麺二五丸
まだまだ寒さが厳しい金曜平日。今日も快晴だったが日が傾くに連れ雲が多くなってきた。
横浜駅東口アソビル1階にあった『自家製麺 酉』の店主だった人が今月17日相鉄線和田町駅近くに新たなラーメン店を開店したと聞き、会社帰りの帰宅途中に行ってみる事にした。前の店では豚肉の代わりに鶏胸肉のチャーシューを使った二郎系ラーメン店を提供していたが今回はガラッと変えているそうで楽しみだ。
店には夜営業開始15分過ぎくらいに到着。店前に待ち客はいなかった為そのまま入店。店内は明るい。入口脇の券売機で食券を買い厨房内の店員に渡すと「お好きな席へどうぞー」と言われたのでコートをハンガーにかけてから着席。冷水の入ったタンブラーコップを目の前に置いてくれた。厨房内には店主と思しき男と女店員1人。女店員は隙を見つけては麺を丁寧に手揉みしていた。客席は厨房周りL字型カウンター7席と4人がけテーブル席1卓。各席の前には予め木製トレイが設置され、箸とレンゲは缶に入っていた。先客3人後客ゼロ。
醤油と塩があり券売機筆頭メニューの特製醤油を注文。メニュー名の前に「霧島鶏」という表記があった。つけ麺は準備中らしい。
丼は口が広めで深さは浅めのもの。たまにこれと真逆の丼を使う店とかち合うが個人的にはこっちの方がずっと良い。自家製麺は多加水気味の平打ち太麺で、丁寧に手揉みされており縮れ強めでピロピロ。食感はもっちり。こういう田舎っぽい縮れ麺は我の好物だ。具は刻み葱と平メンマ数本。特製トッピングの説明では「チャーシュー3枚、味玉1個、海苔2枚」と表記されている。チャーシューはバラチャーシュー、燻製チャーシュー、鶏チャーシューの3種各1枚づつ。味玉は黄身ほっこり。基本メニューの+200円でこの内容なら特製注文しておいた方が良い感じ。鶏の旨味先行でまろやかな醤油清湯のスープでこちらも我の好みに合致する。なので自然とスープを飲み干し完食マークを出した。これは良い店が出来た。和田町駅近くの八王子街道沿いは何気にラーメン店激戦区だがよっぽど下手を打たなきゃ大丈夫な印象を持った。間をあけてから今度は塩を食べに再訪したいと思った。大満足で席を立ち厨房に向かって「ごちそうさまー」と言ってから退店した。
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