夏桜上水
都営新宿線桜上水駅近くの甲州街道沿いにある油そば店『あぶらー亭』。創業年は調べてもわからなかったが20年くらいの年輪は刻んでいそう。今季は自分でもよくわからないのだが油そばに強く惹かれているので、まずは資本系以外の有名店に足を運んでみようと考えているのでその一環で訪れてみることにした。
自分には縁遠い都営新宿線の桜上水駅には2年前の冬に『桜上水 船越』を訪れる為にはじめて降り立った。その時は粉雪が舞って町も薄っすら雪化粧していたのが記憶に残っている。今日は日向を歩いているだけで暑くて辛い真夏の桜上水だ。『船越』と同じ甲州街道沿いにある『あぶらー亭』には開店3分前くらいの到着だったが既に先客が1人待っていたのでその後についた。何とも年季の入った店構えで見るからに敷居が低く入りやすそう。店名が小賢しいこと等全く考えてないのが丸わかりでそのまんまなのも良い。定刻に暖簾が出された頃には後ろに10人以上の並びが出来ていた。店内は薄暗く外装同様になかなかの年季が入っているのがわかる。店員は男1人とアジア系おばさん3人。「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当なカウンター席に座った。冷たい麦茶の入ったコップが出された。冷たい麦茶美味いね!客席はよく見渡したわけではないがコの字型カウンター6席と4人がけテーブル席5卓と6人がけテーブル席1卓だと思う。口頭で注文。料金は現金後支払い。後客は続々来店し8割以上の席は埋まっていた。見事に全て野郎ばかり。
『あぶらー麺+半チャーハン セット』 1200円
看板メニューで他客のほとんども注文していた油そばと半炒飯のセットを注文した。油そば以外にラーメンや冷やし中華もあったが誰も頼んでいなかった。サイドメニューは炒飯以外にカレーや餃子があるようだ。ほとんど待たずに提供された。中華スープも提供された。
あぶらー麺は単品だと今は900円。麺は結構かために茹でられたストレート太麺。具はきざみ葱、揚げ葱、平メンマ数枚、厚切りナルト1枚、四角いチャーシュー2枚。思いっきり混ぜて食した。醤油ダレのしょっぱさと鶏油の甘みの所謂油そばの味そのもの。でも麺がかためなのでそのシコシコした食感も重なりとても美味しく食べられた。元の味がシンプルに美味かったので卓上調味料を加えることなく完食!チャーシューも結構美味しかった!
半炒飯もそこそこにボリュームがあり見た目のままでしっかり油っぽさも残し美味しかった。こちらは黒胡椒をかけると美味さアップと直感したので卓上から投入したが狙い通りの結果となり米粒一粒残さず完食した。
この敷居の低そうな店構えで居心地の良い店内の雰囲気、しかも深夜まで営業していて、このボリュームの美味しいものが比較的リーズナブルな値段で食べられるとならば、付近の住民達はそりゃあ胃袋掴まれるよなー。自分が仮に近くに住んでいたら小腹が空いた程度でも立ち寄ってしまいそう。油そばの有名な店は地元民の支持率が圧倒的に高かったがこの店も正にそうだった。だからご当地ラーメンに通じるものがありなんか嬉しい気分になった。現金で支払いを済ませ笑顔で退店した。




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