柴崎亭訪
昨日に続いて不快指数高めの湿度が高い曇天の空。でも時折雲が薄くなって陽の光が強めに差し込みモワモワッと気温が上昇する。家にいたとしても空調無しでは過ごすのが困難な日々が続く。
京王線つつじヶ丘駅から程近い線路沿いにある『柴崎亭』。2011(平成23)年12月17日隣駅の柴崎駅近くにて創業。2014年現在の場所に移転。支店や姉妹店だけではなくここで修行した独立店も数多いと聞く。かなりの有名店のようだが自分がその存在を知ったのは最近の話。それでも短期間で東京ラーメン界隈にかなりの影響力を及ぼした店である事が窺えたので、その理由を知りたくなり訪れてみる事にした。
かなりの人気店と聞いていたので開店予定の30分前に到着してみたのだが店前には誰もいなかった。店前のベンチに腰掛け開店を待った。開店予定を5分前倒しして店員が店内へ招き入れてくれた。その頃には後ろに10人以上の行列が出来ており初回で満席、店外待ちが生じており噂通り人気店である事が確認出来た。入口脇の券売機で食券を購入すると店員に席を指定されたので着席し食券を渡した。席前には黒いランチョンマットと冷水入のコップが置かれていた。店員は中年の男女2人。おそらく店主ではないが接客は良好で厨房での作業も丁寧。客席は厨房前一列のカウンター10席のみ。
『塩煮干しわんたん中華そば』 1100円+『チャーシューご飯』 100円= 1200円
筆頭はおそらく醤油味の「中華そば」だったが、券売機ボタン2段目の「塩煮干しそば」におすすめシールが貼られていたのでそれのワンタン入りを指定した。サイドメニューはランチ限定とされた「チャーシューご飯」が何と現金100円で提供されていたので思わず同時に注文していた。
綺麗に麺線が整えられた美しい顔をした一杯が提供された。何だかんだ言ってもこうも美しい顔をした一杯が提供されるとテンションが上がる。でも今日は所謂インスタ映えというだけで評判になるわけではないはずだという期待をこめて訪れた。
麺は中細ストレート。最初少しかためな茹で具合に感じたがだが、食べるとパツッとした麺の食感と小麦の美味しさがじわじわと伝わってきた。具は青葱と太メンマ数本、チャーシュー大きめな薄いチャーシュー1枚。あっさり味の肉雲呑が5個入り。スープは確かに煮干しを感じる塩スープ。でもどちらも薄過ぎず濃過ぎず油感も適度ないい塩梅の味わい。嫌な雑味とか全く感じない。どちらかというとジャンク好きな自分の好みとは異なる上品な一杯なはずなのに、心の中で「凄いな…」と呟いたほど美味しかった。店主は和食出身で無化調でこの一杯を作り上げたと聞く。やっぱり東京で評判になる店ってちょっと次元が違うなって思った。当然スープ完飲の完食マークを出して大満足だった。
たった100円のチャーシューご飯だけど最近食べたチャーシューご飯の中でトップクラスで美味しかった。炊き込みご飯風で甘過ぎずしょっぱ過ぎず。素晴らしい。勿論一粒残さず完食の大満足。食器をカウンター上に上げて店員に「ごちそうさま」と感謝の挨拶をして笑顔で退店した。結構早めの時間に家を出て蒸し暑い中待ったが今日訪れることが出来て良かったなーと思いながら家路についた。




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