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2022年12月10日 (土)

青藍咖喱

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 朝から良く晴れた土曜休日。青空が広がっているのに放射冷却の寒さはほとんど感じない。こんな好天に恵まれた休日は久々に都内遠征に行ってみよう。

新宿湘南ラインに乗って新宿経由で総武線に乗り換えて高円寺へとやって来た。何だかんだとここ2ヶ月間くらい保留していたんだよ。久々の高円寺。若い時は結構訪れていた。流石に店は色々変化しているけど相変わらず生活感がある血の通った街という雰囲気は健在だ。長い高円寺庚申通り商店街の、もう少しで早稲田通りに出る手前近くにある、最近人気だというスパイスカレーの店へ行ってみることにした。店名は『スパイスカレー青藍(せいらん)』といい、2017年11月20日にオープンしたそうだ。かなり人気らしく土日には整理券を発行するほどだという情報もあった。なので開店30分前に店に到着すると店前に男女2人が待っていたので後に続いた。しばらくしたら我の後にも1人。すると店から女店員が出てきて消毒の協力願いとメニューの説明を簡単にしてくれた。そして実際の営業時間を15分も前倒しにして開店してくれた。これは嬉しい。前客に続いて入店。奥に長い店内で店舗自体年季が入っているラーメン店のようだ。よくあるお洒落な雰囲気のスパイスカレー店ではないようだ。我としては居心地は良いよ。店内中央に券売機があり食券を購入後奥から順番に詰めて席に座っていった。厨房には男の店員2人と接客担当の女の店員1人。客席は厨房前に変形一列13席。1席づつ仕切りがされている。後客は続々来店し我が食べ終わる頃には満席になって外待ちも生じていた。

221210seiran00221210seiran01 スパイスカレー青藍 『スパイシーチキンカレーZ定食(大)』1100円

この店の筆頭看板メニューを大盛りで注文。キャッチコピーは「香りを食べるカレーライス」だ。スパイスカレー店によくある小さなカップ皿が幾つもあるやつではなくワンプレートに全て収まっているのが良い。中央にターメリックライス。その上に紫キャベツの塩胡麻昆布、背後にキャロットクルミクミンラペ、アンチョビ野菜炒め黒胡椒、大根マスタード。少々のパクチーも添えられている。カレーは小麦粉とうま味調味料不使用。ベースは炒め玉ねぎ+緑黄色野菜+鶏ガラ+鰹節+昆布出汁+αの旨味だそうだ。注文ごとにホールスパイスとオニオンパウダーを炒めスパイス風味を出しているという。実際食べてみるとほとんど辛味を感じないのに旨味を感じ自然とどんどん食べすすめてしまう感じ。各種スパイスが口中でプチプチいうのが楽しい。小さく鶏肉も入っているのだが、これが良くスパイスを効かせて下ごしらえしているようでとても美味かった。ライス大盛りにしたけど後半足らなくなる危険性があったのでペースを意図的にダウンせざるを得なかったほど。何とかライスを保たせて米一粒、スパイス一欠片も残さず完食した。ほとんど辛味を感じなかったはずなのに何故か身体がポカポカして汗が出て来たよ。南インド由来のスパイスカレーをスパイスカレーのまま日本のカレースタイルに絶妙に収めた感じ。評判なのも納得だ。最近のスパイスカレー店はちょっとお洒落な方向に行き過ぎている傾向があったのでちょっと距離を置いていたのだが、これは素晴らしい一皿だった。「ご馳走様でした」と厨房の店員に挨拶をして大満足で店を出た。さあ次は我が今日高円寺にやって来た本当の目的になるラーメン店へ訪問だ。

2022年9月25日 (日)

満天分店

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日曜休日。三連休最終日にようやく秋晴れとなった。溜まった洗濯物や布団干しをして家を出た。

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先々週土曜日に約2年ぶりに我の一番好きなカレーである『ライスカレーまんてん』のカツカレーを食したわけだが、この店出身の店主によるカレー店が目黒と中目黒の間あたりにある事を知り訪れてみる事にした。目黒駅から約1kmちょっとの山手通り沿いにある『ライスカレーぺろり』という店だ。途中目黒川沿いを歩いてのだが、いい風が吹いてきて気持ちよかったなー。店には開店10分前くらいに到着。小さな手作り感のある店舗だ。既に店前に1人待っていた。その後に続いて並んで開店を待った。開店予定くらいになって店主が店内でバタバタしだすがなかなか店を開けない。3分経ってようやく開店した。厨房には若い男の店主1人。客席は厨房前に一列4席のカウンター席と、背中合わせで窓際のカウンター3席。口頭で注文。

220925perori00220925perori01 ライスカレーぺろり 『カツカレー中盛』1000円

筆頭カツカレーを中盛で注文。レギュラーサイズで900円、大盛りで1200円になる。『まんてん』に比べて多少値段が高いが、それはあちらが異常に安いのだ。その分ボリュームは多めで迫力あった。普通のカレー皿なのでいじるとこぼれる。『まんてん』同様1カップコーヒーが付くのは嬉しかったな。

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『まんてん』が土曜も隔週定休になってしまったので、この店が代替えになりうるのか確認しにきたというのが今日の目的だった。『まんてん』と同じく卓上にあったソースをドボドボかけて食す。ああ、流石に味は『まんてん』そのものだ。これは無心に食べてしまうよ。安心した。挽き肉たっぷりのカレー。シンプルだけどなかなか食べられないんだよ。少々高いし駅から遠いのでハードルは高いがカレー自体は代替に十分なりえる事は確認出来た。ただね、ここの店主、順番を守らない。最初の客と我が1,2番と分かっているはずなのに後客とテイクアウト客を先に提供した。更に先客と我にはお冷とスプーンを出さないまま、カレーを提供した後別の作業をしだしてこちらから言うまで知らんぷり。ワンオペなのは大変だろうことくらいはある程度は理解するけど、それにしてもあまりに注意散漫なのではないかと思う。という事があったのであんまり気分良く食べられなかった。支払いを済ませ退店した。ボリュームのある一皿だったので連食はせず。今度は東急中目黒駅まで歩いて東横線で横浜に戻った。

2022年9月17日 (土)

満天欲求

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昨日は爽やかかと思ったけど夜になって気温が上がり熱帯夜に近くなった。明けて土曜休日も空は雲が多いが日差しが強い夏日になった。

我が一番好きなカレーは神保町の路地裏にある1981(昭和56)年創業の老舗カレー店『ライスカレーまんてん』のカツカレーになる。我はもう30年くらい前から度々訪問しているので先代が現役だった頃から知っている。先代の口癖だった「申し訳ない」が懐かしいよ。感染症拡散防止の行動制限等もあり2020年12月12日以降食べていなかったが、もういい加減食べたくなったぞ!と思ったのが今月初旬頃。以前は日曜定休だったが最近では土曜日も隔週で定休になってしまったらしくタイミングが合う今日までお預けを喰らった形になっていた。もう今日は絶対に『まんてん』のカツカレーだ!と気合いが入り早めに家を出て久々に店最寄りの水道橋駅へと向かった。気合いが入っていた為店には営業開始30分以上前に到着。ところが既に先客1人が待っていた!凄い!早速後に続く。定刻に開店する頃には我の後ろに15人くらいの行列が出来ていたね。店内隅の席から順番に着席するよう案内された。スプーンと水が入ったコップと一口アイスコーヒーが提供された。懐かしい。厨房には若い男の店員2人。少しだけ二代目が顔を出したね。順番に注文を確認され提供されるのをじっと待った。

220917manten00220917manten01 ライスカレーまんてん 『カツカレー(大盛)』650円

これだよ!これ!たまらん!確かこの店でカツカレー以外頼んだ事はないと思う。福神漬けを多めに投入し、カツにソースをドボドボかけて食べるのが我のお決まりの動作になっている。

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もうね、ただただ夢中になって食べるだけ!本当に大好物を食べる時にはこうなる。やっぱり美味いなこの店のカツカレーは!久々だった事もあり速攻で綺麗に皿を空にした。大満足の料金後払い。全然値上げしていないよ。それも凄いや。店を出ると行列がまだ続いていた。自分が本当に大好きな店が、大勢の人に好まれ営業し続けてくれている事が嬉しい。

2021年4月10日 (土)

超星咖喱

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自由が丘駅に戻ってきたのは正午を20分過ぎたあたり。目的のちゃんぽんが想定していたボリュームと違ったのでお腹の余裕がある。今度はカレーかなと食べログをチェックしたみると出てきたのが『スーパースター』なる店。本格スパイスカレー専門店とある。早速行ってみよう。わかりずらかったので少々迷ったけどビルの2階に店舗を見つけた。階段を上がると店前に5人の待ち客。正午過ぎだからこうなるよな。15分ほど待ってようやく入店。厨房には男の店主とおばさん店員の2人。客席は厨房前に一列のカウンター3席と1人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席1卓。感染症防止対応で席を間引いているようだ。

210410currysuperstar00210410currysuperstar01カレー★スーパースター 『オリジナルチキンカレー』 1200円

筆頭基本メニューを注文。辛さは辛口となっていた。他客はダブルのせを注文していたが我は2種だと食べるバランスを考えたりするのが面倒なので単品注文だ。という事はスパイスカレーと言いつつ南インド風ターリーではなく、スパイスから作ったオリジナルルーをご飯にかけて食べる日本スタイルのカレー店という事だ。口頭注文から20分待ってようやく提供された。浅漬とヨーグルトが付いてきた。ご飯もいいものを使っているらしい。

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クミンシード、カルダモンシードとメニューに書いてあったけどルーは粒粒感が感じられ好印象。そして油分だけではなく果物も入っているので濃厚なのにサラサラしている。また大山地鶏のブロック切されたものが数個入っている。これは美味しい。評判店になるのは十分に理解した。満足の完食。支払いを済ませて退店した。店の外では6人くらい客が待っていた。

ちゃんぽんとカレーの危険な連食だったが、我からすればどちらもおとなしめのボリュームだったので全然余裕だった。さすがお上品な世田谷の店だ。東横線Fライナーに乗り横浜に戻って帰路についた。

2021年4月 1日 (木)

南海咖喱

今日から4月。期初初日だが我は1月以来の有給休暇を取得していた。用は銀行に行くくらい。花見も先週土曜に堪能した。そもそも付近の桜はすっかり葉桜になってしまっている。そして感染症拡大も収まっておらず今日大阪・兵庫・宮城に「蔓延防止重点処置」が発令された。遠方への旅行など当分無理だと考える。だいたい今は学生達が春休み中なので下手に行楽地等に行っても人で溢れている事が想像出来る。なのでせいぜい久々都内へ食べ歩きかな。でも特に行きたいと思う店が浮かばず結構悩んだ。

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ようやく思い出されたのが新生『キッチン南海』神保町店でカツカレーを食べる事だ。我は以前の『キッチン南海』時代から「チキンカツ&生姜焼き」が定番だった。でも店の人気メニューは「カツカレー」になっていた。我もブログを始める以前に一度カツカレーを注文した事はある。でも次からすぐ定番メニューに戻した。別に不味かったとか言うわけではなく「我はやっぱりチキンカツ生姜焼きだよなー」と改めて確認出来たというだけ。でもカレーの食べ歩きを再開してから一度は食べておかないとなあと思っていた事を思い出した。今日は「カツカレー」を注文するぞ。

結構早めに神保町駅に到着してしまったのでしばらく街を散歩していた。開店20分くらい前に店に様子を見に行ったら既に4人店前に並んでいた。やっぱり根強い人気だなと慌てて後に続いて待った。定刻に開店。その頃には我の後ろに10人以上行列が生じていて初回で全員入れなかった。厨房には男の店員2人と接客会計担当の女の店員2人体制。

210401kitchinnankai00210401kitchinnankai01キッチン南海 神保町店

『カツカレー』 750円+『チーズ』 100円=850円

一部で「キッチン南海の黒カレー」として知られる。でも旧本店の方がもっと黒かった気がする。我はチーズが好きなので追加トッピング。ガラスの小皿で別提供された。千切りキャベツをまず片付ける。そしていよいよカレー。味は意外とオーソドックスな洋食店のカレー。辛さもそこそこ程度。濃厚で溶けるチーズが良くあう。具も溶けかかっているがまだ形は残ってるものがある。出来たて揚げたてのカツは当然美味い。朝飯も抜いていたので美味いカツカレーを口に入れる幸せを感じる事が出来た。でも我はやっぱりここでは「チキンカツ&生姜焼き」だな。支払いを済ませ店を出ると店外には10人以上の行列が出来ていた。

空には雲が多いが暑くなった。御茶ノ水から湯島天神を抜け秋葉原方面に歩を進めた。

2020年12月12日 (土)

満点大盛

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カレーライスの我の中での総合1位は神保町にある『ライスカレーまんてん』になる。店の雰囲気や個人的思い入れ込みで。その店にもう1年以上訪問していなかったので、我の中で『まんてん』欠乏症が重くなってきた。あのカツカレーを食べる為なら貴重な休日の時間を割いてわざわざ神保町まで行く等全く問題ない。そういう気持ちになってきた。

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空には雲が多く肌寒い朝だったので半日部屋に閉じ籠もっていたい気持ちになっていた。その心を押さえつけて9時半前に家を出た。水道橋駅から歩いて店に到着したのは開店時間の10分前。店前には既に9人の行列が生じていた。急いでその最後尾につく。我の後ろにも人は並んでいった。定刻に開店。着席は出来た。厨房には男の店員2人。あれ?二代目がいないな、今日は休みかな?と思ったら途中から店の隣から顔を出したよ。口頭で注文。来客は相変わらずやって来て店外の行列は伸びているようだ。

201212manten00201212manten01ライスカレーまんてん 『カツカレー(大盛)』 650円

前回大盛りを頼んで普通のが来たと思い込んでいたので、今回こそ!と意気込んで「大盛りカツカレー!」と口頭で注文。そしたらちゃんと大盛りだけど同じ料金だったんだ。凄いな!カツを狙って卓上からソースをドボドボかけ、福神漬を添えていざ実食!

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カレーの中に挽き肉が入っているのが『まんてん』だ!揚げたてソースが混じるとまたいい味わい。1年数ヶ月ぶりの『まんてん』。朝食を抜いた事もあり無心でバクバクと食べてあっという間に平らげてしまった。支払いを済ませ退店した。もう今日はこれで良し!だ。

しばらく書泉グランデで立ち読み。フロアごとに色々なオタクジャンルに特化して、門外漢でも楽しい雰囲気。結局3冊ほど購入してしまったよ。御茶ノ水、湯島聖堂、秋葉原へ抜けるいつものコースで帰路についた。

 

2020年10月15日 (木)

昼下頑爺

今日は夏休み以来の有給休暇を使用した。小雨が降っていたが銀行行ったりモバイル関係の手続き等のため横浜駅に出た。結局2時間くらいかかってしまったよ。そして昼の外食になるのだが、以前は平日休暇を有効に使うために前日くらいまでには入念に調査して訪問する店を決めておいたりしたのだが、今日は全然行きたい店が決まらずそのまま外出してしまった。とりあえず新橋に出れば週末休みのレア営業店に出会えるだろうと東海道線に乗り新橋まで出向いた。12時半くらいに新橋駅に到着出来た。

最初とんかつ店に行こうかなと思ったけどどうもしっくりしなかったのでカレー店を探すことにした。このご時世なので平日昼のみ限定店が増えている。早速食べログからココだと選んだ店に行ってみた。だけどもう店仕舞いしていた。小雨も降っているし、以前訪問したことがある店になってしまうが『ガン爺』に再訪問してみようか。でもあそこは人気店だから営業まだやっているかな?地図を頼りに店に到着したのは午後1時過ぎ。店前に人はいない。もう閉まっちゃったのか?と思って近づくとまだ営業しているぞ。先客が階段から降りてきたよ。階段を登って正面の券売機で食券を購入。厨房には男の店員2人と女の店員2人。先客5人後客2人。あれ?人気の余り13時前には閉店しちゃうという情報もあったのに、全然大丈夫じゃん!と思っていたら我が入って10分くらいしたら店員が「終わりでーす」と行って階段下に降りていった。ギリギリセーフだったんだ。良かったー。

201015ganjii00201015ganjii01 カレーの店 ガン爺 『今月のランチ チキンハッサン(辛口)カレー大』 1150円

筆頭の今月のランチを選択。今月はケララチキンだそうだ。カレーは辛口の大盛りを選択。サラダ付きなのが嬉しい。カレーはサラッサラなスープでじゃがいもだけが入っている。薬膳のような独特の味わいで辛口だけに結構辛くて、体の中から熱くなってくるようだ。『横浜ボンベイ』の味を思い出した。そしてこの店のチキンは絶品と言っていいだろう。様々な香辛料で味付けされているが決して辛いわけではない。カレーも美味しいのだが、この鶏肉料理だけでも十分満足しちゃうハイレベル。もちろん大満足。今日食べられて本当に良かったよ。

2019年10月26日 (土)

飯塔咖喱

久々に清々しい青空が広がる土曜休日。ゴミ出しをした後早速布団を干す。洗濯日和だ。
191026sora01  こういう天気になると都内まで足をのばしてみるかという気持ちになった。場所はまたもや新橋。面白そうなカレーを出す店の存在を知り前から行ってみたいと思っていた。店名は『幸正』。2016年10月に開店したという。駅から歩いて5分くらいの路地裏にある。ちょうど開店のタイミングで先客1人が暖簾を割るところが見えた。我も続いて入店。厨房には小柄な女性店主1人だけ。店内は狭く2人がけテーブルが3卓と4人がけテーブル2卓が強引に配置されている。カウンター席は無し。口頭で注文。来客は相次ぎ4人でテーブルは全て埋まった。しばらくして来た後客は外待ちするように言われていた。人気の店のようだ。
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Curry and rice 幸正

『ビーフカレー』1300円 +『バベル(大盛)』 150円=1450円

この店のカレーは牛テールベースという事で、自ずと「幸村オリジナル、自信の一品」と書かれた筆頭ビーフを注文。そしてポイントはバベルと称された大盛りを指定する事だ。店主1人で調理と接客をしているので15分弱待つ事になる。ようやく現れた一皿はいわゆるインスタ映えをするような奇抜なもの。具のないサラサラのスープカレーの湖の中央には、土台がターメリックライス、その上にトマトライスという2段構成の塔がそびえ立っており、天頂部には赤ワインと醤油で煮込まれた甘い牛肉が、その上に2色のピクルスがのる。そしてカップで牛テールスープまで付いてきた。いやー見応えあるね。しばらく写真を撮っていたら、何とバベルの塔は自然崩壊。そのままライスはカレーの湖に沈み、カレースープを吸い込んで湖はなくなっていった。なんというモーション付きのカレーだ。この赤ワインに3日間漬けた牛肉はうんまいなー。カレースープを吸った2色ライスは渾然一体となって普通のカレーを食べている感覚とは違う、別の料理を食べている気になった。食べに来てよかったと思える満足感を抱きながら料金を支払って退店した。

2019年8月24日 (土)

二週預飯

先週に比べて明らかに暑さはやや和らいだ気がする。その分空には雲が多くすっきりしない日が続いている。今朝もすっきりしない空だったが日が昇るにつれ日差しが強くなってきた。

今日の朝食は先々週フラレてしまった、我の中で最高のライスカレーを提供してくれる店、神保町にある『ライスカレーまんてん』に決まっていた。2018年9月22日以来なのでほぼ1年ぶりの訪問となる。2週間お預けを食らっていたので開店10分以上前に店に到着する気合の入れよう。流石に誰も待っていない。でも数分で我の後ろに人が並び開店する頃には10人を超える行列になった。定刻で開店。カウンターの一番奥から順番に座るよう店員に促される。初回で半分以上の席が埋まる。男客ばかりだ。来客は相次ぎしばらくしてすぐ満席。外待ちが生じた。厨房には男の店員2人。二代目がいるね。こういう店を見ると安心する。と同時に我自信が歳をとったんだなーと感じるよ。スプーンが入れられた水入りコップとワンカップコーヒーが配られた後、順番に順番を聞かれたので口頭で注文。
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ライスカレー まんてん 『カツカレー』 650円

2週間のお預けをくらったので我としては初のカツカレーを大盛りで注文。本日最初の客としてはっきり口頭で伝えた。ところが出てきたものはいつもの皿のいつもと変わらないもの。ここでクレームを言えれば良かったのだが、最初の客であった為他客と比較が出来ず、これが大盛りなのかどうなのか判断が出来なかった。聞けば良かったのだが…。でもいつもの姿だけに「おーこれこれ!」と思ってしまった。福神漬けを卓上から取り、ソースをかけて食べる。揚げたてカツが美味い!挽き肉入りルーも美味い。すぐ平らげてしまった。もちろん大満足。支払いをしようとするといつもの通常の料金を要求されたので、食べたものが並のカツカレーだったことを知る事になった。

2019年8月10日 (土)

二郎後飯

真夏の神保町歩き。たまに実物の本を手にとって吟味するのは楽しいものだ。その後御茶ノ水駅方面に歩を進め、途中にある『エチオピア』本店の前で立ち止まってしまった。今日は『まんてん』でカレーを食べるはずだったのに…という未練が頭のどこかに残っていたのだろう。少し考えて待ちも無かったので入店。2015年4月11日以来の訪問となる。入口脇の券売機で食券を購入。1階と2階があって2階に厨房がある。我は1階に入店したので2階の方は伺い知れないが、1階にはインド系の男女の店員2人。客席は9割型埋まっていたが3席くらい空いていたので着席。後客は相次ぎ数名は店入口で立ち待ち。
190810echiopia00 190810echiopia01カレーライス専門店 エチオピア 本店

『ミックス(野菜+チキン)カレー(辛口)』 1260円

この店はラーメン食べ歩きを始める前によく訪問していた。その時からの定番メニューを注文。辛さは何倍とか忘れてしまったので辛口と告げてしまったが、インド人店員は対応してくれた。突き出しのじゃがいも&バターを食しながら10分以上待つ。ようやく着丼。きのこ、ピーマン、キャベツ、プチトマト、そしてチキンが4,5個ゴロッと入っている。この店のカレーの特長としてルーの粒子が荒いということ。でも訪問する度にその粒粒感が少なくなってきて普通のカレーに近くなってきている。満足は出来たが、訪問毎にその満足度は低下していくのを感じるのは残念だ。店舗を増やしていくとやっぱりこういう傾向になってしまうのか。

それよりもだよ二郎の後にカレーという無謀。暑さで正常な判断が出来ていなかった事を後悔しても遅い。後半はかなりキツくなってしまった。そしてそれは時間が経つほど苦しくなり胃というより胸が苦しくなるほど。空腹より満腹の方がキツイという実感。それは帰宅するまで続いた。「愚か」という言葉が心の中で繰り返された。帰宅後すぐに横になり爆睡。起きたらあの苦しさがすっかり収まっていたので自分でも呆れた。

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