淡麗天義
熱帯夜の明け方少し小雨が降った。日中も雲が優勢で直射日光はやや弱まったが蒸し暑い日となった。
戸塚駅西口国道1号線沿いに今年8月27日にオープンした『淡麗らーめん 幻の天義(あまぎ)』。ネット上の噂では『横浜らーめん壱八家』等を運営している㈱エイトの新ブランド店だとか。場所も同グループのブランドだった家系ラーメン店『横浜らーめん源泉』の店舗跡地。店には開店5分後くらいに到着。店前には誰もおらずそのまま暖簾を割った。入口脇にタッチパネル式券売機。内装は見るからにお洒落で高級感あふれており格調高さをアピールしていた。店員は男3人女1人。全員白ワイシャツにソムリエエプロン姿。厨房は奥まったところにあった。客席はL字型カウンター8席とテーブル席が2人卓2つと4人卓1つ。席は指定されて着席。荷物入れカゴを持ってきてくれた。卓上には予めお盆と蘊蓄が書かれた冊子、冷水入りのタンブラーコップが置かれていた。食べている時店員がこまめに水を追加で注いでくれた。前客ゼロ。後客はパラパラだったが退店する頃には6人くらい来た。
『天義淡麗塩ラーメン』 1300円+『恵寿卵の味付玉子』 200円= 1500円
メニューは筆頭が塩で次いで醤油、煮干し、魚介つけ麺と並んでいた。筆頭の淡麗塩を味玉付きで注文した。麺は「しなやか麺」と「全粒粉麺」が選択出来る。デフォルトが「しなやか麺」となっていたのでそのままで注文した。値段も各々格調高い。
あまり待つことなく提供された一杯は正に黄金色のスープ。熊本地鶏の「天草大王」を使っているのをウリにしている。飲んでみると鶏の旨味といい塩梅の強めの塩味。麺は中細ストレート。名前どおりしなやか麺だった。具は芽葱、きざみ葱、色とりどりの粒あられ、紫玉葱のスライス、穂先メンマ2本、チャーシュー2枚。200円の味玉は別皿で提供された。黄身がオレンジ色してナチュラルに美味しかった。
高級志向なので色眼鏡で見てしまいがちだけど、自分は鶏油の旨味を前面に出しているスープが好きなこともあるがかなり美味しいと感じた。塩もわかり易く立たせているのも好みと合致する。ただ高級志向の方向性なので習慣性は高くない。「また近々食べに来よう」とはなりにくい。また勝手な想像になるけど、この店の高級志向は経営戦略がどうのこうのではなく単に「こういう店がやりたかったから始めた」という感じを受けた。それがこの淡麗ラーメン完成に合わせて提供する店を作ったのか、どちらが先かわからないけれども。多少高額だけどその分非日常感を感じられたので良い印象のまま退店した。




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