真豚汁麺
頭上には雲ひとつない突き抜けるような青空が広がっている。その分放射冷却現象でとても冷える。今朝は気温が氷点下になり外に置いてあるバケツの水に厚い氷が張っていた。
中田にある味噌の名店『ラーメン雪国』。この店が昨年年末年始提供した「豚汁ラーメン」がとても美味しかった。店主の故郷である新潟上越地方には『とん汁のたちばな』という店で提供されている「とん汁ラーメン」がプチご当地麺として存在する。それをモチーフに独自解釈して作ったものだと思う。でもはっきり言って記憶の中にある『とん汁のたちばな』の一杯を遥かに上回った美味しさだった。自分が豚汁に期待しているのは『檍』や『椛』といったとんかつ専門店で提供されるような美味しい豚汁なのだが、『たちばな』含め他の店で提供される豚汁ラーメンって「あれ?これ味噌ラーメンでは?」と疑問符が付いてしまうものばかりだった。それが『雪ぐに』の期間限定・数量限定の一杯はしっかりと美味しい豚汁味に仕上がっていたので今冬もやってくれないかな?と待ち望んでいた。そしたら昨日から提供が開始されていたようなので早速中田へと向かった。
市営地下鉄ブルーラインが車両故障発生とかで予定より遅く店に到着したが、無事初回から待合室へ案内されたので一安心し食券を購入し待合室へと向かった。先客5人。店員が食券を受け取りに来たので食券を渡した。定刻に開店し客席へ案内された。当然ながら初回で満席で店入口前にも長い行列が生じていた。店員は店主含め男3人女2人。
『豚汁ラーメン』1300円+『味付けうずら』150円+『かんずり』50円+『ライス中』200円=1700円
目的の豚汁ラーメンに味付けうずらとかんずりを付けた。それと必須の新潟県産コシヒカリを使った白飯は中で注文した。
提供後まず感じたのは本枯節を使った削り節の香り。具は青葱と煮込まれて半ば溶けた玉葱と大根、人参、牛蒡、豚肉等。更に大きめの豆腐2つとこんにゃくも入っている。特注の白味噌を使ったラーメンスープらしいのだが「味噌ラーメン」とは似て非なる別物。真の美味しい豚汁の味に仕上がっている。去年は豚汁の味を壊さぬように追加トッピングはしなかったけどしっかりとした豚汁味が保たれているのが理解ったので今年はスープの味に影響を与えない味付けうずらを付けたが狙い通り。最後まで美味しい豚汁味を楽しめた。
この一杯には白飯が家系ラーメン以上に必須となる。しかも妙高産の極上コシヒカリのご飯だよ。どんどん減っていった。一応かんずりも注文したのだけどあまりに元のスープの味が美味しかったのでそれを楽しみたくてほとんど使わず終いだった。辛味など使わなくても十分温まったし。スープ完飲の完食でお腹いっぱいになれた。身も心もしっかり温まって大満足で退店した。入口には待合室にも入れない10人以上の客が寒空の下待っていた。




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