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2025年2月27日 (木)

木昼平井

昨日ほどではないが最高気温が15℃を超えて日中は暖かかった木曜平日。午後用事があったので午後半休を使用し会社を後にした。

用事の時間まで余裕があったので新店を狙って東急田園都市線たまプラーザ駅へ。駅改札から徒歩5分くらいの場所に今月17日開店した『中華そば ひら井』たまプラーザ店だ。本店は北府中にある有名店らしいのだが我は最近の都内のラーメン店に疎いので全然知らない。その姉妹店だという。

正午10分前くらいに到着したらやっぱり店前に10人以上の行列が出来ていた。20分ほど待ってようやく店内に案内される。かなりの大箱店舗だ。入口正面に現金対応のみのタッチパネル式券売機で食券を買い席に案内されるのを待ったが、なんと店内にも席待ち椅子が3脚置かれていて座って待つように言われた。その椅子の前にハンガーラックが設置されていたのでコートをにかけ座って5分ほど待たされようやく客席に案内された。店員に食券を渡し指定された席に座る。卓上にはレモン水入りピッチャーが各席に配置されていた。店員は老若男女10人以上いた。客席は厨房前に一列のカウンター6席、一列4席のカウンターが向かい合わせで2本、あと4人がけテーブル席が5,6卓はあった。ファミレスクラスだ。入口近くに冷めたつけ汁を温める為の電子レンジが設置されていた。

250227hirai00 250227hirai03 中華そば ひら井 『特上つけ蕎麦 並』1300円

つけ蕎麦がウリらしいので券売機筆頭にあった特上並を注文。特上だと味玉1個とチャーシュー2枚が追加されるようだ。

250227hirai01 見栄えのする茶色みを帯びた極太麺が綺麗に整えられて提供された。これをまず卓上のピンク岩塩につけて食べた。見た目のままもちもち食感でそれだけで美味しい。但し丼の中間に笊板がかまされ、その上に麺が飾られているので麺量はそれほど多くない。ちょっと興冷めしてしまった。添えられた味玉は黄身しっとり。

250227hirai02 つけ汁は魚介豚骨…ではなく、魚介は一切使用していない、牛豚鶏からの100%動物系で作られているそうだ。確かに節系独特の雑味はないものの、見た目も味も豚骨魚介とほとんど変わらないように感じた。濃厚でトロンとしている。中にはきざみ葱とメンマ数本、しっかり炙られた大きめの巻バラチャーシューが1枚入っていた。

250227hirai04 別皿で用意された豚バラと肩ロースの厚くかための炙りチャーシューが各1枚。味は香ばしく美味しいとは思ったが、同じ硬めの同じ味付けのチャーシューが3枚つづくと飽きが生じてしまったのは否めない。

有名店と聞いていたし麺の見た目が綺麗だしちょっと期待していたけれど、実際食べてみるとあまり我の心には響いてこなかった。品質は高いのだろうが面白みがないというか。接客も卒がなく不満はないのだが何だかファミレスに来てつけ麺食べたような気分にさせられた。店員に番号札を付けさせ気に入った店員がいたらアンケートに書かせてご意見箱に入れさせる等していたので、なんかやり過ぎの資本系の店舗のように感じてしまった。前述した通り本店がどんな感じか知らないのだが、少なくともこの店舗は資本系が運営しているように感じた。最後につけ汁に卓上の割りスープを注いで飲んでみたのだが生姜味だったらしく、我の口にはあまり合わず微妙な食後感となってしまった。接客も品質も決して悪くはなかったのだが、単純に好みと合わなかった。そういう時もあるさと思って店を後にした。腹が満たされたので良しとしよう。

2024年9月 6日 (金)

横浜日輪

予報通り昨日から33℃超えの猛暑日となっている。ただ日の出は遅くなり日の入りは早くなってきているので日照時間が短くなっているからか、通勤時間帯は一時程の酷い暑さは感じられない。そんな金曜平日。

一週間を乗り越えて待ちに待った金曜の退社時間。安堵し開放的な気分となったので退社した後たまプラーザ駅まで足をのばしてみた。昨年12月25日に駅近くに開店した二郎インスパイア系の『ラーメン日輪』が先月20日に家系ラーメン店としてリニューアルしたと聞き訪問してみる事にした。理由は「原料高騰の為二郎系としての継続が難しかった」為だそうだ。へー、二郎系より家系の方が原価低いものなのかね?まあ二郎系も家系もピンキリあるから一概には言えないのだろうけど。夜営業開始5分後くらいに店に到着。早速入店。入口脇の券売機で食券を購入。厨房には男の店員1人のみ。「お好きな席へどうぞ」と言われたのでコップに水を注いで適当な席へ座り店員に食券を渡し好みを伝えた。内装は変えていないようだ。先客ゼロ後客2人。

240906nichirin00 240906nichirin01 横浜ラーメン日輪『ラーメン』850円

筆頭基本メニューを注文。好みは麺かため・油多め。麺は平打中太麺。具は家系標準だが海苔は2枚だった。濃厚な東京家系の方ではなく、明らかにクラッシックな横浜家系タイプ。それも結構あっさり寄り。我の記憶の中では『たかさご家』にやや近い印象。まあ不満はなく美味しく食べられたかな。丼をカウンター上に上げ店員に「ごちそうさまー」と言って退店した。駅に戻ってあざみ野駅から市営地下鉄に乗り換えた。

2024年8月 8日 (木)

盆前木夕

空には雲が多く最高気温も先週よりはちょっとマシ。でもキツイ暑さだ。そんな木曜平日。

こんな暑い日はとっとと家路を急いだ方が良いはずなのに退社後の帰宅途中わざわざたまプラーザ駅まで来てしまった。新店開拓をするためだ。今日の目的店は駅から歩いて5,6分のところに今年6月20日に開店したという『まっちゃんらーめん』なる店。屋号から連想されるような「ちゃん系」の店ではなく白河ラーメンを提供する店だそうだ。元々は焼き鳥店で月1回提供していたラーメンを独立店舗として提供することにしたのが始まりらしい。でもラーメン店として本格的に営業しているのかと言えば大いに疑問の営業形態。何と週休4日制を導入しており木金土の3日間のみ営業。しかも本日木曜日は夜営業のみというハードルの高さ。とりあえず今日は都合がついたので訪問を決めた。

店には開店10分前くらいに到着。誰もおらず暖簾も看板もないが店内に明かりがついているのが見えたのでとりあえず開店を待つことにした。しばらくするとおばさんが1人やってきて様子を伺いながらドアを開け入ってしまったではないか。店主の知り合いなのか?開店時間前だが?定刻になったのだが看板も出す様子もなかったのでドアの窓から店内を覗くと運良く店主と目が合い店内へ案内された。するとさっきのおばさんと見知らぬおじさんがちゃっかりカウンター席に並んで座っているではないか?何だよそれ!暑い中10分近く待っていたのが馬鹿らしくなる。我もカウンター席に座った。でも店主は我を1番目の客として先に注文を確認し最初にラーメンを提供してくれたから怒りは収めたよ。店内の内装はラーメン店らしからぬ木材を活かしたカフェのよう。客席は厨房前に一列のカウンター5席、あとテーブル席が2人卓と4人卓が各3つづつ。

240808macchyan00 240808macchyan01 まっちゃんらーめん

『中華そば』1400円+『味付き玉子』100円=1500円

麺類のメニューは中華そばと油そばの2種しかない。とりあえず中華そばに味玉トッピングして注文。一杯1400円とは高いなー。他に餃子、つくね、唐揚げ等があったがご飯系のメニューが無かったので頼まなかった。基本ラーメンメインの飲み屋の形態なのかもしれない。

240808macchyan03 具は薬味葱、ナルト1枚、ほうれん草、平メンマ数枚、柔らかい叉焼3枚。麺は中細やや縮れ。スープはスッキリ醤油味で一口目から「あー確かに白河ラーメンだ」と思ったが、麺が手打ち麺ではないので白河ラーメン感はいまいちな印象だった。土曜日営業の時のみ手打ち麺を+100円で提供しているらしいが…。まあまあ美味しかったし一応の満足感は得られたけどやっぱり価格設定と見合っていないと感じてしまった。ケチとかそういうのではなく、値段は満足度に直結するから。なので再訪をする気にはなれないなとは思った。これなら隣駅近くにある『とら食堂』出身の店へ行った方がより良い満足度に満たされるだろう。

我は飲食店経営等まるでわからないただのラオタの1人だが、どうもここの店主、ラーメン店の事をあまり理解していないまま開業してしまったような気がする。値段設定だけではなく営業時間、メニュー構成がラーメン店からちょっとズレた感覚があるというか、焼き鳥をラーメンに変えただけでそのまま営業しているような。ラーメンで生計を立てていく覚悟みたいなものは伝わってこなかった。それでもラーメンが好きならそれは伝わってくるはずだし。自分でも偉そうだとは思うが正直そんな印象を受けた。値段が値段だけに貧乏性でもったいな思いスープは完飲して店主に「ごちそうさまー」と言って会計を促した。レジのところに電子マネー対応のアクリルスタンドがあったのでSuicaでの支払いを依頼したが、まるで初めて対応した様子。時間がかかったので現金で払おうとしたら直前で支払いが可能になったので無事決済出来退店した。結局後客は来なかったな。

あざみ野からブルーラインを使って横浜に戻ってきて帰宅したが、急激に強烈な熱帯夜になった気がした。これはたまらんと早々に風呂に入り空調の効いた部屋に逃げ込んだ。

2024年3月29日 (金)

雨上日輪

240329sky001 年度末の金曜平日。今朝の出勤時は強風の雨で家を出る事を一瞬躊躇うほどだった。会社に着いた頃には上着もズボンもビシャビシャで参った。ところが午後2時くらいからカンカン照りとなって気温も20℃を超えるほど。退社時には上着はバックに詰め込みシャツの袖を捲くって歩いたくらいだった。こういう時は傘を忘れがちだから面倒だけど注意を払った。

何とか本年度は乗り切ったので開放的な気分になり久々青葉区の方へ足を運ぶ事にした。田園都市線たまプラーザ駅で下車する。以前『塩そば一榮』、その前は『北海道ラーメン熊源』、さらにその前は『函館ラーメン汐のや』と入れ替わりが激しい店舗。その場所に今度は二郎インスパイア系の『ラーメン日輪』が昨年12月25日に開店した。店に到着すると営業中の札が出ていて先客1人がいるのが見えた。早速入店。厨房には男の店員2人。入口脇の券売機で食券を購入。すると店員に麺の量を聞かれた。え?麺増量無料サービスならまだしも、券売機には麺量で値段が違う表記になっているんだから渡された食券見れば済むじゃないかと思った。そして食券を渡すとその直後「お好みは?」と聞かれた。え?食券を渡した直後に聞いてくる二郎系の店は初めてだ。そんなんだから急かされて圧迫されているような気分になり良くない印象を受けた。席は指定され水はセルフ。客席は以前の店同様厨房周りにL字型カウンター9席。先客1人後客4人。

240329nichirin00240329nichirin01 ラーメン日輪

『日輪ラーメン並』1000円+『日輪増し』400円=1400円

屋号を冠した筆頭メニューを注文。ボタンの隅に豚骨と書かれている。屋号を冠さない普通のラーメンもあって、そちらは醤油と書かれていた。二郎系用語で言うところの乳化/非乳化という事だと思う。へー、両方提供する事で他の二郎系店と差別化を図っているのか。ちょっと面白いと思った。麺量は並で250gとある。事前情報ではこの店は二郎系としてはボリューム不足的なレビューをよく見かけたので、「日輪増し」という豚肉1枚、豚切り落とし40g、半熟うずら味玉2個トッピングを追加した。色々乗り越えた金曜の晩飯を貧相な気分にしたくなかったから奮発だ。肉増ししたのでヤサイ増しはしないで、コールはニンニク、アブラにしておいた。

240329nichirin02

確かに二郎系としては小ぶりな丼で提供されたが、400円増したおかげで結構迫力のある顔をした一杯が提供された。ただ気になるのが、おそらく脂増ししたからだろうが、一番上に生肉から切り落としたみたいな赤いものが付いた脂身がのっていた。大丈夫か?残念だがちょっと怖いので避けた。ヤサイはもやし優勢だがキャベツも入っている。あとはニンニクのみじん切りと先に書いた日輪増しの肉とうずらが入っている。スープは確かに豚骨濃度がやや高めに見える。麺は平打縮れ麺でゴワゴワ感はなく普通の柔らかさ。確かに普通のままだったら少ないと感じる印象を受けたので日輪増しにして正解だったなと思った。今日は二郎の腹にしておいたので満足して退店した。

店を出ると暖かくて汗がなかなか引かない。ようやく本格的な春に突入したような気がした。あざみ野に移動し市営地下鉄ブルーラインに乗り家路についた。

2023年7月29日 (土)

薊野鶏骨

230729sky001 早くも今年7月最後の土曜休日。猛暑の日々が続くとついつい外出が億劫になってしまう。でも青空が広がり陽光が降り注いでいる日に、陽が当たらない空調が効いた部屋に閉じ籠もりっ放しにしていると、余計に気力が無くなり何もしたくなくなってしまう悪循環に陥り易いのは経験上判っているので朝9時半くらいに家を出る事にした。この時期外出するならまだ涼しい午前中のみで、午後は家に避難しているに限る。

今日は市営地下鉄ブルーラインに乗って終点あざみ野駅までやって来た。駅から歩いて10分ほどのところに昨年9月28日開店した未訪問のラーメン店が前々から気になっていた為だ。店名は『麺工房コツコツ』といい「クリーム系濃厚鶏白湯らーめん」の店だという。場所は今は栄区上郷町に移転している『麺屋福丸』の、移転前の店舗跡だという。確か駅から結構歩いた場所だった記憶があるから早めにやって来たのだが、開店予定の15分も前に店に到着してしまった。仕方なく店対面にある大型のセブンイレブンで涼ませてもらいつつ開店を待った。定刻になると自動?でシャッターが上がり暖簾が予めかけられた状態になっていた。そのまま一番乗りして早速入店。入口脇に設置してある券売機で食券を購入し着席。厨房には店主と思しき男の店員1人のみ。二子玉川にある『麺屋みちしるべ』という店の出身らしい。客席は一列のカウンター6席のみ。水はセルフ。冷水を飲みながら提供を待った。後客はだいぶ後になって4人来店した。

230729kotsukotsu00230729kotsukotsu01 麺工房コツコツ 『濃厚中華そば特製 並』1000円

メニューは鶏白湯の濃厚中華そばとあっさり系の煮干し中華そば、つけ麺がラインナップされていたが、我は筆頭の濃厚中華そばを特製で注文した。

230729kotsukotsu02

撹拌機で泡立てられた真っ白い泡で覆われたスープのラーメンが提供された。正にクリーミー鶏白湯。タレは醤油らしい。麺は中細縮れ麺。具は青葱、かいわれ大根、小さめの柔らかメンマ数本、海苔3枚、半分に切られた味玉、わりと肉厚のチャーシュー3枚。口当たりは優しいけどしっかりした味付けの濃厚な鶏白湯スープ。醤油味の鶏白湯でこれほど美味しいと思ったのは初めて。麺も具もスープに調和が取れていいて見事な完成度に感じた。朝食を抜いていた事もあり即スープ完飲の完食で終わった。炎天下に遥々やって来た事を後悔させない良い店に思えた。店主に「ごちそうさまー」と挨拶をして退店した。

暑い中歩いて汗まみれで駅に戻った。涼むのも兼ね駅前の東急ストアで買い物をしてから地下鉄に乗って家路に着いた。午後1時前には帰宅。干していた寝具等を取り込んでから冷水のシャワーを浴びて熱を帯びていた体を冷やし汗を洗い流して空調の効き始めた部屋に逃げ込んだ。もう横になったらそのまま睡魔に襲われ深い眠りについてしまった。休日の醍醐味だ。

2023年6月16日 (金)

川沿油麺

230616sky001 日中は日差しが強く夏日となった金曜平日。しかも早出出勤の定時退社日だったのでどうしても気分は上向き。

今月12日、青葉区藤が丘に新規油そば店開店したとの情報を入手。場所は電車の駅で言うと田園都市線の藤が丘駅と市が尾駅の中間あたりだがやや市が尾駅寄り。それでも約1km以上離れている。油そばというのは正直個性が出にくい食べ物なので訪問するか迷っていたが、我としては珍しく気分が上向いているタイミングに乗じて会社帰りに訪問してみる事にした。市が尾駅からだと横浜青葉ICを横に見て鶴見川を超えて行く事になる。かつてのこの辺りの風景を残して緑が多く畑なんかもあったりして歩いていて気分が良い。店に到着したのは夜営業開始10分過ぎくらい。入口ドアの札がクローズ表記のままだったがドアを開け「いいですかー」と聞くと女店員から「どうぞー」と言われたので入店。内装はロッジ風。厨房には女店員3人。客席は厨房前に一列のカウンター5席とテーブル席が2人卓1つと4人卓2つ。結局前後客は来ないままだったが、女店員のみなので楽しそうに厨房仕事等をしていたのが印象的だ。

230616fujiya00230616fujiya03 油そば ふじ屋

『油そば(大)』1000円+『キムチ納豆ライス(小)』200円=1200円

油そば1本に絞ったメニュー。量はわからなかったが連食はしないので大、そしてキムチ納豆ライス小を口頭で注文。料金後払いだけど我は提供されたタイミングで支払いを済ませた。券売機じゃないと忘れる恐れがあるから。この店「藤沢・平塚の名店『やま屋』直伝の味を継承」を謳い文句にしているが、我はその『やま屋』という店を聞いたことがない。「皆さん御存知」と言われてもなあ。だいたい先に書いた通り油そばは個性が出にくい食べ物。その分テイクアウトに向いていてそちらで売上を稼ぐ狙いがあるのだろう。10分ぐらい待って提供された。

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麺はもちもち食感の縮れ太麺。麺量は大としてまあまあかな。具はきざみ海苔、白髭葱、ほうれん草、平メンマ数本、半分に切られた味玉、小ぶりのチャーシューが4,5枚。味はやっぱり普通に油そば。強いて言うなら油そばにしてはやや甘みを感じるかなあ。最初はそのまま食べ進め、途中から店の食べ方指南に従い卓上のラー油と酢をかけて味を調整して食べた。普通に美味しかった。

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サイドメニューのキムチ納豆ライス小。見た目ほとんどキムチの存在感が無いが味はしっかりピリ辛でご飯がすすむ。我は自宅でほとんど納豆は食べないのだけど、これ美味しいね。頼んで良かったよ。満足して退店する事が出来た。

230616river001 緑と川、夕陽、そして何より広い空がある場所は歩いていて気分が良くなる。この景色を見れただけでも来たかいがあると思ったよ。良い週末が迎えられそうだなーと思いながら市が尾駅へ向かい、あざみ野経由で市営地下鉄ブルーラインに乗って家路についた。

2023年5月19日 (金)

雨鬼味噌

230519aobadai001 予報通り昼前あたりから雨が降り出した金曜平日。今日はちゃんと傘を持って出勤した。早出出勤定時退社日の退社後、結局昨日に続いて田園都市線に乗り換えて青葉台駅に降り立った。駅前の東急スクエア裏手に先月4月1日に開店した新店『鬼味噌らーめん』を狙ってやって来た。この店は昼営業はなく夕方5時開店というちょっと敷居の高さがあるので退社後の訪問しか困難だし、改札出口から歩いても2分程度なので雨もあまり影響ないだろうと思ってね。店には開店直後くらいに到着した。『魂心家』や『麺屋こころ』の並びにあるね。早速入店。女店員に席を指定され着席。卓上にあるメニュー表を見て口頭で注文。厨房に店主と思しき男の店員と女店員の2人のようだ。接客態度はいい感じ。厨房前一列のカウンター4席と壁向かいに一列のカウンター5席。テーブル席は2人卓と4人卓が1つづつかな。後客1人。

230519onimiso00230519onimiso01 鬼味噌らーめん 『鬼みそ背油ラーメン』1150円

屋号を冠したメニューを注文。ノーマルのあっさりと背脂入りのこってりがあったのでこってりを注文した。鬼味噌というからてっきり激辛味噌なのかと思ったらそうではなく、この店では角煮の事を鬼肉と呼んでおり、角煮入り味噌ラーメンの事なのだそうだ。分かりづらいよ。標準はピリ辛程度で有料で辛さ増しは可能のようだけど。揚げニンニクサービス期間中というのでそれもお願いした。あとライスが1杯無料なので当然お願いした。ライスは大小丼を選べ小丼でお願いしたがたんまりご飯を盛ってくれて嬉しかった。

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メニュー表には太麺と書かれていたがやや細めの黄色い中太ちぢれ麺だった。ややかための茹で具合。具は炒めもやしと韮、平メンマ数本、あとサービスの揚げニンニクは結構味が強めだった。それと柔らか角煮がドーンとのっている。味噌スープはノーマルだとかなりあっさりしたやつだね。そこに細かい背脂が表面を覆っていた。かための縮れ麺とあっさり背脂味噌は結構相性が良くどんどん食べ進めた。角煮はライスに引っ越しさせてスープをかけておかずとして味わった。美味しかったので満足出来た。支払いを済ませ退店した。

雨は降っているがようやく週末が迎えられるのが嬉しい。以降はどこにも寄り道せず家路を急ぐ事にした。

2023年5月18日 (木)

藤丘豚魚

昨日に続いて最高気温30℃超えの夏日となった木曜平日。今日は早く退社出来そうだったので躊躇なく早出時差勤務で退社した。天気予報によるとどうも明日は雨降りのようなので、本当は明日訪問を計画していた新店へ1日前倒しで行ってみる事にした。

230518fujigaoka001 東急田園都市線に乗り夕方の藤が丘駅に降り立った。駅から線路沿いに歩くこと約8分くらいで『煮込みや左斜め上24°』というもつ煮込み定食がメインの店に到着。4月4日からこの店舗を間借りして営業しているラーメン店『麺屋てる’ZU』という店が狙い。開店数分前に到着したが1分ほど待っていると店員が出てきて開店してくれた。入り口脇に券売機が設置してあるが、もつ煮込み店と共通使いのようで、ホワイトボードに書かれたラーメンメニューと同金額の食券を買えばよいようだ。厨房には女店員が1人いて、姿は見えなかったが奥の方に男の店員がいる様子。女店員の方がもつ煮込み店の女将のようで、男の店員が間借りラーメン店主のようだ。客席は厨房前に一列のカウンター5席。窓側に6人がけテーブル席2卓と座敷席がひとつあった。後客1人。水はセルフ。

230518teruzu00230518teruzu01 麺屋てる’ZU 『豚魚中華そば 塩 大盛り』950円

店側は限定メニュー「トムヤムヌードル」を推しているように見えたが、あまりラーメンらしくないラーメンは今の我は欲していない。なので基本メニューの豚魚中華そばの大盛りを選択した。塩と醤油が選べるが「塩orしょうゆ」という表記だったので塩推しと推測しそちらを選んだ。+100円でつけ麺へ変更可能なようだが、我はラーメンを食べに来ていたので変更しなかった。

230518teruzu02

白いトレイで提供された。麺はかために茹でられた縮れ太麺。このブリブリな食感が楽しめる麺は我の好みだ。具はきざみ葱、海苔1枚、極太メンマ4本、半味玉、角煮みたいな分厚い柔らかちゃーシュー2枚。おまけみたいに脂身が数個浮いているスープは、濃厚でガツンと強めのしょっぱさが伝わってくる魚介豚骨スープ。ちょっと濃すぎるようだけど、ラーメンはこのくらい「やんちゃ」な味わいの方が好感が持てる。店主はラーメンという食べ物の魅力をよく理解しているようだ。暑かったので汗を拭きながらどんどん食べ進めた。やはり濃い味わいだった為スープこそ飲み干す事は断念したが、麺と具は全て食べきって完食した。トレイごと丼をカウンター上に上げて店主に「ごちそうさま」と声をかけて満足顔で退店する事が出来た。間借りからの卒業後が楽しみなラーメン店だった。帰りはあざみ野経由でブルーラインに乗って家路についた。

2023年4月15日 (土)

雨青葉台

230415aobadai001 朝から本降りの春の土曜休日。こんな日は自分の気が済むくらい部屋でダラダラと過ごしていたいと思ったが、結局10時前には傘をさして外出した。横浜駅で用があったので1時間ほど買い物をしてから横浜線に乗り込んだ。この雨の中結局田園都市線の青葉台駅まで足をのばしてしまった。昼間に青葉台に来るのは久々だ。

駅から歩いて10分くらいの場所に出来た新店『鴨だし中華そば 上ノ』を目指した。今月6日に開店したそうだ。昼営業のみだったので休日来るしかなかった。どうも串天飲酒場の昼営業形態のようだ。到着したのはちょうど正午くらい。店がなかなか見つからないなーと探したらビル2階の店だった。階段を上がると男の店員から「いらっしゃいませ」と言われたが看板等は無かったのでここが目的店か判らなかった。入口に文字だけのメニューがあり「鴨だし中華そば」と書かれていたのを見てようやく理解して入店した。落ち着いた雰囲気の内装だが少し高級感がある。厨房は奥にあり見えなかったが店員は男の店員2人と女の店員1人でいずれも制服を着ていた。客席は一列のカウンター8席と4人がけテーブル席3卓かな。席は指定されたが、水は大きなグラスで店員から提供された。口頭で注文。先客2人後客3人。

230415ueno00230415ueno04 鴨だし中華そば 上ノ

『鴨だし味玉中華そば 醤油』1350円+『麻婆とうふめし』450円=1800円

味玉付きのメニューを注文。醤油と塩から味を選択出来る。とりあえずは醤油を指定。このご時世だからもう驚かないと考えていたけど。基本メニューで1杯1200円はなかなかだなーと正直思った。それからサイドメニューも食べたかったのでミニ麻婆丼みたいなのを注文した。

230415ueno01綺麗に盛り付けられた一杯が登場。麺は細ストレート。具はきざみ葱、三つ葉、黒バラ海苔、メンマ数本、焼き葱、鴨チャーシュー2枚、トッピングの味玉丸1個。味玉は黄身がねっとりして味がよく染み込んでいた。スープは鴨南蛮的なものを予想していたが、そうではなくしっかりと鴨の旨味を活かしつつラーメンの味に寄せている。これはなかなか美味いね。

230415ueno02

半分くらい食べたところで店員に言うと柚子を出してくれるそうなのでお願いした。てっきり小皿で提供されるものと思っていたら、女店員自ら目の前で大きな柚子をすりおろして食べかけのラーメンに投入してくれた。いや、それだけなんだけどさ。でもそれをきっかけにラーメンの二極化について考えてしまった。それについては後述することにしよう。

230415ueno03

サイドメニューの麻婆豆腐飯は至って普通のものだった。ボリュームから考えても正直少々高く感じた。とは言え腹は満たされ満足感を得られた状態で支払いをして退店することが出来た。

昨年後半あたりから光熱費や食料品をはじめあらゆるものが値上げされた。全世界的なパンデミック発生や、安保理常任理事国自ら国境を超えて隣国に進行する等、正に乱世が到来し自由貿易というものが幻想化した為だ。それによりかつてラーメン店と客の間で暗黙の了解事項だった「1000円の壁」もあっさり突破された。だからラーメンは今までのクオリティを維持するとしたら高級料理化をせざるを得ない状況になった。趣味としてラーメン食べ歩きをしている人間は別にして、一般的な客からすれば「これほど出費するのならそれなりにゆっくり時間をかけて、落ち着いた雰囲気でじっくり食べさせて欲しい」と考えるはずだ。今日訪問した店は明らかにそちらに舵を切った店だった。麺とスープはもちろん具材一つ一つの質や盛り付けで高級感を演出して値段相応のものを提供しようとしていた。店内の雰囲気づくりもそう。客単価を上げる分、ゆったりした空間を作って客の回転率向上は諦める。利益も昔のラーメン行列店のようにならないと最初から想定しなくなる。一攫千金を狙うような野心を持った店主は現れなくなって普通の飲食店と同じになる。だからラーメンは今までのような強烈な個性をもった店は現れにくくなるだろう。自分の中では論外だった「予約制のラーメン店」も当たり前になっていくのかな?どうせ大金払うなら行列に並びたくないし。

一方、高級化の道を選択しないでギリギリの努力で今までと同じスタイルを継続する店は、当然あらゆるものを切り詰める必要にさらされるので、サービスは最低限にして客の回転率重視する。今話題になっているスマホ禁止、18歳未満の客お断り等の店が出現するのは自明の理。品質レベルが上がり効率化も進んでいる大手チェーン店と真っ向勝負になるからだ。客からすればかなりの出費を我慢して高級店に行くか、長時間並んで待ってサービスは最低限で我慢という店に行くか、どちらか選択を迫られることになっていくだろう。…結構悲観的な未来が見えてしまった。今後のラーメン店がこうならざるを得ない一例を見せられた気がしたよ。だから我は良い時代にラーメンの食べ歩きが出来て良かったなーと思うことにした。

降り続く雨の中、途中薬局やコンビニで買い物をしてから青葉台駅に戻り家路についた。

2023年3月20日 (月)

夕塩一榮

230320sky001 月曜平日だが明日は祭日で飛び石連休。有給使用率は高かったが我は出社したよ。昨日同様よく晴れて気温も暖かかったが予報だと明日から雲が優勢になり雨が降り出す模様。

明日が休みなので月曜日だけど新店開拓決行。東急田園都市線たまプラーザ駅近く、『函館らーめん汐のや』『北海道らーめん熊源』と続いた店舗に今年1月9日開店した『塩そば一榮』へ訪れることにした。看板にも書かれている通り自由が丘に本店がある。開店から時間が経過している分事前情報が入ってくるので更に足が遠のいて何度も訪問保留していた。日が沈む直前あたりに店に到着。暖簾が出ていたので早速入店。店内には中国系と思しき男の店員1人のみ。入口脇の券売機で食券を購入するも食券出口が詰まっていて出て来ないので店員に出してもらうことになった。客席は厨房周りにJ字型カウンター8席。先客ゼロ後客3人。

230320ichiei00230320ichiei01 自由が丘 塩そば一榮 たまプラーザ店

『塩そば』800円+『半チャーハン』400円=1200円

基本の塩そばと半チャーハンを注文。だけど終日無料の半ライスも要求してしまった。余るであろうスープを白飯で食べる為だ。麺メニューは他に醤油そば、白湯麺等があった。

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麺はパツパツした食感の中細ストレート。具はメンマ数本と白髭葱と青髭?葱の2種。そして肉厚でやや固めだがしっかりした味付の豚ロースチャーシュー1枚。当初丼内が寂しいと口コミが多かったので青葱追加した模様。なので具材は特に不満なし。チャーシュー美味しかったな。スープは茶褐色に濁っており、鶏も感じるが節系の魚介出汁が強めに出た味わい。塩スープって言うより魚介スープと言った方が良いと感じたくらい。これも開店当初から変えているっぽい。若干資本系っぽさも感じられるほど濃いめの味わいで半ライス頼んでおいて正解だったかも。スープこそ飲み干せなかったけど、ハードルを下げていた事もあり満足出来た。

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半チャーハンは店員の兄ちゃんがしっかり鉄鍋振るって炒めてくれた熱々のやつで、半というにはしっかりした量。しっとり系炒飯。葱、人参、グリンピース、豚肉、卵。豚肉の脂の甘みを感じられる。卵多めの炒飯好き。我好みの美味しい炒飯だった。半炒飯込みで大満足の退店となった。

駅に戻ってあざみ野駅まで戻って市営地下鉄ブルーラインに乗り換え家路についた。

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