カテゴリー

2026年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2026年2月 | トップページ | 2026年4月 »

2026年3月

2026年3月30日 (月)

菜花畑桜

260330nanohana02 SNSで市営地下鉄グリーンラインの川和町駅近くに菜の花畑に咲く桜の木があることを知った。黄色の中で咲く満開の桜は凄く綺麗に見えた。新横浜ラーメン博物館を退館した後、それほど遠くもないし行ってみることにした。空には雲が多いものの明日からしばらく雨の日が続くようだし、この機を逃したら見れないかも知れないと思ったから。

260330nanohana03 川和町駅からすぐの場所にそれはあった。こじんまりとしていたが穏やかな気持ちになる景色が広がっていた。

260330nanohana01 菜の花畑に咲く桜というのはあまりお目にかかったことがない。横浜市内でもこういう場所があったのか。しばらくその景色を楽しみ家路についた。

対麺其四

260330taimen405 新横浜ラーメン博物館で4日間開催された「河原成美の対麺」の最終日。今回のコラボ相手は何とラーメン店主ではなく辻仁成というフランス在中の作家?だそうだ。悪いけど自分は全く存じ上げない。そしてこの日だけ完全予約制。そんな有名人なのか?仕方なく手数料まで払って予約した。それでも混雑が予想されると説明書きがあったので入場開始のだいぶ前にラー博に到着。するとラー博会員側にはほとんど並びが出来ず、一方の一般入場口に長い長い行列が延びていった。一見すると女性客が多い印象なので辻仁成氏のファンの人達が多くやって来たのかも知れない。「対麺」予約者は入館後すぐQRコードを読み込み交換で食券を渡された。そして入口の階段とは別の銭湯側の階段を進むよう言われ店前に並んで開店を待った。あとメインのラーメン以外のサイドメニューやワイン、辻仁成氏の著書が券売機で発売されていた。サイドメニューの券だけ購入した。定刻に開店し初回入場出来た。厨房では河原成美氏が麺上げし、辻仁成氏の姿もあった。驚いたのは「そらのいろ」代表の宮崎氏が配膳と料理の説明を行っていたことだ。店員以外も関係者らしき人が大勢いた。

260330taimen400 260330taimen403 河原成美の対麺4 辻仁成

『天下無双のポルケッターメン』2000円

フランス在住だという辻仁成氏にちなんでフランス料理の手法を活かしたのが今回のラーメンだという。河原成美氏は本当にフランス料理が好きだね。

260330taimen402 自分は「ポルケッタって何?」というところから始まる。薄いチャーシューが数枚別皿で先に提供されたが、これがポルケッタというものらしい。ローズマリー、パセリ、セージ、レモンの皮、ニンニク、オリーブオイルをペースト状にしたハーブのパテを豚バラ肉に擦り込み塩味をつけて一晩寝かして、その後フライパンで焼いてオーブンに入れたもの…らしい。提供時の宮崎氏の説明ではラーメンに入れると味変アイテムとして機能するようだ。それに春野菜を中心にしたハーブサラダが添えられていた。

260330taimen401 麺は生パスタ用の小麦100%で作られた平打縮れ麺。パスタを連想させるようなかためな食感。でも縮れが強いので啜るとラーメンらしさは感じられる。スープは『博多一風堂』をベースにして2種の糀味噌と麦味噌、赤味噌を入れた味噌豚骨。味噌のしょっぱさは抑えられてまろやかな味わい。上にのっているのはカルピスバター、クレソン、半熟塩玉子半分。かかっているのはティムットペッパーというネパール産のスパイスだそうだ。麺の歯ごたえはよく上品な味わいの味噌豚骨スープはなかなか美味しかった。ポルケッタを数枚入れてみたけど自分の舌ではそれほど味変効果は感じられなかった。

260330taimen404 +『炙りポルケッターハン』 500円= 2500円

サイドメニューはポルケッタを炙って細かくしたものにバルサミコ醤油ソースをかけた所謂チャーシューご飯。こちらにもカルピスバターとクレソンが入っていて、子供の頃好んで食べたマーガリン醤油かけごはんを思い出し懐かしさを感じた。両方とも完食。正直ラーメンを食べたというより高級で珍しい料理を食べたという食後感だったが、お祭りラーメンとして割り切れば貴重な体験込みで満足度は高かった気がする。厨房に向かって「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

「河原成美の対麺」怒涛の4日間が終わった。でも自分の予想だがこのシリーズ、何となくまだ続く気がしている。大企業になった『博多一風堂』では河原成美氏は逆に自分が自由に出来ることが少なくなってしまい、開業当初から深い関係を築き上げてきたラー博の「ラー博LIMITED」は彼の格好の遊び場になっているような気がするからだ。それ自体は決して悪い事ではないと思うよ。世の中にはラオタではなく『博多一風堂』のコアなファン、河原成美氏のコアなファンというのが結構いるんだなーと行列に並んで待っている間につくづく感じるし、そういう人達は大喜びはしているのだろう。でも特に『博多一風堂』に強い思い入れもない、おそらく一般的なラオタ層の自分からすると、河原成美氏の繰り出してくるラーメンは奇抜過ぎて戸惑うことが多い。だから楽しみで期待に胸踊るというふうにはならないというのが正直な感想だ。ラー博はあまり一部に偏ることなく、普通にラーメン好きな人間に喜ばれるであろう企画もして欲しいと思う。個人的には「あの銘店をもう一度」で再出店出来なかった店を「ラー博LIMITED」を使って復刻させるとかしてもらうと嬉しいのだけど。

それと今回で感じた懸念点。これは河原成美氏や『博多一風堂』に限ったことではないのだが、ラー博が完全予約制導入してしまったことに違和感を感じた。一般客の気持ちからすれば入口で入場料払って、更に事前予約しなきゃ入店出来ない店舗があるって理不尽に感じる人が出るんじゃないかな?個人的には「予約が必要になるラーメン店なんてラーメン店じゃない」という気持ちを持ち続けている。それがフランス料理店やイタリア料理店とは違う、ラーメン店の魅力を構成する大きなひとつになっていると思う。古い考え方だろうが、だ。

あともうひとつ。こっちの方がラー博の大問題なのだが、店の関係者と思しき集団を行列に並んでいる人間を尻目に開館前に入場・入店させるようなことは止めるべきだ。そんなのはしたけりゃ開店前夜や閉店後にすれば済むこと。これを放置しておけばいずれ炎上問題に発展するだろう。

2026年3月29日 (日)

川片側桜

260329sakura01外気温が23℃を超え5月並に暖かな日になった。上空には白っぽい青空が広がっている。しかし天気予報によると明日以降天候は下り坂に向かっていくとなっている。つまり今日を逃すとしばらくはどんよりした曇り空や雨の下で花見をする羽目になりそうだ。太陽の下で桜を見てこその花見だと自分は考えているので、今日は日ノ出町付近から蒔田付近まで大岡川沿いを歩いて花見をすることにした。

260329sakura02 満開とは言えるかも知れないが、川の片側(京急線側)の桜は開花が芳しくなく遠目でみるとちょっと迫力が例年に比べると落ちる。日照量の違いによるものだろう。

260329sakura03 260329sakura04 でも近くで見る分には十分に桜を楽しむことが出来た。植物は動物より多様な感覚器官があるらしいから敏感なんだよな。

260329sakura05 260329sakura06 出店も多く人で賑わい明るい気分で花見を楽しむことが出来た。

対麺其参

昨日、一昨日に続いて新横浜ラーメン博物館へ。「ラー博LIMITED」第11弾「河原成美の対麺」第3回目は『人類みな麺類』という大阪を本拠地としているラーメン店。自分は未訪問だが名前だけは聞いたことがある程度。ラーメン店ばかりではなく様々な飲食店を手広くやっているらしい。なので正直あまり良い印象を受けず今まで訪問したことがなかった。今回は良い機会かと思って行列に並び20分ほど待って入店した。カウンター席に案内されたので『人類みな麺類』創業者の松村店主が眼の前で麺上げをしていた。金髪だが寡黙に作業していたし周りへの気配りが感じられたから失礼だが「ちゃんとラーメン職人なんだ」と感じて偏見が覆された。厨房内には河原成美氏もいて合計10人くらい男の店員が手際よく提供や客席整理をして好感が持てた。

260329taimen300 260329taimen303 河原成美の対麺 3 人類みな麺類

『特製あさりとんこつ二重奏macro』 1900円 +『あさりとごぼうのごはん』 500円= 2400円

「対麺」シリーズは特製とサイドメニューのセットでの注文と決まってきた。お祭りなんだからケチケチしないで楽しもう。

260329taimen301 今回のラーメンの見本写真を見た初見時は「レアチャーシューがペロンとしてるし貝も入っているし、今風で洋風な自分の好みとは異なるラーメンらしくないラーメンなのかな?」と、店主同様に偏見の目で見ていた。けれど結論を先に言ってしまうと「今日食べることが出来て良かったなー」と思うくらいかなり美味しい一杯だった。

260329taimen302 麺は全粒粉入りのかなり太めの縮れ麺。しっかりとした弾力があって存在感があった。この麺がこの一杯におけるラーメンらしさの軸になっているような気がした。スープが面白く白濁しているところと透明度があるところが入り混じっている。『博多一風堂』の豚骨スープに、濃いめの浅利出汁で作った餡を合わせているそうだ。その餡の中にはきざんだ浅利の身と貝柱が入っている。だから浅利出汁の旨味がほとんど薄まることなく口の中に入ってくる。浅利出汁はこんなに美味いのかと驚いたほど。だから見た目に反してしっかり和が感じられるラーメンに仕上がっていた。タレは『人類みな麺類』のラーメンで使用しているものを転用しているそうだ。具はあおさ海苔、ブロッコリースプラウト、貝殻付きはまぐり2枚、豚の角煮1個と大きめのレアチャーシュー2枚。あと桜の塩漬けも入っていたみたい。食べた時はそれに気づかず「柚子にしては味が違うな、何だろう」くらいに思っていた。貝塩ラーメンは元々好きな方なのだけど、ここまでしっかり貝出汁の旨味を味わえる一杯はなかったかも知れない。文句なくスープ完飲の完食マークを出した。

260329taimen304 サイドメニューは郷愁を感じさせるくらいしっかり日本のあさりごはん。こんなのは美味しいに決まっているので勿論の完食で大満足だった。厨房に向かって「ごちそうさまー」と声をかけて笑顔で退店出来た。

2026年3月28日 (土)

対麺其弍

260328sky01 夜に雨が降ったようで朝は路面が濡れており空は厚い雲に覆われていた。昼近くになると雲は薄くなってきてまずまずの天気となり気温も上昇、今年始めて上着を着ず長袖シャツだけで家を出た。予め予約していた床屋へ行き頭がサッパリした。

昨日に引き続き新横浜ラーメン博物館の短期集中企画「ラー博LIMITED」第11弾『河原成美の対麺』。第2回は『そらのいろ』。今回の対麺シリーズで唯一自分が過去訪れたことがある店。けれども当時は店名表記がカタカナで『ソラノイロ』だった。調べてみると約2年前にスーパーマーケット『ロピア』を擁するグループと業務提携して傘下に入っており、提供しているラーメンもだいぶ変わっているようだ。とは言え『そらのいろ』宮崎店主は『博多一風堂』に10年以上務めていた経験があるので今回久々の師弟競演となるのかな?

到着時店前には20人くらい並んでいたが18分くらいの待ちで店内に案内された。手際が良いのだろう。店頭には『そらのいろ』の暖簾がかかっている。厨房には宮崎店主含め男5人女2人。河原氏の姿は見えなかった。

260328taimen200 260328taimen203 河原成美の対麺2 そらのいろ

『特製合鴨と焦がし醤油の白湯そば』 1900円+『合鴨ごはん』 500円= 2400円

この対麺シリーズは特製がデフォルトみたいなので昨日に続き今回も特製とサイドメニューをセットで注文した。粒胡椒入りの大根おろしが別皿で提供された。ラーメンの方に入れて味変するらしい。

260328taimen201 スープは合鴨のガラを炊き出した白湯スープと『博多一風堂』の豚骨スープを合わせたもの。事前に想像していたものより鴨の味がしっかり出ている印象があった。メニュー名通りタレは焦がし醤油と備長炭の香りを含ませたオイルを使っているそうで、香ばしい味がする。鴨肉って焦がした焼きねぎまと一緒に出てくることが多い印象があるので、鴨と焦がし醤油の相性は良くなかなか美味しかった。

260328taimen202 麺はストレート太麺。オーションともち小麦から作っているそうで麺として主張を感じた。具はスプラウトと茹でキャベツ、焼いたねぎま1本、菜の花と春菊の天ぷら、味噌煮玉子、合鴨の低温調理チャーシューと合鴨の燻製が2枚づつという、スペシャル感満載といった感じ。美味しかったし間違いなくラーメンではあるのだけど合鴨のスープ料理という印象が強かった。

260328taimen204 サイドメニューの合鴨ごはん。鴨の脂と焦がし醤油を入れて炊き上げていて、その中に鴨肉の粒が入っている。更に合鴨肉のスライスが1枚のっている。ラーメンと合わせて合鴨づくし。美味しかったので完食し満足した。ただ繰り返すけど「ラーメンを食べた」というより高級合鴨料理を楽しんだという食後感だった。厨房に向かって「ごちそうさまー」と言って退店した。

2026年3月27日 (金)

対麺其壱

260327sky01 桜の開花の時期はいつも天候が不安定になる。一昨日午後から昨日の夕方頃まで降り続いた長雨はようやく終わった。今日は空模様は比較的良さそうだ。

新横浜ラーメン博物館の短期集中企画「ラー博LIMITED」第11弾が今日から開始ということで早速行ってきた。今回は『博多一風堂』河原成美氏が他のラーメン店主達とコラボを「対麺」と称し、1人と1日を4連続、つまり4日間実施するという。やる方も大変だろうが客にとってもかなりハードルが高い企画となっている。一風堂のコアなファン層って意外と多いんだよ。

一番手は栃木県佐野市にある佐野ラーメンの店『麺屋ようすけ』の店主が対麺の相手となる。自分は未訪問だがご当地「佐野ラーメン」の店の中で人気店らしい。なので今回は佐野ラーメンの特徴のひとつでもある手打ち麺がメインになるのだと思う。厨房には河原成美氏、『麺屋ようすけ』店主を含めた男達10人くらいぎゅうぎゅうになって手際よくラーメンを作っていた。

260327taimen0100 260327taimen0103 河原成美の対麺1 麺屋ようすけ

『特製手打ちとんこつ醤油らーめん』 1900円 +『もつ煮ごはん』 500円= 2400円

今回の対麺シリーズではノーマルと特製があるのだが、見た目の差が著しいので特製を注文した。また数量限定のサイドメニューもあったので注文した。退店後に店入口の写真を撮影しようとしたら丁度河原成美氏が出てきたのでその瞬間を撮影出来た。

260327taimen0101 麺は中太平打縮れ麺で噛む時に心地よい抵抗感を感じる正に手打ち麺の面目躍如。この存在感のある麺に遜色のないよう選択されたスープは背脂が混ざる豚骨醤油味。醤油ダレもしっかり効かせて味濃いめに感じた。背脂で脂感も十分。

260327taimen0102 特製の具は青葱と柔らかいバラチャーシュー2枚半、味玉丸1個。いずれも『麺屋ようすけ』のものらしく美味しかった。あと雲呑2個。皮がしっかりかためで歯ごたえがあったので、これも佐野の手打ち麺の生地を使ったのかな?と思ったら違うらしい。『とら食堂』と良好な関係にある河原成美氏が白河から取り寄せた皮を使ったものだとか。そしてこの今回の一杯のシンボルマーク的存在の「いちごの豚バラ巻き」が半分に切られた状態で置かれていた。こんなの見たのも初めて食べたのももちろん初めて。当たり前だけど苺は甘い。なのでラーメンに入れたら完全に浮く。正直言ってしまうと入れるべきではないもの。でもそれを入れてしまうのが河原成美なのだと考えている。彼は型破りなことをしたくなってしまう性格なんだよ。これまでラー博で彼の作った限定ラーメンを食べてきた自分にはそう思えた。

260327taimen0104 サイドメニューのもつ煮ごはん。これは『麺屋ようすけ』で通常提供しているもつ煮をご飯の上にのせたものだそうだ。優しい味噌味のもつ煮と青葱と人参、あとかんずりが少々。これに残った豚骨醤油スープを少しづつかけて楽しんだ。オーソドックスに美味しかった。良い食事が出来て満足の退店となった。でもあと3日あるんだよなー。大変だ。

260327kannai01 この好天も今日だけで明日からまた不安定な空模様になるという予報が出てたので大岡川を歩いて花見でもしようかなと思ったら、桜木町付近を見た限りでは桜はまだ全然な感じだった。見頃は週明けに持ち越しなんじゃないかなという印象。なので代わりに横浜市旧市庁舎跡地に今月19日にオープンした「BASEGATE横浜関内」に初訪問してみることにした。自分はそもそも、みなとみらい地区に大規模複合施設が次々に出来た時からこういうのには一切期待していない。だから「キレイだねーオシャレだねー」と棒読みで言う感じの感想しかなかった。まあ中に入っていたスーパーはサミットみたいに普通に使える感じだったので幾つか惣菜を買ってみた。

2026年3月24日 (火)

新橋喜長

260324sky01 今日は暖かい春らしい日となった。桜はまだ2~3分咲き位だけど。今年始めて春物の薄い上着を着て家を出た。

『中華そば 喜長(きちょう)』。新橋駅から徒歩2分くらいの場所に今月18日にオープンしたばかりの新店。ネット情報では神田にある『わいず』の関連店らしい。自分はあまり都内の新店へ赴くことなどしないのだが、横浜からJR1本で行けて、開店時間が早めで駅近で通し営業、何より提供しているラーメンとつけ麺が美味しそうに見えた。それもそのはずで、つけ麺の方が今はなき『荻窪丸長』インスパイア、中華そばの方は『としおか』インスパイアだという、コアなラオタのツボを押さえた仕様になっているそうだ。虎ノ門ヒルズで開催中の展示会に行くのも都合が良いし、訪れてみることにした。

せっかく早めの営業開始店なのに出遅れてしまい、更に道に迷ったりして店に到着したのは開店予定から20分も過ぎた後だった。店前には20人くらいの行列が生じていた。急いで列の最後尾に並ぶも食券先買い注意の看板を見て慌てて店内入口の券売機で食券を購入してから並び直した。結局40分くらい待たされてからの入店となった。厨房は突き当り奥にありその前に一列5席、入口に近い壁側に一列6席のカウンター席があった。店員は男2人女1人。外国人だが接客は特に問題なかった。

260324kichyou00 260324kichyou03 中華そば 喜長 『チャーシュー竹の子つけそば』 1380円

まずは当店人気No.1表記がある筆頭メニューを選択した。つけ麺の方は特製とはせずこの表記なのは『荻窪丸長』を意識しているのが理解る。基本はつけ麺と中華そばの2本立てだが細麺変更が無料、中華そばは塩もあるようだった。

260324kichyou02 麺は自然な薄い茶色っぽいモチモチ食感のストレート太麺。『荻窪丸長』の中細縮れ麺とは異なる現在っぽい極太麺。でもきざみ海苔が雰囲気出している。

260324kichyou01 つけ汁は予め黒胡椒たっぷりで辛く真っ黒く酸味も強めに効いて、確かに尖った『荻窪丸長』を思わせる味。更にざく切り葱と大きめの柔らかメンマ、いい脂感がある短冊切りされたチャーシューがつけ汁の器に詰まっている様子もテンションを上げてくれる。『荻窪丸長』の懐かしい感じを残しつつボリューム感をアップさせたようなつけ麺だった。こりゃあいい。ゆっくりと楽しむように味わいつつ麺と具は完食。スープ割りをお願いすると店員自らスープ割りを注いでくれた。こんなところまでインスパイアというのはリスペクトが感じれれ好印象。大満足の退店となった。店の外には変わらず長い行列が出来ていた。

260324sac00 その後虎ノ門ヒルズへ移動し展示会を1時間くらい観覧して新橋駅の方に戻ってきた頃には午後2時をまわっていた。また店に戻ってみると前に5人待ちの状況だった。「このくらいなら少しの待ち時間で済みそうだから入っちゃうか」と思い本日2度目の入店を決意。早速食券を買ってから列の最後尾についた。6,7分の待ち時間で入店出来た。

260324kichyou05 +『中華そば』 980円+『味付玉子』 150円= 2510円

やっぱり『としおか』インスパイアの中華そばの方も気になったので。時間は十分空けたとはいえ特製は控えて味玉トッピングだけにしておいた。

260324kichyou06 つけ麺の麺より細いがしっかり太麺。やや縮れ。麺量は本家『としおか』に比べれば少ないけど自分は今回それで助かった。具はきざみ葱、海苔1枚、多めの柔らかメンマ、分厚く大きめのチャーシュー1枚。あと追加した味玉は黄身トロリで色も味も濃い。チャーシューも柔らかで美味しかった。スープは節系魚介出汁が分厚く、更に醤油ダレもしっかり濃い。最初スープを飲んだ時にはあまり『としおか』を連想出来なかった。確かに近いし雰囲気あるなーとは思ったけど。何故かと良く考えたら自分は『としおか』で塩ラーメンしか食べたことがないからだ。醤油だとこんなクドさになるのか?とは言え並の節系醤油ラーメンよりは美味しかったんだけどさ。スープは少し残させてもらって麺と具は完食し大満足の退店だった。機会があれば塩の中華そばを食べてみたいなと思いつつ家路についた。

2026年3月22日 (日)

明家変燃

260322sky01 薄い雲がかかり白っぽい青空が広がった日。

ぷらむろーど杉田商店街にあった家系風ラーメン店『明家』杉田店が今月背脂ラーメンの店にリニューアルしたと聞き訪れた。店名は『NARUTOラーメン』に変更された。そして店名と同じ名前の有名漫画のキャラクターをおそらくは無断使用して一部SNSで炎上し、しばらくしてそれらキャラクターを一斉撤去して現在に至ったという経緯がある。

店到着時既に営業中の札が出ていたので早速入店した。すると客席に座り上半身を突っ伏していた男の店員が慌てて起き上がり「いらっしゃいませ~」と言いながら厨房に戻っていったのが見えた。店員は男女2人。片言の日本語ではあったが接客態度は良かった。店内は日本の歌が流れていた。卓上の冊子メニューを見ながら口頭で注文。メニューには麺の部分が「面」と書かれていたりしたので中国系ではないことがわかった。ベトナム系?料金は後払い。客席は『明家』時代と変わらず厨房周りL字型カウンター7席と窓側一列のカウンター3席。前後客ゼロだった。

260322naruto00 260322naruto03 NARUTOラーメン

『NARUTOラーメン』800円+『ネギチャーシュー丼』 350円= 1050円

屋号を冠した筆頭基本メニューを注文。「面」の硬さと背脂の量が選べたので「かた目・増し」を指定した。通常醤油で塩味も有り有料で味噌にも変更可能のようだ。サイドメニューとのセットがいくつかあったのでネギチャーシュー丼のセットで注文した。このあたりも『明家』時代と同じ。支払い時に土日は100円サービスで上記の値段になった。

260322naruto01 麺は中太平打ストレート。具は青葱、細切りきくらげ、ナルト1枚、薄い海苔3枚、チャーシュー2枚。あっさりめのスープに背脂を直接混入したタイプで正しくは背脂チャッチャではなかったけど、しょっぱさと油感がありラーメンとしての満足度はあった。スープこそ飲み干さなかったけど完食。

260322naruto04 ネギチャーシュー丼は『明家』時代きざみ海苔だったのが紅生姜に変わっていたけどこれはこれで美味しかった。こっちも完食。炎上騒ぎの後だけあって前後客が無かったことが気になったけど普段使い出来そうなラーメン店ではあると思う。現金で支払いをして退店した。

2026年3月21日 (土)

蒼井煮干

260321sky01 昨日まで不安定なぐずつき気味の天候だったが今日は朝から快晴の空となった。

短期出店企画ラー博LIMITED第10弾が始まったので新横浜ラーメン博物館に訪れた。今度の店は一昨年「ラーメン登龍門2024」で第3位になった『手打ち麺あお井』。その店主は『博多一風堂』出身で白河の名店『とら食堂』で手打ち麺を学んだ人物。ラー博出店から約10ヶ月後に福岡市内に路面店『味噌らーめん あお井』を開店している。

三連休中ということもあり今日はラー博の開店時間が通常より1時間早めだったのでかなり早めにラー博に到着した。でも三連休中としては思ったより来客は少なめ。開店1番乗りとして券売機で食券を購入し店前の先頭で開店を待った。定刻に開店し席に案内され冷水入りコップを提供された。店員は店主を含め男4人女1人だったと思う。

260321aoi00 260321aoi01 手打ち麺 あお井

『煮玉子入り手打ち魚介呉汁味噌らーめん』 1600円

今回の限定出店のテーマは2つ。ひとつは以前出店した際には限定数量しか出せなかった手打ち麺で全て提供すること。もうひとつは以前提供していた「呉汁味噌らーめん」に魚介出汁を合わせること。自分はその味玉付きメニューを注文した。

260321aoi02 麺は名門『とら食堂』直伝だけあって噛んだ時に抵抗力を感じる、歯が喜びを感じるような麺。素晴らしい。具は白葱、水菜、ナルト1枚、大きめなチャーシュー2枚。スープは大豆を摺り潰し粒粒感を感じる呉汁風味噌。そこに煮干しを中心とした魚介出汁が合わせられていて結構ニボニボ感強めに出ている印象。美味しかったのでスープ完飲の完食。でも自分の好みでは魚介出汁を合わせなかった以前の粒粒感を感じるシンプル味噌スープのが好みに合っていたかな。店主に「ごちそうさまー」と伝えると「朝早くからありがとうございました!」と答えてくれて気持ちよく退店することが出来た。

2026年3月18日 (水)

大黒庵閉

260318sky01 雲優勢の空模様だが時折晴れ間がのぞくような1日で気温はそれほど下がらなかった。

平塚を代表する老舗ラーメン店のひとつ『大黒庵本店』が来月の4月20日を最終営業として76年の歴史に幕を下ろすことが発表された。元々日本蕎麦店として1950(昭和25)年4月10日創業した。かつては市内に支店を2つ出すほどだったが今は本店1店舗のみ。元々「ラーメンが評判の日本蕎麦店」として有名だったが、3年前の2023年に日本蕎麦や丼ものの提供を止めラーメン専門店にリニューアルし、ラーメン好きとしては今後を期待していたところだった。

閉店まで約1ヶ月以上あるが平塚に足を運んだ。開店時間の2分後くらいに店に到着したが既に店前には閉店を惜しむ客達の行列が生じていた。急いで列の最後尾につく。約20分近く待った後に店員に案内され入店した。元々日本蕎麦店なので客席はテーブル席のみなので相席してテーブル席に座った。店員から冷水入りのコップが卓上に置かれたので口頭で注文した。店員は店主含め男2人女3人。常に満席で店外行列状態が維持されていた。

260318daikokuan00 260318daikokuan01 大黒庵 本店『中ラーメン』 950円

別れを惜しみ、この店のガッチガチにかたい麺をたっぷり楽しみたくて今回は麺1個半分のラーメン中盛を食べることに決めた。卓上にある「ラーメンのオーダーの仕方」の表に従って店員には「チューラン・ドンパリ・カラ」と口頭で伝え注文した。これは「中ラーメン・麺うんとかため・スープからめ」という意味になる。殆ど待つことなく素早く提供された。

260318daikokuan02 ご当地ラーメン好きの自分としては惚れ惚れとしてしまう、たまらなくイイ顔をした一杯。こんな素朴な顔をしていながら食べると個性が際立っている。まず麺だが、普通ラーメンの麺では使用しない、日本蕎麦の割り粉として使用している強力粉で自家製麺したゴワゴワの中細縮れ麺。歯ごたえすら感じる硬さなのだが、これが何故か心地良い食感を生む。その麺が中盛なのでたっぷりの量のスープからでも顔を出すくらい入っている。思いっきり啜って口いっぱいにして噛んで至福の時間をたっぷり楽しんだ。具はきざみ葱、平メンマ数枚、ナルト1枚、味しょっぱめの美味しいチャーシュー1枚。強めの醤油ダレとしじみ出汁の味わいが前面に出たスープは、しょっぱいのに何故か癖になる味で何度もレンゲで飲んでしまう。しょっぱいので水が沢山欲しくなってしまうが、おばちゃん店員が減ると冷水を注いでくれる。何気に嬉しい。同じ神奈川県内なのに東北の老舗店を訪れた時のような気持ちになる。スープ一滴残さず完飲の完食。腹いっぱいの大満足。この量の一杯が今日び1000円以下で食べられるというのも、同じ県内にある店とは到底信じられない。現金で支払いを済ませ「ごちそうさまー」と厨房に声をかけた。すると忙しいのに店主は客に一人ひとり「ありがとうございましたー!」と大声で返してくれる。こういう店が閉店してしまうのはとても寂しい。後ろ髪を引かれる思いで退店した。店の外では変わらず行列が出来ていた。

もうひとつの平塚を代表する老舗店『老郷本店』が昨年夏、店主逝去の為突然閉店してしまった。そして来月『大黒庵本店』を失ってしまったら、ご当地ラーメン好きの自分としては、平塚という街が一気に色褪せて見えてしまう気がする。今日厨房内には店主の手伝いで若い孫が厨房に入っていたけど復活の目はあるのかな?今、飲食店が厳しい時代だから無責任に言えないけど、閉店商法とか不問にするから何とか継続して欲しいなーと思いながら駅に戻って帰路についた。

2026年3月17日 (火)

謝謝拉麺

今日もどんよりと曇った肌寒く感じる1日だった。桜の開花前はこういう日が多いな。

260317godzilla01 先月半ば日比谷駅近くの老舗ラーメン店『芳蘭』へ訪問した際にすぐ近くで見かけた敷居の低そうな中華料理店を見つけた。店名が『謝謝ラーメン』となっていた。調べたらこちらも創業1967(昭和42)年の老舗店だった。機会があればこの店も訪れてみようかとその時は呑気に思っていた。そうしたらSNSでこの店が今月25日で閉店してしまうという情報が回ってきた。最近閉店情報が多く回ってくるなー。油断していると行きそびれてしまうと思い訪ねてみることにした。

有楽町駅から歩いて訪れた。早速入店。先客2人がいた。奥に厨房があり店員は男2人女1人。後から男1人追加。客席はテーブル席のみで6人卓✕5つのこじんまりとした店内。卓上のメニュー表を見て口頭で注文。後客2人。

260317sheshe00 260317sheshe03 謝謝ラーメン『半ラーメン+チャーハンセット』 1050円

半ラーメンとチャーハンのセットを注文した。ラーメンは正油と塩から選べるというので正油にした。+100円で味噌に変更可能とあった。付け合せに珍しく冷奴が付いてきた。他に単品でつけ麺やタンメン、広東メン、焼きそば、餃子などあった。生姜焼きや回鍋肉等の定食セットも数種類あった。

260317sheshe01 ラーメンは麺は多加水中太平打麺。具はきざみ葱、かいわれ数本、平メンマ数本、小さめのチャーシュー1枚。あっさり正油で卓上の白胡椒がよく合うごく普通の町中華のラーメン。でもこういうのが気楽に食べられて丁度よいって感じの一杯。

260317sheshe02 チャーハンは玉子多めな印象の、こちらもごく普通の町中華のチャーハンで程よいボリュームがあり満足度も高かった。卓上の調味料類は一切使わず完食するくらい美味しかった。

初訪問で最後の訪問となるとは思うが居心地の良いいい店だった。都心のど真ん中で懐に優しい中華料理を長年提供し続けてくれて、近隣に務める人々にとっては貴重な店だったことがうかがえた。閉店理由は店舗の老朽化だそうだ。こういう所謂日本の町中華の店が貴重に思える時代が訪れてしまうのは正直寂しい気持ちがある。店員も割と全員若い感じだったのでもしかしたらどこかで移転オープンという可能性もあるかも知れないかな?と思いつつ現金で料金を支払って退店した。

2026年3月16日 (月)

呑八再訪

260316sky01 明け方から朝8時頃まで雨が降り灰色の雲に覆われた空。また桜の開花を遅らせるような気温の1日。

山下公園前・産業貿易センター地下にあるカレー店『どん八』。昨年6月に初訪問したのだがその時すっかり気に入った。早めに再訪問したいなと思いつつ早9ヶ月が経過してしまった。今日は午前中銀行へ行く用事があったのでその後に立ち寄ることにした。開店直後に入店。カウンター席に案内された。口頭で注文。店員は男2人女2人。先客1人後客10人くらいで相変わらず人気の店。

260316donpachi00 260316donpachi01 とんかつ・カツカレー どん八 山下町店

『スペシャルカレー』 1400円

最初スタンダードのカツカレーを注文したのだが、すぐ気が変わってロースカツとヒレカツが1枚づつのったスペシャルカレーに変えてもらった。

260316donpachi02 相変わらず食欲をそそる盛りのカレーだ。玉葱の入ったピリ辛程度のドロドロの日本のカレー。卓上のソースをカツにドボドボとかけて何も考えずにガツガツと食べれる。それが日本カレーの魅力。最後はカツを布巾代わりに皿を綺麗にして食べた。間違いない満足度。支払いをして退店した。

2026年3月13日 (金)

時豚弘明

一面白い雲に覆われた空が広がった1日。気温も10℃を下回り肌寒い。またコートの袖に腕を通して外出することになった。

弘明寺と蒔田の中間あたりの鎌倉街道沿い、『横浜ラーメン田上家』の4軒くらい隣の、以前『LABOまーちゃんの牛すじカレー』があった店舗に二郎系インスパイア店が今月10日オープンしたと聞き行ってみることにした。店名は『時は豚なり』。全く意味がわからない店名だが、川崎に本店がありここ弘明寺店は5軒目の出店だそうだ。

開店予定を5分ほどまわったくらいに店へ到着し早速暖簾を割った。店員から「空いているお好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ着席。店員は女店主と若い男のバイト店員1人。客席は厨房前一列4席、壁向かい一列3席のカウンター席、テーブル席は1人卓✕1、2人卓✕2、4人卓✕1。注文は卓上に置いてあるオーダーシートに記入する方式で料金後払い。先客7人後客7人と満席にならないでちょうどよく回転している様子。

260313tokibuta00 260313tokibuta01 豚ラーメン 時は豚なり 弘明寺店

『豚ラーメン 麺300g』1100円

メニューは「豚ラーメン」、「汁なし豚ラーメン」、川崎ニュータンタンメン風二郎の「担二郎」、ご飯の上に二郎系具材がのる「神豚丼」の4つ。後半2つはオリジナル要素が高く興味を惹かれたが、ここ数カ月二郎系ラーメンを食べていなかったので今回は筆頭基本メニューを麺量300gで注文した。無料トッピングはヤサイ、ニンニク、アブラの全マシを指定した。注文時に濃い薄いを指定すれば対応すると書かれていたが卓上にタレがあるので自己調整可能。タレ以外にも酢や胡椒、一味やカレー粉も置かれていたので自由度は高いと思う。客入りの様子からかなり待たされるかと思っていたら意外と早く提供された。

260313tokibuta02 ここは麺が特徴的だったね。多加水平打極太縮れ麺で食感がデュルンデュルン。ヤサイは目算でモヤシ9割キャベツ1割。チャーシューはしっかり豚の塊形状でしっかり食べごたえはあるが1個半。スープは乳化寄り…だと思う。途中卓上からタレを追加し自己調整した。きざみニンニクと脂の量もガッツリでケチケチしておらず好感が持てた。ジロリアンではない自分の印象では悪い印象は全くない。久々の二郎系の一杯は美味しく食べられた。スープは完飲しなかったが麺と具は完食。新店のわりには女店主の対応は落ち着いて好印象で提供も早かったし不満点無し。満足の退店となった。

2026年3月12日 (木)

髙野塩浸

260312sky01 昨日とは真逆で朝のうちは厚い雲に覆われていたが日が昇るに連れて青空が広がっていった。でもこころなしか青色が弱い白けた空の色だった。

昨日訪問した『中華そば 髙野』の「特製鶏つけそば」のあまりの美味しさに衝撃を覚え、勢いでもう一つのメニューである「豚つけそば」に俄然興味が出て翌日も訪問する気持ちになって退店したほどだった。けれど帰宅して調べたらその2つのメニューは麺とつけ汁に違いはなく単にチャーシューが鶏か豚かの違いでしかないことを知り興ざめしてしまった。しかし『髙野』の2号店である『KITCHEN TAKANO』の方では本店にはない塩だれベースの昆布水つけ麺を提供しているのを思い出した。意味もなく間を空けてしまうより連日訪問して差異を知る方が面白みも増すと思い今日はそれを狙って訪れることにした。

『KITCHEN TAKANO』は『中華そば髙野』の2号店として2021年10月24日にオープンした。自分はその年の年末に一度訪問して以来なので約4年ぶりの再訪問になる。早めに大口駅に到着し店に到着するも全然行列が出来ていなかったので近くのコンビニ等をぶらついて時間を潰す羽目になった。開店予定の5分前くらいに店に戻ってきたけれど相変わらず店前には待ち客の姿は無かった。至近距離にある1号店と行列のギャップが凄いな。定刻に開店し入店。店内隅にある券売機で食券購入後、一番奥の席に座るよう促されたので着席し店員に食券を渡した。水は卓上からセルフ。店員は男1人女1人。接客も良好。客席は厨房周りL字型カウンター10席。後客は7人ほど来たが満席にはならず。1号店とのこの違いは一体何なのだろうかと気になった。

260312kitchentk00 260312kitchentk03 KITCHEN TAKANO 『特製つけそば(塩)』 2000円

券売機に「店イチオシ!」と書かれたメニューを注文した。今は鶏と豚の区分けはない様子で1種類のみ。他に中華そば(醤油or塩)、和え玉、各種サイドメニューがあるようだ。本店同様あまり待つことなく提供された。

260312kitchentk01 順番に従いまずは昆布水に浸かったキンキンに冷えた麺の方。麺は本店と同じものだと思うがかなりかために茹でられている印象を受けた。シコシコというよりボキボキな食感。昆布水も一緒だと思う。具は三つ葉ととろろ昆布、海苔1枚、穂先メンマ1本。海苔が付いていること以外本店と同じ。固まったとろろ昆布を丹念にほぐしてから昆布の味を楽しみ食べ進めた。

260312kitchentk02 そしてつけ汁の方。こちらは塩ベースだけあって見るからに違うのは当たり前か。黄金色で透明度のあるつけ汁は2種の地鶏、野菜、昆布他各種乾物で作り出し、塩ダレは帆立など数種の乾物と複数の塩をブレンドして作っていると蘊蓄に書かれていた。きざみ葱が浮かび底の方には香ばしい燻製ブロックチャーシューが数個入っている。他に味玉丸1個と燻製豚チャーシュー2枚と鶏チャーシュー1枚が入っていた。味玉は本店と同じく味も色も濃い美味しいものだった。学んだセオリー通り麺を半分だけつけ汁に浸してひと啜りで温度差の妙を楽しんだ。こちらも昨日食べた醤油と同じく高い完成度で当然のことながら完食に終わった。でも昨日ほど食後の感動には及ばなかった。それは単に「鶏水」スープに対する醤油だれと塩だれの相性の差だと思う。世間に広がった所謂「鶏水系ラーメン」のほとんどの店が醤油を筆頭メニューにして人気になっていることで説明がつく。次は時間を置いて中華そばで食べ比べをしたいなと思いつつ退店した。

2026年3月11日 (水)

髙野鶏浸

260311sky02 今朝は雲ひとつない晴天の空!…と思ったのも束の間、すぐに雲が急速に広がってしまった。そして寒い!今日もコートに身を包んで外出することになった。

先日新横浜ラーメン博物館の『ロックンスリー』で念願だった「元祖 昆布水のつけ麺」を食べることが出来た。それは美味しかったしそれなりに感動もあったのだけど、自分の記憶にある昆布水つけ麺のハードルを超えてこなかった。その理由を探っていたら、自分にとって初めて食べた昆布水つけ麺が『中華そば髙野』だったからではないのか?という仮説が思い浮かんだ。今日はそれを確かめる為に約6年半ぶりにJR横浜線大口駅近くの同店へ訪れることにした。

この店をしばらく訪れていなかった理由は唯ひとつ、恐ろしいほどの行列が生じる店だから。営業も週4日で昼の3時間のみが基本となっている。なので開店予定の20分以上前に店に到着するようにした。そうしたら店前には既に6人並んでいた。定刻に暖簾が出された頃には自分の後ろに目算で20人以上の行列が生じていたと思う。先客に続いて店内入口にあるボタン式券売機で食券を購入して店員に渡すと席に案内された。水はセルフで持ってきてコートを壁のフックにかけて着席した。厨房には男の店主1人と女店員3人。かなりテキパキと動いていて見ていて好感が持てた。客席は厨房周りに一列8席と3席。奥にテーブル席が数席あるようだったが確かめられなかった。当然初回で満席になり店外の大行列は継続していた。

260311takano00 260311takano03 中華そば 髙野 『特製鶏つけそば』 1900円

目的の「鶏つけそば」の特製を注文した。他に鶏の中華そば、豚蕎麦、豚つけそば、和え玉、サイドメニュー、トッピング各種があった。尚豚蕎麦、豚つけそばはチャーシューが豚になるだけの違いらしい。でもそれだけ色々なメニューがあり、しかも麺とつけ汁の温度差があるメニューなのに、かなり早めにほとんど時間差なく提供されたので驚いた。

260311takano01 まず麺を単体で味わう。キンキンに冷えた昆布水を纏った中細ストレート麺はかために茹でられておりシコシコした食感で食べ応えがあった。これはかなり自分の好みに合致し麺を食べている喜びを感じることが出来た。麺量も十分あり普通に食べる分には和え玉も必要ないと思う。粘度も適度で啜ると不思議な快感を伴う。具は三つ葉とその上にとろろ昆布の塊、穂先メンマ1本。とろろ昆布は昆布の味を補強してくれる。ただ固まりやすいのでよくほぐして混ぜる必要があった。麺単体で十分美味い。レモンの必要性も感じなかった。

260311takano02 次いでアッツアツの鶏水醤油つけ汁。具はかいわれ数本、雲呑1枚、味玉丸1個、低温調理鶏チャーシュー2枚と鶏のブロックチャーシューが2個。味玉は黄身の色も味も濃く絶品だった。勿論鶏出汁と鶏油、醤油が一体になった味のつけ汁も素晴らしかったが、それ以上に印象に残ったのがつけ汁の中に転がっている鶏チャーシューがかなり香ばしく味付けされていて、その香ばしさがつけ汁に溶け込んで「こりゃたまらんな」と思ったほど鶏の旨味が全開になった味に仕上がっていることだった。これを先日『ロックンスリー』で学んだように麺を半分だけつけ汁に浸して食べていく。こりゃあ美味いって!こんなレベルの昆布水つけ麺を最初に口にしたらそりゃハードルが高くなってしまうのも仕方がなかったなと納得の答え合わせが出来た。

嶋﨑氏が「昆布水つけ麺」というものを初めて創造したことへの敬意は変わらないし、味も自分の好みの違いに過ぎない程度の差異とは思っている。それでもこの高品質を維持しながら提供するスピードとそれによって生じる回転率の速さなどはこの店の方がかなり上を行っていたのは確実だと思う。店員の対応も良かった。隣に座ったおそらくラーメン経験値が低いと思われるカップル2人が最初の数口を食べて「こりゃ並ぶのはしょうがないよ!」と驚きながら話していたのを見て心の中で頷いたよ。つけ汁も昆布水も両方飲み干して完食の大満足。厨房に向かって「ごちそうさまー」と挨拶してからコートを着て退店した。店外には変わらず大行列が出来ていた。屋外に出ると青空が広がって少し暖かくなっていた。

2026年3月10日 (火)

福富丿貫

昨日と同じく空は厚い雲に覆われ気温も5℃くらいしかないとても冷たい日となり、しばらくすると本降りの雨が降り出した。外出する用事があったのでもうタンスに仕舞ったコートを引っ張り出し傘を開いて家を出ることになった。

『丿貫』福富町本店。2016年2月18日創業。実はその前身の野毛で間借り営業していた時の『灰汁中華丿貫』、更にその前に馬車道で間借り営業していた『茅波別亭へちかん』の頃から自分は知っている。今や東京、札幌、木更津、大阪、米子ほか全国に支店を展開しているだけではなく、ここから輩出した人達の関連店も多く存在し濃厚煮干しラーメンの大系統を作り出している。間借り営業時代の当時は「横浜で『中華そば伊藤』インスパイアな一杯が食べられるとは!」と驚きと感動をもって訪問していた。ところが約10年前くらいから「濃厚煮干系ラーメン」の店が大量に生まれ、かつての「魚介豚骨系ラーメン」を思わせる供給過多な時代が到来してしまった。独特の魅力は確かにあるけど店ごとの違いはほぼ皆無で、自分は一気にこの「濃厚煮干し」系に飽きがきてしまい『丿貫』からも徐々に足が遠のいてしまった。とは言え少なくともお膝元である地元横浜では傍から見ると信者に見えるようなコアなファン層が出来上がっており支店を出す度に大行列が絶えないのを目の当たりにしていて、更に足が遠のく結果になっていった。

今日は午前中伊勢佐木モールに行く用事があったのでその帰り約6年ぶりに『丿貫』福富町本店へ訪れてみることにした。がっつりと食事がしたい気分でも無かったし、この冷たい雨の降る早めの時間ならば行列も短いのではないかと思ったから。一応開店15分前に店に到着出来たのだが先客は1人待っていただけ。開店予定の1分を過ぎて暖簾が出された時も後客は現れなかった。早速入店。店内は特に変わった様子は見られず内装は黒く狭い。店員は男3人。客席はL字型カウンター9席。コートを壁のフックにかけて着席し卓上のメニュー表から口頭で注文。水は卓上からセルフ。しばらくすると後客が現れはじめ満席となった。相変わらず人気は維持している様子だった。

260310hechikan00 260310hechikan01 丿貫 福富町本店

『煮干蕎麦classic』 1000円+『ウズラ味玉』 150円

蟹を使った限定メニューもあったけど苦手意識があったのでやはり基本筆頭メニューにうずら味玉を付けて注文した。

260310hechikan02 パツパツのストレート細麺、角切り玉葱、大きめのレアチャーシュー1枚。もう様式化したような濃厚煮干しな一杯。うずらは酸っぱさを感じるほど醤油が染み込んでいた。苦みも思ったほど感じないいい塩梅の煮干しスープで美味しかった。濃厚煮干しラーメンはたまに食べる分には良いんだよ。

260310hechikan04 +『福岡直送明太子のあえ玉』 450円 = 1600円

明太子の和え玉があったので注文した。鮮魚系食材に熱を通したものが苦手なだけであって、冷たいままなら美味しく食べられる。提供前にニンニクの有無を確認されたので思わず二郎系ラーメンのノリで有りでお願いしたら、自分には思いの外ニンニクが効き過ぎていたように感じた。それ以外は満足だった。両方共完食し現金で支払い店を出た。

2026年3月 9日 (月)

唐桃復活

260309sky01 朝は空一面厚めの雲で覆われかなり冷え込んでいたのだが、昼近くになると青空が広がってきて気温も上がってきた。でも桜の開花を促すような暖かさには届いていない感じだ。

『唐桃軒』。1985(昭和60)年創業の横浜市内でも老舗に入るラーメン店。自分がラーメン食べ歩きを始める遥か前からJR関内駅の真ん前に黄色い屋根の店舗を構えていたのを記憶している。2013年6月に伊勢佐木モール脇の今『かわむら家』がある場所に移転した。その後2018年5月関内駅前のセルテ6Fに関内ラーメン横丁がプレオープンした時そちらに再度移転、セルテ自体が閉館する昨年末まで営業を続け休業していた。

今月1日関内駅南口改札から徒歩2分くらいのビル2階店舗で営業を再開したと聞いたので訪れてみることにした。飲食店がいくつか入っているビルのようだ。エレベーターで2階へ上がると店舗があった。早速入店し入口脇にあったボタン式券売機で食券を購入。店員は男女2人。客席は厨房周りL字型カウンター7席と窓側のテーブル席は2人卓2つと4人卓1つ。到着時既に常連と思しき先客5人がカウンター席に座っていて賑わっていたが、後客で約10人くらいの来客があり、ニ代目だという店主が椅子を店から出し追加して対応していた。集合施設でもないビル2階店舗というラーメン店としては厳しい立地だと思っていたが、少なくとも昼時は大賑わいだった。

260309toutouken00 260309toutouken03 唐桃軒 『塩チャーシュー麺』 1200円

創業当時からこの店のウリはチャーシュー麺。いつも筆頭の醤油を頼んでいたので今日は塩にしてみた。あと開店サービスか小ライスがサービスとなっていたので提供時お願いしいた。

260309toutouken01 麺はストレート細麺。具はきざみ葱、平メンマ数本、長方形の海苔1枚、そしてウリである大判の切り立てチャーシューが3枚。このチャーシューが柔らかくて肉の旨味があって確かに美味い。スープは塩角は感じずむしろ甘さを感じる味。塩も美味しいじゃん。若かった頃はこの店のラーメンの良さが全く判らず、正直「つまらないラーメン」の代表格に思えて家系ラーメンに走っていた事を思い出す。今になってこのラーメンの美味さが染みるのは、自分が歳を重ねたせいか?店が日々努力をして味を改善したせいなのか?きっと両方なのだろう。満足して完食した。

食べ終えた頃には店はおそらく営業再開を祝いに訪れたと思しき常連客で賑わっていた。この店の移転遍歴を見てきた自分からしたら「どうして関内駅近くの場所に執着と言っていいほど拘り続けるのだろうか?」と疑問に思っていたのだが、今日の店主と常連客達が会話している姿からようやく理解出来た。昔からの多くの常連客達の関係性が出来ているからという老舗店として当然の行動だったんだなーと何となくほっこりした気持ちで退店することが出来た。

2026年3月 7日 (土)

母十回忌

260307river01 明け方まで雨が降っていたが日が昇るに連れ青空が広がり最高気温は18℃を超えた。今日は母の命日。十回忌という法要はないようだが母が他界したあの日からもう10年になるのか。母と別れた時のことも脳裏に焼き付いているので全然実感がない。一昨日は父の一周忌だったので命日が2日違いという偶然が重なってしまった。だけど命日なので一昨日訪れたばかりの菩提寺へ足を運び、今度は母の為に墓に花を添え線香に火をつけ手を合わせた。今日も穏やかで暖かな日で良かった。

菩提寺を後にした後むかったのは『ぴょん吉亭』。入店時先客なしで厨房に店主1人。口頭で注文。後客1人。

260307pyonkichitei00 260307pyonkichitei03 らーめん屋 ぴょん吉亭 『チャーハン+ギョーザ セット』 1150円

上着をリュックに仕舞い長袖の袖をまくるくらい暖かな日だったので今日は汁物(ラーメン)は頼まずチャーハンとギョーザのセットを注文した。単品でチャーハン750円、ギョーザが500円なのでセットだと100円得になるみたい。チャーハンには中華スープと野菜の和え物がちゃんと付いた。チャーハンはしっとりタイプで油感もありアッツアツでボリューム感も十分で文句なく美味しかった。

260307pyonkichitei04 後から提供されたギョーザ6個。ちょっと小さめだとはおもったけど外はバリッと中はもっちりして見た目以上にとても美味しかった。両方とも完食し支払いを済ませ退店した。前回訪問時より若干値上げされていた。こう言ってはは何だか店主1人で切り盛りしている普通の街角の町中華の店主が値上げしたくてしたのではない事くらいは状況からして普通に理解出来る。店主も苦渋の決断だったのだろう。でも現実は残酷でそれで来客が徐々に減っていくんだよな。飲食店受難の時代もいよいよだなと思った。

自分の世代が常識のように当たり前に存在していると思い込んでいたものが、気がついたら失くなっていた、という機会に最近特に多く遭遇するようになった気がする。これは歳を重ねてきたからなのだと思うけど、だったら今あるものを今の内に楽しんで幸せを噛み締めておくしかないよなー等ととりとめのないことを思いながら家路についた。

2026年3月 5日 (木)

始昆布水

「昆布水つけ麺」というものに自分が初めて遭遇したのはJR大口駅近くの『中華そば 髙野』だったと思う。元々自分はつけ麺への興味が薄い方なので、「昆布水つけ麺」がラーメン界にかなり浸透した後と思う。これまでの濃厚魚介つけ麺とは全く別種の一品になっていて驚かされた。昆布水で味と食感を加えた冷たい麺を単体で楽しませてから、今度はアッツアツの鶏油を効かせた清湯醤油のつけ汁でその温度差込みでもう一度楽しめせるというコンセプトは発明だなと感じた。

その「昆布水つけ麺」の発案者が『69'nRollOne』の嶋﨑氏だと知るのは更に時間の経過を要した。ラーメン業界で一世を風靡した「鶏水系ラーメン」の発案者だというのは知っていたので「え?今のラーメン業界の流行を1人で2つ共生み出したのか?」って最初に聞いた時疑った。元祖の味に興味があったけど、当時嶋﨑氏は尼崎で店を経営していたのでそれは叶わなかった。そして嶋﨑氏が昨年9月25日新横浜ラーメン博物館で『ロックンスリー』を電撃出店。期待はしたけど「鶏水系ラーメン」のみの提供だったので「昆布水つけ麺」の登場を待っていた。

それがこの度ラー博倶楽部会員を対象に2日間各100杯限定で提供されると聞いたので早速行ってみることにした。整理券配布は午後3時から、提供開始が午後5時からと聞いていたので午後早めにラー博に到着して昼食として元祖「地鶏醤油」を再び食べてから整理券の列に並ぼうと思い、入館して早速店へ。店前の並びは無かったのでスムーズに入店。客入りは7~8割。この時厨房には嶋﨑氏の姿はなかった。

260305rocknthree00 260305rocknthree01 ロックンスリー『地鶏醤油』 1500円

自分は鶏油好きだけどどちらかというとジャンクor老舗店に重きを置いているのでこの系統のラーメンはあまり食べない。だからたまに食べると美味しいなーと思う。スープ完飲の完食。

その後銭湯の階段の場所に移動し整理券配布の列に並んだ。配布時間の約1時間半前に並びそのまま店舗に移動し食券を購入後更に約2時間待って呼び出しがかかった。しかし開店時間が約10分ほど遅れた。長時間待った甲斐あって初回の入店が出来た。厨房中央には当然ながら嶋﨑氏の姿がありスタッフも10人近く居たと思う。

260305rocknthree03 ロックンスリー 『元祖 昆布水のつけ麺』 2200円

40分以上待ってようやく提供が開始された。まずは薬味が提供されて時間を置いてつけ汁、更に時間を置いて最後に麺が提供された。提供時店員に都度「ごゆっくりお召し上がり下さい」と言われたのだがその提供順だと全部揃うまで召し上がれないと思うのだが。ともかくようやく念願の「元祖 昆布水のつけ麺」を目の当たりにすることが出来た。

260305rocknthree02 まずは麺側の丼。白くて長めのストレート細麺。結構な麺量があって驚いた。羅臼昆布、利尻昆布等5種類の昆布を使用して作ってしっかりしたとろみ感が出ている透明な昆布水に麺が浸かっており、その下には細かく切られたアカモク(キバサ)という海藻が忍ばされていた。具は姫みつば、酢漬け唐辛子、レモンスライス1枚、穂先メンマ2本、角切り鶏チャーシュー2個。

260305rocknthree04 次にアッツアツの鶏水のつけ汁。中にはきざみ葱が多めに入っていて、丼の縁に大きめの豚チャーシューが1枚ペロンとかかっていた。別皿で提供された薬味は摺り胡麻、生姜、大葉、七味を混ぜたもの。

つけ麺自体あまり食べ慣れていない自分からすれば昆布水つけ麺をどう食べ進めれば良いか判らなかった。そんな人間に向けに食べ方指南の書かれたプレートが卓上に置かれていたのでそれに従って食べていくことにした。その内容を以下に記しておく。

①昆布水に浸かった麺をそのまま食べる…麺の下に隠れているアカモク(キハザ)は無理に引き出したり混ぜたりせず、自然に引き出されるように食べる。

②鶏スープに麺の下半分を浸けて食べる…全部麺を浸してしまうと麺の繊細な旨味がわかりずらくなってしまう。

③薬味は鶏スープに入れる他、麺や肉と合わせても良し。

④最後に残った昆布水と鶏スープを徐々に混ぜて濃度の変化を楽しみながらスープ割りを食す。

上記の食べ方で特に発見があったのは②の麺の下半分だけ鶏スープに浸けて食べる方法。これをすると最初は昆布水で滑りのある冷たい食感、後半に熱々の鶏油と醤油の味がひと啜りで楽しめた。鶏スープ側の温度低下も緩和出来る効果もあった。

ひとつのメニューで色々な味が楽しめるこんな料理を最初に創造した嶋﨑氏に改めてリスペクトの気持ちが湧き上がった。これを食べた他の多くのラーメン店主達が影響を受けていったのも納得の一品だった。ボリュームたっぷりだったしたっぷり待ってからの提供だったので約30分弱時間をかけてゆっくり楽しみ麺もつけ汁も両方完食した。ようやくオリジナルにありつけることが出来て大満足だ。

但し幾つか気になったこともあった。昆布水の粘度も量も計算されて美味しかったのだが、自分の想定していたものより昆布の味わいが希薄に感じてしまった。なのでレモンを絞って味をつけてから食べた。まあこれは自分の味の好みの問題として納得はしている。

もうひとつは提供時間について。整理券等の待ち時間のことは除外するとして店内に案内されてから提供される迄40分以上かかった。これはアッツアツの状態のつけ汁とキンキンに冷やした昆布水麺をあまり時間を置かずに提供しなくてはならないという商品の構造的な問題なのだと推測する。限定100杯とは言え最後の客に提供出来た時刻はどれほど押したのだろうか?と心配になったくらい。それを考えるとラー博の店舗でレギュラーメニューとして提供するのはかなり困難なのではと思えた。とにかく今回はオリジナルの昆布水つけ麺を食した貴重な体験が出来て良かった。

父一周忌

260305temple01 朝から雲ひとつ無い快晴の空が広がった。気温も寒くもなく暑くもなく過ごしやすい爽やかな気温。今日は1年前亡くなった父の命日で菩提寺へ向かった。この天候のおかげで穏やかな気持ちで向かうことが出来たから良かった。

1年前のあの日の出来事は昨日の事のように生々しく記憶している。それに付随してそれまで父の入院している病院に通い続け手を握って話したことも思い出される。父の最後の言葉をスマホで録音したけど今は辛すぎてとても再生することは出来ない。死んでしまった時の強烈な記憶がこれまでの父との思い出を覆い尽くしてしまったかのようだ。だから過去の父の写真も見返すことすら出来ていない。スマホのgoogleフォトアプリを使っているのだがあれって「20XX年の思い出」とか不意に父や母の写真を上げてくるので、その度に辛い気持ちになって急いでスクロールしてしまう。10年前に死別した母の写真でさえそうなのだからおそらくは今後も両親の写真を見返すことが出来ないような気がする。情けない話しかも知れないけど、生前の父も先に他界してしまった母の写真は遺影の笑顔の写真以外見たがらなかったから同じだった。

思い出は心の中で十分だと今は思っている。

そんな感じなのでまだまだ気持ち的に辛い感情が尾を引いているけど一応今日で喪中は終わったことになる。先人の知恵を信じて一区切りをつけるいいタイミングなのかもとも思う。墓の周りを綺麗にして花を飾り線香を上げ、父が生前好きだったビールを捧げた。

2026年3月 4日 (水)

王軒香菜

260304sky03 昨年末に閉館したセルテ内関内ラーメン横丁にあった『唐桃軒』が関内駅付近に移転したと聞いたので行ってみようと思ったのだが、その前に二郎系ラーメン店でカレーを食べてしまったので更にラーメン一杯を食べるのはキツイかな?と思っていた。そこにすぐ隣にあった『キング軒』が視界に入ってしまった。ここならサクッと食べ易いし何しろ美味しいのが理解っているのでこちらに入店してしまった。入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入し空いている席に着席した。店員は男1人女2人。水はセルフ。先客5人後客ゼロ。

260304kingken00 260304kingken01 汁なし担担麺専門店 キング軒 横浜関内南口店

『汁なし担担麺 並盛』 800円 +『どっさりパクチー』 200円 = 1000円

担担麺並盛、無料トッピングそのまま、辛さは2辛にした。この広島式汁なし担々麺は野菜類と相性が良いと理解しているので特に相性が良い感じがするパクチーを追加した。

260304kingken02 提供後入念に混ぜてから食した。あーこのボソッとした食感の麺とそぼろ肉と葱とパクチーがのシャキシャキ食感が本当に相性が良い。口内快楽という感じ。味は辛味に山椒とが混ざり食欲が自然と増して無心で食べていく。大量のパクチーの風味も良い。自分はやっぱりパクチー好きであることを自覚した。うんまい。一回の食事として腹いっぱいに満たされることはないかも知れないが、食欲があまりない時や小腹が減っている時は丁度よく食べられるので自分はこの店気に入っている。今回も大満足。店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

俺道咖喱

260304sky01 1日中本降りだった昨日の雨は今朝まで降り続け気温もかなり下がった。昼前くらいにようやく青空が広がって気温も上がってきて爽やかな日を迎えた。

寒い冬の時期を活かして行っていた味噌ラーメン店巡りの方が一息ついたので、今日の昼食はラーメンにこだわらず近場で自由に選ぼうと思って家を出た。しかし自分の場合「ラーメンに限らず」等と言った場合大概カレーになってしまうのだけれど。しかも今日目を付けたのはラーメン店で提供されるカレー。関内駅マリナード地下街にある二郎系ラーメン店『俺の生きる道』。こちらでサイドメニューではなくカレー単品を提供しているのを知り訪れた。店外タッチパネル式券売機で食券を購入し入店。厨房には若い男女の店員2人。先客4人後客3人。

260304orenoikirumichi00 260304orenoikirumichi01 俺の生きる道 関内地下街マリナード店

『俺道カレー』 1100円+『味付けうずら』 150円= 1250円

カレーの並(ライス300g)ニンニク普通、味付けうずら5個トッピングで注文した。

ありゃ?うずらが大量。デフォルトで3個入っていたのか。失敗。他に福神漬とフライドオニオン、きざみニンニク。カレーの中にはチャーシューの切れ端が数個。ルーは豚骨スープを使っているだけあって独特の脂感とコクがあってなかなか美味しい。ただ二郎系ラーメン店の提供するカレーということで、やんちゃな感じを期待していたのだが普通のカレーだったので少なからずトーンダウンした。いや普通サイズ頼んだのだから普通のカレーが出てくるのが当然と言われればそうなのだが、同じ金額のラーメンとの差が顕著だったから。綺麗に完食して退店した。

2026年3月 2日 (月)

本家純連

昨日までは最高気温22℃超えの4月並の春の陽気だったが、今日は空に厚い雲が立ち込め気温もぐっと下がった。明日はほぼ1日雨が降るという予報が出ている。

『札幌すみれ』横浜店。新横浜ラーメン博物館からの卒業を経て道外唯一の路面支店として2019年2月13日にオープンした。以来自分も度々訪れて『札幌すみれ』が生活圏にある幸運を傍受してきた。昨日から3月に切り替わったけど今日は何だか肌寒かったし、年明けから重点的に行っていた味噌ラーメン店巡りの一旦の締めくくりとして訪れることにした。

開店予定の5分前くらいに店に到着すると店前には既に先客3人が並んでいたのでその後に続いた。自分の後にも数人の並びが出来た。定刻に暖簾が出され先客に続いて順番に入店し入口にあるタッチパネル式券売機で食券を購入し店員に渡した。店員は男4人女3人。テーブル席に案内され着席。卓上のピッチャーからコップに水を注いで提供を待った。後客は続々来店し8割ほどの席は埋まっていたようだ。

260302sumire00 260302sumire01 札幌すみれ 横浜店 『味噌』 1300円

約1年ぶりの訪問になるけどここは訪れる度に値上げされている印象があり、とうとう基本のデフォルトで1300円になっていた。「ライス」300円、「半熟ゆでたまご」250円と他のトッピングメニューもなかなかな値段になっていたので筆頭基本の味噌を注文した。

260302sumire02 ラードたっぷりアッツアツ、味噌味ガツンの、これぞ『札幌すみれ』だ!という一杯だった。長く訪問していると「あれ?」と思わせられたことが何回かはあったけど、今日のやつは文句のつけようがない仕上がりだった。最近訪問した都内の暖簾分け大行列店等と比べても引けを取らない納得の満足度。そりゃそれなりの値段を支払っているのだから期待を裏切られたら困る。逆にいうと価格を維持する為に具材を減らしたり満足度を下げる方が悪手でしかない。最後までアッツアツの『札幌すみれ』の味噌をスープ一滴残さず飲み干し完食。大満足で退店した。

« 2026年2月 | トップページ | 2026年4月 »