拉博六九
今朝は外気温が20℃を下回った。日中の空模様は相変わらず雲が多く白けた感じだが体を撫でる風は涼しさを感じ秋風を思わせた。
かつて町田駅近くにあったラーメン店『69’nROLL ONE』店主の嶋崎順一氏がラー博に出店するという情報を初めて聞いた時は「えっ!本当?」と驚いた。その出で立ちと湯切り時のアクションで当初色物のように見られていた面もあるが、何と言っても「鶏水系ラーメン」と「昆布水つけ麺」という現在のラーメンの2大潮流の、何と両方を生み出した人物という強烈な実績の持ち主。両方って凄いよなー。例え商業施設とは言え博物館を名乗っているラー博への出店資格というハードルは易易と超えているのは理解る。ラー博の歴史の中でも単独出店の話題としては久々に大物の出店になると思う。
一方ラオタ達が心配したのが「あのラーメンをラー博で出せるのだろうか?」ということだった。一般店とは比較にならない大量の杯数が出ることが前提で品質の確保が出来るのだろうか?鶏水系ラーメンの始祖者とは言え彼が関西に店を移したその後首都圏では類似のラーメンを出す店が爆発的に増えてしのぎを削っている現状がある。下手なものを作ると期待が大きい分評価は爆下がりして、ひいては「ラー博品質」にも疑問が生じてしまう事が予想がされる。それがどうなるのかは蓋を開けてみないとわからない。なので嶋崎氏が厨房に立つであろう開店初日にラー博に足を運んだ。
長蛇の列に並びようやく入店。スタッフの人数は大勢いて特に精鋭と思われる女性スタッフが素晴らしい接客をしていた。厨房には当然嶋崎氏の姿があった。厨房が客席から離れているせいもあって注視していたけど例の湯切りアクションは確認出来なかった。
しばらくは昆布水つけ麺の方は封印し鶏水ラーメンに集中する模様。別トッピングもチャーシューしかない。品質確保に期待が出来る雰囲気。メニュー名が「地鶏醤油」に変わっている。もう「2号ラァメン」とは言わないのか。一般の客から「じゃあ1号は?」と聞かれるからだろうか?ちょっと淋しい気がした。自分は町田駅改札近くの店舗以降の状況は知らないから。強烈な大行列が続く中提供スピードは比較的早いように感じる。
丼が相模原時代に提供していたものと酷似しているものを使用していて雰囲気が出ていた。麺は中細ストレート。記憶にあるものより結構モチモチ食感。『支那そばや』系列とはまた違った感じだけどスープとの相性はよく違和感は全く感じなかった。具はきざみ葱、穂先メンマ1本、チャーシュー1枚。きざみ葱は小口切りと斜め切りの2種。チャーシューは薄口で少し胡椒がかかっている。注目していたスープだが心配が愚かだったと思えるほど素晴らしく美味しかった。比内地鶏の数量確保が困難だったので苦肉の策として日々全国の地鶏をブレンドして使用するようにしたのだそうだ。この日は比内地鶏の他に青森シャモロックと宮崎県産地頭鶏を使用しているそうだが全然問題なし。そんなの理解る客などごく僅かだと思うし。このレベルの鶏水ラーメンをラー博で大量提供出来るのか。驚いた。残された問題は嶋崎氏が厨房にいない時にどうなるかだけど、それは今後を見守るしかない。嶋崎氏の「昆布水つけ麺」は未だ食べた経験がないので今後も楽しみだ。




コメント