八雲再訪
10月に入った途端に台風が関東へ連続接近してくるようになった。今日は台風と台風の合間の晴れ間の日で週末はまた台風が接近するそうだ。強風と雨の日が繰り返され気がついたら空気と温度がすっかり入れ替わっており季節の移行が完了しているのだろう。上手く出来ているな。
東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩4分ほどの場所にある『八雲』。店主は浜田山にある有名老舗店『たんたん亭』出身で1999年9月に独立開業した。自分は2008年3月に一度訪問したことがあるので再訪問となる。開店時間よりだいぶ前に店へ到着したが記憶にある店舗とだいぶ違った。調べたら2017年1月に移転したようだ。店前に並んでいた丸椅子に腰掛け開店を待った。定刻に開店する頃には大行列が発生して開店即満席。店内待ちの席もあったがそれでも外待ち客が生じていた。入店し入口脇のボタン式券売機で食券を購入すると席を指定され着席。内装は白と黒で統一され天井が高く落ち着いた居心地の良い空間造りをしていた。店員は全員男で4人。客席はコの字型カウンター11席。
約17年半ぶりの訪問なので最早初訪問みたいなもの。筆頭看板メニューの「白だし」にしようかなとも思ったのだがせっかく2度目なのだしと思い直して「黒だし」の特製を選んだ。特製は海老雲呑と肉雲呑が3個づつ入っている。
麺はストレート細麺。具はきざみ葱、平メンマ数枚、海苔1枚、赤縁のチャーシュー2枚。それと『たんたん亭』直伝のプリプリ食感の海老雲呑3個と、それと負けず劣らずの肉ならではの食感がある肉雲呑3個。スープは魚介が効いた醤油。魚介醤油ってラーメンとしてはありふれているはずなのに、ここまで研ぎ澄まされると畏敬の念を感じる。雲呑は勿論だけどチャーシューも地味に美味しかった。素晴らしい一杯だった。黒だしを選んで大正解。これが何故白だしに次ぐメニューになっているのかと疑問に思ったほど。当然ながらスープ完飲の完食でしばらく余韻に浸ってしまったほど。厨房に「ごちそうさまー」と言って退店。店外には変わらず行列が生じていた。それにも納得した。




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