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2026年1月 5日 (月)

可以味噌

260105sky01 薄ら雲はあるものの青空が広がった日。この時期らしい気温だけど陽があたるとそこそこ暖かかった。

東京メトロ半蔵門線神保町駅そばにある『神保町 可以』。『渡なべ』@高田馬場の系列店として2010年3月2日に創業した。現在は「生姜醤油ラーメン」と「煮干し中華そば」を看板として提供しているが、創業当時はかなり個性が際立っている味噌ラーメンを看板メニューに掲げていたという。渡辺樹庵氏が「世の中に無いラーメンを作ろう」と意気込み作り込んだ他に類を見ない味噌ラーメンだったと聞き興味をそそられていた。その幻の味噌ラーメンをちょうど年明けから復刻販売していると聞いて訪れることにした。

入店し入口脇の現金対応のみの券売機で食券を購入。店員にお好きな席へどうぞと言われたのでコートをハンガーにかけた後適当な席へ着席した。店員に水入りコップを渡されたので食券を渡した。厨房には男の店員2人。客席は厨房周りL字型カウンター12席に先客10人後客2人。

260105kai00 260105kai01 神保町 可以

『復刻味噌ラーメン』1300円+『味付玉子』150円=1450円

目的の復刻味噌に味玉を付けて注文した。写真を撮ろうと試みた時どうしても影が入ってしまうので仕方なく遠目にして倍率調整した。ラオタの心に理解があるのが『渡なべ』グループの店だと思っていたので残念な気持ちになった。照明取り付け位置の改善を希望したい。

260105kai02渡辺樹庵氏がイメージしたのはかつて松戸にあり2019年頃閉店してしまったという『金龍』という店の七味や山椒でスパイス感が強い味噌ラーメンと、新潟にある『ラーメン東横』の割りスープ付き濃厚味噌ラーメンをかけ合わせたような一杯だという。

麺はビロビロに縮れた平打太麺。かために茹でられているので噛みごだえがありかなり存在感がある麺。具はザンギリ葱とかため食感のバラチャーシュー2枚。レンゲに挽肉が入っていた。スープは濃厚で背脂も浮いていて赤味噌の味がかなり強め。ベースに煮干しとか魚介系が旨味成分として入っているのかも知れないけど味噌の味に駆逐されているような感じ。なのでしょっぱさも強く感じたけど苦さも感じた。苦みという表現が適切かわからないけど癖が強い味がした。そして後味には山椒が顔を出すという不思議な構成。麺と具は食べきったけどスープの完飲は諦めざるを得なかったくらい濃かった。ラーメンならではの様々なジャンク要素が楽しめる魅力がある一杯に仕上がっている唯一無二の味噌ラーメンであったことは確か。だから食べる価値はあったと思うし食べられて大満足。ただ美味しさより癖の強さが勝っている一杯だったので、再食するには少し時間が必要かなという気分になった。冷水を飲んで口中をリセットさせてから退店をした。

かなり久々の神保町。ここにはお気に入りの美味しい老舗カレー店が幾つもあるし、いつの間にか『京都第一旭』の支店や枕崎まぜそばの店、千葉の背脂チャッチャの名店『なりたけ』の炒飯専門店等興味を惹かれる新しい店の存在を確認した。でも自分は三が日家から一歩も出なかった為体重が増してしまった現実を直視し、誘惑を振り切って家路についた。

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