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2024年4月21日 (日)

六浦二郎

昨日同様薄っすら雲が優勢ではっきりしない空模様。雨は降らないようだがそれでいて気温が高めの日曜休日。「春眠暁を覚えず」とは良く言ったもので目が覚めても薄っすら眠い気分が続く。今日もあんまり外出したい気分ではなかったが、少し歩かないといけないかなと思い10時前には家を出た。

訪問するべき店が家を出る段階でも決まらないくらい頭が回らなかったが、結局はずっと保留して未訪問のままだった金沢区の新店へ足を運ぶことになった。京急に乗って金沢八景駅へ降り立った。このところ週末になると来ている気がする。追浜方面へ横須賀街道沿いにテクテクと歩く。侍従川を超えたところに今年2月29日に開店したという『ラーメンハマコー』に到着。以前二郎系の『ラーメン神豚』があった店舗だ。開店の約5分前の到着だったが店前には誰もおらず、店頭のベンチに腰掛けて開店を待つことにした。程なく後客が隣に座り列が生じた。定刻に開店した頃には後ろに6人くらい並んでいた。入口脇に券売機。その横に給水器が設置されセルフでコップに水を注いで着席。厨房には男の店員3人。接客態度は卒なくいい感じ。客席は厨房周りにL字型カウンター12席と4人がけテーブル席1卓。後客は9人入った。

240421hamakoo00240421hamakoo02 ラーメンハマコー 六浦店

『小ラーメン』850円+『うずら卵』100円=950円

先週『ファットン』金沢八景店で変わり種メニューを食べて、逆に王道の二郎系ラーメンを欲する気持ちが高まり上記のメニューを注文。コールは提供直前に店員に確認された。二郎感を過剰気味に味わいたく「にんにく」「やさい」「あぶら」「からめ」コール。つまり全マシコールでお願いした。

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麺は平打やや縮れ。麺量は小で250gだそうだ。ヤサイは感覚的にもやしとキャベツの比率が8:2くらい。分厚い巻きバラチャーシュー2枚。トッピングのうずらは5個入だった。きざみニンニクとスープの濃さも十分だ。久々の王道二郎が味わえて満足。不満点全く無し。ただ我が不用意に全マシコールしてしまったものだから後半へこたれそうになった。何とか具と麺は食べきりスープは残して退店した。

途中スーパーで食料調達をしてから帰宅し、午後は自室でゆったりと過ごした。相変わらず休日の時間経過速度が尋常じゃなく早く感じる。もう少し我慢すればGWだから何とか頑張ってみるか。

2024年4月13日 (土)

酢混二郎

240413sky01 久々に気持ちよく早朝散歩が出来たので自分のエンジンのかかりが早かった。根岸森林公園から自宅に帰ってきてから着替えてまたすぐ家を出た。向かったのはまた金沢八景。想定よりだいぶ早く到着してしまい、駅のスーパーで買い物等をするもまだ早い。まだ営業開始まで30分もあるが店の前で開店を待つ事にした。

その店は今月4日に『麺屋歩夢』の跡地に出来た新店『ファットン』金沢八景店だ。今は新羽駅近くにある『ハイパーファットン』のセカンドブランドFC店にあたるらしい。その為か屋号にハイパーは付けないみたい。到着時当然誰もいないで入口近くで待っていたら5分もしない内に後ろに客が並び始めた。開店5分前に店入口が開けられ先に食券を買うよう店員に促された。タッチパネル式券売機だった。ここで好みが選択されるのでコールは不要となる。電子マネー決済で食券購入後改めて店外に並ぶよう言われた。食券先買いシステムだ。定刻になって改めて店内の奥の席へ座るよう指示があった。水はセルフ。厨房には男の店員3人。おじさん2人と若いのが1人。客席は厨房周りにL字型カウンター10席ほど。初回で満席になったのかな?来客は続き外待ちも生じていたようだ。白い内装で爽やかな印象。

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ファットン 金沢八景店

『汁なしスッパメン・大盛』1050円+『うずら5個』150円=1200円

我はジロリアンではないので二郎系ラーメンの店による違いが明確に判らず面白みがないかな?と思い、この店のオリジナリティが高い人気商品のポン酢味の汁なしを選択した。麺量は並で150gで大盛りで250g。料金は変わらないので大盛り、好みはアブラ・ニンニク。別トッピングでうずら5個を付けて注文した。

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麺は茶褐色の平打縮れ太麺。具は白髭葱、フライドオニオン、唐辛子、きざみ大蒜、味付けされた豚バラ肉と別トッピングのうずら5個。もやしやキャベツのヤサイはなく、豚肉も豚バラなので二郎感はかなり希薄。その上味は完全にポン酢が支配的。あのニンニク二郎味が完全に飲み込まれているというのも凄い。結構昔に蒲田の『凛』でポン酢味の二郎を食べた経験があるがそれは結構二郎寄りだった気がするので、こちらはかなりオリジナリティが出ていると思う。かなり食べやすく仕上がってはいる。夏向きの味って感じ。ただ個人的な感想をいうと後半になってもどう足掻こうが単調なポン酢味に支配されっぱなしなので飽きが生じてきた。大盛指定でもボリューム感は感じず。なので難なく完食。店自身が発信しているように二郎系っぽいけど二郎系ではないようだ。次回機会があれば汁ありの醤油か塩を試してみたい。やっぱりスープ有りのラーメンの方が自分の好みに合致する。

退店後即家路についた。朝早起きして散歩したので眠かったけど、洗濯物を取り込んだり、炊飯器と電気ポットを新しいものに更新して設置したりと結構やることがあったのでなかなか休めなかった。

2024年3月30日 (土)

庄太泉家

240330sky004 朝から気温が20℃となり少しもやった青空で迎えた土曜休日。完全に季節が春に切り替わった事を感じ取った。なので冬物のコートや羽毛布団等は仕舞う事として天日干ししてから朝9時過ぎには家を出た。予約していた床屋に行く為だ。奇跡的に数日前予約が取れてラッキーだった。綺麗さっぱりで新年度を迎えられそうだ。

床屋を後にして向かったのは京急金沢八景駅。当初この辺りに出来た二郎系の新店を狙っていたのだが、昨日二郎系ラーメンを食べてしまった事もあり来る途中で目的の店を変更した。その店は『麺屋庄太』六浦本店。駅から歩いて10分ほどで店に到着。正午前の到着だったが店前に待ち客は無くラッキー。早速入店する。しかし券売機の前で先客が3人待っていた。そして店外で並ぶ事になった。食券先買いシステムだ。食券購入後結局15分くらい店外で待つ羽目になった。店員は男2人女1人。水はセルフ。後客も続々来店して店外待ちが続いていたようだ。

240330shyouta00240330shyouta03 麺屋 庄太 六浦本店

『庄太式家系ラーメン泉家』880円+『煮玉子』120円=1000円

以前から気になっていた庄太式家系ラーメンメニューが本日の狙い。以前は限定メニューだったがレギュラーメニューに格上げされたようだ。「泉家」の由来は以前この店舗で営業していた元吉村家直系店『横横家』で修行していた経験もある店主の名前が由来なのだそうだ。だから期待値は上がるわけだ。大盛りor半ライスが無料サービス。家系ならばライス必須派なので半ライスを選択。好みは確認されなかった。煮玉子トッピングも追加した。ライスは卓上からおろしニンニクと豆板醤を投入し家系ライスを作成した。

240330shyouta01240330shyouta02 元々この店のラーメンは濃厚豚骨醤油なのだがタレを変更しているそうだ。具は当然家系標準。しかも青磁の丼使用。麺はおそらくこの店の通常使用しているものと同じ平打ストレート太麺。肝心のスープはいかにも『麺屋庄太』らしい豚骨濃度を誇りつつ醤油ダレも結構濃いめに感じられる。つまり豚骨も醤油も両方立っている紛れもない家系なのだけど、『武蔵家』に代表される東京家系とは全然違う仕上がりで、しっかり横浜家系しているところが憎い。それでいて『吉村家』とかともちょっと違うので興味深かったよ。ちょっと残念だったのが麺が我の個人的な好みに合わなかった事だ。でもライスの力も借りてしっかりスープも完飲の完食。大満足で退店した。

240330sky003 金沢八景駅まで歩いている途中、あまりの暑さに上着を脱いで袖まくりをした。京急で上大岡駅に出た後スーパーに立ち寄り食料調達をして家路についた。途中で大岡川沿いの桜の開花状況を確認したがまだまだ全然だった。提灯や出店も出ていたけど逆に虚しかった。来週末くらいには満開になるのだろうが天候が不安定なのが心配だ。

2023年11月19日 (日)

秋晴富岡

231119sky001 雲ひとつ無い鮮やかな秋晴れの日曜日。風もなくむしろ暖かいとおもったくらい。こんな日は見知らぬ町を散歩して頭の中の雑念を掃除したい気分になった。買い物も昨日でほぼ済ませているし、家事が済んでゆっくりしてから家を出た。

とは言え一応ラーメン店の市内未訪問店を設定して出かけた。昨日は連食してしまったので緩い目標設定にしよう。先週土曜日に『ラーメン明家』杉田店に訪問したわけだが、そこで本店が別にある事を知り今日はそこへ行ってみる事にした。場所は京急富岡駅が最寄りになるのだが結構離れているので磯子駅からバスで近くまで移動した。あーこんな場所今まで来た記憶がないな。開店直後あたりに到着出来た。看板には『らーめん明家』富岡東店とある。食べログには去年9月3日にオープンしたとある。既に暖簾は出され営業中と書かれた札が出ていたので早速入店。店内に先客ゼロ。厨房にアジア系の男の店員1人のみ。客席は厨房前に一列のカウンター5席、テーブル席が2人卓が4つと4人卓が1つ。冊子メニューを見て口頭で注文。結局後客も来なかった。

231119meika00231119meika03 らーめん明家 富岡東店

『半チャーハンラーメンセット』1150円

冊子メニューにはフォーとかバインミーとかベトナムの一品料理とかも提供されていて専門店ではなくラーメンをメインにした定食屋っぽい印象を受けた。牛肉フォーを頼んでも良かったのだけれど、今日はあまり食べ慣れないものに手を出す冒険心が湧かなかった為、ラーメンと半チャーハンのセットを注文した。好みは確認されなかった。

231119meika01231119meika02 ラーメンは杉田店とほぼ同じ。ちょっと味が薄い気がしたけどね。かための細麺が良かった。チャーハンもまあまあ。可もなく不可もなし。今日は刺激を必要としていなかったのでこういうのでOKという気分だったので満足出来た。

帰りも磯子行きのバスに乗り家路についた。

2023年5月 6日 (土)

六浦濃系

230506sky001 朝から気温が20℃を超え強風が吹き荒れている土曜休日。朝体温計が平熱を示していた事の幸せ。とは言えまだ病み上がりだから昨日みたいに市外に行ったりせず市内に留めよう。目的の店は今月3日に開店した『豚骨醤油 鈴の木』という新店。場所は鎌倉に移転した元『岳家』があった場所。情報不足で開店時間が判らなかったが11時と予想し早めに家を出た。途中上大岡駅で買い物をした後京急線に乗り追浜駅へ降り立った。駅から約7分くらい歩いて店に到着したのは11時7分前くらい。既に先客4人が並んでいた。11時の2,3分前には店主がシャッターを上げ開店してくれた。先客に続いて入店し入口脇の券売機で食券を購入し着席した。厨房には男の店主1人。店主は元直系『横横家』と、すぐ近くに総本店がある『麺屋庄太』を渡り歩いた人物らしい。提供時名刺みたいなサービス券をくれた。客席は厨房周りにL字型カウンター7席。水はセルフ。先客4人後客2人。

230506suzunoki00230506suzunoki02 豚骨醤油 鈴の木

『醤油』800円+『味玉』100円+『ライス』100円=1000円

ラーメンメニューは醤油と塩。看板にもなっている醤油を選択。好みも確認してくれたが全て普通でお願いした。トッピングで味玉、それにライスも注文した。100円でご飯たっぷりよそってくれた。卓上からおろしニンニクと豆板醤を投入し家系ライススタンバイ状態にした。

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今日この店を訪問することを選んだのは単純にラーメンの写真が美味しそうだったから。横浜家系とは名乗っていないけど具材やビジュアルは完全に家系のそれだ。しかも修行先と同じく豚骨濃度も醤油濃度も高いスープ。好みを普通にしておいてこれだけ濃い。ライスを頼んでおいて大正解だ。麺は適度なかための湯で具合の中細縮れ麺で、我はこのタイプの麺を使っている家系ラーメン店が大好きなんだよ。つまりビジュアル通りそのまま美味かった!病み上がりにはキツイのは判っていたけど今日訪問出来て良かった。スープは飲みきれなかったけど完食して大満足。店主に「ごちそうさまー」と挨拶して店を出た。

少しでも足腰のリハビリにしようと帰りは金沢八景駅まで歩いて家路に着いた。午後1時前には帰宅し午後はまた自宅でゆっくり過ごす時間を楽しんだ。しかし風が強い1日だった。

2022年8月15日 (月)

八景金沢

220815hakkei001 『麺屋壱参陸』を出て金沢八景駅へ向かって歩く。すると初めて見るラーメン店を発見してしまう。『濃厚とんこつ金沢家』という店だ。帰宅後調べたら能見台駅前にある町田商店系列の『金沢家』の2号店で昨年2月16日に開店したそうだ。場所は『麺や風まかせ』の跡地だったらしい。もうどちらもすっかり記憶してないよ。入口脇に券売機。奥に厨房があり男女の店員2人。客席は壁向かいに一列のカウンター4席、テーブル席は2人卓1つと4人卓2つ。先客1人後客ゼロ。久々に「ラーメンをカスタムする」の張り紙を壁に見た。

220815kanazawaya00220815kanazawaya01 濃厚とんこつ金沢家 八景店 『塩とんこつラーメン』750円

暑かったせいか塩を選択。好みは全て普通。塩ということもあるのだろうが、わかり易いほど真っ白な家系スープだ。でもうずらではなく半玉子。こういうラーメンだとわかって食べれば意外と悪くない。そして麺の食感が良かった。こういう店でも好み普通選択でも十分かために茹でられている傾向にあることを知ることになった。個人的な好みだが「かため指定」だとかため過多になってしまうと思う。

京急から電車に乗り家路について12時半過ぎには帰宅する事が出来た。洗濯物を取り込んだ後シャワーを浴びて空調を効かせた部屋に逃げ込み午後の猛暑から逃れた。

海壱参陸

220815searine001 月曜平日。今日も職場に合わせた有給休暇の夏休みとなる。湿気が高い為空は白んでいるが晴れて暑くなりそうだ。先日までは台風通過の為家に隠ると言い訳していたが、今日はそろそろそれも使えなくなってきた。せっかくの夏休みなのだからせめて海でも見ておこうと新杉田に出て金沢シーサイドラインに乗り「海の公園」へ行ってきた。

220815seapark001 改札を出た途端海の臭いがムワッと来た。人工だろうが何だろうが海だ。そんな事言いだしたら植林した山はどうなんだ?という事になる。ただ台風のせいか知らないが砂浜には大量の海藻で覆われていた。重機で除去した跡があったがそれでも砂浜は見えないレベル。結局海に足を入れる事なく海にやって来た気分だけ味わって立ち去る事になった。

220815seapark002 「海の公園」を後にして金沢八景駅方面に向かって歩を進める。住宅街を縫うように進んだが、意外とこの辺りも古い住宅があったりして意外だった。公園から15分くらい歩いて洲崎町の住宅街に先月28日に開店した本日の目的店『麺屋 壱参陸(いさむ)』へ到着した。店主は上大岡で中華料理店を営んでいたらしい。屋号は店主の名前からつけたそうだ。早速入店。小さな店舗で意外だったが入口脇に券売機が設置されていた。厨房にはおそらく店主夫婦と思しき熟年男女2人。客席は厨房前に一列4席、窓側に一列3席のカウンター席のみ。先客2人後客ゼロ。接客は色々気遣いしていただき親切だった。

220815isam00220815isam01 麺屋 壱参陸 『壱参陸担々麺』880円

券売機左上の屋号を冠した筆頭メニューを注文。他にタンメン、豚骨チャーシュー、豚骨担々麺、味噌、サンマー麺、豚骨味噌、豚骨と並ぶ。醤油や冷やし中華もあるようだ。提供された一杯は所謂一般的な担々麺ではない。中華料理店でたまに見られる野菜たっぷり辛口タンメンだ。野菜のうまみをスープに溶かしてしるような。それでいてシャキシャキ食感。麺はもちもちした食感の中太平打縮れ麺。アツアツで辛い。汗が止まらない。でも暑い中こういう一杯を食べるのは悪くない。美味しかったよ。具と麺は食べ切り大満足で店を出ることが出来た。豚骨系もまた違った一面が見られそうで出来れば再訪したいな。

2022年4月23日 (土)

文庫魚豚

220423kanazawabunko000 朝のうちはどんよりと雲で覆われていたが徐々に晴れ間が出てきて気温は今日も急上昇してきた。布団も夏仕様にすべく干したくらいだ。

このところ魚介豚骨ラーメンを見直す食べ歩きをしていてその一環で今日の目的店は京急金沢文庫駅近くにある『うめや』を訪れた。2005(平成17)年3月24日に開店したそうでもう16年目に突入している。我は約10年ぶり三度目の訪問となる。店に到着したのは開店10分前くらい。あれ?何か前に来た印象と違うな。帰宅後調べたらいつの間にか移転していたみたい。誰もいなかったので店前のベンチに腰掛け開店時刻を待った。定刻に開店。入店を促され入口脇の券売機で食券を購入しようとしたらで電子マネー対応だったのでトライしたが何故か使えず結局現金払いした。厨房には男の店員1人と女の店員2人。入口は狭いが店内は広く抑えめだけどお洒落でどこか涼しげな店内空間だ。客席は厨房周りにL字型カウンター13席と4人がけテーブル席1卓。後客は開店までは1人だけだったのにいつの間にか続々食券を買う列が出来ていた。何人来たか判らなかったが我の退店時は満席だった。

220423umeya00220423umeya01 中華そば うめや 『特製うめやそば』 1000円

前回同様屋号を冠した特製を注文した。基本の魚介豚骨の他に塩や担々麺などもあった。麺はかために茹でられた細麺ストレート。後はきざみ葱と揚げ葱、海苔1枚、コリコリとした食感のメンマ数本、味付けが濃いめでしょっぱい味玉丸1個。香ばしい仕上がりのチャーシュー4枚。魚粉が浮くスープはやや魚介強め、醤油強め。こういう場合すぐ飽きるパターンが多いが何故か飽きずにレンゲで飲み続けてしまった。他店とは違う独自のスープ作り。流石は15年も営業を続けていたことはあるね。スープ一滴残らず飲んで完飲完食で大満足。気持ちよく店を出た。

駅に戻り早々に家路についた。

2021年9月18日 (土)

岳家再来

強引な角度から日本列島を横断して関東地方へ迫ってくる台風。時折雨戸を叩く雨音が大きくなったり止んだりを繰り返している。実は我は今日から夏休みで9連休となるのだが残念な幕開けとなってしまった。外出するかどうか迷ったが結局10時半前くらいに家を出た。

210918river001 今日の狙いは今月15日金沢区に開店した『横浜家系 岳家(がくや)』という店。この店は以前港南区日野に店舗を構え濃厚豚骨をウリに当時のラオタ達に支持されていた。我も約15年前に一度訪問した事がある。確かにクリーミーな豚骨醤油スープの家系ラーメンだった。いつの頃からか閉店してしまい半ば伝説化していた。そこで働いていた店員が港南区丸山台に出店した『はま家』が引き継ぐような形になっていた。ところが『岳家』は実はその後名古屋に場所を移して営業していたそうだ。そして十数年ぶりの横浜凱旋。場所は金沢区六浦、横須賀街道沿い。ギリギリ横浜市内、少し歩けば横須賀市という立地だ。台風の影響で電車が遅れていたので金沢八景駅から傘をさして徒歩で店へ向かった。店に到着したのは開店5分前くらい。店前には既に4人待っていた。我の後ろにもすぐ行列が生じた。定刻に開店。前客に続いて入店。券売機はなく席は順番に指定された。厨房に精悍な男の店主と女の店員2人。客席は厨房前に一列のカウンター5席、テーブル席は2人卓と4人卓各1つ。口頭で注文。料金後払い。店内は空調があまり効いておらず今日は蒸し暑かったのでちょっと辛かったね。

210918gakuya00210918gakuya01横浜家系 岳家 『ラーメン並(麺かため・油多め)』 750円

筆頭基本メニューを我の家系定番の好みを指定して注文。あまり待つことなく白く経が小さく底が深い丼で提供された。丼もスープも熱っつアツ。麺はしっかりかためで中太やや縮れ。具は家系標準。問題のスープは日野時代とは全然異なりサラッサラ。店頭に「旨み豚骨醤油」とアピールしているように豚骨と水のみでスープの旨みを出す事に力点を置いているようで、醤油もそれほど強く主張してこない。かつての『岳家』と再会するつもりだと肩透かしされたように感じるだろう。これは名古屋という他の土地で営業していたという事が大きいのだと思う。地麺巡りをしていて思うことは本当にその土地土地で客が求めるものが違うというのはハッキリとわかるし、当然それに店主が応えようとして知らず知らずに変わっていくということは十分ありえる事だ。横浜の地に戻ってきてまた変わっていくのだと思う。日野時代のような、昔の『壱六家』の白いクリーミーな家系ラーメンも今では見なくなったので、そのまま昔に戻るという事ではないだろう。そういう意味で考えさせられたし、家系のバリエーションの中の一杯として面白かったので満足し支払いを済ませ店を出た。すると雨は上がっていたね。今度は追浜駅方面に歩を進めた。

2021年2月12日 (金)

特濃味薄

先週から立て続けに新店開拓をしている。今日も週末金曜日という事もあり会社帰りちょっと足をのばして金沢文庫まで新店訪問の為訪れた。金沢文庫駅に久々に降り立ったせいか迷ってしまい東口と西口を1往復半してしまった挙げ句大きく回り込んでようやく目的の店に辿り着いた。駅東口徒歩1分弱の場所に今年1月11日開店したという『横浜家系らぁめん毘沙門天』という店だ。何でも昨年夏に松原商店街近くに開店した『恵比寿天』の関連店だとか。七福神展開か。店外に券売機が設置してある。食券を買い入店。店内は狭く手前側にコの字型カウンター9席があって奥に厨房がある。厨房には男の店員と女の店員の2人。イスの前には荷物籠があって席の間には透明の仕切りが設置されている。カウンター正面も高い仕切りがあってまるで『一蘭』の味集中カウンターのようだ。接客も悪くなかった。先客2人後客ゼロ。

210212bisyamonten00210212bisyamonten01横浜家系らぁめん 毘沙門天

『特濃らぁめん(麺かため・油多め)』 800円+『小ライス』 100円=900円

筆頭の家系らぁめんは面白みに欠けると思い2番目の特濃らぁめんというのを注文してみた。好みを確認されたので我の家系定番の好みを伝えた。しばらく待って提供された一杯はそのまま家系ラーメンに見える。だいたいこの店は家系ラーメン店だし。麺はモチモチした中太縮れ麺。ほうれん草と海苔3枚は家系に準ずるがチャーシューがやたら肉厚で大きい。この店が良心的なのはわかった。しかし問題はスープだった。言われてみれば濃くみえるが油多めオーダーのせいかはわからないレベルだった。でもレンゲで掬うとたしかにボタボタという感じでトロリとしている。なので豚骨濃度は間違いなく高めなのだろう。但し…味がしない。醤油ダレが薄い?もしかしたら家系ラーメンではない?我が家系ラーメンだと我が勝手に思い込んで食べたからいけないのか?あ!もしかしたら我は感染してしまったのでは?!と思い、冗談抜きでライスに投入していた豆板醤とおろしニンニクを箸先で掬って舐めて異常がない事を確認したくらいだった。味覚の異常ではなかった。頭をリセットしてもう一度スープに挑んでみたが、ポタージュスープのように濃厚である事は確認出来たのみで結果は変わらなかった。なので今回ばかりは我は満足出来たとは言い難い。残念!チャーシューは並の店より良かったようには思うが…。麺と具は食べて退店。すぐ駅に戻り家路を急いだ。

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