祐天寺琉
明け方近くに小雨が降ったもののすぐ雲は消えて快晴の空が広がった。気温も上昇、最高気温は20℃超えになった晩秋のとある1日。
朝9時から銀行で打ち合わせの約束をしていたので早めに家を出た。想定より長丁場となったが用事を済ませ銀行を出た後近くのみなとみらい線の駅へ入った。当初西早稲田まで出て『札幌六坊』で未食の塩でも食べに行こうかなと考えていたのだが、事故があったらしく東横線に大幅な遅れが発生していた。これは何かの采配だろうと急遽予定を変更し各駅停車に乗ってだいぶ手前の祐天寺で下車した。
狙いを定めたのは祐天寺駅から徒歩3分ほどの場所にある『博多ラーメン琉(りゅう)』という店。2008年6月9日飲み屋として創業し2度のリニューアルを経てラーメン専門店として現在の店名になったそうだ。この店を選んだ理由は筆頭看板メニューを「太宰府ラーメン」と名乗っていたから。自分はご当地ラーメンマニアで地名を冠したラーメンに弱いので興味を惹かれたわけだ。過去福岡遠征した時に太宰府にも訪れた事もあるけど調査の段階でも「太宰府ラーメン」という言われ方がされていると聞いた事が無かったけど。
店には開店3分前くらいに到着。店前に待ち客の姿はなく1人開店を待った。豚骨臭は漂っていない。定刻に開店し店主に入店を促された。こじんまりとした店内。厳つめの男の店主ワンオペの様子。一番奥の席に座るよう指示された。客席は厨房周りL字型カウンター9席。紙コップでセルフで水を注ぐ。店主が注文を確認してきたので口頭で注文。料金後払いらしい。キャッシュレス決済で後払いというのは初めての経験だ。先客ゼロ後客2人。
筆頭基本メニューを注文。他に「辛ニラにぼ豚骨ラーメン」というメニューがあった。麺のかたさ等の好みは聞かれなかった。ほとんど待たされることなく提供された。
麺は平打ストレート中細麺ながらモチモチした食感。具は青葱、細切り木耳、チャーシュー1枚。豚骨臭皆無だが油っぽさは十分でしっかり豚骨の旨味は感じられた。説明には「お肉と油と骨の旨味たっぷり豚骨スープ」と書かれているとおりややこってり感のあるスープとは感じられたが、他の九州豚骨ラーメンと明確な違いというのは自分には判らなかった。古くから九州では博多/福岡/久留米/佐賀/大分と地名のついた豚骨ラーメンが各地にあり各々根付いてはいるけど、各々が影響し合っていて現在では明確な線引きが出来なくなっているものと自分は理解している。だからシンプルに美味しい豚骨ラーメンを提供している店かどうかが問われることになる。この店は豚骨臭こそしなかったものの美味しい豚骨ラーメンだったので満足出来た。キャッシュレス決済を済ませ退店した。




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