平潟三席
白く厚い雲で塗りつぶされた空模様の一日。今晩から雨が降り始め明後日の朝まで降り続けるという予報が出ている。
鎌倉に『太陽堂』というラーメン店があったらしい。今年1月26日に閉店し今月16日に横須賀長沢へ移転したらしいのだが営業は土日のみの様子。この店は自店の冷凍ラーメン販売に力を入れているらしく金沢八景駅近くの平潟湾沿いに製造拠点を持っていて、その店舗でも平日昼の2時間半のみラーメンの提供を開始したというので行ってみることにした。
開店予定の3分前くらいに店に到着すると既に先客1人が待っていたのでその後ろに立って待った。目の前に平潟湾。天気が良ければ良い景色なんだろうな。定刻に開店し店主に店内へ入るよう促された。客席は何と一列3席のみの狭き門だ。店主夫婦と思しき年配の男女2人。なんか二人共いい感じで芸術畑感が出ているように見えた。メニュー表を見て口頭で注文。料金は現金で先払い。先客1人後客ゼロ。
筆頭メニューはつけ麺だったが次いで写真が大きく表示されていた「特製鶏中華そば」というメニューを注文した。他のメニューは塩と醤油、まぜそばがありスープが豚骨魚介or丸鶏から選択出来るようだった。
麺は中細縮れ麺。具はわけぎ、平メンマ数本、海苔1枚、味玉丸1個、豚チャーシュー1枚、鶏チャーシュー2枚。スープは鶏と謳っているが節系魚粉の味わいが前面に立っている印象。この魚介の効かせ方が今のラーメンでは無く約20年以上前の魚介豚骨ブームの時のラーメンに感じた。これはネガティブな意味ではなく、自分はその頃の魚介豚骨ラーメンが好きなので「良いラーメンに当たった」という喜びを感じた。そこにおそらく鶏油が加味されていてとても美味しかったね。味玉なんか黄身にしっかり味付けされていて丁寧に作られた一杯に感じた。文句なくスープ完飲の完食。大満足で店主夫婦に「ごちそうさまー」と言って退店した。




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