継羅偉伝
昨日と同じく雲の多い空だったが青空の割合は若干多く風も穏やか。なので体感気温は高くなったのでコートは家に置いて家を出た。
今月は都内の味噌ラーメン店を重点的に訪ねてきたわけだが、札幌からの「すみれ系」と東京発信の「花道庵」系の二大潮流があることが確認出来た。更に深堀りしていくと『札幌すみれ』は札幌にある『純連』という店から別れたルーツがある。『純連』は1964(昭和39)年創業。その後創業店主の長男が店を引き継いだが、1989(平成元)年に創業店主の三男が暖簾分けされ出来たのが『札幌すみれ』ということになる。ルーツが一緒で大別すれば同じ味噌ラーメンを出しているからラオタ達から「純すみ系」等という言われ方をしている。しかし実際道外に多く進出して話題となって人気もあるのはもっぱら『札幌すみれ』出身者の店ばかり。新横浜ラーメン博物館へ出店したことが影響が大きいのだろう。一方の『純連』の方は調べた限りでは札幌市内に札幌本店と北31条店の2つの店舗しか存在していない。でも過去に東京に支店を出店していたことがある。それが202年6月6日に開店し2014年9月30日に閉店してしまったJR高田馬場駅近くにあった『さっぽろ純連』東京店だ。自分は一度だけ訪問したことがある。その閉店理由は当時の東京店の従業員が独立するにあたり店舗を譲ったから。その店が『さっぽろ羅偉伝』で今や貴重な「純連」出身の店ということになる。立川方面に支店もあるみたいだが向かうは高田馬場本店の方だ。2月が終わってしまう前にぜひ訪問しておきたかった。
店に到着したのは開店から5分ほど過ぎたあたり。駅から上り坂を6,7分かけて辿り着いた。早速入店。入口のボタン式券売機で食券を現金で購入すると一列のカウンター13席に既に先客7人が座っていたので空いている席に座って店員に食券を渡した。従業員は男1人女1人。水はセルフ。後客は2人くらいだったと思う。
『みそらーめん』 1000円+ 『半チャーハン』 500円= 1500円
メニューは「みそ」「辛みそ」「正油」「塩」。店のおすすめは「みそ」だと書かれている。言われなくてもだが「みそ」を選択。サイドメニューに半チャーハンがあったのでそれも合わせて注文した。過去訪れた「すみれ系」の店と比べて随分と早く提供されたので驚いた。
麺は札幌森住製麺製の中太縮れ麺。具はきざみ葱、メンマ数本、きざみチャーシュー数個とチャーシュー1枚。おろし生姜は中央のきざみ葱の上にのっていた。
スープ表面に熱々ラードがあるので明らかに「純連すみれ」系の味噌ラーメンとわかる。間違いなく美味しい味噌ラーメンだった。ただ味噌の味やしょっぱさは『三ん寅』や『郷』等という「すみれ系」の大行列をつくる店と比較するとどうしてもおとなしめの印象だったことは否めない。これは尖った個性を前面に出して攻めるか、多くの客に寄り添い万人受けするように出すかの方向性の違いだと思う。しっかりした量の普通に美味しい味噌ラーメンが意外と早く提供してくれたので全然満足だ。
半チャーハンはこれ本当に半サイズ?間違えられたのかと戸惑ったほどしっかりしたサイズ。味はごく普通だけど熱々でこのボリュームなので不満箇所なんてない。大満足だ。
両方共完食したら体が熱くなって長袖をまくり上げ額から落ちてくる汗を拭うのが大変だった。丼と皿をカウンター上に上げて拭いて店員に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。体の発熱がしばらく収まらず着ていた上着をリュックに押し込んでから家路についた。




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