雪国醤油
横浜でも味噌ラーメンの筆頭店と言われるのが市営地下鉄ブルーライン中田駅近くにある『味噌ラーメン雪国』。2015年12月10日に創業した当初は新潟県妙高市の地ラーメン「ミサの味噌ラーメン」という大量の玉葱の甘みを活かした白味噌ラーメンをインスパイアした一杯を提供していた。その後近くの大きめの店舗へ移転したのを機に、地元民の舌に合わせて改良を試みたかどうかわからないが確実に以前より美味しくなり、常に行列が生じる人気店になっていった。しかしあまりの行列と待ち時間が億劫になり足が遠のいていき、最近では夏の限定「ビーフカレーラーメン」と今冬から始まった限定「豚汁ラーメン」が提供される時だけ気合を入れて訪問するに留まっていた。看板メニューの味噌ラーメンをまた食べたいというのもあるが、それ以上に未食の「醤油」と「塩」の存在が前々から気になっていた。あれだけの味噌ラーメンを作り上げる店が、メニューから外さず提供を続けているのはそれなりに理由があるはずと勘ぐってしまう。だから今日は積年の希望を実行してみる為市営地下鉄に乗り中田へと向かった。
店には開店3分前くらいに到着。店前には7人ほど行列が生じていたが店内の待合室に10人くらい待機しているはずだ。先客に続いて入口脇の券売機で食券を購入した後待合室に移動となり、結果的に30分ほど待ってようやく着席する事が出来た。店員は男3人女2人。
『醤油』 950円+『味玉』 150円= 1100円
通算9回目の訪問で味噌に誘惑されずようやく初めて醤油を注文する。味玉も追加した。
関東育ちの人間のせいかこういう真っ黒いスープのラーメンには興奮してしまう。麺は中太ストレート。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔1枚、大きな平メンマ数本、ホロホロと崩れるくらい柔らかいバラ巻きチャーシュー2枚。味玉は黄身がゼリー状になっていた。黒い色のスープはクッキリとした生姜醤油。新潟長岡の地麺である「生姜醤油ラーメン」に仕上がっていた。自分が食べてきた中ではかなり高いレベルだった。店主はよっぽど新潟県への地元愛が深い人なのだろう。結構濃いめの醤油スープだったが思わず飲み干してしまい完飲の完食、大満足の一杯だった。これは今年の夏の間には未食の「塩」にも挑戦してみたいと思った。厨房の店員に向かい「ごちそうさまー」と言って退店した。店員はいずれも若く、昨今では珍しく行く末を心配しなくて良い店というのもいいな。入口にはまだ行列が生じていた。





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