家系混麺
4月の最終日は朝から雲ひとつない青空が広がった。清々しい気分だ。予報では今日は終日良い天候が続くらしい。
昨日4月29日、菊名駅近くに「横浜家系☓まぜそば」の専門店『内勝家』という店がオープンしたと聞いて早速行ってみた。場所はかつて『クラチキ』という店があった店舗。開店予定の5分前くらいに店に到着。店前には待ち客用の丸椅子が沢山用意されていて既に先客の2人組は座っていた。隣の椅子に腰掛け開店を待った。定刻に開店し先客に続いて入店。入口脇の券売機で食券を購入後店員に渡すと好みを確認されたので答えると席を指定され案内された。店員は男3人らしいが厨房にいる1人以外は私服っぽかったので単に開店応援の関係者だったのかも知れない。客席は厨房周りL字型カウンター7席と4人がけテーブル席2卓。後客1人。
メニューはまぜそば2種とトッピング類のみ。まぜそばは黒白2種あり黒は「家系感じる際立つ醤油 香り高い黒麺」、白には「マイルドな味わい こだわり黄金比」とある。だから麺が違うのかな?店オススメっぽい黒を中盛で、好みは麺かため・油多めで注文した。麺量とは書かれていなかったが並180g、中盛270g、大盛360gだそうだ。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔3枚、チャーシュー1枚という家系標準仕様で見た目はスープ少なめの家系ラーメン。但しチャーシューは低温調理っぽかった。スープはサラサラで透明度さえある。レンゲで一口飲んでみると鶏油の効いた普通に美味しい家系スープ。特に濃かったりしょっぱかったりするわけではなく普通に飲めるスープだった事にちょっと驚いた。という事は麺に秘密があるみたいだ。自分好みのかために茹でられた若干縮れた太麺。麺自体に味がついているのか確かめる前に混ぜてしまったのでわからなかったが作為的な味がしたわけではなかった。麺の食感も適度で中盛だとワシワシと食べられて存在感も十分感じられた。
自分は過去に家系ラーメン店で混ぜそばやつけ麺の類を注文した記憶がほとんどない。大概売上増を見込んで片手間に無理矢理作ったメニューに見えてしまっていたからだ。今までそのメニューが評判だった店を聞いたことも無かったし。それが家系の混ぜそば一本に絞り勝負する専門店が出てきたので期待していた。聞けばこちらの店主は家系総本山『吉村家』で修行した経験があると聞いていれば尚更だ。で実食してみてキッチリ家系らしさが出ていて本当に美味しかったし食後の満足感もあった。麺の方に工夫を凝らすとか流石に考えら仕上げているなーと関心した。ただ冷静になって考えるとラーメンと混ぜそばはスープ主役と麺主役で似ているようで別料理だからと割り切れば問題ないのだが、スープがなみなみと注がれた家系ラーメンと比較してしまうと満足度でどうしても分が悪いと個人的には感じてしまった。そこは麺量で補うしかないのかな。一方店主側に見方を変えてみると、今や飽和状態と言っていい家系ラーメン乱立時代に突っ込んでいって埋没して短命に終わってしまうよりは、実はよっぽど頭が良い方策なのかも知れない。色々と考えさせられる店だった。しばらく時間を開けてからになると思うが、通常のまぜそば寄りだと思われる白まぜそばを食べに再訪問したいなと思った。大満足で完食し冷水を飲み口を拭ってから厨房に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。










































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