天虎再訪
6月最終日は薄い雲はあるものの強い日差しが照りつける暑い日となった。これで誰が梅雨入り期間中だと感じるだろうか。
ドラム缶スープで有名な六本木にある『天鳳』出身として有名なラーメン店『天虎』。1994(平成6)年武蔵小山で創業し2005(平成17)年にJR浜松町駅から歩いて10分ほどのところにあるビル街に移転。自分は食べ歩きを始めて間もない頃の2007年7月末に一度だけ訪問した事がある。今日はほぼ18年ぶりの再訪問。それもそのはずで昔から平日の昼のみ営業という高ハードル店だからだ。
開店時間ちょうどの到着を狙ったが準備中の札の上に開店が20分遅らせる旨の張り紙がされていた。先客が1人待っていたのでその後に続いて待つ事にした。昔から行列店だと知っているから。案の定すぐ自分の後にグループ客が来て並び始めた。しばらくすると割烹着姿の女将さんが店から出てきて注文を確認しに来たので口頭で注文した。予告通り定刻より20分遅れて開店。内外装共に和の雰囲気がありまるで隠れ家的小料理店のようだ。店員は男1人女2人。落ち着いた厨房内で割烹着姿の女将さんが映える。客席は厨房周りにL字型カウンター9席のみ。予め冷水入りコップが置かれていた。先客に続き奥の席から着席。女将さんから温かいおしぼりが1人1人に手渡された。当然初回で満席。外には行列が生じているはず。
『天鳳』譲りの看板メニューである筆頭醤油らーめんの「一三五」で注文。一三五とは「麺かたく、ちょっとこってり、味濃いめ」の事。半ライス無料サービスらしいが今日は連食予定なので遠慮しておいた。醤油の他につけ麺、味噌、担豚麺、豚ちゃん麺(塩)等があるようだ。
麺は西山製麺製の中細縮れ麺。もうコリッコリにかために茹でられているが、この食感が絶妙。普段「ラーメンの主役はスープだ」と思っているはずなのに、この一杯を食べると「ラーメンはやっぱり麺主役の料理かも」と考え直してしまう。具はきざみ葱、青菜、平メンマ数本、柔らかチャーシュー1枚。スープはかなり量が少ないけど、これも味が濃い為ということもあるが、メインの麺を引き立たせる為の脇役として配役されているからだと思った。脇役と言っても力強い豚骨醤油スープなんだけどね。感動を覚えるほど凄く美味しかった。最近食べた中では一番かも知れない。食べ終わる頃に調理していた男の店員が凍ったおしぼりを手渡してくれた。暑い中待っていたのでこれは嬉しく、しかも美味しい一杯を提供してくれた後なので至れり尽くせりって思わせられた。勿論スープ一滴残さず完食。大満足で席を立ち出口で女将さんに現金払いすると味玉サービス券を貰った。事前予想より遥かに美味しかったので早速再訪問したくなったほどだ。




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