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2023年1月 7日 (土)

浸麺辻田

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三ノ輪駅に戻り日比谷線に乗り秋葉原駅で下車した。書泉ブックタワーで欲しい本を探したが見つからず。しばらく街をぶらついた後に魚介豚骨つけ麺の『つじ田』秋葉原店に立ち寄ってみる事にした。最近YouTubでよく目にする機会が増えて気になっていた。何せ約16年前に淡路町の店に一度訪問しただけだったので再訪問したいなと思っていたんだよ。今はかなり店舗数を伸ばし海外にも出店しているそうだ。この秋葉原店は2021年5月にオープンした店舗。店には午後1時頃到着。店前には10人を超える行列が生じている。人気なんだね。最後尾につく。するとすぐ我の後ろに9人組の外国人観光客が並んだ。危ないところだった。順番に店外の券売機で食券を購入し待つ。すると店員が1人客の我を優先して店内に案内してくれたので約10分程度の待ち時間で入店出来た。厨房には男の店員5人。客席は厨房周りにコの字型カウンター…15席くらい?カウンターは広く高級感があり店内に荷物が置けるスペースもあったりと、接客も含めホスピタリティ度が高い。この辺りにもこだわりが伝わってくるのでラオタではない一般客に届き支持されているのだろう。

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神田つけ麺つじ田 秋葉原店 『濃厚つけ麺』950円

連食だったし筆頭基本メニューを注文。魚粉等はあまり感じないトロンとした魚介豚骨つけ汁。麺はモチモチシコシコな中太麺。麺はそこそこ美味しかったがつけ汁が一般的な魚介豚骨だなーと最初は感じていたのだが、食べ方指南にある「途中でかぼすを絞り投入する」「黒七味を投入する」等を加えていくと個性が増すだけではなく確かに美味しかった。満足の退店となった。

今年初の連食してしまい少し後悔。早速家路についた。今日は7日なので晩飯は例年通り「春の七草お茶漬け」を食べた。

2022年10月22日 (土)

赤坂鈴鬼

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土曜休日。朝から雲が広がってはいるが雨は降らない様子。空気も爽やかで外出するには良い感じなので今日も都内遠征決行。

今年2月に小伝馬町にある『中華そば たた味』を訪問した。二郎系と千葉のアリランラーメン、青森の辛葱ラーメンの3種をかけ合わせたようなジャンク性が高い興味深いラーメンに遭遇することが出来た。ところがよく調べると、それに先行してスタミナラーメンを提供している店があった。『元祖スタミナ満点らーめん すず鬼』だ。画像で見る限りとても魅力的な一杯だったので食べてみたかったが、本店は三鷹にあり、何と夜6時からの営業となっていた。これは訪問は無理だと諦めていたのだが、今年5月4日に赤坂にFC1号店がオープンし、こちらは昼も営業しているという。好機到来!暑い季節も過ぎ去ったタイミングで訪問してみる事にした。

東横線に乗り明治神宮前駅で地下鉄千代田線に乗り換え赤坂に到着。店は開店15分前に到着。雑居ビルの地下階にあった。店前に人はいない。店はドアが閉まっていたが準備中なのが分かった。営業はするようで安心した。しばらくするとすぐ後客が階段を降りてきて我の後ろに並び始めた。定刻に開店するまで5人くらい並んだかな。開店すると1人づつ順番に店内に案内されるようで入口脇の券売機で食券を購入し一番奥の席に案内された。水が入ったコップは予め置かれていた。厨房には男の店員ばかり3人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。非常に狭く火災や地震が起こった場合は怖いなと想像してしまった。

221022suzuki00221022suzuki002 元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 赤坂店

『スタ満ソバ』900円+『生卵』60円+『小ライス』60円=1020円

筆頭基本メニューに生卵と小ライスを注文し自作セットにした。無料トッピングはニンニク・ショウガ・背脂があり、我はショウガは抜いてニンニクと背脂コールにした。

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『たた味』とはまた違う基本黒っぽい美味そうな顔をした一杯。やっぱり我は玉ねぎ好きなのでそこに目が行ってしまうけど。麺はかために茹でられた凶悪そうなゴワゴワの平打太麺。具はニラ、大量の玉ねぎの細切れと豚バラの短冊切り数個。無料トッピングの背脂ときざみニンニクが二郎感を出している。スープは見た目通り辛さを感じるほど濃い醤油味。豚の旨味がたっぷり感じられる。かなりヘビー級のライス必須の一杯だ。途中生卵をつけ汁代わりに麺を浸けて食すと甘みと温度変化があり飽きが来ないで頼んでおいて正解だった。スープと豚バラも白飯の上に乗せて食べるとこれまた美味しい。ゆっくりと食べ進み大満足の完食。スープは濃すぎて完飲には至らなかった。それでも大満足だった。見た目通りの魅力を持っていた。また食べたい。これ、流行ってもっと気軽に食べられるといいな、と思った。

連食する予定も立てていたけど満腹になってしまったのでストップ。駅に戻り横浜へと戻った。

2022年10月 8日 (土)

超多加水

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神保町の散策後に超多加水自家製手揉み麺をかかげる『きたかた食堂』というラーメン店に入店した。事前調査などはしていなかった。『キッチン南海』の定食を食べた後だったのであっさりした喜多方ラーメンなら食べやすいかなと思ったから。場所柄チェーン店っぽい印象。店前に待ちはなかったし食券を買ってからフラッと入店したのだ。中に入ると奥にのびる店内。一列のカウンター17席。9割方の席は埋まっているように見えた。手前に1席空いていたので座った。厨房には男の店員3人。

221008kitakatasyokudou00221008kitakatasyokudou01 超多加水自家製手揉み麺 きたかた食堂 『中華そば塩煮干し』780円

醤油が筆頭だったが、『坂内食堂』のさっぱりした一杯をイメージし塩煮干しを選択。麺は中太か極太か確認されたので通常の中太麺でお願いした。15分以上待たされ提供された一杯は注文時自分がイメージしていたものとは色々違っていた。ビジュアルはいい感じだった。塩っぽい透明なスープに縮れ麺。具は白髭ネギと細切りメンマ、バラとモモ2種のチャーシュー各1枚。そしてスープだがハッキリくっきり煮干しが強く出た味わい。全然あっさりではなかった。だけど問題は麺の方で、屋号のほとんどを占める「超多加水自家製手揉み麺」とは店前に書かれている通り「手打ち式5割6分」、つまり加水率56%。食感で正にもちもちプリップリッ。この一杯は麺こそが主役だった。この麺を食べた時我の頭に思い浮かんだのは川崎南加瀬の『ラーメン日陰』だった。事前調べ無しで入店したので「資本系が早速あそこをパクったか」等と思ってしまったが、実際はこの店の開店は2016年7月16日で2018年7月頃に現在の屋号に改めて既にこのスタイルで営業していたそうだ。そして店主は喜多方にある『麺や玄』という店で修行し数店舗展開しているとの事。だから全然パクリではなかった。これは後から調べて初めて分かった事なので、食べ終わった時は「資本系がこれをやるか」と驚いていた。それぐらい麺の主張が強く、スープの味が強めだったので最初想像していた一杯とはかけ離れていた。麺と具は食べきってスープは残して店を出た。

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帰りはいつも通り御茶ノ水駅から湯島聖堂を抜け秋葉原に出て京浜東北線に乗って家路についた。

2022年9月17日 (土)

本田旨味

胃袋のみならず心までも満足させてくれた『まんてん』を退店した後、すぐ水道橋駅に戻り秋葉原に移動した。次に目指したのは『麺処ほん田』秋葉原本店だ。この店は2008年2月15日に東十条駅近くに創業しており、我は2009年1月10日に一度訪問している。当時から大人気店で行列に並んだ記憶がある。その店が2020年4月15日にJR秋葉原駅に本店を移して提供するラーメンも刷新したという。今日は『まんてん』で満たされたし、ある程度の行列だったら心の余裕を持って待てるだろうと軽い気持ちで立ち寄ったのだが…。秋葉原駅の改札を出たものの店の場所が分からず5分ちょっとさまよった挙げ句店に到着したのは開店して20分過ぎたあたりだった。店の前には30人弱の長蛇の列が既に生じており急いでその最後尾についた。並んでいる途中で女店員に入口脇の券売機で食券だけ買うよう促された。結局1時間待ちで店内に案内された。厨房内に男の店員3人と接客担当の男女2人の店員。客席は厨房前一列のカウンター5席、2人がけテーブル席2卓と4人がけテーブル席2卓。10分ほど待たされ提供された。

220917honda00220917honda01 麺処 ほん田 秋葉原本店 『味玉醤油』1250円

東十条時代は香味鶏のあっさり塩と濃厚魚介豚骨の2本立てだった。10年以上大行列を作っていたそのメニューを全てバッサリ切り捨て別の味に変えた決断力がまず凄い。なかなか出来る事ではない。さらに移転を機に麺は自家製麺に切り替えているのだそうだ。移転後のメニューは醤油、塩、各々のつけ麺、汁なし担々麺となっている。我は筆頭の醤油を味玉付きで注文。

麺は中細ストレート。具はきざみ葱、濃い色のメンマ数本、鶏チャーシュー1枚、レア気味の豚ロースチャーシュー2枚。トッピングの味玉丸1個。麺も具のひとつひとつ素晴らしかったが、問題はスープだ。レンゲでスープを一口啜った後衝撃を受けた。見た目からは最近流行りの鶏油を効かせたネオ中華そば系、ネオノスタルジー系等っぽいが、実際はそれを超越していた。最早魚介が効いているだの、醤油がまろやかだの、脂の旨さが感じられるだの、そんなの些細な事に思えた。何というか、出汁の旨味が凄いのだ。それでいながら油もしっかり効かせているので、あえて上品にならないよう、ラーメンの魅力を存分に味わえる仕上がりにしている事にも凄みを感じた。長年ラーメンの食べ歩きをしているが「ラーメンっていうのは凄い食べ物なんだな」と今更改めて思わせてくれた。しかもこれを感じたのは空腹の飢えた状態の自分ではなく、あの『まんてん』で満たされた後なのに、だ。更に暑い中1時間も待たされれば多少苛ついた気持ちになっていたのだが、その気持が霧散してしまった。この事実を前にすると、もう素直に感服させられたと言わざるを得ないね。まだ色々書きたい事はあるけど長くなりそうなので止める。とにかく驚くほど美味くて大満足だった。連食だったがその気持ちを店側に伝えるべく汁一滴残さず完飲完食して店を出た。そのままどこにも立ち寄る事なく駅に戻った。今日はこれ以上の事はないと思ったからだ。

2022年4月29日 (金)

雨休神田

3年ぶりに行動制限のかからないゴールデンウィーク初日。それでも我は旅行の計画は立てなかった。単純にそういう気分にならなかったからだ。こういう時は自分の直感というか感覚を信じた方が良いとこれまでの経験から判るので。それに天候も不安定のようで今日は昼から雨になるという予報だった。なので近場で済ませようかとも考えたが、せっかくなので都内に出るくらいはしよう。今日は神田まで足を伸ばした。またもやブログ開始時訪問して以来再訪問していない店巡りシリーズ。目的の店は『神田ラーメンわいず』。開店したのは2000(平成12)年3月。我はブログを書き始めて12日後の2006年6月7日に訪問して以来となる。当時職場の人に誘われて訪問した。全然ラーメンの事を分かっていない我は予め自分のラーメンの好みを伝えた上で教えてもらったのだが不安だったね。家系が好きとは伝えていたけどこの店は家系とは謳っていないからね。結果的には上質の家系っぽい一杯だったので高評価していた。でも機会に恵まれず今日の再訪問まで約15年10ヶ月の歳月が流れてしまった。

店に到着したのは開店30分後くらいだったが、既に満席で先客1人が店外待ちだった。この辺りはラーメン激戦区ですぐ近くに家系ラーメン店もあるのだがそちらはガラガラだったので人気のほどが伺える。でもこの店は相変わらず家系は名乗っておらず「濃厚旨口醤油」としか書かれていない。先客がすぐ退店するタイミングだったので1分程度の待ちで着席出来た。荷物は座席の上の棚に置き場があった。うなぎの寝床のように奥に長い店内。入口脇に券売機。厨房には男の店員3人。客席は厨房前に一列11席。後客も10人くらい来ていた。やはり人気店のようだ。

220429waiz00220429waiz01神田ラーメン わいず 神田本店 『玉子ラーメン』970円

初訪問時と同じメニューを注文。立地のせいか基本メニューも850円と高めの値段設定。15年前から270円も値上がりしている。当時はなかった「台湾まぜそば」と2本立てになっているらしい。しばらく待って提供された一杯は初訪問時からかなり変貌を遂げていた。当時は麺はストレート気味でスープもどちらかというと黄色っぽい色をしていたのだが、縮れが印象的な中太麺と濃いめの茶色のスープになっている。具は家系標準に近いが海苔は1枚だね。そしてチャーシューも燻製チャーシュー2枚に代わっていた。見た目は吉村家直系か武蔵家系に近くなっているが味もそれに近くなっている。見た目ほど醤油味は強くなかったけどね。だからライス必須という感じでもなかった。美味しかったけど少々お高いのが気になった。満足して退店。店外には客が雨の中待っていた。すぐ帰宅して午後は雨音を聞きながら昼寝をして休日時間を堪能した。

2022年2月23日 (水)

三地麺調

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水曜祝日。令和の天皇誕生日。冬らしく晴れて遠く富士山がよく見えた。

通年だと2月はあまり食べ歩きが進まないのだが、今年はパンデミックのせいでひきこもり生活が長引いているせいか逆に活発になっている。あまりに天気の良い休日なので我慢しきれず都内の気になっていた店へ訪問する事にした。今日の目的店は小伝馬町駅近くにある『中華そばたた味』という店。昨年3月31日に開店した新店だが、青森にある辛葱ラーメンで有名な『あさ利』という店に触発されてラーメンを作ったという。「青森辛葱ラーメン」、また我の知らない地麺?が出てきたな…。しかもそれのインスパイアに留まらず、東京で受けるよう千葉の隠れ地麺である「アリランラーメン」、更に「ラーメン二郎」のエッセンスまで加えた三種の地麺をかけ合わせたスタミナラーメンを提供しているという。我は個人的にこういう複数の種類のラーメンをかけ合わせ新しい味を生み出す店に魅力を感じる質なのでずっと気になっていた店なんだよ。営業は不定期なのだが今日はTwitterで営業が告知されていたので訪問してみる事にした。はりきって開店35分も前に店へ到着したのだが既に1人先客が待っていた。しばらくすると我の後ろにも7,8人並んだ。予定より10分前倒しで店員が暖簾を出して入店を促された。店内入口脇の券売機で食券を購入。厨房には男の店員2人。忙しそうなのに卒のない丁寧な接客対応で好印象。コートをハンガーにかけて着席。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。感染防止用の仕切り有り。すぐ満席になり外待ちが生じたようだ。

220223tatami00220223tatami02中華そば たた味 『特製スタミナ中華セット』 1280円

小ライスと生卵が付く券売機左上ボタンのセットを注文。無料トッピングはニンニクorショウガ、辛味の有無、背脂の量が選択出来る。二郎のコールのように提供直前に確認された。我はニンニク、辛味、背脂多めを選択。辛味は別の小皿で提供された。

220223tatami01220223tatami03麺はブリブリの縮れ太麺。スープは透明度がある綺麗な醤油色。見た目どおりしっかり醤油味なのだが、しょっぱさよりは僅かに甘みを感じる。具の葱や玉ネギからの影響かな。そこにきざみニンニクが加わるから二郎系に似た味わいになっている。予めブラックペッパー等も入っていて無化調ならぬ多化調だそうだ。具は葱、玉ネギ、ニラ、牛モツ、チャーシューとスタミナラーメンらしい布陣。特製は牛モツ3個とチャーシュー2枚が追加されているらしい。葱は太い筒状で、玉ネギも厚くきざんである。食べると甘みを感じる極上のもの。作り置きではなく都度炒めていた。モツは柔らかいけどプリプリで食感が楽しく、ラーメンの具ではなく単体でも美味しいと思われるレベルだ。チャーシューは脂身が少なくやや固めな食感でバランスを取ろうとしているのがわかるよ。更に同じく脂身の少ない角切り煮豚も美味いんだよ。辛味は自家製香唐辛子だそうだ。自家製ラー油に近かったな。流石都内で行列を生み出す店は本当に細かい所まで神経を使っているのがわかり頭が下がる思いだ。『あさ利』を未訪問のなのでよくわからないが、ブリブリ太麺と甘さを感じる醤油スープは「ラーメン二郎」を彷彿させ、大ぶりの甘い玉ネギが「アリランラーメン」を思い起こさせた。でもこの店が凄いのがチグハグさを全く感じさせず上手にまとめられているということだ。もうデフォルト状態で全部平らげたかったくらい美味しかった。でもせっかく生卵と辛味もあるので後半使用しそのバラエティも楽しんだ。残ったスープや生卵、具材を全てライスにかけて完飲完食の大満足!もうひとつのメニューである「辛スタミナ中華」にすると、より「あさ利」、より「アリラン」感が出てくるのだろう。それも気になったので再訪したいなー。丼等をカウンター上に上げで汚れを拭き取り店員に「ごちそうさま」と言いコートを腕にかけ退店した。店前には10人以上の行列が生じていた。朝飯を抜いてきたのだけど予想以上に満腹になってしまった。連食も想定していたが無理するのはやめた。腹ごなしに秋葉原駅まで歩いた。祭日の都内は人通りが少なかった。

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2021年12月18日 (土)

三馬路塩

昨年8月に我は博多ラーメン源流の店『三馬路』を継承している『博多うま馬』祇園店を訪問した。その時調査した過程で同店は東京にも支店を出している事を知って「いつか訪問しよう」と気になっていた。『博多うま馬』はラーメンも提供するが基本居酒屋としての営業形態なのだが、今年4月からランチタイムにラーメン専門の営業を始めそれに合わせて『三馬路』の屋号を限定復活させたらしい。そして今月9日に神田駅西口商店街の中に場所を移し路面店として開店させたというので訪問してみる事にした。

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秋葉原に立ち寄った後歩いて店へ向かった。食べログを頼りにビル街を縫うように歩いて店に到着したのは開店予定を1時間ばかりまわったくらい。まだ営業が不安定のようだが無事白い暖簾は出されていた。早速暖簾を割った。入口正面に券売機。厨房には男の店員2人。客席は厨房前に一列のカウンター6席のみ。先客2人後客1人。厨房内は店員がもう1人に技術的な教育をしているようで博多弁が飛び交っていた。他店の名前を出したり、コストダウンの事とかかなり突っ込んだ話が耳に入ってきてちょっと面白かった。211218sanmaaro00211218sanmaaro01麺専門店 博多 三馬路 東京店 『塩そば』 850円

基本メニューを注文。塩以外にはおそらく醤油味であろう「中華そば」が2番目としてメニューにあった。卓上に薀蓄が書かれていたが完全にこの塩そば推し。あまり待つことなく提供された。麺は中太ストレート。具は通常の葱のきざみと九条葱のきざみと小松菜、豚バラチャーシュー2枚と鶏チャーシュー1枚。鶏チャーシューにはデュクセルという椎茸とボルチーニからなる茸ペーストと柚子ペーストがのっていた。スープは名古屋コーチンや大山鶏から作っていて、そこに煮干しや貝等の旨味を重ねているという。鶏油が濃厚で柚子がとても合うハイレベルな塩ラーメン。後半卓上から柚子胡椒を追加して味変も楽しんだ。美味しかったしほぼ完食し満足はした。でもこれは『三馬路』の屋号でする事なのかというと甚だ疑問だ。望んでいた博多源流の豚骨ラーメンとはある意味真逆と言っていい一杯だった。おそらく店主は他店で最新の技術を習得し自分のやりたかったラーメンを完成させ出店を決めた時、実家の歴史あるラーメン店だった時の過去の屋号を「ちょうどいいや」と引っ張り名付けて営業するに至ったのだろう。でもそれは別の独自の屋号でやって欲しかったなあ。なんせ博多源流のラーメン店の屋号だよ。『カレと。Men』と同じ過去と決別するような営業方針でもこちらの方は感心しないな。継承すべきものは引き継いで欲しかったというのが正直な感想だ。

神田駅から東京に出て東海道線に乗り換え横浜へと戻った。

2021年9月24日 (金)

公式割込

柏から常磐線に乗り上野に出て山手線に乗り換え御徒町駅で下車。目指すは『王道家』清水社長肝いりで今年7月20日に開店した『王道家直系IEKEI TOKYO』。王道家「直系」ときたか。きっと同じラーメンを食べる事になるのに何故連食するのか。もう平日休暇モッタイナイ病でつい欲張ってしまったとしか言いようがない。こちらも大行列店と聞いていたしこういう時に連食し一気にかたをつけてしまおうと思った。場所は末広町駅近く。御徒町駅から歩いていった。

到着したのは12時半くらい。そんな時間だからか平日でも30人以上の行列が生じていた。我も最後尾につく。並び始めてかなり経った頃に知ったのだが、この店驚いたことに優先券なるものを店頭で配っていて、それを持っている客が行列の順番を無視して先に入店出来る、なんて事を平気でしているんだよ。これは問題有りだ。近隣への迷惑を考慮した対応だとしても、列ができていれば客は順番待ちだと思って理性的に並ぶよ。優先券なんて店側が公に割り込みをさせているに等しい行為だ。事前の整理券制配布制にするのか、先着順の店頭行列待ちのどちらかに統一しなくてならないはずだ。理性的に大人しく順番待ちをしている人の心理を理解していない。ひいては人の気持ちが理解出来ていない店って事になる。

結局40分近く待たされた。我が入店する直前に優先券客が2人割り込んできて待たされた。知らずに待っていた時間が無駄になるのが惜しかったから一応そのまま待ったが心の中では「もう二度とこんな店来るか!」と怒り心頭だった。ようやく店内に入れて券売機で食券を買ってもまた店内の待ち席がありそこでまた10分近く待たされた。もう馬鹿らしかった。厨房には男ばかり7人の店員。客席は厨房周りにL字型カウンター17席と4人がけテーブル席1卓。

210924iekeitokyo00210924iekeitokyo01王道家直系 IEKEI TOKYO 『ラーメン(麺かため・油多め)』 700円

『王道家』連食なので筆頭基本メニューを家系定番の好みで注文。今度はちゃんと順番通りに提供された。味は予想通り『王道家』柏店と全く一緒。つまり家系として美味しい部類の一杯。だけど我はもう二度とこの店には来ないだろう。『王道家』グループは我と相性が極めて悪いようだ。YouTubeの情報だけでは駄目で実際訪問してみないと判らないという事を改めて学んだ次第。

秋葉原まで歩いて買い物をしてから家路についた。

2021年3月 3日 (水)

水昼天神

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昨日に続いて御茶ノ水駅付近の外仕事。昼飯、あまり腹は減っていなかったのでちょうどよかろうと入ったのは博多ラーメン店『博多天神』に入店することにした。元々は『つけ麺大王』のFC店として誕生したがその後独立して都内に数店舗展開しているようだ。ちょうど正午あたりだったので店外で1人待っていた。でも1分足らずで入店を促された。厨房にはおっちゃん店員2人と接客のおばちゃん店員1人。厨房周りにL字型カウンター11席、2人がけテーブル席3卓。アクリル板の仕切りはあるが昔のラーメン店然とした雰囲気がある。口頭で注文。後客途切れず外待ちは続いていた。

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豚骨らーめん博多天神 御茶ノ水店 『味噌豚骨ラーメン』 550円

通常の博多豚骨だと面白さがないので味噌にしてみた。麺のかたさの好みは確認されなかったが他の客はコールしていたので聞いてはくれるみたいだ。具は薬味ネギ、もやし、細切りきくらげ、チャーシュー1枚。最近きくらげの細切りを有料トッピングにしている店が多い中これは嬉しいと思った。しっかりと味噌の味が感じられる味噌豚骨スープ。美味いじゃん。

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替え玉1回無料なのでかため指定で注文。ボリュームも良く満足出来た。都内で今どきこの値段でラーメン食べられるのはなかなかないはず。気分良く料金を支払い退店した。

2021年3月 2日 (火)

都内新潟

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今日は久々に午後から外仕事で都心へ移動した。久々都心に来たが緊急事態宣言下の平日日中でもパンデミック以前と何ら変わらない人の多さだ。正午過ぎくらいに御茶ノ水駅に下車。駅前に飲食店はいっぱいあったと記憶していたので行きあたりばったりで店を物色すると『新潟発祥なおじ』という燕三条ラーメンを提供している店を発見した。後で調べたことだが総本店は新潟市にあるようだが、この店を含めて都内に6店舗展開中のグループらしい。長らく燕三条ラーメンを食べていなかったのでこの店に決めた。狭くて縦長な異様な店舗だ。早速入店しようとするもこの時間帯なので店内と店外で一人待ち。入口の券売機での食券購入待ちだったようだ。厨房は1階にあり男の店員2人と接客の女店員1人。客席のメインは2階のようだが1階には立ち食いスペースがある。女店員に「今満席で立ち食いスペースならすぐご案内出来ます」と言われたので立ち食いスペースにした。

210302naoji00210302naoji01新潟発祥 なおじ 御茶ノ水店『背脂中華玉ネギ』 840円

迷わず基本の背脂中華玉ネギ入りを注文。立ち食いスペースだと味玉サービスになる。麺は太麺ストレート。具は玉ネギの角切りたっぷりと穂先メンマ、脂身の多いバラチャーシュー3枚。味玉は黄身トロリ。スープは煮干し感たっぷりニボニボ。それと背脂の甘さ。久々の燕三条ラーメンを堪能することが出来満足。スープまで完飲した。

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