ありがとうございましたー、またよろしくお願いします」と答えてくれた。

2026年6月 6日 (土)

二郎丼飯

260606sky01 どんよりと雲で満たされた陰鬱な空模様の朝を迎えたのだが、昼頃には晴れ間が広がってきた。今日は墓参りへ行った。墓と周りを掃除し花を新しいものに変え線香を炊いて手を合わせた。

今年3月10日に開店した二郎インスパイアラーメン店『時は豚なり』弘明寺店。気になっていたメニューを狙い再訪問。店員は男3人。卓上の注文チェックシートを記入し店員に渡した。先客1人後客2人。デリバリー業者が頻繁に訪れていた。来客より多い印象。

260606tokibuta00 260606tokibuta03 豚ラーメン 時は豚なり 弘明寺店

『神豚丼 並』 1000円+『スキヤキ』 180円= 1180円

汁無し二郎の麺がご飯になっている、二郎丼とも言うべきメニューが気になっていたので注文した。コールはヤサイ普通、ニンニク増し、アブラ増し。保険として「スキヤキ」なるトッピングを付けた。予想通りすき焼きのタレ入り生卵だった。

260606tokibuta01ご飯の量のグラム表示は明記されていなかったけれど並でも結構なボリュームだった。ヤサイは9割以上もやしでキャベツは数欠片程度。チャーシューは食べ易くする為か予めほぐした状態になっていた。

260606tokibuta02 チラシには「特製のたれが染み込んだ…」と書かれていたが、それがほとんど感じられなかった。丼の底を探ってみたが液体は発見出来ず。なので単純にもやしとほぐしチャーシューときざみニンニクをかけたご飯となっていた。卓上にタレが置かれていたので入れてみたのだけれどあまり改善せず。味が薄くなるのが麺とご飯の違いなのかと思ってしまったほど。ここで役に立ったのが追加しておいた「スキヤキ」。二郎味とは異なる甘めの味になったけどハッキリとした味になった。それによりご飯一粒残さず完食した。個人的な感想を言うと、よっぽどご飯好きじゃない限りは二郎はやはり麺で食べた方が満足度が高い。ましてやラーメン好きなら尚の事だ。デュルンデュルンとした麺としっとりサラサラな白米とでは食感も大違い。実際食べて「こういうものだ」と知ることが出来たのが収穫。他で得られない体験が出来て満足。支払いを済ませ退店した。

2026年6月 5日 (金)

朝匠家系

260605sky01 朝は青空が広がっていたけど徐々に雲が広がり灰色の空になってしまった。風が強めに吹き気温もあまり上がらず。おかげで過ごしやすいけど。

別所中里台という陸の孤島みたいな場所に『中華ダイニングたくみ』という店がある。看板メニューに「肉玉子炒飯」「もやしそば極み」等破壊力のある一品があり、約5年ほど前までは結構頻繁に訪れていた時があった。これまで普通に昼夜営業していたのだが人手不足に陥り今月から朝昼営業に切り替えた。その朝11時までの看板メニューとして新たに立ち上げたのが「たくみ家醤油豚骨ラーメン」。遠回しに言っているがオリジナルの家系ラーメンを作りラーメンメニューを強化させていこうという方針のよう。久々に訪れてみるかと朝の早い時間に家を出た。

自宅からだとかなり行きにくい場所にあるのでバスを乗り継いで何とか辿り着いた。店は無事?営業していて入店すると先客もいた。正規の営業開始は8時半かららしいが、店主は仕込み時間もワンオペで営業するとかで朝6時半から店を開けているらしい。頑張るなー。入店時は店主と女店員の2人営業。客席は厨房前一列のカウンター5席と2人がけテーブル席4卓。先客2人後客1人。適当な空いている席に座って口頭で注文。料金後払い。

260605takumi00 260605takumi03 中華ダイニングたくみ

『醤油豚骨ラーメン』+『半チャーハン』=1400円

豚骨醤油ラーメンは単品だと900円。半チャーハンとのセットメニューがあったので注文した。麺は太麺と細麺が選べるとか。家系風ラーメンで細麺は嫌なので太麺にしておいた。お好みはと聞かれたので麺かためとだけお願いしておいた。

260605takumi01麺は平打中太ストレート。具はきざんだ青菜と海苔1枚、チャーシュー1枚。スープ表面に油層もある。味も悪くない。

260605takumi02 ラオタ的に家系ラーメンとして分析してしまうと、クラシック横浜家系でも濃厚東京家系でもなく、味的には量産型家系ラーメンに一番近いように感じた。勿論それを丁寧に店炊きして作ったから出来合いスープ独特の嫌な感じはせず、自然な味わいでどんどん飲める美味しい仕上がりにはなっていたけど、味の方向性としてはそうだという事。豚骨の甘みに傾いた豚骨醤油味。これは今までも書いているんだけど、ラーメンのしょっぱさの尖らせ方って他の料理のレベルからするとアウトな領域に踏み込んでいるので、他ジャンルの料理人が作ると本能的無意識でしょっぱさを抑えてしまう傾向があるのをこれまでも経験している。それが町中華系ラーメンを作り慣れた中華料理店であってもだ。でもこれは偏ったラオタである自分個人の感想であって、普通に中華を食べに来る客達にとっては普通に美味しく感じるだろうから問題ないと思う。先に書いたように美味しいスープではあったのでスープ完飲の完食。

260605takumi04 半チャーハンの方は本職の職人技なので文句のつけようがない仕上がり。味がしっかりしていて卓上の調味料いらずでそのままで米一粒残さず完食した。お腹も満たされ満足して現金で支払いを済ませ退店した。帰りも運よく本数の少ないバスにタイミング良く乗ることが出来た。

2026年6月 4日 (木)

向島政好

260604sky01 台風は過ぎ去り一昨日夜から降り続いた雨は昨日夕方には止んだ。風雨とも事前想定よりずっと弱く雨戸に雨が打ち付けることもほとんど無かった印象で終わった。明けて翌日の今日は台風一過の晴天とはならず、しばらくはずっとどんより曇った空模様が続くという予報。でもその分陽光は弱まって気温は低く蒸し暑さは感じず過ごしやすくなっていた。

今日は珍しく最近界隈で話題になっている店へ訪れてみることにした。押上駅から隅田川方面へ約1kmほど歩いた場所にある『中華そば 政好』という店だ。なかなかドラマチックな店で、1978(昭和53)年『太楼ラーメン』の名で創業した、以前は押上駅近くにあった町中華の店だったそうだ。2023(令和5)年に先代店主が亡くなり、その後を継いだ店主の奥さんとその娘が現在の店名へ改名しラーメン店へリニューアル。しかし昨年3月5日に建物老朽化要因の自然発火で店舗が全焼してしまい閉店を余儀なくされることになってしまう。その後クラウドファンディングで店再建の支援を募り目標金額の242%で達成。同年12月11日に現在の店舗へ移転オープンしたという経緯があるそうだ。

店には開店前に到着。誰もいなかったので店前に並んでいた丸椅子に座らせてもらい開店を待った。定刻に暖簾が出され入店を促される頃には後ろに4、5人の並びが出来ていた。入口脇に設置されたボタン式券売機で食券を現金で購入すると店員に席を指定されたのでその席に着席し食券を渡した。水はセルフ。店員は男1人女2人。接客は丁寧。客席は厨房周りL字型カウンター12席と4人がけテーブル席1卓。来客はその後も続いてカウンター席は埋まった。外待ち客はなかった模様。

260604masayoshi00 260604masayoshi03 中華そば 政好

『中華そば』 980円+『生姜めし』 320円+『切れ端チャーシュー』 200円+『味玉』 150円= 1650円

筆頭にあった「政好セット」と名付けられた中華そばと生姜めしのセットを注文。トッピングに味玉を付けた。でも券売機に貼られた紙に書かれた数量限定と書かれた「切れ端チャーシュー」も魅力的に感じてこれも合わせて注文した。しばし待っているとお盆ごと提供された。

260604masayoshi01 麺は中細ストレート。具は微塵切りされた多めの葱とほうれん草、平メンマ数枚、ナルト1枚、海苔1枚、チャーシュー1枚。そこに追加した切れ端チャーシューと味玉丸1個。

260604masayoshi02 ナルトやほうれん草でいかにもルーツが町中華店っぽい見た目な一杯。しかしスープがそこら辺の店とは違っていた。丼になみなみと注がれ表面にはラード層が張り背脂も少々浮いている豚出汁感強めのパワフル系。味は醤油はしっかり感じつつ塩味は抑え気味でどちらかというと甘しょっぱい感じ。生姜も若干感じたからか新潟長岡『青島食堂』の一杯が連想された。前評判通り実に美味しくてスープ完飲の完食で終わった。

260604masayoshi04 サイドメニューの生姜めし。きざみ生姜とそぼろ肉がのったシンプルなものなんだけど、これがこの店のラーメンと実に合っていて美味かった。当然ながらこちらも完食。大満足で冷水を飲み口をティッシュで拭い厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って席を立った。「ありがとうございましたー、お気をつけてー」と言われて退店した。

2026年6月 2日 (火)

魯肉炒飯

260602sky01 昨日とはうって変わり白雲が立ち込めた空が広がっている。天気予報では今夕から雨が降り始め、明朝には台風が関東地方へ上陸するので備えをしておくよう警報が出ていた。

そんな天候なので遠出は避け、近場の未訪問の町中華店開拓に出かけた。井土ヶ谷の大岡川に近い環状1号線沿いに2018年5月13日にオープンした上海料理店『孫特家』という店を訪れた。店到着時まだ準備中の札が出ていたが開店予定時間をだいぶまわっていたので入店すると店員に「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ着席。厨房は奥にあり手前に4人がけテーブル席が2つだけ。おそらく2階にも客席があると思われる。接客店員が白人のおばさんで驚いた。メニュー表を見るとルーマニア出身と書かれていた。卓上のランチメニュー表に書かれていた6種のメニューのひとつを選択し口頭で注文した。前後客ゼロ。

260602sontokuya04 ランチセットではサラダ、スープ、食後のコーヒーが付くみたい。スープは大根の角切りが入った塩胡椒味の透明なものだった。普通に美味しかった。冷水はレモン水でやっぱり普通の町中華店とは違う趣が感じられた。

260602sontokuya00 260602sontokuya01 上海料理 孫特家『ルーロー炒飯』 1210円

炒飯が大好きなのは勿論だが魯肉飯も好きなので、その2つを合体させたメニューに童心を刺激され興味を抑えきれず注文した。

260602sontokuya02 炒飯自体は玉子が入ったプレーンなしっとりタイプ。そこにきざまれた角煮と、醤油と砂糖からつくったタレがかけられている。片側にはきざまれたザーサイが多めに添えられていた。美味しいことは美味しいのだが、自分が思っていたものとは正直違った。魯肉のねっとりした甘いタレによって炒飯の魅力である熱、塩味、香ばしさが抑えられてしまっていたように感じたし、ルーローも小ぶりにきざまれているし、ザーサイも別添えにされていたので魯肉飯としての魅力も目減りしていたように思えた。お互いの良さを打ち消し合ってしまったような印象を受けた。それでもまあ好物の合体したもので美味しくないわけではなかったので普通に完食し腹は満たされ食事として満足出来た。

260602sontokuya05 食後のコーヒーはアイス化ホットかを確認されたのでアイスをお願いした。サッパリして食後のサービスとしては良かったかな。支払いを済ませ退店した。

2026年6月 1日 (月)

蜻蛉旨味

260601inogashira03 今日は吉祥寺周辺の気になったラーメン店の連食を試みる。次の店は『Tombo(とんぼ)』という2017年9月12日にオープンした店。店主は昔方南町にあった今は無き『地雷源』という当時ニューウェーブと言われたラーメン店に頼み込んで弟子入りし、後にその後継店にあたる『さいころ』の店主まで務めた人だそうだ。

『吉祥寺 真風』を出てから久我山方面へ道路沿いに10分ほど歩いた場所にある。今日はまだ湿度はそれほど高くなかったので歩いても不快にはならなかった。ちょうど正午くらいに店へ到着した。同じ建屋の隣の床屋のサインボールも相まって、ラーメン店というより床屋のような佇まいの店だった。早速入店。入口に大きな画面のタッチパネル式券売機で電子決済して食券を購入し店員に渡すと「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席に座って提供を待った。店内は奥にのびる鰻の寝床のようだが内外装は白く清潔感があった。厨房には男の店員2人。客席は厨房前一列のカウンター9席のみ。先客3人後客4人。

260601tombo00 260601tombo01 Tombo

『醤油の旨味ソバ』1400円+『味付玉子』 250円= 1650円

筆頭の醤油に味玉を付けて注文。他に汐、かけ、つけ麺、まぜそば等もあるようだ。

260601tombo02 麺は中細ストレート麺で綺麗に折り畳まれスープに沈んでいた。具はきざみ葱、海苔1枚、メンマ数本、脂身の多い柔らかなバラチャーシュー1枚。あまり考えず追加した味玉は250円もして驚いたけど、黄身はゼリー状で甘みがあって美味しいものだった。スープは丸鶏、豚骨、魚介、昆布等を使った無化調の醤油清湯スープ。そこに鶏油、豚油、香味油の3種類の油がかかっているので油感バッチリ。更に香味油を作った時に出た玉葱やニンニク、エシャロット等の絞りカスが散らされている。ちょっと『支那そばや』に通じるところがあるけど、こちらの方がメニュー名にある通り旨味がしっかりわかり易く主張している。更に油感も醤油感もしっかり伝わってくるので自分の好みには合っている。「旨味ソバ」の名前に相応しい美味しい一杯だった。完食して大満足だったのだけど、正直ちょっと価格設定が高めに感じた。質を落とすぐらいだったら値段を上げて欲しい派の自分にとってはあまり問題ないけれど、普段使いしたいと思っている地元の人間からは敬遠されそうな印象。ラオタがめがけてやって来る店なのかも知れない。店員に「ごちそうさまー」と言って退店した。

真風鯛塩

260601inogashira02 今日も朝から快晴で最高気温31℃を超える真夏日となった。しかし明日午後から明後日にかけ大型の台風が関東地方に接近通過する予報が出ているので、今日は貴重な快晴の日となりそう。早朝の内に洗濯を済ませ干してから家を出た。

260601inogashira01 1か月ぶりに再び吉祥寺へ訪れた。今日は先月臨休を喰らったラーメン店へのリベンジ訪問がメインだが、自分にとって吉祥寺に来たら井の頭恩賜公園でのんびり癒されることが長年のルーチンとなっている為、早めに吉祥寺へ到着してまずは公園へ向かった。人出もまばらでいつもよりのんびりした緑の空間が広がっていた。池のほとりにあるベンチに座り、木々の枝を揺らす風の音や小鳥のさえずりを聞きながら本を読むという贅沢な時間をしばし味わう。もう少し季節が進むと暑さと湿気でこんな贅沢は出来なくなってしまうだろうから。

昨年9月、約3年半ぶりに吉祥寺を訪れた際街をぶらついていると大行列が出来ているラーメン店を見つけ「吉祥寺でもこんな行列店があったんだ」と驚いた。帰宅後調べたら『吉祥寺 真風』という店だった。真風と書いて「まじ」と読ませている。2006年5月創業なので20年を超える実力店と見て良いだろう。全然知らなかったので是非訪れてみたかった。駅南口から歩いて2,3分くらいの飲食店が立ち並ぶ通りに面した場所に店はあった。開店予定時間からだいぶ前に到着したので店前には誰もいないし、先月訪問した時のような臨時休業を知らせる張り紙も無かったのでそのままシャッターが降ろされた店前で待つことにした。定刻を1分ほど過ぎた頃に店主自ら暖簾を出し入店を促された。その頃には自分の後ろには10人くらいの行列が生じていた。入口脇のボタン式券売機で現金で食券を購入すると店員に奥の席へ案内された。店内は狭く黒い木を活かした暗い店内で20年前頃に流行ったパシオ系と言われる内外装に近い。店員は男女2人。客席は厨房周りL字型カウンター10席。初回で満席になり店内待ち4人で収まらず店外にも行列が出来ていた。

260601maji00 260601maji01 吉祥寺 真風 『鯛塩らーめん』1100円

初回なので「店1番のおすすめ&人気No.1」と書かれた筆頭メニューをまず食べるしかないだろうと何も加えずそのまま注文した。他に「白(豚骨)」「黒(豚骨醤油)」「味噌」があり全てのメニューは+200円でつけ麺に変更出来るそうだ。

260601maji02 麺はかために茹でられた縮れが強めの中細縮れ麺。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔1枚、きざんだ穂先メンマ?、小ぶりのチャーシュー2枚。スープはクリーミーな塩豚骨白湯なのでちょっと『山頭火』に近い印象を受けた。鯛塩という程鯛の味は強く出ていないけど、食べ進めるうちにじわじわ旨味を感じてきてしっかりと美味しく思える。「バランスが良い」と書くと「あんまり美味しくなかった」事のマイルドにした表現に使われてしまうことが多いが、こちらは良い意味で、ほんのり甘いスープの味わい、かための麺のプリプリとした食感、具の種類とそのボリューム、全てが絶妙なバランスで構成されていて本当に素晴らしい。だからと言ってガッチガチという訳でもなく、卓上の擦り胡麻を入れるとより美味しく感じる事が出来た。そういう懐の深さも更に良い評価につながった。今の流行とは異なる20年以上前の古いタイプのラーメンだけど、今でも行列を生じさせている理由がそこにあると思えた。勿論スープ完飲の完食マークを出して厨房の店主に「ごちそうさま」と声をかけ退店した。他のメニューも気になるので再訪問する可能性は高い。

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