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2025年2月19日 (水)

味噌大麺

寒の戻りがきた2月半ばの水曜平日。朝晩の通勤時は指がかじかむほどだ。

会社からの帰宅途中に川崎まで足を伸ばした。『らぁめん大山(たいざん)』川崎店が今月13日にリニューアルしたと聞き興味が湧いたからだ。まあ平日なので駅チカの通し営業店を選択する方が行列に並ばずスムーズに食べられるだろうと考えたのが選択の主な理由だけど。前回訪問したのは約14年前でほぼ記憶は残ってないが二郎インスパイアの海老塩味ラーメンをメインにしていたと思う。今回それを自家製麺に切り替え新たなメニューを追加したという。

JR川崎駅ビルのアトレ地下1階、以前は「ラーメンシンフォニー」と名乗っていたラーメン数店舗が軒を連ねている一角に店を発見した。店外券売機で食券を購入し入店。厨房には男2人女2人。客席は厨房前一列カウンター6席と2人がけテーブル席1卓。奥は角になっていてよく見えなかったがおそらく4人がけテーブル席2卓。何と前後客ゼロだった。よって早めに提供された。

250219taizan00 250219taizan01 らぁめん大山 アトレ川崎店『味噌大麺』1300円

今回新たに加わった新メニューのひとつ。他には普通のラーメンのワンタン麺等があるが、「大麺」と付くメニューが自家製麺に切り替わった二郎インスパイアのメニューになるのだろう。だけど我は店員に食券を渡す時点ではそうとわからなかったので「ニンニク入れますか?」と聞かれた際「少なめで」としか答えられなかった。普通に二郎コールが通るのかは不明。

250219taizan02 ヤサイコールなしでも結構な盛りのヤサイの山が築かれていた。割合はもやし8キャベツ2くらいかな?チャーシューは大きいが崩れている状態のやつが2個入っていた。ニンニク少しにした理由は、二郎系の店が提供する味噌味って大概きざみニンニクの威力に負けてしまっていて結局二郎味になっている例が多かった為だ。でもこの一杯に関してはそれは杞憂だった。高級八丁味噌を使用しているそうで濃厚な味噌味のスープでちょっとやそっとのニンニク量では影響されない味噌味。しかも鰹節も結構入っているようでこれで更にスープの味の輪郭がハッキリした状態になっている。更に写真で分かる通りスープ表面に結構な油層が出来ている。これこそがジャンク!これこそがラーメンの魅力と言わんばかりだ。

しかし、そんなスープの印象すら霞ませてしまうくらいの存在感を示しているのが今回のリニューアルのウリでもある自家製麺だ。ボキボキ食感、ワシワシ食感の縮れに縮れた極太麺のインパクトはなかなかのものだ。濃厚味噌味のままでボキボキワシワシの極悪二郎。これこそが我が今まで求めていた二郎の味噌ラーメン。油ギッシュなスープは残したものの具と麺は完食した。この麺なら味噌ではなく通常二郎味のニンニク増しの「大麺」を食べに再訪問したいと思った。我はジロリアンではなく二郎の経験値も浅いのだが、こういったゴワゴワボキボキ極太麺を扱う二郎系の店はいずれも大行列になっている例が多い印象がある。それがこの店ならば駅チカで(あまり)並ばずに食べられる穴場なのではと感じている。また二郎系ラーメンが食べたくなったら川崎まで足を運ぶ価値はあると思う。冷水を飲んで口中の油を抜いてからティッシュで口を拭い店員に「ごちそうさまー」と言って大満足で退店した。

2024年11月16日 (土)

曇浜川崎

241116sky01秋晴れには程遠い灰色の雲で覆われた朝を迎えた土曜休日。洗濯は明日にまわすか。他の家事を済ませ外出した。

今月9日、JR浜川崎駅付近に興味深い店が開店したというので行ってみる事にした。『ラーメンショップ◯Q(マルキュー)』という店で「懐かしいけど新しい新世代のラーメンショップ」を謳い文句にしている。なかなか厳しい場所にあるにも関わらず開店以降連日行列が生じ定刻の営業終了時間を待たずスープ切れで営業終了になっているようなので開店前早めの到着を目指した。平日は朝7時から営業開始だが土日は11時からだそうだ。JR川崎駅前バス停からバスに揺られる事約15分くらいかけ近場のバス停に到着し目的の店に到着出来たのは開店のちょうど30分ほど前。それでも店前には既に3人の先客が待っていた。

定刻に開店する頃には我の後ろに15人以上の行列が生じていたので人気は本当だったようだ。開店したけど店員によって順番に店内へ案内されるようだ。先客3人で止められ中々店内に案内してもえないで5分ほど待たされようやく入店を促された。店内中央の券売機で食券を購入し店員に食券を渡すと席を指定されるので着席。水は持ってきてくれるようだ。サーモスのコップだ。店員は外国人混じりで男3人女2人。客席は厨房前の一列のカウンター10席のみ。後客も入店を制限され常に満席にならないよう案内されていた。これが行列が伸びてしまう要因のようだ。

241116ramenshopq00 241116ramenshopq01 ラーメンショップ◯Q『ネギチャーシュー麺』1200円

店の看板メニューを注文。基本のラーメンは750円。特に確認される事は無かったが、頼めば麺かためやら色々対応してくれるみたい。基本の味以外に味噌や辛味噌が準備されていた。丼は底が浅いラーショらしい丼が使用されスタイルを踏襲する拘りが伺えた。

241116ramenshopq02麺はやや縮れた細麺。具はわかめと黒メンマ数本、海苔1枚、胡麻油で若干和えられたたっぷりの葱、それとかためのチャーシューが6枚ほど。スープは透明度高めで背脂がたっぷり入っている。事前情報では「完全乳化した真っ白いスープが特徴的」と写真入りでレポートされていたが、実際はそんな事は無く、一般的なラーショのスープ。若干塩味は強めには感じたけど。メニュー表の写真を見ても白濁スープではないので立ち上げ当初のブレだったみたいだね。その分上質のラーショらしい味わい。背脂たっぷりでヘビーでジャンク感。途中卓上から豆板醤や黒胡椒を投入して味変も少し楽しみながら大満足で完食し退店する事が出来た。店前には20人を超える行列が続いていた。

バスでJR川崎駅に戻りアトレのユニクロで父の下着を購入。その後スーパーで食料調達した後家路についた。

ラーメン店営業が手慣れている様子だったので気になって帰宅後調べてみたら、ここの店舗は以前サンライズキッチンFCの唐揚げ店だったようなので、その関連なのかも知れないね。もしかしたら、だけど。

2024年5月 4日 (土)

川崎立喰

240504sky01 みどりの日の土曜祭日。今朝も冷え込んだが日が昇るに連れ爽やかな5月らしい気温になってきた。お出かけ日和。でもゆっくり過ごしたい。早めに外出して早めに帰宅したいところ。なので朝8時半前くらいに家を出た。

今日の目的は今月1日開店したばかりの『新橋ニューともちんラーメン』川崎駅前店だ。もしかしたら「ちゃん系」の神奈川県初進出店になるのかな?未訪問だが高円寺の『ともちんラーメン』に発した新橋の『ニューともちんラーメン』の支店のようだ。場所は銀座街の『箱根そば』跡地でそのまま立喰いスタイルらしい。営業は朝7時から朝5時までの22時間営業。我が店に到着したのは朝9時過ぎくらいだったが結構賑わっていた。10人くらいいたかな?店頭券売機に並びはなかったのでスムーズに食券を購入。ここは現金払いのみ。地域に合わせた対応だ。ここで自ら半券をちぎって片方を店員に渡す。厨房には男の店員2人。後からもう1人男の店員がやって来た。カウンターの一部を確保し食券の番号が呼ばれるのをしばらく待った。退店時には来客は後をたたず券売機前に並びが生じていた。

240504newtomochin00240504newtomochin01 中華そば専門店 新橋ニューともちんラーメン 川崎駅前店『中華そば』700円

筆頭基本メニューを注文。今では奇跡のようなこの価格は満足度に直結する。更に驚くべきことにライス無料サービス。我は頼まなかったが大中小サイズ選択可。立ち食いそばと同じで食券の番号が呼ばれたら厨房に取りに行って自分で運び立喰いだ。

240504newtomochin02

麺はモチモチ食感の中太平打ストレート麺。具はどっさり万能ねぎのきざみとメンマ数本、チャーシューは大小様々な大きさのやつが沢山入っていていちいち枚数を数えられないほど。スープはしっかり塩分強め。油もあるが不思議と飲みやすい。「よくやるよなー」と思わず感嘆してしまうほど徹底して客の「満足度」を追求している。価格も重要な要素なので、この値段でこの具材たっぷりの美味しい一杯のラーメンが食べられるのなら文句を言う客は少ないだろうし、意図的に敷居を低くしているのでリピート率も高いのだろう。昨今二郎系も値上がっているようなので、もしかしたらその座を取って代わる可能性があるなーと思った。大満足で返却口に丼を戻して店を出た。「ちゃん系ラーメン」のさらなる県内進出を希望したい。

電車で横浜へ移動し買い物を済ませ午前中の間に帰宅。午後は丸々静かな自宅で快適に過ごす事が出来た。

2023年3月17日 (金)

玉辛赤寅

230317kawasaki001 どんよりとした雲に覆われた空の金曜平日。予報だと日が沈むくらいから雨が降り始めそのまま明日は寒い雨の1日になるという。そんな天候だと金曜の退社後とはいえ駅から離れた場所にある新店を開拓する気にならない。駅から近い未訪問店を検討したところ、今週日曜の訪問候補に上げていたが結局行かなかった、先月20日に川崎駅近くに開店した『玉』グループの新ブランド店『赤寅』へ訪問してみる事にした。場所はJRと京急の駅の中間あたり。ガラス張りで天井が高いお洒落な店舗。早速入店。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われ2人がけテーブル席に着席。店員は男2人女2人。客席は厨房前に一列4席、窓側に一列2席のカウンター席。左側に2人がけテーブル席7卓、4人がけ丸テーブル3卓。先客7人後客9人。口頭で注文。

230317akatora00230317akatora04 REDHOTNOODLES 赤寅

『寅そば(普通)』979円+『セット特製唐揚げ』352円=1331円

看板メニューらしい「寅そば」と唐揚げセットを注文。ライス付き。寅そばは辛さを4段階から選べる事が出来る。普通にしておいた。

230317akatora01230317akatora02 麺は自家製中太平打ストレート。具は胡麻油で和えられたラーショで提供されるような葱とスライスされた茹で卵。でスープなのだが…辛さ普通選択なのに激烈に辛い!旨味とかを感じる前に立ちはだかる辛さ。少しでも喉に入ると高確率でむせる事になる。箸で引き上げる度に麺に絡みつく唐辛子片。葱や茹で卵を食べてもろくにエスケープ出来ない。こんなに強烈だったとは。参った。味わうどころではなかった。具と麺はなんとか食べきった。筆頭のネギ味噌を頼んでおくべきだった。『玉』がこっち方面に攻めてきたか。

230317akatora03

唐揚げ3個と白米。ここで何とか少し立て直したが出来た。たぶんあっさりめの味付の唐揚げだったと思う。食べ終わりテーブル番号札をレジに持っていき料金を支払い退店した。汗がなかなか止まらなかったが家路についた。

2023年3月12日 (日)

川崎酒田

230312sky001 昨日とうって変わり曇天で迎えた日曜休日。昨日結構遠方へ出かけたので今日は近場がいいなー。そう思いつつ市内の新店情報を見ても不確定要素が多くリスクが高いと思えたので、川崎まで足を伸ばしてみる事にした。

山形酒田の名店『ケンちゃんラーメン』インスパイア店として、川崎・京町付近で営業を続けている『手打ち中華そば 酒田』。修行経験はなく独学のインスパイアだがなかなか再現度が高く好印象の一杯だった。その店の支店が今月1日、矢向駅から1kmほどの場所に出来たと聞き行ってみる事にした。川崎駅からバスに乗り付近のバス停で下車し、そこから歩いて店に到着したのは開店の20分も前。流石に店前に誰もいなかった。しかしすぐ後客はやって来て我の後ろに並んだ。定刻に開店する頃には後ろに7,8人は並んでいた。一番乗りで入店。こじんまりとした居酒屋の跡地みたいな渋い雰囲気の店舗だ。店中央に設置された券売機で食券を買うと店員に奥から詰めて座るように言われ食券を差し出し着席。厨房には20代前半かそれ以下に見える若い男の店員3人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。初回で満席になり外待ちが生じていた様子。

230312sakata00230312sakata01 手打ち中華そば 酒田 河原町店

『チャーシュー麺』1050円+『玉ねぎ』100円=1150円

チャーシュー麺に玉葱トッピング。好みは「身入り」と言われる背脂のみ指定。本店で筆頭醤油を食べていたので今回は塩を頼んだつもりだったが、店員に確認すると「醤油でご注文されていましたが」と言われた。納得し難かったが面倒だし、本店での醤油は美味しかったからこのままでいいや、となった。

230312sakata02

ピロピロの縮れ麺だがしっかりとシコシコとした食感の手打ち麺。麺量200gだとか。これがかなりスープを持ち上げてきて美味いんだよ。具はきざみ葱、細切りメンマ、海苔2枚、チャーシュー5枚。トッピングのきざみ玉葱はこの一杯と親和性が高く頼んでおいて大正解。そしてスープだがここ最近の煮干しメインのラーメンとは違うものの、結構なニボニボ感と醤油のキレが絶妙で東北で脈々と続く日本の麺文化さえ感じさせるような気がしてくる。ハッキリした味わいなのにじんわり染み入るというか。そこに背脂が加わりラーメンとしての魅力を増幅させてくれる。これは箸が止まらなくなるね。どんどん食べ進めてしまい短時間で完飲完食してしまった。結果的に今日この店を選んで大正解だった。こんな店が近くに出来たらそりゃ通いたくなるわ。東日本の人間の舌と心に刺さるであろう一杯だ。大満足で退店すると店の外には7人くらい並んでいたよ。

帰りもバスで川崎駅に戻りどこにも寄らず電車に乗り横浜へ戻った。食材を買った後家路についた。

2022年5月29日 (日)

穴場玉浸

220529tree001 日曜休日。昨日以上に陽射しが強く気温も30℃近くまで上昇し夏日となった。毎日使用していたリュックが壊れはじめたので新調する事にした。安物買いの金失いにならぬようしっかりとしたものを選びたい。こういう場合無計画にダンジョン化した横浜に出るよりいっそ川崎に出た方が良いと経験して分かっているので出向く事にした。

220529kawasaki001 とりあえず目的を達成して後は使って慣れろだ。そして昼食だが、このところの強行的な食べ歩きを続けていたせいか特に意欲が湧いてこない。なのでラゾーナ川崎のフードコートで済まそうかと思ったけど、日曜休日にあんな場所に行ったら並ぶし席は見つからないし子供たちは大声出してはしゃぎまわっているし…という光景が目に浮かんだので取り止めた。でも駅から長距離歩いて向かうなんて意欲はない。なので食べログアプリで調べると見つけたのが『玉(ぎょく)』の支店。え?『玉』の別ブランド店は駅近くにあったのは知っているけど、本店とそのまま同じブランドでも駅近くに出店していたのか?後でしらべたら昨年5月13日に開店したという。今日は夏日だし食欲もあまりないのでつけ麺を食べるには都合が良いだろう。行ってみる事にした。でもだいたい川崎タワーって何処だよ?調べたら駅西口の線路沿いにあるJRが所有する高層ビルの事らしい。だから駅から歩道で直結していた。強い陽射しを避けられるし、行ったことがない場所で新鮮な気持ちになれたので良い選択だった。店に到着したのは開店10分近く前だったので屋外の木陰のベンチで休んだ。心地よい風が吹いて気持ち良く危うくうたた寝してしまいそうになった。開店時間になったので店に再び行ってみるとちょうど先客4人が入口付近にある券売機で食券を購入しているところだった。その列に続いて食券を購入した。JRのビルなのでSuicaは使えた。店内は流石に清潔で綺麗だ。店員は男3人と女1人。客席は厨房前一列のカウンター8席。窓側にテーブル席が2人席2卓と4人席3卓くらい。先客4人後客3人。

220529gyoku00220529gyoku03 中華そば つけめん玉 JR川崎タワー店『特製つけめん』1170円

筆頭の特製を注文。食券を店員に渡すと冷盛で良いか確認されたので頷いた。

220529gyoku02

麺は黄色い平打太麺。具は全てつけ汁側に、薬味葱、メンマ数本、鰹節、海苔2枚、肉厚のチャーシュー3枚、味玉丸1個。スープは本店とほぼ遜色ないと思われる荒々しい濃厚魚介豚骨。流石に本店の近くでは安易に比較されるし下手は打てないってことだろう。この水準のつけ麺が駅近くで日曜なのに並ばずに食べられるというのは穴場なのではないか。落ち着いた雰囲気だし、スープ割が煮干しと柚子の2種からセルフで選べるのもいいね。ほぼ大満足で気持ちよく店を出る事が出来た。

そのまま駅に戻り横浜へ戻り家路についた。午後は家でゆっくりと休んだ。

2022年5月14日 (土)

近藤溶卵

昨夜は結構強めの雨音が雨戸の外から聞こえてきた。休みで良かったよ。明けて土曜休日の朝も未だ雨が残っていて傘をさしてゴミを捨てに行った。雨は徐々に弱くなり9時半過ぎ頃には止んだので傘も持たないで家を出た。

220514fujimidouri001 先週訪問した新店『らーめんささき』店主が『近藤家』川崎店店主を努めていたと聞いた時「あれ?『近藤家』に川崎店なんてあったんだ?」と今更ながら知る事になった。そして『近藤家』オリジナルというスープに卵を溶いた「とき玉」というメニューも興味があったので未訪問の『近藤家』川崎店に行ってみる事にした。調べたら首都高速横羽線高架下沿いというかなり東京湾に近い場所にあった。京急川崎駅まで出てからバスに乗って近くまで移動する事にした。店に到着したのは開店1,2分後くらい。ちょうどいいタイミングだなと思っていたんだけど店内に先客は結構入っていて入口脇の券売機で食券購入待ちの列が出来ていた。こんな交通の便が悪く、しかも土曜日だというのにこんなに人気の店だったのかと驚いた。厨房には男の店員3人と女の店員1人。客席は厨房周りにコの字型カウンター25席あり仕切り板などはないがテープでスペースを明確にして席も制限している様子。でも客が多くなってくると客席数は増やしていた。先客7人後客11人くらい。

220514kondouya00 220514kondouya01ラーメン近藤家 川崎店

『ラーメン』700円+『とき玉』100円=800円

筆頭基本メニューととき玉を注文。好みは麺かためのみ指定。「油多めはしばらく中止」と貼り紙があった。鶏油不足はまだ収まっていないようだ。

220514kondouya02

ただ家系ラーメンのスープに生卵を入れ溶いただけ。ただそれだけなのにこんなに印象が変わるのかと驚いた。家系の男っぽいところは完全に鳴りを潜め、とても優しい味わいに変化している。元々『近藤家』のラーメンは家系の中でも原初の形に近く、どちらかというと優しい味わいだという事はだいぶ影響していると思う。でも、それにしてもこんなに優しくなるものかね?味は正に溶き卵スープのようなラーメンだ。つまらない表現で言えば「飲んだ後に最適」な味。長年家系ラーメンを食べて来たというのに初めて知った事実。今頃知るかね。ラーメンというのは実に奥深いな。大満足で退店した。

220514yokohane001 こんな場所滅多に来ないのでちょっと歩いてみた。そうしたらまだ未知のラーメン店を見つけてしまった。『マルカミラーメン』という店だ。こういう工業地帯にある労働者向けのラーメンって我には魅力的に映ってしまうんだよ。迷ったけど立て続けの連食を決行してしまう事にした。早速入店。入口脇に券売機。厨房には店主と思しき男1人。客席は厨房前に一列のカウンター7席。先客ゼロ後客1人。220514marukamiramen00220514marukamiramen01

マルカミラーメン 『ラーメン』650円

基本のラーメンを注文。好みとかは聞かれなかった。大盛りサービスということだが連食の為に断った。他に味噌、つけ麺、辛いラーメン、チャーハン等がメニューにあった。提供された一杯は背脂チャッチャの豚骨醤油っぽい一杯。麺は黄色い中細縮れ麺。具はざんぎり葱と平メンマ数本、肉厚のチャーシュー2枚。なかなかのコストパフォマンスの高さ。見た目からして甘めの豚骨醤油なのだろうなーと思ってレンゲで一口啜ったら…酢?すっぱいぞ?なんか間違っているのでは?と思いよっぽど店主に確認しようと思ったが、もし本当にこれがこの店の味だったらかなり失礼だと思い留まった。そんなわけでちょっと評価は出来ないな。残念。でも一期一会。麺と具は何とか食し店を出た。

東扇島線沿いのバス停に戻り川崎駅の戻り家路についた。

2022年3月30日 (水)

川崎環二

220330kawasaki001 水曜平日定時退社日。会社帰り川崎駅まで足を伸ばした。このところ川崎訪問が多いな。今回は再訪シリーズではなく新店開拓だけど。

吉村家直系『環2家』が今月26日川崎に3号店を出店したと聞き訪れてみる事にした。先日蒲田に2号店を出店したばかりでハイペースな支店出店だ。総本山『吉村家』も代替わりした影響なのか直系店の支店出店が活発になってきた。そもそも『環2家』は『つけめん玉(ぎょく)』グループに譲渡された店なので、そのお膝元の川崎に出店するのは自然の流れだ。駅西口から徒歩7分くらいの新川通り沿いに店を発見。自宅からだと距離的には本店の方が近いけど、駅近くなのでアクセスはこちらの店の方が断然楽だ。お、店前に客はいない!…と思ったら店員に「食券を買ったら一度外でお待ちいただけますか」と言われてしまった。入口隅の券売機でプラ板食券を買って外道路沿いに1人並んでいたので後に続いた。我の横にもすぐ数人の行列が出来た。先客が次々と出ていったがなかなか入店案内されない。入れ替え制ではないけど4名単位くらい一括で案内されるようだ。5分程度待たされて入店を促された。入口近くに設置された給水器で水をコップに注ぎ指定された席に着席。客席は厨房周りに赤いL字型カウンター15席。2席ずつ感染防止用の仕切りが設置され、予め受け皿が置かれている。店員は男2人と女2人。

220330kan2ya00220330kan2ya02

ラーメン 環2家 川崎店

『チャーシューメン』880円+『玉ネギ』100円+『ライス』120円=1100円

我の吉村家直系店定番の注文。ただ前情報でパンチが弱めと聞いていたので好みは「麺かため・味濃いめ・油多め」指定。玉ねぎでスープが薄まる可能性も考慮した。

220330kan2ya01

トッピングの玉ねぎは最初から丼の中に入った状態で提供された。あれ?玉ねぎデカイな!失敗したか?と警戒したけど結果的にはジャストサイズだった。むしろ総本山のみじん切りみたいに細かく刻んであると水分でスープが薄まるから。こちらは適度な大きさで玉ねぎの甘みも伝わってくる。スモークチャーシュー3枚入り。やや脂身が多い。スープは正に吉村家直系。むしろ味濃いめ指定を後悔したほど。バッチリ白飯に合う家系ラーメン。後半は卓上からラーメン専用の酢をかけて味変もしてみた。たっぷり時間をかけて完食。スープはちょっと濃すぎたので少し残したけど。大満足で店を出ると店前には10人程度の行列が生じていた。

腹がいっぱいになったし今日は気温が高かったので暑かった。どこにも立ち寄らず家路についた。

2022年3月26日 (土)

雷家再訪

220326city001 線路の下をくぐって駅西口にまわり八丁畷駅方面へ歩を進めた。月曜日フラれた家系ラーメン店『雷家』にリベンジする為だ。前回訪問は2006年11月10日。約15年ぶりの再訪となる。六角家姉妹店とある。正午10分過ぎくらいに店に到着。既に先客で店内は賑わっている様子。店前に待ちはなかったので早速入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りにJ字型カウンター12席。2席単位で仕切り板有り。先客8人後客5人。

220326kaminariya00220326kaminariya01横浜家系らーめん 雷家 『ラーメン』 700円

筆頭基本メニューを注文。好みは我の家系定番の「麺かため・油多め」。だけどこの店は元々油多めなのか結構な油の量になってしまっていた。麺は家系王道の酒井製麺製。もちもちした食感。具は家系標準。チャーシューはやや大きめで脂身が少ない。スープは醤油ダレは弱めで豚骨出汁の味で楽しませてくれるタイプ。家系クラシックスタイルそのもの。美味いね。でも油多すぎた。標準にしておくべきだった。満足して店を出ることが出来た。そのまま川崎駅へ戻り家路についた。

宿下名店

土曜休日。早朝ゴミ捨ての為玄関のドアを開くとモワッと生暖かい空気が吹き付けてきた。空は今にも雨が降り出しそうな一面灰色に染まった空。こんな日は好んで外出したい気分にならないのだけれど、床屋の予約を入れていたので朝9時過ぎには家を出た。2ヶ月ぶりだったのでサッパリした気分になれた。

220326cherry001 先週末に引き続き川崎駅へ移動。ブログ開設当初に一度訪問したっきりの店再訪シリーズ。横浜市内だと何だかんだと一度は再訪済の店が多いが、川崎はそういう店は少ない。今日はそれらの店を再攻略だ。まず向かったのは駅東口から歩いて8分くらいのところある「ビジネスホテルインオカベ」1階で営業し続けているラーメン店『中華そば おかべ』だ。我は2007年1月11日に一度訪問して以来になる。当時も完食しているので高評価だが約15年の月日が流れどうなったかだ。正午10分前くらいに入店。ホテルのフロントの対角線上に暖簾があり、その対面に券売機が設置されていた。到着時先客が食券を買っていたので後に続き購入してから暖簾を割った。店内は賑わっていた。厨房は奥にあり見えにくかったが店主と思しき男の店員1人と女の店員2人。接客担当は荷物入れを持ってきてくれたり気配りが丁寧。客席はL字型カウンター7席と4人がけテーブル席3卓。感染防止用の仕切り有り。先客10人後客7人くらいか。正午の時間帯だからか常に賑わっている状態で地元民から支持されているのが判る。

220326okabe00220326okabe01中華そば おかべ 『中華そば』780円

筆頭基本メニューを注文。麺は大盛り無料らしく食券を店員に渡した歳確認されたが連食予定の為普通でお願いした。あまり待たされる事なく提供された。具はわけぎ、もやし、メンマ、海苔1枚、小ぶりのバラチャーシュー3枚。麺はかために茹でられた中太縮れ麺。このかための縮れ麺は結構印象的だった。普通盛りを指定したのだが麺量が多く感じた。大盛と間違えられた可能性があるけど美味しかったから問題ナシ。そしてスープはもはや懐かしさすら感じる魚介豚骨。我の印象からすると魚介濃度はほどほどでセーブされいい塩梅にあっさりと仕上がっている。食べやすくて実に美味しい一杯。15年越しでも同様に完飲完食マークを出した。大きなブームが生じた物は、その潮の引きはじめる時に「時代遅れ」のレッテルが貼られる。そのレッテルは自然に剥がれるまで剥がす事は困難で接着力が弱まるには膨大な時間を要する。それを耐え忍び生き残って晴れてレッテルが剥がれた物には自ずと本物の風格が備わっているものと考えている。この店は妙な場所にあるにも関わらず、そういう店になっていた。大満足で退店した。

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