壁低二郎
快晴の空が広がり5月初旬らしい爽やかな気候で過ごしやすい日となった。そして今日は端午の節句。毎年恒例で近くの和菓子店に行ってこしあんと味噌の柏餅を買った。
東急東横線日吉駅から徒歩2分くらいの場所に先月29日オープンしたラーメン二郎インスパイア店『限界を超えろ』日吉店。京都発祥の二郎インスパイア店『夢を語れ』系列から独立したグループの店らしい。すぐ近くに『ラーメンどん』や『ラーメン豚山』日吉店という二郎インスパイア店がある場所にあえて勝負に出ての出店に見える。まあここのグループは好んで学生街に出店しているようだけど。
開店30分後くらいに店に到着すると店前に5人の行列が出来ていた。食券先買いと書かれていたので入店してタッチパネル式券売機にて現金で食券を購入してから列の最後尾についた。約10分待ちで店内へ案内され席を指定され着席。店員は男2人女1人。接客はそつなくこなしている感じ。客席は厨房周りL字型カウンター9席くらい。水はセルフ。後客4人くらい。
『ラーメン麺200g豚2枚』 1200円+『うずら5個』 150円= 1350円
メニューはラーメンと汁無しがある。麺量150g,200g,300g迄同一料金。ラーメン豚2枚で麺量200g、うずら5個トッピングで注文。提供直前のコールはニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメを指定。
麺は平打ち縮れ極太麺。ヤサイはクタってしていて体感でモヤシ9割キャベツ1割。豚は普通のラーメンとほぼ同じ大きさでやや厚め程度。スープは微乳化になるのかな?カラメにした影響かどうかは不明だが味もまずまず。スープこそ完飲しなかったが麺と具は全て完食、お腹は満足は出来た。
食べ終えて「これは二郎系ラーメンの量産型かな」と感じた。麺は平打ち極太縮れ麺だったけどゴワゴワ感は皆無でむしろ柔らかく感じた。豚と呼ぶよりほぼチャーシューだったし、スープはカラメ指定にしても過剰なしょっぱさは感じられなかった。今回自分で麺量200gを選択したというのはあるけれどその分全マシにしてトッピングも追加したけど難なく完食出来た。従って味も悪くなかった。要は食べ易くなったとも言える。つまりそれなりの規模の会社が「客の食べ易さ」を重視して二郎系ラーメンを変形させていった末の量産型感を強く感じた、ということが言いたかった。会社の規模がギフトHDまで巨大になると『ラーメン豚山』みたいな完成度になるのだけれど、多くの二郎インスパイア店はそこまで到達するのは困難だから余計量産型感を感じてしまったというか。
自分が約20年前に初遭遇した二郎インスパイアラーメンは癖があって刺激的で食べきることが困難な食べ物という強烈な印象付けがあった。それが今は気軽に食べられるようになった反面、単にラーメンの1種類に収まるようになってしまったような気がする。その昔「ラーメン二郎はラーメンではなく二郎という食べ物、代替はない」と言われていたけど、それは遠い過去の話になってしまったのか?と一瞬思ってしまった。でもすぐにそんなことにはなっていなと思い直した。自分はジロリアンではないので最近食べていないけど、三田二郎直系と言われる「直系二郎」の店は今も昔も変わらず大行列が出来ている。二郎系も家系のように細分化が進み間口が広がり役割分担が出来た、という話なのだろう。
ティッシュで口を拭い冷水を飲んで丼をカウンター上に上げ厨房に「ごちそうさま」と声をかけて退店した。帰宅して柏餅を食べるとしよう。




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