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2023年3月15日 (水)

再会名島

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昨年より6日早く本日横浜の桜の開花が告げられた。そんな暖かな3月中日の水曜日。帰宅途中新横浜ラーメン博物館へ立ち寄った。目的は「あの銘店をもう一度」シリーズ第13弾として昨日から営業を開始した博多『元祖名島亭』だ。創業1987(昭和62)年。福岡市郊外に本店があった。我は新横浜ラーメン博物館の出店に先んじて2010年7月に本店を訪問している。それだけで意味もなくドヤ顔をしたくなってしまう。町外れにある良い雰囲気の博多ラーメン店だった記憶があるが、残念な事だが後継者不足、更には昨年6月に火災に見舞われ、店舗も老朽化し復活が困難なことから店主が同年7月に店を閉めてしまったそうだ。残念な事だ。ラー博には2015年2月から約2年の間出店していた。ラー博卒業後にはラー博から割と近い「ららぽーと横浜」に出店して現在も営業中。これは大手資本に屋号を売ってしまったパターンか…と調べたら、本店を閉めるだいぶ前、ラー博在籍当時くらいから既に『博多一風堂』を経営する「力の源ホールディングス」傘下に入っていたようだ。同グループのラー博への影響力、力関係が推測出来る。

今回の再出店に際し引退した元本店店主が復帰するという力の入れようだ。入館して地下1階の『名島亭』に直行。店外券売機で食券を購入し入店。店員は男4人女3人くらい。客入りはだいたい3~4割くらいが続いていた。

230315najimatei00230315najimatei04 博多 元祖 名島亭 新横浜ラーメン博物館店

『のり玉子ラーメン』1100円+『塩チャーシュー丼』400円=1500円

標準のラーメンに海苔5枚味玉1個が付いた筆頭メニューにサイドメニューの丼ものを注文した。

230315najimatei01230315najimatei02 暖簾に「長浜ラーメン」と書かれているが、実際のラーメンはどちらかというと久留米ラーメン寄り。店主は確かに『長浜一番』という長浜ラーメン店で修行したらしいが、自分の店を開店するにあたり久留米の『丸八ラーメン』という店に足繁く通い、久留米から羽釜を取り寄せ、呼び戻し製法でスープを作っていた。とは言え今や九州豚骨はお互いに影響を受けあって明確な線引が不可能になっているのが現状だから言ってもしょうがないか。フワッと豚骨臭が立ち上る。クリーミーでほのかな塩味も良し。葱は小分け葱のが本場感は出たかなー。味玉は黄身しっとり。ちょっと前に出店していた『麺の坊砦』とは似ているけど少し違う。九州豚骨ラーメンの奥深さを感じられた。後半にニンニククラッシュを投入してみたが必要なかったかな。個人的な好みではそのままのスープの味で十分美味しかった。

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塩チャーシュー丼。ありそうであまり聞かないサイドメニュー名だ。塩チャーシューのきざみだけでさっぱりし過ぎないようにマヨネーズで味を調整されているのが上手いね。豚骨ラーメンに実に合うようになっている。これは『博多一風堂』っぽさが出た良いサイドメニューだ。セットで大満足で退店出来た。

また『博多一風堂』の話に戻すと、いずれ創業94年組としてラー博に再出店するのだろうが、今やこれほど店舗を展開していて、言ってしまえばどこでも食べられる『博多一風堂』のラーメンを入館料払ってまで一般客が食べに来るか?というのはラー博側も理解していると思うんだよ。最初は1994年当時の味を再現する!で押し切るのだろうがそれで3ヶ月間保たせるのは厳しいはず。となると過去ラー博で一風堂が手掛けた『NARUMI-IPPUDO』『麺翁 百福亭』なんかを出店期間中に不定期に提供し始めるのではないか?と想像している。

2023年3月 3日 (金)

拉博背脂

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昨日より気温が低くなったらしいがひと頃に比べれば全然暖かく感じた金曜平日。今日は桃の節句らしいが我には全く無関係。

一昨日の訪問から2日後しか経っていないが会社帰りにまた新横浜ラーメン博物館に立ち寄った。狙いは「あの銘店をもう一度」ラーメン博物館創業94年組、『支那そば勝丸』に続く第2弾として昨日から営業を始めた『野方ホープ』だ。ラー博開業から1997年迄の約3年3ヶ月間出店していたそうだ。ラー博にも背脂チャッチャ系の店が出店していたんだと思うと何だか歴史を感じる。当時は訪問出来ていないが約11年前に野方本店には訪問したことがある。創業は1988(昭和63)年。店名から東京豚骨醤油、背脂チャッチャ系の祖『ホープ軒』との関連を想像してしまうが全く関係無いそうだ。過酷な人生を歩んだ今は無き創業者の女将がラーメン店の知識も経験も無いのに一念発起して開業したのが始まり。開店当時の店舗の写真を見ると黄色地に赤文字で「中華そばホープ」と書かれた看板が掲げられており完全に『ホープ軒』のパクリとして出発している事がわかる。当時は背脂チャッチャ系の全盛期。ラーメンの知識が何もない女将からすれば大人気店を参考…というか真似をして始めるしか無かったのだろう、生き抜いていく為に。今ならば裁判沙汰だと思うが当時はその辺りはおおらかだったんだろうね。創業から35年の時が流れ現在まで続いているどころか10店舗も展開し立派な実績を積んでいる。こういう店の歴史をラー博側が掘り下げて発信してくれるところもこの企画の魅力のひとつになっていてオタク気質の我からすると嬉しい。

入館して店舗へ直行。券売機で先客待ちしたがすんなり入店出来た。店員は男3人女2人だったと思う。客席はほぼ全席埋まっていた。

230303nogatahope00230303nogatahope03 環七 野方ホープ 1994

『醤油とんこつ 大盛』1080円+『賄いカレー』500円=1580円

今日も連食するつもりはないので大盛りを注文。無料でライスが付くらしいが我はサイドメニューのカレーが食べたかったのでそれも注文した。

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麺は食べごたえがありそうな中太縮れ麺。具はきざみ葱、平メンマ数本、海苔1枚、味玉半個、薄く崩れかかった柔らかチャーシュー2枚。本店のように背脂の量が選べるかと期待していたがそれは叶わず。立ち上げ当初は無理もないか。7月まで営業するそうなので今後は期待したいところ。スープはキリッとした濃い醤油味を期待していたがちょっと違った。醤油感はちゃんとあるのだがそれだけではない。豚骨感でもない。オフィシャルHPを見るとじゃがいも、玉葱、人参等野菜を使っているらしい。甘くなり過ぎず背脂と合うように上手く仕上げている感じ。

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券売機にもしっかり「ガンコババアの賄いカレー」と書かれたサイドメニュー。フレーク状の豚肉がたくさん入って辛さよりも豚肉の甘さを感じる。言わば蕎麦屋のカレーをキーマカレー風にしたようなもの。チープ感は否めないがラーメン店のサイドメニューというのはこういう感じが逆に良いものだ。背脂スープこそ飲み干せなかったがラーメン、カレー共完食し、満腹の大満足。背脂チャッチャ系のラーメンがあるラー博。いいね。可能ならこの系統で常設店がいて欲しいと思ったくらい。店員に「ごちそうさま-」と言って退店しそのまま退館、家路についた。

2023年3月 1日 (水)

極焼醤油

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昨日に続いて季節外れの暖かさの3月初日の水曜平日。会社からの帰宅途中、新横浜ラーメン博物館を訪れた。今日でちょうど『らーめん味楽』ラー博店が開店6周年を迎えたそうだ。それを記念して利尻本店から創業者の女将がやって来て厨房に立ち、通常より利尻昆布の量を増やした「極み焼き醤油ラーメン」を本日1日限定で提供するそうだ。入館後『味楽』に直行した。店前に2人並んでいたが3分程度の待ちで着席出来た。店員は男3人女3人。あ!オフィシャルの案内では訪問時間帯は創業女将は休憩時間だと告知されていたが、厨房内で創業女将が鍋振るっていたよ。我の隣の席にいた客は女将の知り合いらしく、厨房から「心を込めて焼き上げてるよっ!」と話しかけていた。ラーメン作っているのに「焼き上げてる」って何だか凄い。パワーワードだ。客席は退店客が出た分入店客有りで常に満席のようだった。

230301miraku00230301miraku01 らーめん味楽 新横浜ラーメン博物館店

『極み焼き醤油スペシャル 大盛』1400円

連食しないでこの店だけ食べて帰ると決めていたので豪勢にスペシャルを大盛りで注文した。別皿で利尻とろろ昆布が付く。『味楽』のラーメンが堪能出来る構成だ。

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女将が先程の隣客に「いつもの倍の量昆布使ってるから!」と興奮気味に話していたが、これは嘘ではなく本当の事だと思う。香ばしい強めの醤油味のスープ、それを支えるどころか隙きを見て己が前に出てこようとしているような旨味。それはラーメンでよくある魚介系や動物系の、ではなくもっと日本人に馴染みの深い昆布出汁の旨味だけに、より自然と口中に入ってくる。湯豆腐作る時に一枚入れるだけでじんわりだけどしっかりした旨味を出しているのを思えば、香ばしさを感じる焼き醤油の味さえ乗り越えてくるような旨味は相当の昆布量だと思う。しかも利尻昆布だからね。もしかすると利尻本店で提供しているより突っ込んじゃったんじゃないのかな?北海道らしい縮れ麺を啜ると「ラーメンを食べている喜び」を感じる事が出来た。上品な料理では得られないジャンクな悦び。大盛りで大正解。更に別皿提供のとろろ昆布を絡めて麺を食べると上限突破感が味わえた気がした。食べながら約4年前、利尻本店の開店1時間半前に並んで本当に営業するのか不安で待っていた時の事、開店1時間前に店員が出てきて名簿を書くよう言われて嬉しかった事、開店までの間、雪を被った利尻富士とどこまでも広がる美しい5月の利尻の海という、どこを見渡しても絶景しかない空間で集合時間を待っていた時の事なんか思い出してしまったよ。すっかり堪能して満腹で大満足。今日だけ味わう事が出来た貴重な一杯。訪問出来て本当に良かった。

退店すると店前で女将が写真撮影していた。本店の営業時間が昼2時半である事を考えるとかなり頑張ってくれたのだと思う。我の分が提供された直後あたりに女将が厨房から出ていったからギリギリセーフで女将が作った一杯を味わえたんだなー。我はまだ運を持っているようだ。笑顔でラー博を退館出来た。

2023年2月26日 (日)

日吉冬晴

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2月最後の日曜休日。朝から快晴でそれだけで気分が良い。早速布団を干して10時過ぎ頃家を出た。

東横線に乗り久々の日吉へやって来た。目的は今月23日に開店した家系ラーメン店『大輝家』日吉店だ。本店は蒲田にあるそうだ。元を辿ると『本牧家』に突き当たるそうだが、どう見ても東京家系の影響を多分に受けていると思う。場所は以前同じ家系の『東横家』があった店舗。開店5分前くらいに到着したが既に4人並んでいた。その後に続いて並ぶ。定刻に開店。後客も数名。入口の券売機で食券を購入し着席。店員は男ばかり3人。客席は厨房周りに赤色のL字型カウンター11席。来客は相次ぎ外待ちが生じていた。

230226daikiya00230226daikiya03 家系ラーメン大輝家 『特製ラーメン』950円

特製ラーメンというのがあったのでどういうものか知らなかったが注文してみた。好みは全て普通。ライスは終日無料で炊飯器からセルフで茶碗によそうシステム。ご飯はかために炊かれていた。

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特製とは海苔5枚、大きな燻製ももチャーシュー4枚、半玉くらいあるキャベツ、味玉付きの一杯。麺は中太やや縮れ。スープは角が立っている感じがないまろやかな豚骨醤油。でもしっかりとした味わい。もちろん店の中で炊いているスープだ。スモーキーな大きなチャーシューと甘みを感じるキャベツとの相性が良く美味しくて満足した。しかしまだ開店4日目という事もあり厨房の店員が慣れていないのがまるわかり。先客の好みを間違えクレームを受けていたので嫌な予感がしていたら、我も4,5人くらい順番が飛ばされようやく提供された。気分が悪いよ。しかもそんなに遅れて提供されて麺かために間違えられたようだ。開店間もない新店の訪問はこういう事があるから避けるべきなんだけどね。ラオタの悲しい性だ。

食べ終えて早々に駅に向かい家路についた。午後は家でゆったりとした気持ちで休日時間を楽しんだ。そして日差しで暖かくなった布団を取り込む。今夜は暖かくして寝られそうだ。

2023年2月24日 (金)

高山蕎麦

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金曜平日。とは言え昨日の祭日と土日に挟まれていたので世間の有給休暇使用率は高かったようだ。我は出勤したけどね。でも早出出勤の定時退社日だったので早めに退社。傘はささなくてよい程度の弱い雨が降っている。帰宅途中に新横浜駅で下車し約3週間ぶりに新横浜ラーメン博物館へ訪れた。

「あの銘店よもう一度」シリーズ第12弾として出店したのは飛騨高山『やよいそば』だ。創業メンバーの喜多方『大安食堂』が退店した穴を埋めるべく短いスパンでの出店を試みた「全国ラーメン紀行」シリーズの『爐』に続く第2弾として1996年10月から約5ヶ月間出店していたそうだ。我はその当時訪問出来ていない。けれど我は2009年7月末に飛騨高山食べ歩き日帰り遠征を行っており、その中で本店へ訪問している。その時の記憶が蘇ってきて懐かしい。店に到着した時誰も並んでおらず食券を買ってそのまま入店。そしたらなんと先客ゼロだった。店員は男3人女2人。

230224yayoisoba00230224yayoisoba04 飛騨高山 やよいそば 新横浜ラーメン博物館店

『飛騨ねぎ中華そば』1100円+『炊き込みごはん』350円=1450円

葱好きなので葱そばを注文。更にご飯物のサイドメニューを注文した。炊き込みごはんは数量限定なので売り切れだったら連食を考えていたが無事購入する事が出来た。

230224yayoisoba01230224yayoisoba02 麺は柔らかめに茹でられた中細平打やや縮れ。具は平メンマ数本と味が染みたトロトロチャーシュー2枚。トッピングの飛騨葱は柔らかくてシャクシャク。で、スープだがタレと一緒に煮込むから時間によって味が変わる…というがおそらく我の舌ではわからないと思う。それより鰹出汁が前面に出た味わいなので、ほぼ日本蕎麦と同じ味に感じてしまう。現地ではラーメンの事を単に「そば」と呼んでいるし、日本蕎麦店と同じ店構えの店が多い。だから現地で食べると全く違和感なく食べられるんだけどね。実に素朴なご当地ラーメンだ。

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炊き込みご飯は特に特徴はなく普通に美味しかった。完食。ラーメンもスープ完飲完食。良い晩飯を食べた満足感が得られた。我が食べ終わる頃にようやく後客が3人入店した。入れ替わるように我は退店し連食はせず退館し家路についた。

2023年2月23日 (木)

高田八八

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天皇誕生日という事で木曜休日。飛び石休日だが良いタイミングだ。今日が休日で助かったよ…。朝は雲が多かったが日が昇るに連れ青空が広がっていった。

今日の目的店は決めていた。市営地下鉄グリーンライン高田駅から徒歩6分くらいのところに今月16日に開店したという『自家製麺88』高田店だ。1号店は新丸子にあり、そちらは二郎インスパイア系でこちらとは種類が違うとの事。場所は以前『青森中華そばJIN綱島店』『札幌ラーメン豆亭』と続いていた店舗。ここは17時で営業終了して夜営業していないので休日来るしかなかったのでね今日やって来た。開店10分以上前に到着してしまったがそのまま開店を待つ事にした。定刻に開店。その頃には後ろに2人並んでいた。暖簾が出され入店を促された。入口脇にタッチパネル式券売機。店員は若い男女の店員と、おそらく中高生の姉妹と思しき子供店員。楽しそうにしていた。客席は厨房周りにL字型カウンター9席だが奥に製麺機がこれみよがしに置かれて2席は事実上使用不可になっていた。入口付近の別部屋にテーブル席が2卓くらいあった。後客7人。

23022388002302238801自家製麺88 高田店 『特製ランチセット』1480円

特製中華そばにサイドメニューが付くセットを注文。サイドメニューは豚飯か卵かけご飯から選べる。無料トッピングで背脂を追加した。また麺大盛り無料とのことで連食予定もないのでお願いした。他メニューは塩そば、辛トマ麺、油そば等があった。

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特製中華そば。具はきざみ葱、玉葱の角切り、平メンマ数本、ナルト1枚、半分に切られた味玉1個、脂身が少ないさっぱりしたチャーシュー3枚。無料トッピングの背脂ももちろん入っている。海苔5枚は丼ではなく受け皿に3枚載せられていた。スープは節系魚介出汁を感じるあっさり醤油スープ。ウリの自家製麺は多加水でブリブリに縮れてシコシコした食感で美味しい。大盛りにして良かったと思う。特製の賑やかな具と大量の麺でスープが埋もれちゃうこともなかった。無料トッピングの背脂が良いサポートをしてくれていたと思う。この麺とスープの組み合わせから、かなり違うとは思うけど何故か山形酒田の『ケンチャンラーメン』を連想させられたよ。なかなか美味かった!

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我は卵かけご飯が好きなのでこちらを注文。ラーメンよりだいぶ後で提供された。わけぎときざみ海苔がのる。提供時女の店員に「かえしを入れて下さい」みたいな事を言われたが、ラーメンのタレ?スープをかけろってこと?卓上には醤油はあったけど…。最初ラーメンスープを入れてみたが全然薄味なので結局卓上の醤油をたっぷりかけて食べた。普通に美味しかった。セットとしてはボリュームあったし食後感は大満足。もっとアクセスが良ければ通っていると思う。「ごちそうさま-」と店員に言って退店し駅に戻った。

正午に横浜駅にある携帯電話会社のサービス相談の予約を取っていたので立ち寄り手続きを終えて家路についた。午後はゆっくりと自宅で過ごした。

2023年2月 9日 (木)

菊名貝伊

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木曜平日。今週は特に長く感じるなー。辛いわ。でも今日は早出出勤で早めに上がれた。一昨日から1日置いて再び菊名で下車し『クラチキ』へ再訪問。1日空けたのは昨日が定休日だった為。夜営業開始1分前くらいに店に到着。定刻に開店し後続無しで最初に入店。カウンター上の券売機で食券を購入し厨房内の店員に渡した。昨日は男の店主のみだったが今日は女の店員がいる。しかも今日は女の店員の方が調理担当。あれ?こちらが店主?それともW店主?ネット上には「有名ラーメン店主が名前を隠して営業している」と噂がされているが…。確かに接客も調理の手際も良く見える。ほとんど待たずに提供された。後客1人。

230209kuratiki00230209kuratiki02 クラム&チキンヌードル クラチキ

『ボンゴレロッソヌードル』980円+『味玉』120円+『とろけるチーズ』150円+『おいめし』50円=1300円

一昨日とはかなり趣が異なる気になっていたイタリアン風のメニューを注文。なのでチーズは追加、更に一昨日売り切れていた味玉も追加、さらには麺を食べ終わった後にリゾット風にして楽しむ為の追い飯まで付けた。

230209kuratiki01230209kuratiki03 一昨日の貝だし汐とはかなり異なるけど麺と具は同じみたい。「ボンゴレロッソ」を調べると「ボンゴレ=あさり」、「ロッソ=赤=トマト?」という意味らしいが、赤くもなければトマト的な酸味もしない。クラムチャウダースープとも違う感じ。カルボナーラに近い印象。貝の味わいも感じるけどクリーム感が強いので汐よりは主張して来ない。でもスープ自体はなかなか美味しい。甘さだけではなく、トリュフっぽいスパイスが効いているのかやや塩味を感じラーメンに合うように調整しているのかな。

230209kuratiki04残ったスープに追い飯を投入し余すところなく完食し満足だ。店主に「ごちそうさまー」と言って席を立ち退店した。他にも「貝だし鶏白湯」や「さんま節」等まだまだ興味を惹かれるメニューがあるので様子を見てまた近い内に訪問してみよう。

東横線に乗って横浜駅で降り買い物をしてから家路についた。

2023年2月 7日 (火)

菊名貝汐

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火曜平日。この時期としては気温が高く温かい。仕事もひと山だけは超えられた感があったので早めに帰宅する事にした。その帰路の途中、菊名駅近くに気になる新店が開店したという情報を聞きつけたので訪問してみる。駅西口出口から徒歩2、3分くらいの場所にある貝出汁ラーメンをメインにしている『クラチキ』という店だ。今月3日に開店したそうだ。夜営業開始5分後くらいに到着し入店。入口正面のカウンター上に券売機。厨房には男の店主1人のみ。店内は観賞植物とか置かれてお洒落な雰囲気。客席は厨房周りにL字型カウンター7席と4人がけテーブル席2卓。コートをかけられるハンガーラックがあっていいね。食券を渡し着席。紙コップにピッチャーから水を注いで提供を待った。先客1人後客1人。

230207kurakichi00230207kurakichi01 クラム&チキンヌードル クラチキ 『貝だし汐ラーメン』880円

筆頭は醤油だったが、我の中では貝出汁ラーメンは塩味が合う印象なので汐を注文。味玉を付けたかったが売り切れだったのでトッピングはなし。あまり待つことなく提供された。麺はパツパツした食感の四角いストレート中細麺。具はきざみ葱と玉葱の角切り、多めの柚子片、三つ葉っぽい青菜、ナルト1枚、鶏ももチャーシュー2枚は皮の部分が焦げ目がついている丁寧に作り込まれたもの。あとあさりの身の部分も数個入っていた。スープはしっかり貝出汁が感じられてうんまい。油分もちょうど良い。麺とスープの相性も良い。店主のラーメンのセンスを感じられた。自然と箸とレンゲがすすみ、すぐスープを完飲し完食してしまった。店主に「ごちそうさま、美味しかったです」と言って退店した。他のメニューにも目移りしたので近々再訪してみたいな。菊名に良い店誕生だ。ファーストコンタクトとして今日は汐清湯で満足し家路についた。

2023年2月 2日 (木)

勝丸背脂

230202rahaku01続いて94年組の『勝丸』へ。約3ヶ月営業という事で今月末には撤退予定。おそらく最後になるだろう期間限定メニューが提供されたと聞き訪れた。店前に待ち客無くすぐ入店着席出来たが、7割くらいの席は埋まっていた。店員は店主含め男3人女2人だったと思う。

230202katsumaru00230202katsumaru01 支那そば 勝丸1996

『極上煮干し背脂ラーメン(太麺)』1000円

煮干ラーメンはこの店ではお手のものだろうしスタンダードな煮干し醤油にうっすら背脂をかけたものだろうなーと想像していた。そうしたらそんなものじゃなかった。

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麺は極太縮れ麺。具はメンマ数本とかためのチャーシュー2枚、そして玉葱の角切りが大量投入されている。黒い煮干し醤油スープを覆い隠す大量の背脂。これは紛れもなく「新潟燕三条ラーメン」ではないか。十分なニボニボ味とたっぷりの背脂が縮れ太麺によく絡まって美味い!食べごたえがある。我はこういう荒々しいご当地ラーメンが大好きだ。食べながら「そう言えばラー博って新潟ラーメンの店誘致していなかったんじゃないか?」と疑念を持った。あったっけ?思い浮かばない。新潟はご当地ラーメンの宝庫だ。そんな事はラー博の学芸員ならば知らないわけがない。それにしてはラー博に誘致した店が北海道と九州の店に偏っている気がする。ラーメン博物館を名乗っているならもう少し多様性を持たせるようぜひ頑張って誘致して欲しい。それと山形や千葉もご当地ラーメンの宝庫だからこちらもお願いしたい。…と、もはや『勝丸』のラーメンという事を忘れて燕三条ラーメンだと思い込んでそのまま大満足で食べ終わった。背脂たっぷりスープは飲む事が出来なかったけどね。あー木曜日なのに連食してしまったなーと少し後悔しつつ家路についた。

再会坊砦

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木曜平日。昨夜気が高ぶって寝付きが悪く結局2時間くらいしか寝ていない状態で出社したが、忙しかったせいか眠気に襲われず退社時間を迎えた。早々に帰宅して早く寝るつもりだったが、JR横須賀線での人身事故が原因で関連するJR線が運転見合わせや遅延が起きているというではないか。しばらくダイヤは正常に戻らないだろうから新横浜で市営地下鉄に乗り換える事にした。で、新横浜駅で降りたのだったらこのままラー博へ行ってしまおうと都合の良い臨機応変な対応をした。当初は明日行くつもりだったのだがあまり変わらないと思ってね。

狙いは「あの銘店をもう一度」シリーズ第11弾として一昨日から出店している『麺の坊 砦』だ。本店は渋谷神泉にあり我は約16年前に一度訪問したっきり。でも約12年前のラー博出店時は訪問していたから再会となる。食券を買って入店し店員に食券を渡すと席を指定されそこに着席した。店員は中坪店主含め男3人と女1人。先客6人後客3人くらい。

230202toride00230202toride01 麺の坊 砦 新横浜ラーメン博物館店

『のりと半熟たまご』1100円

筆頭メニューを注文。麺のかたさは食券購入時選べて麺かたを指定した。

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この店は所謂食通と呼ばれる人達等から「関東一の豚骨ラーメン店」と推薦されていると聞いている。だからかなり期待をして一杯と対峙した。おそらくは12年前の出店時より本店の一杯との差は縮まっているはずだ。おおしっかりと豚骨臭は立ち昇っているね。そして記憶より醤油ダレの味が意外と出ていた。そのタレと豚骨スープとのバランスが絶妙に合っている気がする。クリーミー。そしてどことなく上品。女性客や家族客をターゲットにしているだけある。我はどちらかと言うと男っぽさ丸出しなガツンとした一杯が好みなので、確かに美味しかったしスープ完飲完食し満足の退店だったのだけど、正直心に刺さるという事は残念ながら無かったな。ハードル上げ過ぎちゃったかな。

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