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2026年4月24日 (金)

市場美山

260424totsuka01 昨日から降り続いた雨は今朝ようやく止んだ。けれど灰色の雲で覆われた空はほぼ1日続行となった。空気も爽やかというよりひんやりに感じた。

戸塚青果卸売市場内にある『市場食堂 中華 美山(みやま)』。不確定情報だが市場開業と同じ1953(昭和28)年創業と言われている。そんな老舗の未訪問店が市内に未だあったというのも驚きだったし、『ラーメン雪ぐに』の柴田店主お気に入りの店とも聞いていたので興味を持ち訪ねてみることにした。

戸塚と言っても店は駅からは遠く、車なしでは難儀するような場所にあった。バスに乗って一番近いバス停まで行ってそこから歩いた。卸売市場内にあると言っても営業開始は11時から約3時間。開店予定時刻の10分以上前に到着した。まず目を引かれるのは店舗の外観。簡易プレハブ建築で、それに長い年月が積み重なっているから一瞬怯むくらいにオンボロ状態になっており、いかにも「知る人ぞ知る」といったような店構えだった。店前には誰もいなかったので入口で立って待っていた。結局予定から10分過ぎたくらいにようやく高齢の男店主が入口を開け入店を促してきた。その頃には駐車場で車内待ちしていただろう数人の後客も続いて入店した。店内は不潔な感じはあまりしない。ドアは開け放たれ開放感がある。爺さん店主1人で店を回している為、注文や配膳がセルフ方式になっていた。厨房カウンター前に広げられたノートに名前と食べたいメニュー欄に横棒を書いて注文。給水機からコップへ水を注いで適当な席へ座って完成を待つ。客席は厨房前一列のカウンター2席とテーブル席が2人卓✕1と4人卓✕2と5人卓✕1。後客は間を開けて最終的に7人入店していた。

260424miyama00 260424miyama01 市場食堂 中華 美山 『肉ソバ』 1000円

食べログとか見るとちょっと前まで普通の町中華店並にご飯ものや一品料理等があったようだが、今は壁のホワイトボードにマジック書きされた「肉ソバ」「サンマーメン」「タンメン」の3種だけになっている。筆頭の肉ソバを注文した。料理が完成すると厨房カウンター上に料理が並べられ店主から呼ばれるので受け取りに行って引き換えに料金を払う流れになっていた。

260424miyama02 麺は中太ストレート。スープは醤油清湯。その上にきざみ葱と白菜、木耳、人参、筍、豚肉が餡掛けされたものが大量にかかっている。所謂五目そばというやつだった。味も基本的には町中華で提供される餡掛け醤油麺そのもの。但しスープは並々と注がれ溢れ出し、受け皿にまで及んでいる。そしてしっかりしたボリュームと、何と言ってもアッツアツ!これこそが町中華店の食事に求められるものだから、この時点で大合格。味の方も実際食べてみると塩胡椒がバッチリ決まってハッキリした味わいに仕上がっておりとても美味しく満足度も高かった。スープこそ完飲出来なかったが麺と具は完食。丼とコップを厨房に戻し高齢で頑張る爺さん店主に「ごちそうさま」と伝えて気分よく退店した。高齢店主の様子を見るとそう長くは営業を続けることは困難だと予想される。自分は閉店してしまう前に訪れることが良かったと思えた店だった。

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コメント

かつての行きつけのお店にようこそです。
以前は隠れ家的な市場の町中華だったのですが。

https://www.youtube.com/watch?v=xUhqOYruxzI
You TubeやSNSなどで拡散され、撮影禁止・職人さん優先、お子様お断りになってしまい、とても悲しいことになってしまいました。

ママはお休み中で、大将のワンオペでメニューも3つに絞って営業されていますね。
40数年前、大将は昔、東急文化会館のレストランで腕を振るわれていて、そこでママと知り合ったそうです。
その後、戸塚の国道1号線沿いのストア内にお店があったそうです。
たくさんメニューがあって、雰囲気がよかった美山が懐かしいです。

ryu3星人さん

詳しい情報を教えていただきありがとうございました。
正に隠れ家といった佇まいに痺れたのですが見つかってしまい色々あったのですね。
店主も高齢のご様子だったし営業もかなり絞られていたので
残念ですが店終いカウントダウンに入っていると思います。
自分は間に合って良かったです。

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