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2020年8月 9日 (日)

福岡旅終

200809canalcity01午後1時前。この時点でラーメン2杯、うどん1杯を平らげ、満腹とまではなっていないが、これ以上無理に入れようとは思わない。今回の旅の目的だった店は1店を除いて達成出来たし、何しろ蒸し暑いし、マスクで顔は更に熱くなっているしでこれ以上の連食する気は失せてしまった。ちょっと一休みしようと近くのキャナルシティ博多というショッピングモールにやって来た。

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休憩スペースを求めて来たのだが予想はあたった。青い人工池がある涼しげな屋外休憩スペースが見つかったので、その縁にあったベンチに腰掛け青い水面をしばらく眺めていた。それほどバテていたのだ。

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しばらくすると短い噴水ショーが始まり、涼しい気分となった。近くの売店であまおうソフトも食べ一息ついた。

お腹もこなれてきたので最後にもう1杯食べておく。このキャナルシティ内に一蘭のプレミアム店があり、天神西通り店とこの店でしか提供されていない重箱入りの「釜だれとんこつ」が提供されている。福岡での最後の一杯にふさわしい。店入口にある券売機で食券購入し入店。味集中カウンター32席。先客は我の入った空間では1人だけ、後客3人ほど。好みのシートを記入し店員に渡した。

200809ichiran00200809ichiran01 一蘭 キャナルシティ博多店 『釜だれとんこつラーメン』 980円

10年ぶりの釜だれとんこつ。ただ重箱に入れた銀座一蘭とはスープの色が違う。釜煮込みチャーシューの煮汁を使って作ったスープは通常よりチャーシューだれの甘辛さも入り、味も濃い印象。釜煮込みチャーシューも長方形の肉質をより感じるもので通常より甘い。貴重な味が異なる一蘭を久々に食べる事が出来て満足。4度目の福岡食べ歩き遠征はこの一杯がピリオドだ。退店し地下鉄に乗り福岡空港へ向かった。

200809fukuokakuukou01帰りの飛行機は16時過ぎ出発なので時間はまだ十分にある。この夏の時期にあると嬉しい明太子をお土産に買う。今回はいつもの稚加榮に追加して椒房庵のあごだし明太子も追加した。帰宅後食べるのが楽しみだ。

博多源流

我は全国のご当地ラーメン巡りを通じて、ひとつの料理のバリエーションの広まりとその変遷を追っている。おのずと各々の地麺のルーツを追い求めていく事になっている。自分の足で全国を歩き回って自分の目で見て、鼻で匂いを感じ、舌で味わって確認する。大げさに言ってしまうとそれが我のここ十年以上ライフワークとしている事だ。しかし前々からそのルーツが未だにわかっていない有名なご当地ラーメンがある。「博多ラーメン」だ。「久留米ラーメン」はよくわかるんだよ、九州豚骨ラーメンの源流として、その生まれた経緯はよく語られているから。また「長浜ラーメン」も良く分かる。市場で忙しく働く人達向けに極細ストレート麺と替え玉システムが生まれたのは有名な話だから。しかし「博多ラーメン」となるとはっきりしない。大都市福岡だから、九州の中ではラーメンというものがいち早く広まったという事は想像出来る。「久留米ラーメン」より早くに。つまり今の豚骨ラーメンが広まる以前にだ。「昔の博多ラーメンというのは透明なスープだったが、後発の長浜ラーメンに駆逐されて博多ラーメン=長浜ラーメンになっていった」という話は聞いた事がある。その程度の知識止まりだった。

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ある日インターネット上で「博多・長浜・久留米ラーメンの違いはどこにある?」という記事を見つけた。インタビュー形式の記事になっていて、答えているのは『大砲ラーメン』二代目社長の香月均史氏だった。内容はとても興味深いものだった。香月氏は「現在においてもはや博多・長浜・久留米各々のラーメンは線引きは不可能になっている」と語っている。福岡県という狭い地域の中の事なので互いに影響し合っているからだろう。そもそも久留米で初めて長浜ラーメン式の替え玉システムを始めたのは『大砲ラーメン』だという話で、導入当初は久留米ではかなり反発があったらしい。でも結局久留米でも替え玉は広まっていった。それは理解出来る。だって既に全国レベルでご当地ラーメンの融合は起きているから。そうではなくて我が知りたいのはそのルーツの方だ。

そして香月氏はいよいよ博多ラーメンのルーツを語った。「博多は澄んだスープと白濁したスープの2種があった」と。白濁したスープの方のルーツは昭和21年創業の『赤のれん』だそうだ。一方の澄んだスープの元祖の方は『三馬路』という屋台で既に閉店してしまったという。しかし香月氏は「今も三馬路のラーメンを味わえる店がある」と続けた。え!今も味を引き継いだ店があるの?!記事はそのままその味を引き継いだ店『博多うま馬』社長へのインタビューに続いていた。

調べたところ『博多うま馬』は現在福岡に2店舗、そして東京駅に1店舗、そしてなんとシンガポール、タイ、フィリピンに各2店舗出店展開と結構手広く展開しているグループだった。ラーメン専門店ではなく、モツ鍋、馬刺し等も扱うラーメン居酒屋という形態で営業しているようだ。その社長が語るルーツは、昭和13~15年頃、上海から福岡に戻ってきた今はなき『三馬路』の屋台の店主が中国で食べた麺料理を再現する事から福岡最初のラーメン店(屋台)は始まったそうだ。最初は鶏ガラでスープを作っていたが、戦前なので食料の調達が困難になり豚骨を使い始めたのが博多豚骨の始まりだと語っている。ガスなどはなく練炭の弱い火力と鍋で炊いていたので白濁などは起こりようがなく半透明な豚骨清湯スープだったそうだ。そして麺は昔から加水率の高い平打ち麺を使っていたという。確かに『赤のれん』『八っちゃん』も福岡の老舗店はどこも平打ち麺を使っていた。その『三馬路』のラーメンを食べて感激したのが社長の叔父で、社長の父を誘って『三馬路』で修行してその後『五馬路(うまろ)』とい屋号で店を引き継いだそうだ。更に父の元で修行した社長がその味を引き継いで現在の『博多うま馬』として独立した、という流れのようだ。

こうして今回の旅での重要ポイント最後の4店目にして我が最重視していた『博多うま馬』本店格の祇園店へと向かう。店への到着は12時半くらい。開店予定時間から30分弱経過した頃だ。厨房には男の店員2人。厨房前に一列のカウンター8席。2階には宴会場があるという。前客無し後客1人。口頭で注文。

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博多うま馬 祇園店 『源流博多ラーメン』 650円

目的の『三馬路』から引き継がれているという源流博多ラーメンを注文。麺は多加水平打ち麺。現在の博多ラーメンの認識で食べるとかなり違和感を感じるくらい特異だなーと感じる。具は青ネギの小分け切り、きくらげの細切り、もやし、さっぱりとしたチャーシュー2枚。具は時代に合わせて変えているように感じた。そして白濁はしておらず一見鶏油っぽくも見える半濁したスープ。一口飲んだ時「ごぁあ」と叫びそうになったくらいインパクトのあるものだった。醤油ダレも豚骨も濃い!原初の博多ラーメンだから勝手に薄味なんだろうなと思っていたんだけどとんでもない。紛れもない豚骨強めのものだった。豚骨の血抜き灰汁抜きを丹念にしてから、調味料など加えずシンプルにスープを摂っているそうだ。これは今まで食べた事がないラーメンだ。博多ラーメンは久留米や長浜の影響を受ける前から紛れもない豚骨ラーメンだったんだ。博多ラーメンのルーツを知れた事とそのルーツに近い一杯を食べる事が出来て満足だ。これは東京駅にあるという店にも行ってみたくなった。達成感を感じながら支払いを済ませ退店した。

博多潮流

『来来』臨時休業で訪問は頓挫したが、おかげで朝8時半過ぎにはホテルの部屋に戻る事が出来た。今朝5時過ぎに出発する際チェックアウトしないでおいて本当に大正解!11時まで2時間以上気兼ねなくゆっくりと休む事が出来る。シャワーを浴びてから小1時間仮眠を取った。ギリギリまでゆったり休憩してからチェックアウトした。

まずは本日1店目。今度は老舗店ではなく今福岡で勢いのあるラーメン店を訪問してみようのコーナー。だから重点ポイント店ではない。今度は肩の力を抜いていきましょう。事前調査したところ、最近勢いのある店として『Shinshin』という店が評判らしい事がわかった。ラーメンだけではなくちゃんぽん、焼きラーメン、やきめし等も提供し、17時以降は居酒屋に変貌するらしい。創業は2003年天神に開店。今や県内に5店舗展開している。宿泊したホテルから徒歩7分程度のところに天神本店がある。なので開店5分後くらいに店に到着出来た。店前に並び無し。早速入店!おお、開店間もないのに店内には活気があるなあ。アルコール消毒をしてから着席。活気があるので席数は覚えられなかった。オフィシャルサイトでは客席はカウンター10席とテーブル席20席だそうだ。男の店員4人と女の店員1人…だったと思う。先客は10人はいたかな?後客も続々。口頭で注文。

200809shinshin00200809shinshin01博多純情らーめんShinshin 天神本店

『博多Shinshinらーめん(バリカタ)』 700円

筆頭基本メニューをバリカタで注文。すぐに提供された。麺は極細ストレートでもかなり細い。具は青ネギの小分け切り、細切りきくらげ、トロンと柔らかチャーシュー2枚。スープは昨日まで食べていたド豚骨系とは異なり、あっさりしたものに仕上がっている。豚の頭、背骨に少量の鶏ガラから作っているそうだ。濃厚こそ正義っていうバカなラオタとは違い、博多の人達はシンプルに食べやすいものが好きって声なき声で言い続け、こういう結果になったんだろうな。本日最初の一杯は、食べやすいあっさり豚骨は美味しくいただいた。満足して料金を支払い店を出た。

飯塚来来

福岡市の東に位置する飯塚市。ここにラオタ達に注目されている豚骨清湯ラーメンの店がある。透明なスープの中に白い麺が寝かされた一杯は一目惚れしてしまいそうな顔をしていた。ところがこの店「日本一ハードルが高い店」という異名を持つ。この異名を持つ店は日本には実にたくさんあるなあ。その店の屋号は『来来』。看板なし、暖簾なし、電話番号非公開、週4日営業、営業時間不明、提供数量30杯前後。営業時間不明って何だよ!?調べれば調べるほど難易度が高く、ここまでくると「狙ってやってんじゃないの?」と勘ぐってしまう。でもあの一杯と対麺したい一心で第4回福岡遠征の初日はこの店に訪問する事が決定していた。今旅の重点ポイント3店目だ。

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昨夜は疲れ果てて夜9時過ぎには寝てしまったせいか、夜中の3時過ぎくらいに目が覚めてしまった。疲れ過ぎるとすぐ起きてしまうことが我はよくある。ましては慣れない旅先だ。どうせ今日は早く出発しなくてはいけないのでそのままシャワーを浴びてサッパリしてからゆっくりと身支度を整えた。朝5時20分頃出発する。地下鉄の始発に乗り博多駅に出た後、福北ゆたか線直通篠栗線の始発に乗り換えた。何でこんな早く出発したかというと、目的店『来来』は土日には朝6時くらいには営業しているという情報があったからだ。朝6時に到着は無理だ。最善を尽くして朝7時過ぎに新飯田の駅に到着し、そこから約1km歩いて向かうしかない。7時20分頃に到着出来るかだ。しかし土日は朝7時過ぎに売り切れるなどという情報もあった。ちなみに本来の店の開店時間は朝11時だからね。もうギャンブルでしかない。

篠栗線の始発にも無事乗れたので安心して20分ほど寝てしまった。目が覚めると緑に覆われた渓谷の景色に変わっていたので驚いたよ。さらに進むといかにも日本の農村といった景色に変わって、7時4分に新飯田駅に到着。今までの駅に比べて多少大きいね。筑豊地方最大の街だとか。それでも片田舎としか言えない感じだけど。

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ここから約1kmと店までは遠い。開店時間が気になる。開店予定の11時まであと3時間炎天下の中待たなくてはいけないのか?はたまた既に朝6時から営業を開始していてスープ切れ終了していないか?理不尽過ぎる心配だが我は歩みを早めるしかない。

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遠賀川という大きな川を超えればあともう少しだ。あ、見えて来た。店前に人無し。…もしかしてもう売り切れ閉店か?それとも開店前か?

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そのどちらでもなく臨時休業というオチ。県の感染症警報に対応してとの事。この時期に食べ歩き遠征をしているのだからこういう目に合うだろう事は覚悟の上だったけど、この店でこうなったか。いや、冷静に考えればこの店が一番その危険度が高いはずだった。悔しいは悔しい。でも何だかホッとしたよ。直前の売り切れで涙したわけでもないし、こんな炎天下に数時間待つ事も無くなったんだから。

すぐさま踵を返し、ここから歩いて5分くらいのところにある高速バスターミナルへ向かった。運良く7時半発の天神行き特急高速バスに乗れた。空調が効いた車内でコンビニで買ったパンと飲み物を食した。8時半前には西鉄天神前に到着。歩いて5分程度でホテルに到着出来た。

2020年8月 8日 (土)

天神冷麺

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天神に戻ってきたのはまだ夜7時前で日も落ちきっていない。しかしこの時点で疲労感が半端ではない状態。すぐにでも宿に戻って横になりたかったが、一度宿に戻るともう外に出たくなくなってしまうだろうという事は自分でわかっている。今夜の時点でどうしても訪問したい店がもう一店あったので、気力をふり絞り本日最後の店へ向かった。その店も今回の重点4ポイントのひとつではあるがラーメン店ではないのだ。それどころかラーメンとも言い切れないものが狙い。

食べログマップ頼りに近くにやって来たが目的の店は見つからない。あ、このビルの8階か。エレベーターで上がり扉が開いたら丸の中に太の文字が書かれた紫の暖簾と対面した。『博多創作居酒屋ふとっぱら』天神総本店だ。福岡市内に7店舗展開している人気店らしい。居酒屋だから夕方6時から営業開始なので暖簾が出ていて一安心。この感染症騒動で営業停止中とかではなくて良かった。とは言え我だってこの時期に夜の繁華街の居酒屋へ入店するのはそれなりのリスクは感じる。入口で非接触体温計で検温パスになり中に入る。フロアまるまるの店舗なのでそれなりに広く客席も160席だとか。でもやっぱり先客は少なかったね。10人くらいじゃないかな。後客も入ったか不明。とりあえず席に案内され着席。するとメモを渡され「感染者が出た場合お知らせするのでお名前と電話番号をお書き下さい」と言われた。プライバシー的に不安だったがまあ書くよ。タッチパネル式メニューか。居酒屋だけど我は酒は頼まずただ目的のメニュー1本釣りだ、悪いけど。200808futoppara00200808futoppara01博多創作居酒屋 ふとっぱら天神総本店 『ラーソーメン』 495円

博多にはラーメンの麺を使って冷やしソーメンにした「ラーソーメン」なるものがあるのを知ったのは二度目の福岡遠征くらいだったかな。その時は居酒屋での提供ということで「ラーメンじゃないだろ」と判断し黙殺していた。しかしその後テレビの影響かわからないが急速に知名度を上げてパクる店も出始めたの聞く。3回目の福岡訪問時には「焼きラーメン」も食した我。地麺巡りをしていると、ご当地のラーメン周辺の食べ物もどうしても気になってしまう。心残りを残さぬように今晩で解消してしまおうとラーソーメン元祖のこの店にやって来たのだ。本日最後の食事としてポチッとなと注文する。本来は飲んで食べた後の〆として食べるものらしいが、我はここまで猛暑の中を電車を乗り継ぎ歩いてヘビー級の豚骨ラーメン3杯と鉄板焼き肉1人前を食している。今の我にとっては今日の〆の食事だ。そんな状態の時にこの涼やかな料理を提供されたら顔もほころぶよ。

200808futoppara02200808futoppara03 先に味の感想を言ってしまうとソーメンそのものの味だよ。つけ汁は鰹出汁としょうがが効いためんつゆだ。ただ関東で食べるよりやや甘いかな。地元福岡産の特別な醤油を使っているそうだ。そして麺は『一蘭』でも店舗限定で使用していたラーメン専用の小麦「ラー麦」を使用した細麺ストレート。これを氷水でキュッと締めた状態で提供される。我のようにラーメンを食べ歩いているような人間にとっては普通のソーメンよりも歯ごたえがあり好きだ。小麦の美味さを感じることが出来る。この猛暑の中歩き回った我からすれば、最高の〆の一杯となった。でも替え玉はしなかった。明日も食べ歩くのだから腹を壊さないようにしなければ。支払いを済ませ退店した。それにしても居酒屋にとっては本当に危機的な状況だな。

コンビニで大量の飲み物を購入してからホテルに戻った。店から徒歩3分程度の場所のホテルを予約しておいてよかった。もうこの時点で我も限界だったからだ。マスクをした状態で真夏の福岡食べ歩きがこんなにキツイものだったとは誤算だった。おまけにズボンの内股に穴が空いて内ももが擦れるわ、履き慣れた靴なのに両踵の皮が剝けるわ、スマホのバッテリーが無くなるわで心身共に疲労困憊。即部屋の冷房をガンガン効かせてシャワーに入って汗を流し落とし、とりあえず明日の準備だけ簡単に整えてすぐベッドに倒れ込んだ。明日の朝は早いんだ。21時過ぎには眠りの世界に落ちていたと思う。

薬院夕麺

福岡に地麺巡り目的で来たのはかれこれもう4回目になる。毎回「今回で行くべき店は全て行った」と思って帰るのだが、しばらくするとまだ出てくる。福岡ラーメンの奥深さに毎度驚かされる。今回特に注目して訪問必須の店と決めたのは4店。その最初の1店目として選んだのは『八っちゃんラーメン』だ。そう、昨年3月、平成最後のラー博出店として注目を浴びた店の大本、本店だ。別にラー博はどうでも良くて、重視したいのは昭和四十三年創業の老舗であり、昔ながらの博多ラーメンの形を色濃く残していると聞いたからだ。そしてこの店は結構ハードルが高い。夜9時から翌日2時半までという夜に特化した営業時間なのだ。それでも行列が出来ているという。そして定休が日祝。他県から食べに来る狂者は博多に一泊必須になる。…はずだったのだが、最近感染症騒動の影響により夕方6時から翌日深夜2時までと営業時間を変更しているそうだ。

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予め予約済のホテルにチェックインし荷物を置いて30分ほど休憩してすぐ出発。天神の街を散策する。すると丁度良く我の好きなmont-bellの店を見つけたので入店。ウエストバッグを忘れて来てしまったのでここで即購入する事が出来た。そして先程バッテリー交換依頼をしていた修理店にスマホを受け取りに行く。無事直って良かった。7480円を支払い店を出た。スマホが手元になかったのは1時間程度なのにそれだけでも不便でしょうがなかった。道に迷ったり、小銭を出してコンビニで支払わなくてはならなかったり。自分のスマホ依存は深刻だなと改めて知った。

安心したところで早速スマホのマップを使って目的の店へ徒歩で向かう事にした。途中『大砲ラーメン』薬院店が普通にあったりするので誘惑に負けそうになるけど堪えて『八ちゃんラーメン』本店に到着。18時20分をまわったあたり。たこのイラストが描かれた看板を掲げたこじんまりとした店舗だ。本当に営業中の札が出ていた。陽の光を浴びて提灯の灯りを消した状態で営業している『八ちゃんラーメン』の写真はレアかもしれないな。そして店前に待ちなし。ラッキーだなあと思いながら入店。すると何と先客無しのガラガラ。厨房には若い男の店員が2人いた。様子を伺うと「どうぞ」と言われたので店内に入った。前情報通り年季を感じる飲み屋街にあるラーメン店といった感じ。雰囲気だけでも食べさせる老舗ならではの力を感じる。店舗は奥に長くのびてL字型カウンター10席以上。口頭で注文。何と後客もゼロだった…。感染防止が叫ばれるこのご時世に片寄せ合う形で食べざるを得ない老舗店の悲劇なのだろうか?

200808haccyanramen00200808haccyanramen01八っちゃんラーメン 薬院本店 『ラーメン』 700円

メニュー筆頭には酒類、ラーメンはワンタンチャーシューメンから値段の高い順から書かれている。判断力が鈍った酔っぱらいを狙った戦略だ。当然我はシラフなので騙されずメニュー中盤に書いてあった基本メニューを注文。麺の好みは特に聞かれなかったな。しばらく待って着丼。到着段階でシンプルだけど何だか凄いオーラを感じる一杯だ。麺は老舗らしく平打地気味の細麺。具はきざみねぎと薄く小さなかためのチャーシュー2枚のみ。スープは店の外から漂う強めの豚骨臭に反して意外と澄んでいる。そして泡立っている。口にすると強烈な油と自らの口から立ち上る豚骨臭。「豚骨暴力」とでも言いたいくらいの強烈さ。でも「これこそが豚骨ばい!」と言われて食らっている感じがして心地よい。やっぱりこの雰囲気でこの一杯を食べるとやられるのがわかる気がする。本店で食べてこそだ。
200808haccyanramen02+『一口餃子(10個入り)』 550円=1250円

もうひとつのこの店の名物である一口餃子も注文。こんなに小さい餃子は初めて見たよ。手の小指の第一関節から先くらいの大きさしか無い。まさに一口でもはやスナック菓子だ。熱々で香ばしくて美味い。満足して支払いをして店を出た。

200808yakuin01この時点で結構疲れてしんどくなってしまった。近くの西鉄薬院駅まで歩いてたった一駅分だけど天神まで電車で帰った。

小倉一平

200808kokura01小倉という街は門司に比べて大きな街ではあるが、福岡に比べるとどうしても垢抜けない印象がある。今やモノレールが頭上を走る未来的な町並みだけど、地面に立ってみれば変わらず昔ながらな街角が残っていたりする。良い言い方をすれば庶民的、ずばり言っちゃうとどこか下品さを伴う街だ。かつては太平洋ベルト地帯と言われた中に数えられた日本有数の工業地帯、八幡製鉄所を中心とした北九州工業地帯の街だったからね。そういう労働者がいた街には、いい味わいの老舗ラーメンがあるものだ。それは博多とは違う種類の北九州のラーメンだ。事前の調査で小倉駅のすぐ近くに味わい深そうな老舗ラーメン店を見つけた。今夜の宿泊地の天神へ急いで戻らなければならない理由もない。立ち寄ってみる事にした。

特急ソニックに乗って行橋から小倉に戻ってきたのは14時半くらいだったかな。改札を抜けて駅から徒歩3分ほどの場所に昔ながらのアーケード商店街があり、その入口にあるのが昭和32年創業の『一平』本店だ。この店構え、この店先まで漂ってくる豚骨臭、好きだなー。早速暖簾を割る。中途半端な時間だったから店主は店前で煙草を吸っていたが我の入店と同時に厨房に戻った。だから先客ナシ。女の店員1人のみ。奥に長い店内で一列15席のカウンター席。2階も客席になっているようだ。後客は1人だけ来た。我は着席してメニューを見る。

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このメニュー表だけでもいい味わいが出ている。何スープ魅力って。普通のラーメン以外にも味噌やカレー、冷やし中華そば、ちゃんぽんや餃子、ヤキメシや野菜炒めまであるしどれも格安。セットメニューまである。まだ食べてもないのにこの店に通い詰めたくなった。

200808ippei00200808ippei01一平 本店 『ラーメン』 550円

しかし食べ歩きの旅の最中なので基本の一杯を注文。麺のかたさなどの好みは聞かれなかったな。でもそれがこの店だとそれがいい感じ。すぐに提供された。麺は細麺ストレートでこの茹で加減がいい感じ。やたらバリカタするのものではないと教えられた。具はきざみねぎ、きくらげの細切り、チャーシュー3枚。彩り的に寂しかったので、卓上で山になっていた紅生姜を投入。店前に漂っていた豚骨臭から想像するより意外とあっさりした豚骨濃度だったが、しっかり出汁の味わいが深い。「豚骨の出汁」ってこういう味わいなんだなあと思ったほど。妙なしょっぱさも無い。美味い。この一杯がこの値段で食べられるなんて、今が令和の世だとは信じられなくなったほどだ。大満足で支払いを済ませ退店した。

すぐ小倉駅に戻ったら何と15時前の新幹線に乗車することが出来た。大幅に予定を前倒しして福岡へ戻れた。

行橋豚骨

門司港から小倉に戻ってきた。ここからは観光ナシの食べ歩きの旅になる。最初に狙ったのは『麺処 金田家(かなだや)』という豚骨ラーメン店だ。2009年3月創業と比較的新しい店。店主は独学だが開店当初から福岡のラオタ達から注目を浴びたそうだ。そして間髪入れずにまさかの海外進出。『一風堂』に先駆けてロンドンに進出したというのをテレビ番組で見た事があり印象に残っている。その後ロンドンに2店舗目、香港に1店舗と海外進出止まらず。国内でも博多や大阪に進出していたが、博多の支店は閉店してしまったようだ。なので余計にこの行橋という、小倉から大分へ向かう途中の辺鄙な場所にあるという本店の存在が気になってしまった。事前に計画していた下関観光よりこの店を優先してしまったのだ。

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小倉から特急ソニックに乗って一駅目、行橋(ゆくはし)に到着したのは午後1時半前。晴れ間が広がってきたのは嬉しいけどなんせ暑い。目的の『金田家』本店は駅から1本道で1km以上離れた場所にある。ここで我はヘタれて禁断のタクシーを利用。つまらない意地を張って炎天下の中時間をかけて1km歩くよりかは正解だと考えた。こういう田舎は電車の本数が少なく、一本乗り遅れるだけでその後の予定に修正を迫られるからだ。5分ちょっとで目的店に到着。臨休も多いと聞いていたので暖簾がかかっていて一安心した。店前に行列なし。早速暖簾を割る。ちょうど前客が数名退店するところだった。消毒液での手の洗浄を勧められてから着席。厨房には男の店員2人と女の店員1人。厨房周りにL字型カウンター10席と4人がけテーブル席2卓。先客1人後客1人。口頭で注文。

200808kanadaya00200808kanadaya01 麺処 金田家 本店 『黒豚らーめん(麺バリカタ)』 750円

連食食べ歩きでは基本メニュー一択。麺は細麺ストレート。具は青ネギの小分け切り、きくらげの細切り、海苔1枚、脂身の多いチャーシューが3枚も入っている。香ばしいのにトロトロ食感だ。そして泡立った豚骨スープ。最近九州豚骨ラーメン界で「泡系」などと言われるタイプがあるらしいが、この店はそのハシリみたいな存在らしい。まずは一口。濃厚。でも骨粉が残るようなタイプの濃厚さではなく、喉に流れていく時にトロトロと感じさせてくるような感じ。そして味わいが今まで食べてきた豚骨の味わいと微妙だがはっきりと違う。これが黒豚豚骨使用のものなのか、タレが異なる為なのかは駄舌の我ではわからない。美味い。そして豚骨ラーメンを食べて初めて自分が九州福岡にやって来た事を全身で実感する事が出来た。大満足。支払いを済ませて退店した。はるばるやって来て良かったよ。

帰りはタクシーなどつかまるはずもなく、1km以上炎天下の中歩いて駅まで戻った。この時は気がつくのが遅く途中から帽子を着用したが既に遅く額辺りが日焼けして後から痛くなってしまった。それとマスクをした状態での食べ歩きは想像していた以上にキツかった。

2019年9月 1日 (日)

祇園一双

190901hakatakou01壱岐芦辺港から出発したジェットフォイルだが、途中何かがスクリューに当たったという事で調整の為止まってしまった。このあたりではクジラやイルカがいてよくこういう事もあるらしい。スクリュー自体は問題ないという事で無事運転再開したが、当初の予定より10分遅れて博多港に着岸した。

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午後3時40分か。当初飛行機の出発まで2時間弱あるから、あわよくば博多で豚骨ラーメンを一杯食べる事が出来るかもと期待していたが、ちょっと難しそうだ。博多駅行きのバスに乗る。当初『一蘭』の釜だれ豚骨でも食べようかと思ったが、場所がちょっと離れて難しそう。でも空港の集合施設は味気ないしなー。じゃあどうしようかとバスの中で食べログ検索。そんなに豚骨ラーメン食べたいか我?と自分にツッコミを入れつつ。そこで見つけたのが祇園駅近くにある『博多一双』なる店。選んだ理由は空港線駅近くということと通し営業だったから。本店は博多駅近くにありこの祇園店は3店舗目だという。到着した時には店前に待ちはなし。だけど早速入店したら満席。でも先客に食べている途中もいたのですぐ空くだろうと食券を買おうとしたら厨房の店員が「お時間いただきますがよろしかったでしょうか?」と聞いてきた。「よろしくありません!」と返答しようとしたが止めて「どれくらい待ちます?」と聞いたら「20分から30分…」と言われた。行列先頭で博多ラーメンでそれはあり得ないだろう!と言い返すのも何だと思い食券を買って店外で待った。飛行機搭乗手続き締め切りまで1時間前。するとやはり5分もしない内に店内へ案内された。厨房には男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と2人がけテーブル席3卓。

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博多一双 祇園店 『ラーメン(麺バリカタ)』 650円

筆頭基本メニューを注文。真っ白い泡まみれの一杯が出てきた。店頭にも豚骨カプチーノと宣伝されていた。最近「泡系」豚骨と言われているらしくこういう店が増えているらしいね。その元祖は『博多一幸舎』でこの店はその系統だそうだ。麺は極細ストレート。具は青ネギの小分け切り、細切りきくらげ、海苔1枚、チャーシュー1枚。豚骨濃度はそれほどでもないけど、別の意味で豚骨感というのが濃厚で博多に来ている実感を味わえて良かった。

すぐそばの祇園駅から空港線に乗り10分程度で福岡空港へ。無事搭乗手続きを終え余裕を持って飛行機を待つ事が出来た。夜7時半には羽田空港へ到着。しかしバスが何らかの理由で1号線を通らないルートを通り横浜到着が遅れた。それでも夜9時前くらいに帰宅出来た。良い旅が出来て大満足だった。

2019年8月30日 (金)

厳原夕暮

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対馬南部にある対馬最大の町厳原(いづはら)へ辿り着いたのは午後6時過ぎ。今夜はここで一泊する。ホテルは東横イン。2年前オープンし大手ホテルグループの対馬初進出という事で対馬では話題になったという。駐車場は予め予約しておかないと満席になってしまうらしく駐車出来ず。でもレンタカー営業所の人が教えてくれた、ホテルのすぐ近くにある神社の駐車場があったのでそこに駐車出来た。12時間400円。流石に疲れたのでチェックイン後小一時間休憩した後厳原の町へ散策に出かけた。

190830izuhara02結構綺麗な地方都市といった感じの町じゃん。ホテルの向かいにはちょっと大きめのスーパーにもあった。入ってみたらハングル併記がされていてここが対馬であることがよく分かる。韓国人は土産物より日用品を買って帰っていったのだろうな。このスーパーの建物の2階は日本土産と書かれており土産物コーナーが結構広いスペースをとってあった。しかし閑散としていて客はほとんどいなかったよ。

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次は川沿いの飲食店街にいってみる。晩飯何にしようかな?島旅あるあるなのだが、島だけに新鮮な魚介をウリにした刺し身やウニ丼などが紹介されて、こっちとしては「どの島もいっしょじゃないか!」どなる。それに我は元々好んで魚介を食べる方ではない。なので別のものをと調べてみたら「対馬バーガー」というのがあるらしい。ご当地バーガーか。面白そうと思って訪ねてみた。『kiyo』という店で後で調べたら比田勝、それに韓国釜山まで店舗を展開しているらしい。ここはその本店だ。店は営業中の看板が出ていたが室内の電気がついていない。戸惑ったけどとりあえず突入。すると慌てて店員が電気をつけて奥のテーブル席スペースへ案内してくれた。店員は定かではないが男の店員2人と女の店員1人。先客ゼロはいいんだけど後客もゼロだった。対馬に来て学生を見かけないのだけどどういう事だろうか?と思った。
190830kiyo00 190830kiyo01対馬バーガー Kiyo 対馬厳原本店 

『対馬チーズバーガー』 690円+『ポテト(塩)』 400円+『コーラ』 300円=1390円
セットというのが夜営業ではないらしく単品でポテトとコーラも追加した。バンズはふかふかで。パティも柔らかい。もうちょっと硬さを感じさせてくれる方がかぶりついた時の歯ごたえが楽しまるのになと感じた。味はそこそこかな。どういう所が対馬バーガーなのかわからないままだった。

ホテルの近くのスーパーで何か買ってから帰ろうかなと思って戻ると途中に「らーめん」と書かれた暖簾を発見した。渋い佇まいだね。思わず暖簾を割る。「あなぐらぁー」という店で後で調べて驚いたのだが、福岡小郡に2号店を出していて、この店が本店なのだそうだ。空調はないのか扇風機が回っていた。厨房には眼鏡をかけた男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と、壁側に一列のカウンター2席。前後客ゼロ。口頭で注文。こちらでも韓国人と間違われる事もなく日本語ですんなり注文出来た。
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らーめん専門店 あなぐらぁー 対馬本店 『中山らーめん』650円

筆頭基本メニューを注文。何で中山らーめんなのか?麺のかたさとかは聞かれなかった。麺は細麺ストレート。小麦の風味が楽しめる麺だ。具はザンギリネギともやし、海苔1枚、脂身の多いチャーシュー2枚。もやしのシャキシャキ感がよい。スープはあっさり豚骨だが香味油がかかっている。唸るほどという事は決してないがラーメンを食べた満足感は得られた。店にあったハングル併記の注意書きを読んでみた。大人数で店を占拠されたり、キムチを要求されたり、数人で一杯のラーメンを注文したり、日本語が通じなかったり。実際の異文化交流は甘くない事が伺える内容だった。対馬ではこういうトラブルから「韓国人お断り」の店も少なくないと聞く。この店はそこまで露骨な事はしないまでも経験上距離を置こうとしている姿勢が感じられた。当たり前だが対馬も色々な顔があるのだ。
190830izuhara03ホテルに戻る途中美しい夕焼け空を見上げる事が出来た。前日までは連日の大雨だったというのが信じられないくらい。本当に絶妙のタイミングで対馬を旅出来ている事を夕焼け空に感謝した。

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