渋谷青麺
9月に突入してもこれまた強烈な猛暑に見舞われた関東地方の土曜休日。今日はイベントに参加する為渋谷へ行った。我ながら元気だなーと思うが、暑いからって動かないでいると体力が落ちて余計暑さへの耐性が落ちるというのを先月学んだからね。程度問題だけれども。
渋谷という街は若い頃から苦手意識がありあまり留まりたくないのだが、イベント終了後に滅多に来ない渋谷に来たんだから渋谷らしいものを食べて帰ろうと考えた。いつもなら『ムルギー』か『喜楽』に逃げ込むのだが、今日はより渋谷らしいものとして一時期話題になっていた青いラーメンを提供する店に行ってみる事にした。店名は『吉法師』。2016年に本所吾妻橋付近で開業し2018年に渋谷に移転してきたそうだ。店名は織田信長の幼名から拝借したとか。食べログ頼りに行ったのだが行ったり来たりしてようやく見つけた。ビルの中2階の奥の方に店を見つけた。屋号に反していかにも今の渋谷らしい外装でガラス貼りの店舗。店前に待ち客はいなかったので早速入店。店内隅にあるタッチパネル式券売機で食券購入し厨房前のカウンター席に座った。厨房には髪をピンクに染めた店主と男のアルバイト店員かな?飲食業界の闇を楽しそうに話していた。客席は厨房前に一列のカウンター5席とテーブル席が2人卓2つと4人卓1つかな?先客5人後客3人。
筆頭の看板メニューを注文。麺はストレート細麺。具は白髭葱、スプラウト、鶏モモ肉と鶏ムネ肉の2種の低温調理チャーシュー。黄身しっとりの味玉丸1個。
卓上冊子に書いてある薀蓄によると、スープは鶏白湯に鶏挽肉を加えて煮込む掃湯という技法で作っているそうだ。ブルーハワイのカクテルのような色は青い塩ダレを使っているからだそうだ。どんな塩ダレだよ?で、味の方は見た目とは全然別で、流行りの水鶏系にかなり似ている。イロモノの一杯のように見えて味は本格派な感じ。単純なイロモノだったらコロナ期を超えて5年以上渋谷で営業続けられないよなー。ただ我は渋谷が苦手だし1回来れば良いかな。楽しませてもらった。
前からそうだったけど渋谷って外国人観光客の比率がより高くなっているね。この暑い中様々な飲食店に外国人の方が行列に並んでいたのが印象的だった。我は早々に家路について午後はゆっくり休むことにした。尋常じゃない暑さだったから。無理は駄目だ。
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