武蔵道貫
津波騒ぎの翌日の7月最終日。空には昨日より雲が多く風も強かった為体感温度は若干緩んだ感じだがそれでも最高気温は33℃に達した。
遡ること20年ほど前のラーメンブーム全盛期にその筆頭に君臨していたのが新宿に本店を構える『麺屋武蔵』。当時としては斬新で凝った格好良い内外装と各店舗ごとに違うラーメンを提供するという異色なスタイル。その頃にラオタの道へと踏み外した自分は夢中になって全店舗制覇を狙いそして達成した。ところが10年前くらいに独自の屋号を持たない『麺屋武蔵』◯◯店という所謂量産型店舗を3店舗くらい展開し始めた。今は既に閉店している『麺屋武蔵 蒲田店』に訪問したのだが、かなりがっかりな内容だったので『麺屋武蔵』ブランドへの信頼は低下し以降やや距離を置くようになっていた。とは言え独自屋号を持つ店舗が出たら惰性ながら訪問するようにしていた。そして2018年『麺屋武蔵 五輪祠』以来の独自屋号店舗がオープンしたと聞き田町へ向かうことにした。
今月27日に開業した『麺屋武蔵 道貫』。場所は三田桜田通り沿い。前身は『麺屋武蔵』芝浦店という量産型店舗の移転リニューアルということになる。店に到着したのはちょうど開店予定時刻くらい。先客2人に続いて入店。入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入。自動的に厨房に注文が入るシステムなのか店員は食券を受け取らず席は指定された。店員は男2人女2人。内装は麺屋武蔵らしい格好いい和の雰囲気。客席は厨房前一列のカウンター7席、テーブル席は2人卓が4つと4人卓が2つ。カウンター席扱いの5人向かい合わせの10人がけテーブル席1卓。先客2人後客10人以上。
麺屋武蔵のメニュー選択として自分の中では屋号を冠した筆頭メニューというのがあるのでそれを注文した。麺量は3.5倍盛りの茹で前630gまで無料だが並の180gにしておいた。濃厚つけ麺の他のメニューとしてはつけ麺、らー麺の順で並んでいた。
麺はもちもち食感の中太縮れ麺。麺側の更には味玉丸1個と麺屋武蔵看板トッピングにあたる巨大角煮チャーシューがデンと鎮座している。この角煮の為にこの金額になっているのが丸わかり。美味しかったけどね。
自分は好んでつけ麺を食べる方ではないのでそうなのかも知れないが、久々にこんなドロドロの魚介豚骨つけ汁のつけ麺を食べた気がした。魚粉が溶け込んでいて食べ慣れた味ではあったが、そこは麺屋武蔵、手を抜かず作られているのが伝わり美味しかった。つけ汁側にはきざみ葱とメンマ数本だけ入っていた。麺を食べきった後には角煮チャーシューや味玉等を入れて食べきり、卓上のスープ割で濃厚つけ汁を薄めて飲んだ。濃厚魚介豚骨つけ麺なので独自屋号の筆頭メニューとしてはインパクトは弱い気がしたけど、質という意味では納得出来て満足出来た。店員に「ごちそうさま」と言って退店した。




コメント