下北一龍
下北沢という街に初めて訪れた。全体的には緩い坂道と細い路地が多いこじんまりした印象だが駅前は再開発しているのかな?噂には聞いていたが本当に古着屋がやたら多かった。
駅から徒歩2分くらいの場所にあるラーメン専門店『一龍』。1984(昭和59)年創業というから老舗店と言っていいのかな。店主の実兄は福井県の地ラーメン「敦賀ラーメン」筆頭店『一力』で修行し現地福井で『一龍』の店名で営業していたそうだ。今は閉店してしまった様子。その実兄から味と店名を伝授され下北沢の地で長く営業しているそうだ。つもり首都圏でも珍しい本格的敦賀ラーメンの店ということになる。
店には開店5分後くらいに到着。店前に待ち客の姿は無かったので早速暖簾を割る。狭い店内。厨房内には男女2人の店員。客席は厨房周りL字型カウンター13席。空いている席に適当に座り口頭で注文。料金は現金のみの後払い。先客7人後客6人。
筆頭基本メニューを注文。他のラーメンメニューは夏季限定の冷やし中華つけ麺のみ。あとはトッピング追加だけ。サイドメニューに焼餃子があった。
麺は結構かために茹でられた中細縮れ麺。具はきざみ葱、もやし、メンマ数本、かためで小ぶりなモモチャーシュー4枚。最初から紅生姜がのっているのは敦賀ラーメンの特徴。黄金色のスープは豚骨鶏ガラベースに濃いめの醤油味のタレを使用した清湯。構造的には東京中華そばとそう変わりないように思えるのだが、醤油の違いなのか、見た目も味も異なる仕上がりになっている。油分多めで塩味も立っている印象。でもしっかりラーメンを食べる喜びが味わえる一杯になっている。美味しくて大満足。でもスープは油分としょっぱさで飲み干すことは出来なかったが麺と具は完食した。ごちそうさまーと言って支払いを済ませ退店した。後で知ったのだがこの店9月15日に移転の為一時閉店してしまうのだそうだ。ギリギリセーフで食べることが出来て良かった。




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