吉祥寺油
今年は東京の地麺である「油そば」を意識的に食べ歩いている。その中でぜひ行ってみたかったのが『ぶぶか』。カップ麺で有名な店で「油そば」の知名度を全国区に広めた立役者だと思っている。東京を中心に多店舗展開していたように記憶していたのだが次々と閉店していて現時点で残っているのが本店格の吉祥寺北口店の1店舗のみ。創業は1995(平成7)年。調べてみると元々は明星食品の外食部門子会社として始まったらしい。でもほぼ創業者の個人店で何と屋台から始めたそうだ。店名は覚えやすいように当時有名だった棒高跳びの世界記録保持者だった「セルゲイ・ブブカ」から。当初は豚骨醤油ラーメンがメインだったが『珍々亭』の油そばを食べ一発で好きになってインスパイアして始めたらしい。その後は多店舗展開するほど人気店になったが今はサガミHDという外食産業の傘下になっている。
現存する唯一の『ぶぶか』実店舗は吉祥寺パルコ裏手にあった。店到着時に店前3人の待ち客の姿があって6~7分待ってから入店。店入口のタッチパネル式券売機でキャッシュレス決済で食券を購入。店舗は奥に長い鰻の寝床状態で客席は厨房前カウンター一列13席。厨房には店員が男1人女2人。後客も2人くらい来たが先客が退店していったので空席も出来ていた。
らーめん専門店ぶぶか 吉祥寺北口店 『黒丸油そば』 830円
油そばは王道の「黒丸」とあっさりの「白丸」、辛味の「辛丸」の3種があり、ラーメンの「極丸」というのもあった。ここは王道基本の「黒丸」のデフォルトを注文した。
麺は縮れ太麺で最初からタレがよく絡んでいる。意外にもタレの量も多め。具はきざみ葱、平メンマ数本、海苔1枚、ナルト1枚、チャーシュー1枚。まずは麺を啜ってみると胡麻油の味を感じた。自分は鶏油の甘い味わいが好きなのでちょっと自分の好みとは違った感じ。なので早い段階で卓上の酢とか醤油を投入し味変を試みた。今まで色々な専門店に行ったが油そばは基本同じ油そばの味だったのだけど違うのもあるんだと興味深かった。それが『ぶぶか』実店舗だというのも面白かった。完食し満足して退店した。機会があればラーメンの方も試しに再訪してみたい。


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