雨学芸大
朝から天気が下り坂。予報ではほぼ1日雨となっていた土曜休日。多少疲れが溜まっていたので丁度いいから良い休養だとゆっくり過ごす事にした。…と言いつつ1日家に閉じこもりは精神的に良くないので10時過ぎくらいに傘をさして家を出た。
元町・中華街駅から東横線急行に乗り込み一路学芸大学駅へ。駅から徒歩6分ほど歩いた場所にある『麺処びぎ屋』が本日設定した目的店。2009年7月7日創業。『せたが屋』各店で店主を歴任し独立した店主が立ち上げた店でミシュラン他各種を受賞していて有名な店…らしいが我は何故か存在を知らず今回初訪問となる。静岡とニューヨークに支店があるそうだ。
店には開店予定の10分前くらいに到着したが店前には既に2人並んでいたので後に続いた。3分くらい前倒しで店員が暖簾を出してくれたので順番に入店。その頃には我の後ろに5人くらい続いて並んでいた。入口脇の券売機で食券を購入。こじんまりとしているが木の温かみを感じる内装。席は指定された。水はセルフ。店員は店主と思しき男1人と女店員2人。客席は厨房回りにL字型カウンター7席と4人がけテーブル席1卓。先客2人後客8人。今年で創業15年目だそうだが、開店当時流行りだった食材の蘊蓄が至る所に紹介されていたのが印象的だった。
『醤油らーめん』900円+『半熟味付玉子』100円+『釜揚げしらすご飯』350円=1350円
筆頭基本の醤油に味玉を付けて注文した。+100円で柚子塩に変更出来るらしい。あとつけ麺もあるようだ。明らかに醤油が自信作というのが明確に伝わってくる。メニューを絞っているのも我的には高評価のポイントだ。更にこちらも明確に推薦しているサイドメニューの釜揚げしらすご飯も注文した。
麺はややかために茹でられた中細ストレート。ザクザクした食感が良い。具は白葱、青葱、海苔1枚、穂先メンマ1本、チャーシューは煮豚と焼豚の2種各1枚。トッピングの味玉は黄身しっとり。スープは主に鶏ガラと節系魚介から作っているそうだ。鰹出汁の印象を強く感じた。シンプルだが丁寧に作られた美味しい魚介醤油の一杯。評判になるのも頷ける。美味しくて自然とスープを完飲し完食。大満足。
サイドメニューの店イチオシらしいしらすご飯。静岡駿河湾直送と書かれていた。ほかほかご飯に適度な塩っ気のある新鮮なしらす。これを嫌いな日本人がいるだろうかと思ってしまうくらい美味しい。一緒に甘露じょうゆが出されたので思わずかけてしまったが、そのままの方がシンプルに美味しかったので少し後悔してしまったほど。ラーメンもご飯どちらも日本ならではという美味しさで大満足で退店出来た。
本降りの雨が降る中そのまま家路についた。
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