野々家歩
朝は霧が出るくらいひんやりした空気が戻って来たものの、日が昇っている間はやはり暑く、日が落ちてからも熱帯夜。それでも最高気温はギリギリ35℃には届かなくなったので日中の行動制限はやや緩和して訪問を保留していた店へ出向くことにした。
狙い定めたのは今年8月9日にオープンした家系ラーメン店『野々家』。店主は『寿々喜家』で修行して独立したそうだ。住所は大倉山になっているが駅から歩くと15分ほどかかるような場所にある。暑いが頑張って歩いて到着出来たのは開店の15分ほど前。店前のベンチに先客が1人座っていたのでその隣に座った。定刻を2分ほど過ぎたあたりに開店した頃には後ろに10人を超える行列が生じていた。店前に駐車スペースがあり冷房が効いた車内から出遅れたと思われる客が数名慌てて出てきたよ。先客に続いて入店。入口脇にキャッシュレス決済対応のタッチパネル式券売機があり食券を購入し店員に渡すと奥の席から順番に座るよう言われた。水はセルフ。サーモスの真空断熱カップだった。店員は男の店主と男女の店員2人づつ。客席は厨房前一列のカウンター10席。初回で満席となり外待ちが生じていた。
『らーめん並』 950円+『小ライス』 150円= 1100円
『寿々喜家』出身ということで昔ながらの横浜家系だとわかっていたので好みはあえて全て普通にして小ライスだけを付け注文した。先に提供された小ライスは本当に少量だったが沢庵が2切のっていた。卓上からおろしにんにくと唐辛子を投入しスタンバイ。
家系ラーメンの教科書に写真付きで出てくるような顔をした一杯が提供された。麺は大橋製麺のやや縮れたもちもち中太麺。具は家系標準だがチャーシューは脂身の少ないのが2枚。ほうれん草も多め。スープは期待していたとおりじんわり旨味が出ている美味しい家系のもの。見た目はあっさりしているように見えるが油感もしっかり感じられる。普通に美味しい家系の一杯。それが嬉しくてスープ完飲してしまったほどだ。食後冷たい水を飲み干して大満足で退店した。店外に出ると入店時と変わらず10人超えの行列が生じていた。この立地で開店から1ヶ月経過したのにこの人気。家系ラーメン店の飽和状態と言われているのにこういう状態が続いているというのは人気は本物なのだと思う。




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