蒔田沖縄
頭上には快晴の空が広がり清々しい風が吹く。年間通して短く貴重な過ごしやすい季節の1日。こんな日に家に引きこもるのは勿体なさ過ぎたので菩提寺へ墓参りに行った。行ってみると結構落ち葉や落枝がいっぱい落ちていた。このところ風が強い日が多かったしなー。清掃に結構時間を要したが無事仏花を入れ替え線香に火を灯し手を合わすことが出来た。
墓参りの後、通町の鎌倉街道と環状1号線が交わるT字路付近にある『沖縄そば てぃあんだー』へ訪れた。店名は沖縄の言葉で直訳すると「手の油」で「手間ひまかける」的な意味になるそうだ。創業日は2004年9月という、地味ながら長く営業を続けている実績がある。記憶では石神本の後書きで「掲載しようとしたが拒否された」と書かれていた記憶がある。自分は何と約19年半ぶりの再訪問。ちょうど正午くらいに店へ到着。暖簾が出ていたので入店すると厨房に初老の男店主と先客が1人だけいた。店内には沖縄音楽が流れ客席は厨房周りL字型カウンター8席。適当な席へ座り口頭で注文。料金後払いだが自分は提供後にすぐ支払いを済ませた。後客なし。
『ソーキそば』 1000円+『ジューシー』 250円= 1250円
上記メニューを注文した。他に「沖縄そば」、「イカスミ焼きそば」、「ケチャップ焼きそば」、「こばらそば」等があった。
丼からはみ出るほどの巨大なソーキがドーンとのった迫力のある一杯が提供された。店主から骨も柔らかいから食べられるとか卓上の調味料について説明があった。
麺は沖縄から取り寄せている、もずくを練り込んだ平打ストレート麺。もずくの味や食感は感じないが何だか判らない素朴さが伝わってくる。具は青葱、紅生姜、揚げ蒲鉾2個。そして麺を茹でている間にコンロで丁寧に焼いていた巨大ソーキ。これが軟骨までトロトロに柔らかくて甘く、肉にかぶりつく喜びも感じられて食べ応えがあり美味しかった。スープはほんのりと鰹を感じる優しい味わい。他店と比べると薄味に感じる。それは創業当初から無化調に拘っているからだ。薄味でも旨味は感じるので美味しかった。後半コーレーグースとヒハツを投入し味変し大満足で完食した。
ジューシーはおそらく別室の蒸し器からビニール袋に包まれた1杯分を茶碗に開けて提供していた。人参、椎茸、昆布、豚肉が入った、こちらも適度に甘い味わい。暖かい状態で提供されこちらも美味しかった。コスパも良いと感じた。店主に「ごちそうさま」と言ってから退店した。
初回訪問時に常連客がたむろする店という印象が残って足が遠のいていたけど、今回は空いていたし店主のおっちゃんは一人頑張って親切だったので良い印象に変わった。ケチャップ焼きそばとか気になるので、また訪れるかも知れない。




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