地雷鶏玉
東急目黒線武蔵小山駅にほど近い場所にある『らぁめん工房じらい屋』。創業1992(平成4)年。20年くらい歴のあるラオタ達の中では名の知れた店だと思う。自分はラーメン本で知りそれを頼りに訪れたのが2008年5月頃。当時は夜しか営業していなくてわざわざ夜に出向いた記憶は残っている。この店の店主はスープの出来が納得いかないと店を開かない頑固親父…なのか、単に時間にルーズなのか知らないが、昔から営業時間が不安定。訪問当時もやきもきさせられたことがブログに記載されている。今は駅前再開発の為店舗を移転して昼営業も始めた様子。17年ぶりに再訪問を試みた。
一応開店予定時間のだいぶ前に店に到着したが当然シャッターが閉まったままだった。開店予定時間になっても予想通りシャッターが上がることはなかった。続けて5分ほど待ってみたが一向に開く気配がない。この暑い中待ち続けると心が消耗してしまうので、思い切って別の店に切り替えることにして、食べ終え戻った時に開いていなかったら今日は諦めることにした。でもう一方の店を退店し約30分後に戻ってみたらシャッターが上がっていたので連食になってしまうが入店した。店内は先客ゼロ、おじさん店主1人のみだったので営業しているのかわからなかったが「いらっしゃいませ」と言われたので安心して店入口脇に設置された券売機で食券を購入。この券売機は現金のみどころか旧札しか使えないので財布にただ一枚残っていた旧千円札を使用して食券を購入した。内装は黒っぽく客席は厨房周りL字型カウンター8席のみ。後客は4人来たがいずれも旧札がなかったので店主に新札を渡して口頭で注文していた。有名店らしい風格は感じずあくまで町の小さなラーメン店といった趣の店だ。
『じらい屋らあめん』 780円+『とり玉』 150円= 930円
屋号を冠した醤油ラーメンと、この店では必須トッピングと言われている「とり玉」を合わせて注文した。味玉を連想させるがさにあらず。鶏そぼろと玉葱を炒めたものを差すらしい。あと注文時に店主からニンニクの有無を確認されたので「有りでお願いします」と答えた。他のメニューもいろいろ有り塩、味噌、辛味噌、キムチ味噌、まぜそば、つけ麺等があった。
麺は適度な茹で加減のもちもち食感の縮れ太麺。具はかいわれ大根、平メンマ数本、分厚いチャーシューの塊1個。そしてトッピングの鶏そぼろと玉葱炒めたっぷり。スープはまるで富山ブラック並に黒い醤油色をしていて油がたっぷり表面が覆われている。ニンニクがビシッと効いたジャンクな味わい。そこに炒め玉葱の甘さが加わってとてもいい感じ。確かに「とり玉」+ニンニク有りは必須と言われるのも納得。豪快な分厚い塊チャーシューも美味しい。シンプルな構成のラーメンだけど結構個性があって地味ながら33年も営業している店は伊達じゃない。17年前も美味しかったとは書いているがこれほど美味しかったとは記憶していない。弟子の店とか関連店があるのかは知らないがもうちょっと似た系統のラーメンが広まっていいのでは?とすら思ったほど。もちろん完食の大満足。今日食べることが出来て本当に良かった。




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