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2026年3月 9日 (月)

唐桃復活

260309sky01 朝は空一面厚めの雲で覆われかなり冷え込んでいたのだが、昼近くになると青空が広がってきて気温も上がってきた。でも桜の開花を促すような暖かさには届いていない感じだ。

『唐桃軒』。1985(昭和60)年創業の横浜市内でも老舗に入るラーメン店。自分がラーメン食べ歩きを始める遥か前からJR関内駅の真ん前に黄色い屋根の店舗を構えていたのを記憶している。2013年6月に伊勢佐木モール脇の今『かわむら家』がある場所に移転した。その後2018年5月関内駅前のセルテ6Fに関内ラーメン横丁がプレオープンした時そちらに再度移転、セルテ自体が閉館する昨年末まで営業を続け休業していた。

今月1日関内駅南口改札から徒歩2分くらいのビル2階店舗で営業を再開したと聞いたので訪れてみることにした。飲食店がいくつか入っているビルのようだ。エレベーターで2階へ上がると店舗があった。早速入店し入口脇にあったボタン式券売機で食券を購入。店員は男女2人。客席は厨房周りL字型カウンター7席と窓側のテーブル席は2人卓2つと4人卓1つ。到着時既に常連と思しき先客5人がカウンター席に座っていて賑わっていたが、後客で約10人くらいの来客があり、ニ代目だという店主が椅子を店から出し追加して対応していた。集合施設でもないビル2階店舗というラーメン店としては厳しい立地だと思っていたが、少なくとも昼時は大賑わいだった。

260309toutouken00 260309toutouken03 唐桃軒 『塩チャーシュー麺』 1200円

創業当時からこの店のウリはチャーシュー麺。いつも筆頭の醤油を頼んでいたので今日は塩にしてみた。あと開店サービスか小ライスがサービスとなっていたので提供時お願いしいた。

260309toutouken01 麺はストレート細麺。具はきざみ葱、平メンマ数本、長方形の海苔1枚、そしてウリである大判の切り立てチャーシューが3枚。このチャーシューが柔らかくて肉の旨味があって確かに美味い。スープは塩角は感じずむしろ甘さを感じる味。塩も美味しいじゃん。若かった頃はこの店のラーメンの良さが全く判らず、正直「つまらないラーメン」の代表格に思えて家系ラーメンに走っていた事を思い出す。今になってこのラーメンの美味さが染みるのは、自分が歳を重ねたせいか?店が日々努力をして味を改善したせいなのか?きっと両方なのだろう。満足して完食した。

食べ終えた頃には店はおそらく営業再開を祝いに訪れたと思しき常連客で賑わっていた。この店の移転遍歴を見てきた自分からしたら「どうして関内駅近くの場所に執着と言っていいほど拘り続けるのだろうか?」と疑問に思っていたのだが、今日の店主と常連客達が会話している姿からようやく理解出来た。昔からの多くの常連客達の関係性が出来ているからという老舗店として当然の行動だったんだなーと何となくほっこりした気持ちで退店することが出来た。

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