喜楽揚葱
渋谷道玄坂から少し脇道に入った場所にある『中華麺店 喜楽』。1952(昭和27)年創業。日本で最も流行り廃りが激しいと言っても過言ではない渋谷に於いて昔から行列が絶えない老舗店。
約11年ぶりの訪問。開店予定10分前に到着したが10人を超える行列が出来ていたので最後尾につく。定刻に開店し先客に続いて入店した。ほとんどの客は2階席に案内されたが自分は1階の厨房前カウンター5席に着席した。厨房内に男の店員4人とレジ担当の男と給水係のおばちゃん店員が見えた。白髪の2代目店主もいたが厨房中央でメインで調理していた大柄の男2人はインド系だったのでカレー店みたいだなと思った。その店員に直接注文を聞かれたので口頭で注文。おばちゃん店員は冷水入コップを持ってきてくれた。水が無くなると追加してくれた。
筆頭基本メニューを注文。提供時からワクワクする面構え。なかなかのボリューム。前回訪問時より200円値上がっていたもののこの値段なので安く感じたね。人気が継続しているのも納得だ。
麺はほぼストレートの平打ち太麺。結構かためで茹でられているのにモチモチ食感。こんなに特徴的な麺だったっけと驚いた。具はもやしとかた茹で味玉半分、小さいが厚みのあるかための食感のモモチャーシュー2枚。スープはラードで十分油感のある醤油スープに台湾産の揚げ葱が合わさりまろやかな口当たりになっている。とても香ばしく甘みも感じる。正に揚げ葱ラーメン。もやしとかた茹で味玉がいい仕事をしてくれる。改めて食べてやっぱり凄く美味しい。スープ完飲の完食マークを出した。大満足で現金で支払いを済ませ退店した。
雨がポツポツ降ってきたな。早々に家路についた。




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