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2020年7月23日 (木)

佐渡拉麺

我は今まで新潟県には地麺巡りを通じて何度も訪れているが佐渡ヶ島にこれまで一度も訪れなかった。それはこの地ならではの地麺が確認出来なかったからに他ならない。かつては『二見食堂』という有名店はあったようだが、その店も10年前に閉店してしまったそうだ。旅立つ前に更に念入りにラーメン店を調査したのだが、最近閉店したという店がいくつも出てきて、佐渡のラーメン事情はかなりお寒いと言わざるを得ない状況のようだ。
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今日は半日をかけて佐渡の北半分の大佐渡を海岸線沿いにぐるっと一周する予定。朝もろくに食べてきていないので出発前にとりあえず腹ごしらえが必要だ。両津港から車で20分ほど走らせ佐渡の真ん中あたりにやってきた。目的店は『長三郎鮨』という本格的な老舗寿司店。ただの寿司店だったら我もやって来ないわけで、この店ではラーメンも提供しているからだ。いくら何でも寿司店が出すラーメン狙うなんてと思うかもしれないが、実はこの店は昭和24年創業当初ラーメン店としてスタートして寿司店に鞍替えした経緯があるそうで、ラーメンも継続して提供しているという事らしい。つまり佐渡ヶ島の最も歴史のある老舗ラーメン店と見る事も出来るのだ。駐車に手間取ったが11時半頃に店に入店した。カウンター9席の上にはケース内に鮮魚が並べられ、中央には大将を筆頭に男の店員4人が並んでいた。当たり前だけど完全に寿司屋。女の店員も3人くらいいたかな。個室もいくつかあったし2階席もあるようで客席は多い様子。連休初日の昼時という事もあり、団体客も多くかなり賑わっているが、店員は慣れた感じで客をさばいている。我もすぐカウンター席に案内してもらった。口頭で注文。
200723chyouzaburoususi02200723chyouzaburoususi01長三郎鮨 『すし・ラーメンセット(梅)』 1800円

佐渡で水揚げされた鮮魚も味わえるとはお得だなと寿司とラーメンのセットを注文。(松)もあったけどラーメンがグレードアップするとも思えないので(梅)でいいや。こういう寿司を食べるのは久々だ。まず寿司が提供されて食べたが新鮮な感じが伝わってきて美味かった。でも我は駄舌なので回転寿司との味の違いもよくわからない。そして我の本命であるラーメンの方。麺は中細縮れ麺。具はきざみネギ、かまぼこ1枚、チャーシュー1枚。スープは昔ながらのあっさり醤油味。新潟あっさり醤油の系統だね。そこそこ美味しかったけど佐渡らしさっぽい個性は感じる事は出来なかった。それでも佐渡ヶ島上陸直後にふさわしい食事をすることが出来て満足した。

時間は飛んで、大佐渡を一周し終えて午後6時半くらい。もう疲労で自分自身がガス欠気味。今晩の宿は我にしては豪華な一泊1万円超えのところだが、旅館のお決まりの料理はつまらないので素泊まりにした。だからその前にガッツリとしたものを入れておきたい。色々探したんだけどラーメン店に限らず食事店が見つからない。そんな中で見つけたのが『中国菜館ファンタオ』という店。中華料理店かと思ったらラーメン店だった。場所は「サンモールタウン」なるスーパーと同じ建屋に併設されていた。スーパー側とはつながっていない事がわからなかったので、スーパーに入ってしまった。名前は立派だけど普通の小さなスーパーで、併設された洋品店は照明が落とされ不気味な感じがした。早々に外に出て入り口を探し店内に入った。入口わかりづらいよ。早速入店。店舗の客席はL字型になっており厨房には男の店員1人とおばさん店員2人。客席はテーブル席のみで、2人卓が4つと4人卓が3つ、6人卓が2つくらいだったと思う。先客2人後客ゼロ。メニュー表に「麺かためとか言われると店員がテンパりますので止めてください」と書かれていたのが印象的だった。口頭で注文。

200723fantao00200723fantao01中国菜館 ファンタオ 『チーズタンタンメン』 750円

味噌を筆頭に醤油や担々麺が提供されていた。こってりしたものが食べたかったのでチーズタンタンメンにミニチャーハンを付けて注文した。麺は柔らかめに茹でられた白っぽい中細ストレート。具は青ネギの小分け切りとコーン、挽き肉。そこにチーズとケチャップがかかっている。スープは…これはタンタンメンではなくほとんど味噌ラーメンではないか。胡麻の風味がほとんど感じられない。まあでもそれらしいのが食べられたので良しとするか。

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+『ミニチャーハン』 280円=1030円

本当であればフルサイズの炒飯を食べたかったがミニしかなかったので注文。あれ?これツナっぽい味がする。これ炒飯なの?と思ったくらい魚っぽい味わい。場末感があるなー。とりあえず空腹は収まった。支払いをして退店した。

コンビニで飲み物などを買って宿に戻る事にした。

2020年2月22日 (土)

飯田地麺

今日から3連休。この好機を逃さぬように、日帰りの地麺巡りの旅へ出る事にした。今月に入ってから毎週末イベントを入れていて、我ながらかなり活動的になっているなと感じる。

我の地麺巡りの旅は日に日にディープにマニアックになってきている。先週訪問した「小見川ソースカレー焼きそば」もよい例だが、「これは地麺なのか?ただ一個人が言い張っているだけなのか?」が不明瞭な事が多い。そうなるともう実際足を運んで自分で確かめるしかなくなる。結構な時間と旅費をかけて行くリスクはあるが、その分アタリを引くと嬉しさの度合いも高くなる。先々週訪問した「長井馬肉ラーメン」のように。

200222asa01今回の舞台は長野県飯田市。長野県南部に位置する山間にある街。交通の便は良いとはいえなさそうな場所だなぁとは思っていた。けど長野県なので早朝に横浜を出れば電車で午前中に到着出来るだろうと調べてみたら駄目だった。電車だけで移動するとなると前日出発すると検索サイトでは表示される。では高速バスかと調べたら横浜発だと5時間弱かかり、早朝と夕方の2本しか出ていない。新宿からは1時間1本出るが4時間半かかる。新宿から横浜までの移動時間を考えれば5時間以上かかってしまう。そんな難易度が高いとは思ってなかったので諦めようかと思った。でも更に調べると名古屋駅から約2時間で到着、本数も1時間に1本出ていることがわかった。新幹線を使うことになるが片道4時間ちょっとで行ける。理想的な工程で往復出来そうだ。金より時間の方が貴重でストレスフリー。早速事前に新幹線のチケットを買い、高速バスのチケットもネットで購入した。新横浜を7時過ぎに出発するのぞみに乗車し名古屋には8時半過ぎに到着。そこから名古屋バスセンターに移動。一度駅の外に出て移動する必要があるので時間がかかるなと思い、少し早めに名古屋に到着するよう調整して正解だった。バスに無事乗車出来て定刻9時に出発。ところが今日は3連休初日という事で渋滞にハマり予定より15分遅れの11時半前に飯田駅前に到着した。残念ながら天候は雨。でも今回は観光ナシの食べ歩きだから問題ナシだ。
200222iida01最初の目的店は駅前から徒歩1分程度の路地裏にある1967(昭和42)年創業の老舗店『新京亭』。老舗のわりに歴史を感じさせない店舗だなぁと思ったら、調べたところ2016年にこの新店舗に移転したそうだ。店前や入口付近に待ちはなし。早速入店。すると何とちょうど満席だという。入口に戻って名簿に名前を書いて待てと言われた。するとどんどん後客がやって来て、小さな入口の待ち客スペースはいっぱいになって店内外に客が溢れ出す始末。8分ほど待ってようやく席に案内された。厨房は壁と曇ガラスの向こうにありよく見えない。接客のおばちゃん店員は3人。客席は厨房壁側に一列のカウンター8席、2人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席4卓、座敷に4人卓が2つ。客層にラオタらしい人などおらず、家族連れや老人達がほとんど。そういう層に人気という事は地元民の支持が厚いとうことだ。口頭で注文。
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中華そば 新京亭 『中華そば』 650円

こちらは中華そばは醤油味だけのようだが、焼きそばや餃子、炒飯、カツ丼、親子丼などもメニューにあった。でも中華そばを頼む人がほとんどだった。我も基本の中華そばのみを注文。5分ほど待って着丼。おお、シンプルで素朴な顔立ちの一杯だ。でも特徴的なのは麺。白い平打ちストレート麺。柔らかいけどフニャフニャしているわけではなく、しなやかな喉越しが得られると言った方が良いかも知れない。具は刻み葱とメンマ数本、茹で豚と言った方がいいかもしれない小ぶりのチャーシュー3枚。スープはどちらかと言うと甘みを感じる醤油味。奥に煮干しの出汁を感じる。とても食べやすい。この店内のアットホームな雰囲気の中で食べるこの一杯は、自分が地麺巡りをしているという実感に酔いしれる事が出来たよ。合格の大満足!舌代を払って退店した。
200222iida02さて次の店こそ今回のメインで飯田を代表するラーメン店『上海楼』だ。創業は1947(昭和22)年。そもそも『新京亭』はこちらの店から暖簾分けされたらしい。つまり「飯田中華そば」の元祖とも言える存在。場所は駅から徒歩で8分ほど離れた商店街の中にある。こちらもマンションの1階にある商用スペースにある店舗だったので全然老舗感は感じさせてくれない。2006年にこの店舗に移転したとの事。昔は支店もあったようだが今はない。しかし地元民の支持は圧倒的で店前に6人、店内にも3人ほど客が待っているのを確認出来た。我もすぐ後に続いた。店員が出てきてメニュー表を手渡して来て注文を事前に決めておくよう言われた。待っている間に口頭注文。ちょうど正午という時間もあってか、我の後ろにもすぐ10人の行列が生じた。10分ほどの待ちで着席出来た。厨房には男の店員2人と女の店員2人。厨房前に一列のカウンター8席、2人がけテーブル席6卓、座敷に4人卓3つ。後客も続々来店し常に行列が生じていた。この店も家族連れや老人、若者グループと地元民全世代に支持されていることがわかった。

200222shanhairou00200222shanhairou01上海楼 『ワンタンメン 並』 800円

こちらの店は醤油メインだが、塩や味噌もある。ラーメンメニュー以外に餃子や中華丼もある。我は基本の中華そば…と思っていたけど、あの麺ならワンタンが合いそうと思ってワンタンメンを注文した。15分以上待ってようやく到着。なかなか迫力のある顔をした一杯。麺量が多すぎてワンタンがスープ表面から上にあり、その上にメンマ、更にその上にチャーシューと層をなしていた。『新京亭』と連食だった為食べてみると微妙な違いがわかって面白い。まず麺は自家製の白い中太ストレート。かんすいを使わず重曹を使っているとか。『新京亭』ほど平打ちではなく、柔らかいけど重量感を感じる。麺が長いので並でも200gになるという。スープは甘みを感じる豚骨清湯。こちらは煮干しは感じないゲンコツ100%。具はきざみ葱と味濃いめの平メンマ数本、サッパリした味わいの豚モモチャーシュー1枚。豚肉ワンタンが10個くらい入っていた。重曹を使った白く柔らかく長い麺という特徴、そして系統は同じでも店により生じるバリエーションとその広まり、何より地元民の圧倒的な支持を得ている。これは紛れもなく飯田地麺と認定して良さそうだ。ここまで足を運んで良かった。大満足。
200222shanhairou03200222shanhairou02 +『ぎょうざ』 450円=1250円

飯田の餃子も特徴的というので注文してみた。千切りキャベツの上に揚げ餃子が5個。提供される際に「味が付いているのでそのまま食べられます」と説明を受けた。確かに塩気強めのタレがかかっている。餃子はパリパリ感はなく、むしろモチモチしている。蒸してから揚げているので通常の餃子とは製法が異なり、個性が際立っている。これも飯田に来たら合わせて食べたくなる品で満足。

スープ以外は平らげてもうお腹いっぱい。大満足で席を立ち支払いを済ませて店を出た。雨の中待っている客の行列はまだ続いていた。

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時刻は13時近く。飯田商工会議所から13時半発の高速バスに乗って帰るので滞在時間はたった2時間。観光する時間もなかったが当初の目的を達成出来たので満足。雨降っているしね。無事バスに乗り音楽を聞きながら夢心地。15時半頃には名古屋に到着し15時45分発の新幹線に乗車する事が出来た。この時間ならば自由席で余裕。17時過ぎには新横浜に戻ってくる事が出来た。

2019年6月27日 (木)

元祖麻婆

190627niigata01 王道の『まるしん』、革新の『たまる屋』と来て最後は麻婆麺のルーツを追っていく。新潟麻婆麺のルーツは1967年創業の『広東飯店』で提供されたものだという。しかしもうその店は閉店してしまった。しかしその『広東飯店』で修行した店主が味を引き継いで提供している店があると聞く。『東来順』という新潟駅にほど近いバイパス沿いにある店だ。中華料理店ながらインドカレーも提供しているとしても有名。今遠征のラストラン。『たまる屋』から6kmと離れている。そして予報通り弱い雨が降ってきた。自動車専用道路の高架に沿って自転車を漕いてようやく目的の店に到着。何かどこにでもある普通の町中華店だ。早速入店。厨房には初老の店主とおばちゃん店員、女店員の3人。客席は一列のカウンター5席と4人がけ丸テーブル2卓、座敷に4人卓が2つ。先客は9人後客3人。口頭で注文。

190627touraijyun00190627touraijyun01 中国料理 東来順 『麻婆湯麺』 700円

元祖の面影を強く残す麻婆麺は予想通り普通のラーメンに麻婆豆腐をかけたシンプルなものだった。但しベースのラーメンは新潟中華そばっぽくあっさり正油のスープに柔らかめに茹でられた縮れ細麺が泳ぐもの。スープの比率が多いので麻婆豆腐の濃度は薄められ、豆腐と挽肉がラーメンの具になった感じ。グリーンピースが入っているのが中華料理店らしくていいね。この店を最後に選択して正解。麻婆麺の食べ歩きはなかなか過酷で、最後にあっさりした原初の麻婆麺を食べる事が出来て良かった。
190627mizukiten01雨はまだ本降りにならない。本降りになる前に新潟駅へと急ごう。きっちり3時間延長無しで自転車を返却出来て良かった。2時過ぎ発の東京行き新幹線自由席に乗って帰路について横浜駅に到着したのは4時半。まだ帰宅するには早いので、横浜そごう6階で開催されている「水木しげる魂の漫画展」に行ってみた。少年時代から出征までの貴重なスケッチが保管されているのは凄いね。水木しげるのご両親が大切に保存してくれたのだろう。展示の仕方も漫画大全集に合わせたジャンル別の紹介になっていて見やすく面白かった。7時前には帰宅出来た。充実した平日休暇だった。

背脂麻婆

190627niigata02 今度は駅の方に戻る方向に自転車を走らせる。一面の田んぼと鳥のさえずり。我は平日新潟でサイクリングをして地麺巡りを楽しんでいる。その事が何とも嬉しい。久々だなーこの感覚。途中鳥屋野潟に寄りつつ次の目的の店へと向かう。今度の店は『和風とんこつ たまる屋』という2014年7月2日に開店した創業5年に満たない店。『だるま屋』という背脂ラーメンのグループ傘下の店だが、今の新潟県麻婆麺ブームを牽引している店と言われる。郊外のロードサイドによくある、駐車場を完備して他の飲食店と並列つなぎになった店舗の一角にその店はあった。時刻は正午ちょっと前。店入口の待ち席に多くの人が待っていた。名簿がありそこに名前を書いて待つ。冷たい烏龍茶がセルフサービスされていてありがたい。15分ほど待たされようやく席に案内された。よくあるチェーン店っぽい内装。厨房には男の店員2人と女の店員2人。比較的若いが手慣れた客対応。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。手前の座敷には6人がけテーブル席2卓、奥に2人がけテーブル席4卓。冊子メニューを見て口頭で注文。

190627tamaruya00190627tamaruya01 和風とんこつ たまる屋 『背脂マーボーメン』 880円

屋号を冠した「たまる屋らーめん」と味噌らーめん、背脂マーボーメンの3本たてメニュー。我は迷わず一番最後のオススメマークがついたメニューを注文。あまり待たずに提供された。麺は中細ストレートで量は200g。例によって丼の底で塊になっている。こちらの店は汁なし麻婆麺のタイプ。餡が強めの麻婆豆腐に何とチーズが入っている。そこに山椒と辣油が加えられ、更にそこに背脂がかかっている。メタボ上等!な一杯。甘辛く山椒のピリリもあってなおかつチーズの甘さが入る。これは習慣性が高くまた食べたいと思わせるものがある。連食じゃなけりゃライスも頼んで全て食べつくしたかったくらい。確かに麻婆麺の可能性を一気に開花させた一杯だった。満員大盛況にも関わらず店員の対応も良かったし大満足で店を出る事が出来た。

新潟麻婆

我は長年地麺巡りをしているが、その中でも新潟県というのは特にご当地ラーメンの宝庫だと思う。「長岡生姜醤油ラーメン」、「燕三条背脂煮干ラーメン」、「新潟濃厚味噌ラーメン」、「潟新中華そば」、「三条カレーラーメン」、「上越味噌ラーメン」「上越醤油ラーメン」、「とん汁ラーメン」など掘れば掘るほど出てくる感じ。そして先日新たに知ったのが「麻婆麺」の存在。負け惜しみじゃないけど実は前からその存在は知っていた。でも食べない内から「どうせラーメンに麻婆豆腐かけただけで地麺って言ってるだけでしょ」と軽んじていた。ところが食べてみたら、そんな単純な構造ではないし、美味くて習慣性があった。なので改めて調査をしてみると、発祥は新潟市らしいが、提供している店は今や県内広く分布していた。そりゃそうだよ、東京に進出してくるくらいだから。正に百聞は一見にしかず、いや百聞は一食にしかずだった。
190627niigata03忙しさの峠を一つ越えたので休養の為予め申請していた本日の有休だが、居ても立ってもいられないという感じで急遽日帰り遠征に変更。いつも出勤する時間に家を出て新潟駅に到着したのは10時。今回は入念に選択した市内3店を短時間で周る予定なのでレンタカーではなく、かつてを思い出しレンタサイクルで移動する事にした。駅に併設された地元サッカークラブのショップで手続きをした。3時間で300円。おそらく放置自転車再利用品だろうボロ自転車だがこれで十分だ。最初の目的店は『らーめん工房まるしん』という店。この店は新潟ではつけ麺のパイオニア的存在で有名だったらしいが、最近では麻婆麺の名店、代表格みたいに紹介されている。場所は新潟駅から真っ直ぐ6km以上も離れた江南区亀田という場所にある。久々の自転車なので慣れるのに時間がかかった。ちょっとはしるともう田んぼと工場しかないような田舎の郊外の景色。平日で誰もいないだろうと思って運転しているトラックの運ちゃんが急に工場入口からトラックで飛び出してくるものだから危うく轢かれそうになった。危ないなー。何とか目的の店には開店予定時間の5分前に店に到着出来た。ラーメン店らしからぬ垢抜けた店構えをしている。あれ?でも店の中に客が座っているのが見えた。前倒しで開店したらしい。でも客席に十分余裕がある様子。前客に続いて入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員3人…だったと思う。カウンター席に座ったから厨房がよく見えなかった。カウンター席は窓周りに15席。平日11時、駅から離れた立地なのい間もなく8割型の席は常に埋まっている状態だ。客層はおじさん、おばちゃん、サラリーマン、作業服の男達など。ラオタ達ではなく地元民に親しまれる店だという事がわかった。

190627marushin00190627marushin01 らーめん工房 まるしん 『マーボ麺』 850円

目的のメニューを注文。我が見た限り、この蒸し暑さにも関わらず、周りの客は筆頭のつけ麺を注文している客はいなかった。マーボ麺か汁なしマーボか担々麺ばかり。我が麻婆麺を調べた限りでは、この店が代表格みたいに各サイトで紹介されていたのでわざわざ駅から6km以上も自転車漕いでやってきたのだ。期待が高まる。あまり待たずに着丼。おー、これぞ!と言わんばかりの、期待通りの顔をした麻婆麺が登場。甘辛い麻婆豆腐が表面を覆っている。この麻婆豆腐がひき肉も豆腐もケチらず気前よく沢山入っている。あときくらげもいい食感を生み出している。大蒜、生姜、醤油、オリジナルの肉味噌、そして大量の砂糖を入れらてた麻婆豆腐は、四川ではなく日本の麻婆豆腐の味。丸美屋のやつにかなり近い。控えめな甘さが良いんだよ。これが全世代に向けて安心感と安定感を生み出している。その上にきざみネギ、胡麻と山椒がやりすぎない感じにかかっている。そして新潟麻婆麺の特徴は、麻婆豆腐に餡が強めに入っていてドロドロしていて、ラーメンのスープとの比率は約8:2くらいで圧倒的に麻婆豆腐の重量感が勝っている。この店の場合スープは醤油ベースだそうだが、麻婆豆腐の味が支配的なのでわからない。味噌ベースだとくどくなり過ぎるとは思う。この比率がいい塩梅なんだよ。さすが麻婆麺筆頭の店だ。そしてもうひとつの特徴が丼のそこにかたまっている中太縮れ麺。決して麺に絡まっておらず、箸でひきずり上げて、その過程でひき肉たっぷりの麻婆豆腐と絡まる感じ。麺量180gとやや多めだが、麻婆豆腐でご飯がすすむのと同じ原理でどんどんいける。餡の粘度で重量感があり、並の二郎系以上にボリュームがあるのに、味にまとまりがあり、ピリ辛で食欲が増し食べやすい。出来れば冬に食べれば最高な感じ。雪深い新潟で広まるのが納得だ。これは大満足な一杯だった。習慣性高いなー。

2015年12月26日 (土)

東横味噌

時刻は午後1時半頃。徒歩で新潟駅まで戻ってきた。天気は良く風は冷たいが爽やかで快適に散歩が出来た。しかし食べ過ぎで消化が追いつかず結構キツイ状態。それでもなお次の店を目指す。駅南口に出て徒歩10分ほどのところにある『ラーメン東横』駅南店だ。こちらは新潟地ラーメンのひとつ、割りスープ付き濃厚味噌ラーメンの代表格のひとつで、我も6年前既に訪問している。今回の新潟遠征を締めくくるにあたり悩んだ結果この店への再訪問を決意した。入店すると大賑わいな店の雰囲気。厨房には店主を含め男の店員2人と女の店員2人。厨房前に一列5席のカウンター席。2人がけテーブル3卓と4人がけテーブル4卓、座敷に4人がけテーブル3卓。9割方の席は埋まっていたが、カウンター席に案内されすぐ座る事が出来た。口頭で注文。

151227touyoko00 151227touyoko01 ラーメン東横 新潟駅南店 『みそラーメン』 680円

看板筆頭メニューを注文。もやしとキャベツが沢山入ったすり鉢丼。麺はツルツルモチモチのちぢれ太麺。スープは確かにしょっぱさを感じるほど濃厚な味噌スープ。でもよほど薄口好きの人か年配の人以外であれば十分そのまま食べられる程度の濃さ。あれ?6年前は強烈な濃さで、とても割りスープを使わないと食べられないレベルだったのに?我の味覚が変化したのかな?それとも一般受けし易いよう変えたのかな?今回気がついたのは麺が美味さ。ツルツルモチモチ感はうどんのようで、濃厚味噌スープにはとても合っていると思う。満足。

重たくなった腹を抱えて新潟駅へ戻った。新幹線出発まで45分ほどあったので、土産物をゆっくり物色。正月用に新潟の餅を買って新幹線に乗り込んだ。満腹で次の駅に到着する前に爆睡眠。起きたら上野だった。午後6時には来たく出来た。来年持ち越しを考えていた『琴平荘』と『赤道食堂』。両方共年内訪問達成してしまった。これで思い残す事はないよ。

石門子訪

念願の『赤道食堂』訪問を無事終えてバスに乗り万代バスセンターに戻ってきた。このまま新潟駅に戻って返ってしまうのは勿体無いので、腹ごなしも兼ね萬代橋を渡って繁華街の古町方面へ足をのばしてみる。昨夜まで天気予報では新潟は雨か雪だと報じていたが、清々しい青空が広がってきた。

我が新潟遠征を行ったのはもう6年前に遡る。その際新潟市内に一泊し新潟に古くから伝わる「新潟中華そば」を食べ歩いた。『中華のカトウ』、『三吉屋』、『中華の来味』などを訪問した。今回は昭和31年屋台で創業した『東堀石門子(せきもんし)』という店を訪ねた。入店するとウナギの寝床状態の奥に伸びる細い店内。厨房には初老の店主とおばさん店員2人。厨房前に一列12席のカウンター席。奥に上りが5席ほどあるらしい。ほぼ席は埋まっていたが空席を見つけ着席。即注文を聞かれたので口頭で注文。その後も途切れることなく来客は相次ぎ常にほぼ満席状態。年齢層はやや高め。噂通り地元民に支持されているようだ。卓上にはゆで玉子がザルに大量に入っていて一個50円で自己申告制。

151227sekimonshi00151227sekimonshi01 ラーメン 東堀 石門子 『ラーメン』 600円

筆頭基本メニューを注文。麺はちぢれ細麺。具は薬味ネギと細切りメンマ、チャーシュー1枚半。淡い色の見た目と合ったあっさり味。隠し味に貝の出汁を使っているらしく、確かに絶妙な甘みと脂分を感じる事が出来た。これは近場にあったら気楽に食べに来たくなるのも頷ける一杯だった。満足。この時期でも冷やし中華がやっており注文している客がいるのに驚いた。

帰りも同じく古町散歩をしながら駅へと向かった。

赤道味噌

雪国嫌いの我がそれを圧して新潟にやって来たのは理由がある。神奈川某有名ラーメンサイトで紹介されていた、新潟郊外にある『赤道食堂(あかみちしょくどう)』の味噌ラーメンがそれだ。新潟には割りスープが付きの濃厚味噌ラーメンが地ラーメンとして存在するが、この店のものは割りスープが付かず、それでいて強烈な濃厚味噌なのだという。これは行ってみたいなと思ってしまった。万代バスセンターから新潟空港行きのバスに乗り約15分ほどで宝町というバス停で下車。そこから街道沿いに5分ほど歩くと目的の店が見えてきた。直前でちょうど営業開始。入店直前で先客が1人入った。後に続いて我も入店。内外装とも白い店舗。厨房には親父店主が1人とおばさん店員2人。家族経営っぽい。創業40年を肥えているそうだ。厨房前に一列のカウンター7席と4人がけテーブル席2卓、座敷に6人卓が4つ。前客1人後客5人。口頭で注文。

151227akamichisyokudou00 151227akamichisyokudou01 151227akamichisyokudou02 赤道食堂 『味噌ラーメン(特製)』 700円

5分ほど待って着丼。味噌が泥のごとく。強烈なビジュアル。ジャージャー麺かと勘違いするほどだ。麺は中太縮れ麺。もやし、白菜、豚肉などが入ったあんかけに数種のスパイスを入れた味噌を溶かしている。味噌を溶かしているというより餡を味噌に混ぜた感じ。ベースは八丁味噌なので、味は味噌田楽のよう。やや甘さも感じる。下のスープは普通の醤油スープらしいけど、もはや判別不可能。味噌で塗り固められている。そして強烈なボリューム。驚いたことに隣の客は150円増しで大盛注文していたが、巨大な丼だった。そんな大量の味噌摂取して大丈夫なものなのだろうか?我は何とか無事食べ終える事が出来た。期待を裏切らない一杯で満足だった。食後舌代を払った際グリーンガムを貰った。確かに口直しは急務な一杯だった。

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2015年5月 3日 (日)

金沢旅終

予定していた全ての観光を終えホテルに荷物を受け取りに行く。土産物で荷物が多くなったので、金沢駅まではバスで行く事にした。金沢旅行の締めとして駅にある『ゴーゴーカレー』の店舗に行って金沢カレーの三タテに挑もうとしたのだが…流石に無理だった。ラーメン連食で自分の胃袋は鍛えられていると過信していた。ラーメンの連食とカツカレーの連食は全然別だった。味だってそう変わるわけではないし。ギブします。しかしふと『ゴーゴーカレー』の向かいを見ると、唯一の石川ご当地ラーメンと言われる『8番らーめん』の店舗があるではないか!さっぱりした野菜たっぷり塩ラーメンなら食べられそうだ。『ゴーゴーカレー』は東京や川崎で食べられる。でも『8番ラーメン』はそうはいかないぞ。というわけで方針転換し、名簿に名前を書いてしばし待って入店。
Ramen8ban150503018番ラーメン 金沢駅店

『小町セット(小さな野菜らーめん(塩)+餃子3個+杏仁豆腐)』 723円

カレーばかりだったので甘いものも食べたかった。よって杏仁豆腐とのセットを注文。ラーメンは前回塩は食べているので味噌にしようか迷ったけど、今はさっぱりした塩を体は求めていたので塩を注文。麺が平打ち中太麺なのでまるっきり横浜タンメンみたい。でもキャベツの葉の部分が主体なのでこの繊維質が嬉しい。それにメンマやチャーシューは一般のラーメンのそれだ。あんなに腹はきつかったのにスープだけ残したけどほぼ食べてしまった。
新幹線の出発時刻があと10分に迫っていたので乗り場に急いだ。我としては魚津ラーメンと連動した念願の金沢観光旅行だったが、考えてみれば北陸新幹線開通後初の大型連休。メディアもこぞって注目するような、言わばコテコテの連休観光になっていたんだね。3年前米原方面から特急を乗り継いで来た経験をしている身としては、乗り換え無しの1本で、しかも2時間40分程度で東京駅に到着しちゃうというのは大きな違いだなあと実感した。乗車した『かがやき』は全席指定だけど意外と空いていた。5時半には東京に到着し7時前には帰宅出来た。

2015年5月 2日 (土)

金沢一喜

今回の金沢旅行は観光と金沢カレーがメインとなるが、やはり1店くらいはラーメン店も訪問しておきたいというのが我の本心。そこで金沢市内の店を事前調査していると、我好みの老舗店を発見した。創業30年以上というチャーシューラーメン専門店の老舗『一喜(いっき)』本店だ。市内に支店をひとつもつ。暖簾を割り入店すると店内はちょっと和風の高級感が漂っていて驚いた。カウンターには女将が1人で切り盛り。その厨房を囲むカウンター12席と座敷に4人がけテーブル2卓。先客1人後客1人。口頭で注文。

Ikki15050200 Ikki15050201 らーめんの店 一喜 本店

『ちゃーしゅーらーめん 小』 650円

メニューはちゃーしゅーらーめんの小と大しかない。麺は中太縮れ麺。具は大きな薬味ネギが沢山とチャーシューもちいさなものが一杯入っていた。チャーシューの煮汁をベースに使っているとか。かなり濃い醤油味で、胡椒が最初から入っていて一種独特の風味をしている。富山ブラックに通じる一杯だった。個性的な一杯だったのだが、何せ満腹状態だったので麺を食べるので精一杯。お店にもラーメンにも申し訳ない事をしてしまった。

店を出てひがし茶屋へ向った。

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