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2021年8月29日 (日)

緊急都下

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今日は用事があり久しぶりに都内へ。4月に世田谷へ行った以来だから4ヶ月ぶりだ。短いようで長かった。場所は吉祥寺。吉祥寺となると昨年2月以来となる。かつて我にとってのパワースポットとして度々訪れていた井の頭恩賜公園。まるで久々に再会するような気持ちで足を運んだのだが、ベンチは封印され手すりにも「座るな」との注意書きがあり人の滞留による感染症拡大防止を徹底している。今にも雨が降り出しそうなどんよりと厚い雲の下という事もあり入口付近を歩いただけで早々に撤退した。のんびり出来ない井の頭恩賜公園は留まる意味がなかった。

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用事の前にラーメンを食べる。久々に都内のラーメンを食べるという事で事前に調査して決めていた店に行ってみたのだが営業していなかった。緊急事態宣言下の東京都、仕方がないし当然だと思う。でも諦めずに別の店を目指した。せっかく東京都にやって来たので東京らしいものを…と考えてしまうのがご当地ラーメンマニアの我。選んだのは『春木屋』吉祥寺店だ。約3年ぶり3度目くらいの訪問だと思う。店に到着したのは開店5分後くらい。無事暖簾は出ていた。店前に待ちはなし。早速その暖簾を割った。厨房には男の店員3人とおばさん店員1人。先客4人。口頭で注文。後客は続々来店した。外待ちはギリギリ生じなかった。

210829harukiya00210829harukiya01 荻窪中華そば 春木屋 吉祥寺店 『中華そば』 850円

筆頭基本メニューを注文。変わらないシンプルな見た目だけど単純な醤油ラーメンではない。香りがいいねー。煮干しとラード、舌にじんわりと染み込んでくるような味わい。低加水で縮れの強い中太麺を啜る時に感じる喉越しの快感。脇役に徹するさっぱりした味わいの小さめのチャーシュー2枚。薬味ネギ、メンマ、三角型の海苔1枚。我も歳を経たせいかもしれないが、この中華そばが一際美味く感じるようになってきた。完飲完食、文句なしの大満足。予定外だったが今日『春木屋』の中華そばが食べられて良かった。

その後用事を済ませた後はどこにも寄らず真っ直ぐ家路に着いた。午後3時半過ぎには帰宅出来た。

2020年8月29日 (土)

新島夕麺

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式根島から新島の宿に戻ってきたのは午後4時半くらい。まだ全然陽が高いけど、もうこれからどこかへ出かける気力は残っていない。ただ宿に戻って休息したい。それだけだ。午後6時まで休んで夕食へ。店は昨夜と同じく『どさん子』だ。新島での我の救いだ。今日は筆頭みそでご飯を食べよう。店員は男の店員3人とおばさん店員1人。口頭で注文。前客ゼロ後客2人。

200829dosanko00200829dosanko02 札幌ラーメン どさん子 新島店

『みそラーメン』800円+『バター』100円+『ライス』200円=1100円

味噌バターにライスという黄金のセットを注文。麺は中太縮れ麺。具は薬味ネギ、ワカメ、コーン、茹でもやし、メンマ数本、チャーシュー1枚。合わせ味噌の懐かしいタイプの味噌スープ。黒ごまも少し入っている。バターが溶けて甘みとコクが増す。コーンの歯ごたえも嬉しい。昨夜同様レンゲでご飯をすくい、スープに浸して食べる。いやー実に美味い!何でこれほどまでに今夜美味いと感じるかは身に覚えがあるよ。日中大量の汗をかいて体が塩分を欲していたからだ。肉体労働後のラーメンみたいなものだ。大満足。料金を支払い店を出た。

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早々に宿に戻ってシャワーを浴びて人心地がついた。明日昼前には新島を去ることになる。明日の朝慌てないよう今のうちに荷物をある程度整理しておこう。そして今夜も爆睡だ。

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2020年8月28日 (金)

新島難度

我は今まで離島旅行の経験を積み重ねていた…と思っていた。けれども新島への旅の準備をする段階で、自分がまだまだ離島初心者のレベルだった事が明白になっていった。今まで我が訪問した離島は観光にレンタカーが必須になるような大きな島ばかりだった。大きな島だから当然そこに住む住民もそれなりにいるわけで、コンビニやビジネスホテルもあったりしてほとんど不自由なく旅行が出来る環境が整っていた。でも新島は違う。小さな島で住民も少ない。コンビニも一店舗もないしホテルも1軒あるかどうかで民宿がメインになる。更に今年は感染症リスクの為今年の営業を見合わせる民宿が続出。そんな中我が何とか予約出来たのはドミトリーのホステル。なかなかオシャレで女子受けしそうな内外装ではあるけど。

200828nabla00200828nabla01ドミトリーというのも初体験だ。風呂は無くトイレとシャワーは共用、飯も外で弁当を買うか自炊するかだ。布団のシーツカバーもセルフ。寝室も同じ空間に別の人がいるので静かにものを整理しないといけない。幸い同じ部屋でも離れたところに他客がいたので圧迫感はなかったけどね。冷蔵庫も無いので飲み物は外に出て自販機で購入するしかない。今回の旅は恐ろしく汗をかいたので日に10本くらいミネラルウォーターを買ったと思う。もちろん電子マネー等使えるはずもないので小銭を大量に持っていって大正解だった。

問題は晩飯。小さな離島では飲食店も少ない。民宿に宿泊した観光客は宿で刺し身料理を食べる事になり外食需要が少ないからだろうね。けれども夕方自転車で町を巡っていた時に『札幌ラーメンどさん子』の看板を見つけてしまった。おそらく新島唯一のラーメン店だろう。これはいい!ここにしよう!まずは島の観光をしてから店に戻ってきた。ところが店内は真っ暗。え!営業終わっちゃったの?失意の中店を去り代わりの店を探す。日が傾いたとはいえ暑い中自転車で町を徘徊する。焼肉店や鮨店は見つけたけど1人では入りづらいな。宿の近くに弁当店があったのでそこで弁当買って宿の共用スペースで食べるしかないか…。いや、ダメ元でもう一度「どさん子」へ行って確認してみよう。臨時休業の張り紙も無かったから。すると店内に灯りがついて暖簾がちゃんとかかっているではないか!やった!迷うことなく暖簾を割った。人によっては「何で新島に来てまでどさん子に入るのか?」と思うだろうが、我からすれば島に来て刺し身と鮨とか食べても腹が満たされる気がしないのだ。厨房には男の店員4人もいた。前客ゼロ。客席は全てテーブル席で、4人卓☓2,6人卓☓2、座敷に6人卓☓2。いずれもアクリル板の仕切りが設置してある。席は指定され水とピッチャーと薬味や割り箸が後から提供される。感染症予防対策がきちっとされている。口頭で注文。BGVは安倍首相の辞任会見だった。後客は5人家族。

200828dosanko00200828dosanko02 札幌ラーメン どさん子 新島店

『黒ごま担々麺』 980円+『ライス』 200円=1180円

店の壁に貼られていた宣伝ポスターにオススメと書かれていたので黒ごま担々麺とライスを付けて注文。半ライスではなくてライスなので多め。これでガッツリ喰える。麺は中太縮れ麺。具は青ネギの小分け切り、白髭ネギ、糸唐辛子、挽き肉たっぷり。黒胡麻入りは確かだけど、ごまの風味はおとなしめで、どちらかというと辛味噌に近い。麺を食べ終わった後レンゲでご飯を掬ってスープに浸してから食す。美味い!この暑さの中でバテ気味だったので、ほんのちょっとのピリ辛具合が食欲を増進した感じがして尚更美味かった。満足の食事。この店が新島にあってくれて良かった。救われた思いだ。支払いを済ませ気持ちよく退店した。
200828dosanko01宿に戻ってシャワーを浴びて早々に就寝。明日の朝も結構早いんだ。

 

2020年5月30日 (土)

拝島凛々

我が大好きな乳酸菌飲料カルピスを作る過程で生み出される貴重なバター「カルピスバター」というものがあるそうだ。これをラーメンに使う店が拝島駅近くにある。『らーめん凛々(リリィ)』という小さな店だ。緊急事態宣言が出る前に行こうと計画をしていたのだが、ずっと行けず終いだった。

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中山駅に戻ったのは朝8時20分頃。青空が広がっているし、このまま家に戻るのは何だか勿体ない。朝の中山から上手く移動出来る店がないかと考えた結果、横浜線終着駅である八王子に出て八高線に乗り換え拝島に行って『らーめん凛々』に一番乗りしてやろう!という強引すぎる案が浮かんだ。久々ラオタモードになった我。横浜線に再び乗り込み八王子経由で拝島に到着したのは朝9時半過ぎ。拝島駅かー。我にとっては縁もゆかりも無い駅のはずだが、思い出はあるんだよ。我がものごころつくかつかないかの頃、母に連れられて北関東から祖父母のいる横浜まで遠路はるばる電車移動してきたのだが、母が電車を乗り間違えたと気がついた時に降りたのが拝島駅だった。全く見知らぬ景色と聞いたことない駅。おそらく自然と母の手を強く握っていたのだと思う。こうして「拝島」という駅名は我の中で強く記憶されてしまった。なのでその後しばらく、母がどこかへ出かける時に「何処行くの?拝島?」とふざけて言っていたものだ。そんな遠い日の事を思い出してしまった。

200530haijima02200530haijima03梅雨に入る前の年間で最も爽やかな時期。遠くにあるはずの奥多摩の山々が近くに感じる。そして新緑が眩しい玉川上水。目的店の開店予定まで1時間以上あるので玉川上水をゆっくり散策しようかなと思っていた。でも目的店は駅からほど近い場所にあったので一応位置を確認しておこうと立ち寄ってみたんだよ。そうしたらもう1人が待ち席に陣取っていた。そうなったらもう後に続くしかない。開店70分前に2人目として待合席に座った。ipodで好きな曲を聞く。背もたれのある単席だったので楽だし、前を流れる玉川上水から気持ちいい風は吹いてくるし、長い待ち時間でも快適だった。3人目の客が来たのは開店30分前。その後は4,5人バラバラとやって来た。そして開店予定を7分ほど前倒しで店員が「どうぞ」と促してきたので先客に続いて入店。まず設置してあったアルコールで手を洗浄。中に入るとやっぱり店内は狭い。一列のカウンター5席しかない。ただパステルカラーを多用していたり、雑貨が置いてあったり、漫画家のサインが直接カウンター上に描かれていたりと独特な空間になっている。店中央に番号入力式の券売機がある。厨房には男の店員2人。水はピッチャーからセルフ。

200530ririi00200530ririi01らーめん凛々 『凛々しい特製ボタン海老xカルピスバターまぜそば』 1100円

本日の限定がボタン海老を使ったカルピスバターまぜそばだったのでちょうどいいや。特製だと低温調理チャーシュー増し、肉団子、味玉が付くのか。せっかくだからこれを注文。24番を入力して食券購入。結構待たされた。というのはこの店一杯一杯丁寧につくるこだわりらしい。だから客席が5席だけなのか。麺は固めに茹でられたバツバツした歯ごたえのある細麺ストレート。具はきざみ玉ねぎ、水菜のきざみ、海苔1枚、肉団子1個、味玉丸1個、低温調理チャーシュー2枚。ボタン海老は具としてのるのではなく、タレにエキスを混ぜたのだろう。まぜそばなので混ぜ混ぜをしてから実食。あー確かにバターの感じが出ているねー。バターの味は口いっぱいに広がっているのに、口の中にベタベタまとわりつく感じが一切しない。これがカルピスバターの特製なのだろうか?海老も全面に出てくることはなく、じんわりと出汁のように感じる。美味いね。

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この店では日替わりの割りスープが付く。本日の割りスープは濃厚トマトだという。カルピスバターまぜそばが単体で美味かったので、なかなか割りスープ用として残す事が出来なかった。後客が替え玉頼んでいたのはその為だったか。一見客にはわからない。濃厚なトマトに牡丹海老の出汁ではっきりとイタリア料理っぽく変貌した。味変としてとても美味かった。でも我はカルピスバターの味をもっと楽しみたかったかな。それでもずっとおあづけを喰らっていたような形の店に訪問する事が出来て大満足だ。

駅に戻って八王子に出て横浜線で横浜に戻る。遠かったけど横浜線の始点駅から乗ったので座れて楽ちんだった。

 

2020年2月15日 (土)

吉祥青葉

吉祥寺駅へやって来た。街を散策したり本屋で立ち読みをして過ごす。午後6時から始まるライブに参加する為だ。

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ライブを堪能し午後8時には会場を後にした。自主的にマスク装着しての参加だったがちょっと息苦しかった。早くこの事態が収まって欲しいものだ。

視界に入ったのが『中華そば青葉』吉祥寺店。2017年6月17日開店らしいが我は未訪問だ。今夜の晩飯もラーメンにしちゃうか。店外設置の券売機で食券を買う。店構え、店内の様子は本店を彷彿させる居心地の良い雰囲気。厨房には男の店員2人。L字型カウンター15席くらいに先客7人後客2人ほど。
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中華そば 青葉 吉祥寺店 『特製中華そば』 930円

魚介豚骨のパイオニア『青葉』。でもあまりこの店の味に近いものは他の店では食べられない。なんともいえず優しい味わい。麺も具もスープも、どれも素晴らしい。昼夜共ラーメンはちょっとやり過ぎかなーと思っていたけど、この優しい味わいは罪悪感は感じない。ちゃんとした晩ごはんって感じの和の味わい。満足で退店した。

その後新宿に出て湘南新宿ラインに乗って横浜へ戻った。

三鷹満月

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山形のご当地ラーメン、酒田ラーメンの筆頭店『満月』が今年で満20周年を迎えるそうだ。それを記念してなのかかわからないが、今月8日東京三鷹に支店をオープンさせた。以前仙台に支店があったはずだがそこを引き払っている。実際は支店の移転なのかも知れない。場所は三鷹駅から徒歩10分ほどのところ。店に到着したのは開店1時間半ぐらいした後。店前に10人以上の行列が生じていた。25分待って店内へ。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房前に一列のカウンターが3席と5席、4人がけテーブル席4卓。後客も続々あり行列は続いていた。

200215mangetu00200215mangetu01 ワンタンメンの満月 三鷹店 『ワンタンメン煮玉子入り』 890円

塩ラーメン、胡麻油とラー油入りのスタミナラーメンがあり悩んだけど、やっぱり1番人気を注文してしまった。麺は中細やや縮れ。具はきざみネギ、薄切りチャーシュー2枚、極薄の皮のワンタン3個、半分に切られた煮玉子。スープは淡い節系のじんわり出汁の醤油スープ。本店にかなり近い味わい。美味いねー酒田ラーメン。日本のラーメンって感じだ。ラーメンを食べているという喜びを感じることが出来た。本物が東京で味わえるようになったというのも感慨深い。満足で退店した。

 

200215inogashira01三鷹の『満月』からテクテクと歩いて井の頭公園へやって来た。生憎どんよりと一面灰色の空だが人々で賑わっている。しばらくベンチに腰掛けてボーッとしてリラックスさせた。

2019年12月28日 (土)

野猿希望

今年10月末に根岸駅近くにオープンした『八王子ホープ軒』。八王子のホープ軒?その時は何も知らなかったのだが、調べてみると八王子の外れの大塚という場所の野猿街道沿いに「ホープ軒」を名乗る店を発見した。場所は多摩モノレールの大塚・帝京大学から近い場所にあるので、ちょうどいいじゃんと本日2店目の目的店に選んだ。『村山ホープ軒』本店を出た後上北台駅に戻り30分以上モノレールに乗り大塚・帝京大学駅で下車した。もちろん初めて降りた駅だ。すぐ近くに野猿街道という強烈なネーミングの幹線道路がある。ラーメン二郎でよく聞く名前だ。こんなところにあったのか。

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この街道沿いに8分くらい歩いたところに目的の店はあった。看板には『ラーメン ホープ軒』とシンプルに書かれていた。黄色地に青文字は根岸の店と同じなのでこの店の系統である事がわかる。調べてみるとこの店は以前この付近に『ニューホープ軒』として長年営業していた店主が、2015年7月にこの場所に新たに『らーめんりゅう』として開店させた店で、同年末に現在の屋号に変更したのだという。そもそも『ニューホープ軒』は千駄ヶ谷『ホープ軒』が以前名乗っていた事があったので、こちらの店主はその影響下にいたのだろう。食べログには不定休と書かれていたので今日営業しているか不安だったが無事営業していた。到着したのは11時半ちょっと前くらい。早速入店。入口脇に券売機があり、ちょっと狭いところを抜けると店内に入れた。厨房には親父店主1人。接客などは眼中に無いような無骨な感じ。厨房前に一列のカウンター9席。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席2卓。先客1人後客ゼロ。店内は全てセルフ。ニンニクや唐辛子は厨房カウンター、れんげは厨房カウンター上のボールにガチャ入れ、給水器下にコップ。根岸の店のシステムは違和感を感じていたが、この店のシステムを忠実に行っていただけのようだ。
191227yaenhope00191227yaenhope01ラーメン ホープ軒 『ラーメン(背脂多め)』 750円

券売機に注文時に油(背脂)の量を言うように書かれていたので多めでと伝えた。結構待つことになった。突然店主が何かを口走って厨房前にラーメンを置いた。我のラーメンらしい。卓上のおろしニンニクを投入してから着席。麺は四角いストレート太麺。これに茹で時間がかかったようだ。具は薬味ネギ、茹でもやし、平メンマ数本、レアといっていい大きく薄いチャーシュー1枚。こいつはスープの熱で温度を通してから最後あたりで食べた。背脂は思ったよりおとなしかった。スープは醤油味よりしょっぱさが目立つ感じだけど背脂の甘さが中和して美味い。若者向き、肉体労働者向きの一杯。太麺とネギやメンマの食感もラーメンを食べている喜びというものを感じさせてくれた。これに比べると根岸の店はスープが弱かった気がする。ホープ軒の連食は相変わらずきつかったけど満足の退店となった。年内は30日まで営業、年明けは4日まで休みだと言っていた。
191227tamamonorail01再びモノレールの駅に戻り終着駅の多摩センターまで乗車し、京王線で橋本に出て、横浜線で横浜に戻った。午後2時前には帰宅出来た。

村山希望

年末休暇初日。先週末に続いてホープ軒巡りの旅第2弾と決めていた。休日だというのに7時半前に家を出て川崎から南武線に乗り1終点の立川に到着したのは午前9時過ぎ。そこから多摩モノレール北立川駅に歩いて移動し券売機で890円支払い1日乗車券を買った。多摩モノレールなんてかなり昔に乗って以来。幸いにも好天に恵まれ雲ひとつない冬の青空が広がり車内からは白い富士山も遠くに望めた。そして終着駅の上北台駅に到着したのは朝9時20分頃。改札を抜け地上に降りる。住所は東大和市となり少し北に進むと多摩湖があるという。本日最初の目的店は隣の武蔵村山市になるが、この辺りは1960年代後半の高度成長期に最大級の都営団地、村山団地が作られたので平坦な土地に立ち並ぶ団地と所々に畑があるような光景が続く。以前は近くに大規模な日産の自動車工場もあったが今は無く、団地住まいの人々は激減し高齢化が進んでいるという。平和でのんびりした風景に見えるけど、よく考えると寂しい風景が続く。でもラーメンを主目的にして、観光地でも何でもない見知らぬ土地を歩くという行為は我は幸せを感じるよ。

191227kamikitadai01駅から13分ほど歩いたところに今日の目的店『村山ホープ軒』本店が現れる。赤いテント屋根にデカデカと書かれた屋号。創業は1975年(昭和50年)。吉祥寺の『ホープ軒本舗』の創業者、難波二三夫氏の片腕的存在で、二三夫氏の長女の旦那でもある人が創業店主なのだそうだ。だから系統的には直系に属する。でもラーメンの方は太麺に背脂たっぷりの千駄ヶ谷『ホープ軒』の影響下にあるというちょっとややこしい経緯がある。やっぱり肉体労働者向けの客が多いのでガッツリ系に変更したのだろう。今年から2代目店主に変わったそうだ。また西武拝島線東大和駅近くに姉妹店も出店しているとか。なのでこちらは本店と名乗っている。

店に到着したのは開店の20分も前。近くの商店街を散策して時間を潰し開店5分前に再び店に向かい店内を伺うともう先客の姿が見える。早速入店。厨房は奥にあり男の店員1人と女の店員2人。入口の両脇に券売機が置かれている。13席のコの字型カウンターが2つ並んでいる。飾らない昭和の雰囲気が残るので心地よい店内。先客3人で後客は10人以上かな。いずれも普段着のままで立ち寄ったような夫婦や子連れの家族などが多く地元に溶け込んでいる良いラーメン店の感じが出ていて好感触。
191227murayamahope00191227murayamahope01 村山ホープ軒 本店

『ランチラーメン』 900円+『ニンニク』 50円=950円

基本のラーメンに玉子、メンマ、チャーシュー2枚入りが加わるランチラーメンをニンニク入りで注文。「ニンニクは中に入れちゃって大丈夫ですか?」と聞かれたので「はい」と頷いておいた。あまり待たずに提供された一杯はホープ軒らしく大きな丼で登場。ボリュームがある。麺はコシがある中太ストレート麺で『ホープ軒本舗』@吉祥寺とは異なるラーメンだというのがわかる。基本の具はきざみネギ、茹でもやし、海苔1枚。平メンマ数本と半分に切られた茹で卵1個、脂身は少なめのバラチャーシューが2枚。通常でこれだけの背脂量だから完全に千駄ヶ谷の『ホープ軒』に近い。スープに溶け込んだニンニクはかなりガツッとくる。半分ほど食べたあたりで卓上からこの店オススメの自家製唐辛子を投入してみた。いい感じの味変。それはそうだ。背脂と唐辛子。京都背脂系のように変化したのだから。朝から何も口にしておらず空腹だったのにまるで嘘だったように満たされた。大満足で店を出た。年内は31日15時まで、年始は3日から通常営業だそうだ。
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2019年12月21日 (土)

希望本舗

最近「東京ラーメン系譜学」という本を購入した。東京ラーメンの源流『ホープ軒』の系統、町中華ラーメン、完全に下火になってしまったチェーン系やフランチャイズ系、環七ラーメン戦争のその後など、東京ラーメン史を追った本。我はこういう本を長年待っていた節がある。世のラーメン評論家と言われる人達には常々「新店ばかり追わなきゃならない背景を理解はするけど、あなた達は別にやらなきゃならない事があるだろう?」と思っていたよ。まさか令和の時代に入ってこういう本が発売されたのは嬉しい誤算だった。

この本に触発されてまず興味を駆り立てられたのが「ホープ軒」の系統だ。根岸に『八王子ホープ軒』が開店した時にも、背景がよくわからなかったくらいだから、今我が掘るべきラーメンはここだろう。折しも『三鷹の森ジブリ美術館』のチケットを予約して本日吉祥寺に行くことは決まっていたので、当日の昼はホープ軒系統の連食にする事も合わせて決定。この歳になると「明日が楽しみ」となる事がめっきり減るのだが、昨夜は久々にその気持ちになる事が出来たよ。

『三鷹の森ジブリ美術館』を出た後井の頭公園を通って吉祥寺駅方面へ歩を進めた。馴染みの井の頭公園も三鷹側から向かったのは今回初めてだったので新鮮な気持ちで歩く事が出来た。駅を通過しサンロード商店街へ入り横道に逸れると黃地に赤文字の看板が目に飛び込んでくる。ホープ軒系の大元『ホープ軒本舗』だ。本によると創業者難波二三夫氏が戦前から『貧乏軒』という屋台を引いてラーメンを売っていた事から始まり、戦後『ホームラン軒』として再出発。好調に店舗を増やしたものの戦後復興の区画整理の為撤退を余儀なくされた。そこから新たなスタートを切った時に『ホープ軒』に屋号を変えた。更にこの時ラーメン屋台の貸し出しも行ったそうで、「ホープ軒の屋号とラーメンを手に入れたら儲かる!」と夢見た志願者によって都内にホープ軒の屋台が溢れた時代があったそうだ。その中には千駄ヶ谷『ホープ軒』『土佐っ子』『香月』といった、後に背脂チャッチャ系ブームを牽引した店の店主がいた。これがホープ軒系統の始まり。この吉祥寺の店舗は昭和53年(1978年)から続いていて今は長男の難波公一氏が店長になっている。大塚駅前に支店があるそうだ。東高円寺付近の環七沿いにあった杉並店は2年前閉店してしまったようだ。この本店に我は2016年6月4日に訪問して以来だ。珍しく店前に行列は無く待ちなしで入店出来た。入口の券売機で食券購入。あーとうとう一杯700円になってしまったか…。厨房には女の店員1人と男の店員2人。空席は僅かながらあって座ることが出来たが後客が続いたのですぐ満席。我がラーメンを食べ始める頃には店前には7,8人の行列が出来ていた。我はタイミングが良かったんだ。
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ホープ軒本舗 吉祥寺本店

『中華そば(麺かため)』 700円+『ニンニク(シングル)』 80円=780円

普通の状態だと麺が柔らかく味もパンチに欠けていた記憶が残っていたので麺かため指定ニンニクシングルを追加。麺は細めの中太縮れ麺。大盛りが標準なので結構なボリューム。具は薬味ネギ、茹でもやし、海苔1枚、赤身かためのチャーシュー1枚。背脂は僅かで白濁した豚骨醤油スープ。最初は澄んだ醤油だったが、炊きすぎて白濁してしまったスープを一か八かで提供したところ評判が良くて現在に至るそうだ。博多豚骨や和歌山ラーメンと同じ偶然から始まるシンクロニシティ。トッピングのおろしニンニクは青森産で、卓上に無料で置かないのは品質を低下させない為だという。おかげでこともすれば物足りなさを感じてしまう老舗の一杯をパンチのあるものに仕上げてくれた。トッピングして正解。このラーメンには味玉よりニンニクだ。満足の一杯。これが東京源流の一杯なんだなー。令和元年の年末にこの一杯を食べる事が出来て幸せ。ここから我のホープ軒巡礼の旅が始まる。

2018年5月 5日 (土)

吉祥春木

井の頭公園の散策を終え吉祥寺の街へ戻ってきた。先程行った本屋で気になってた本を購入した。そしてお茶屋で懐かしいグリーンティーも一袋買ってみた。吉祥寺は緑もあって開放的で良い街だ。

1時間ほど散策してもうそろそろ横浜へ戻ろうかと思ったが、『珍来亭』のキムチ油ラーメンが思ったよりラーメン感が希薄だったのでもう一店寄ってから変える事にした。もうスタンダードな醤油ラーメンを食べたい。そうなるとご当地荻窪ラーメンが良い。その代表格、昭和24年創業の老舗『春木屋』がこの吉祥寺に支店を出していた事を思い出し行ってみる事にした。この支店には我が食べ始めて間もない2006年7月1日に訪問している。荻窪本店訪問は2008年1月5日なので、それに先んじて訪問している事になる。オフィシャルHPによると「伝統を継承する荻窪本店、新たな味を提供すべくアンテナとしての吉祥寺店」とある。店に到着したのは13時頃、GW中に加え一番混雑する時間帯に訪問した為、10人くらいの行列が出来ていた。しかし家族客は平気で電話で家族を呼び出し横入りさせたりする。15分くらい待ったかな。待っている間に店員が注文を取りに来たので口頭で注文。結局先の家族客達はテーブル席狙いで後回しにされ我等が先に案内された。厨房には男の店員4人と女の店員2人。客席は手前にL字型カウンター9席と、奥に4人がけテーブル席2卓。日差しの厳しい中で立待していたので店内の空調と冷水が嬉しかった。

180505harukiya00 180505harukiya01 荻窪中華そば 春木屋 吉祥寺店 『中華そば』 850円

筆頭基本メニューをシンプルに注文。先に注文していたのであまり待たずに提供された。見た目オーソドックス過ぎてあまりいい顔には見えなかったけど、立ち上る香りが違うね。麺は中太縮れ麺。具は大きめの薬味ネギ、細切りメンマ数本、三角に切られた海苔1枚、サッパリチャーシュー1枚。スープは表面がラードに覆われ、酸味さえ感じるほど煮干しの味が強烈に主張してくる。『永福町大勝軒』を連想してしまった。どこにでもありそうでいってない一杯。少なくとも横浜では皆無と言っていいタイプのラーメン。吉祥寺で過ごした休日をビシッと締めくくってくれた一杯となった。

帰りも東京経由で横浜へ戻った。

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