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2024年5月 4日 (土)

川崎立喰

240504sky01 みどりの日の土曜祭日。今朝も冷え込んだが日が昇るに連れ爽やかな5月らしい気温になってきた。お出かけ日和。でもゆっくり過ごしたい。早めに外出して早めに帰宅したいところ。なので朝8時半前くらいに家を出た。

今日の目的は今月1日開店したばかりの『新橋ニューともちんラーメン』川崎駅前店だ。もしかしたら「ちゃん系」の神奈川県初進出店になるのかな?未訪問だが高円寺の『ともちんラーメン』に発した新橋の『ニューともちんラーメン』の支店のようだ。場所は銀座街の『箱根そば』跡地でそのまま立喰いスタイルらしい。営業は朝7時から朝5時までの22時間営業。我が店に到着したのは朝9時過ぎくらいだったが結構賑わっていた。10人くらいいたかな?店頭券売機に並びはなかったのでスムーズに食券を購入。ここは現金払いのみ。地域に合わせた対応だ。ここで自ら半券をちぎって片方を店員に渡す。厨房には男の店員2人。後からもう1人男の店員がやって来た。カウンターの一部を確保し食券の番号が呼ばれるのをしばらく待った。退店時には来客は後をたたず券売機前に並びが生じていた。

240504newtomochin00240504newtomochin01 中華そば専門店 新橋ニューともちんラーメン 川崎駅前店『中華そば』700円

筆頭基本メニューを注文。今では奇跡のようなこの価格は満足度に直結する。更に驚くべきことにライス無料サービス。我は頼まなかったが大中小サイズ選択可。立ち食いそばと同じで食券の番号が呼ばれたら厨房に取りに行って自分で運び立喰いだ。

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麺はモチモチ食感の中太平打ストレート麺。具はどっさり万能ねぎのきざみとメンマ数本、チャーシューは大小様々な大きさのやつが沢山入っていていちいち枚数を数えられないほど。スープはしっかり塩分強め。油もあるが不思議と飲みやすい。「よくやるよなー」と思わず感嘆してしまうほど徹底して客の「満足度」を追求している。価格も重要な要素なので、この値段でこの具材たっぷりの美味しい一杯のラーメンが食べられるのなら文句を言う客は少ないだろうし、意図的に敷居を低くしているのでリピート率も高いのだろう。昨今二郎系も値上がっているようなので、もしかしたらその座を取って代わる可能性があるなーと思った。大満足で返却口に丼を戻して店を出た。「ちゃん系ラーメン」のさらなる県内進出を希望したい。

電車で横浜へ移動し買い物を済ませ午前中の間に帰宅。午後は丸々静かな自宅で快適に過ごす事が出来た。

2023年3月17日 (金)

玉辛赤寅

230317kawasaki001 どんよりとした雲に覆われた空の金曜平日。予報だと日が沈むくらいから雨が降り始めそのまま明日は寒い雨の1日になるという。そんな天候だと金曜の退社後とはいえ駅から離れた場所にある新店を開拓する気にならない。駅から近い未訪問店を検討したところ、今週日曜の訪問候補に上げていたが結局行かなかった、先月20日に川崎駅近くに開店した『玉』グループの新ブランド店『赤寅』へ訪問してみる事にした。場所はJRと京急の駅の中間あたり。ガラス張りで天井が高いお洒落な店舗。早速入店。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われ2人がけテーブル席に着席。店員は男2人女2人。客席は厨房前に一列4席、窓側に一列2席のカウンター席。左側に2人がけテーブル席7卓、4人がけ丸テーブル3卓。先客7人後客9人。口頭で注文。

230317akatora00230317akatora04 REDHOTNOODLES 赤寅

『寅そば(普通)』979円+『セット特製唐揚げ』352円=1331円

看板メニューらしい「寅そば」と唐揚げセットを注文。ライス付き。寅そばは辛さを4段階から選べる事が出来る。普通にしておいた。

230317akatora01230317akatora02 麺は自家製中太平打ストレート。具は胡麻油で和えられたラーショで提供されるような葱とスライスされた茹で卵。でスープなのだが…辛さ普通選択なのに激烈に辛い!旨味とかを感じる前に立ちはだかる辛さ。少しでも喉に入ると高確率でむせる事になる。箸で引き上げる度に麺に絡みつく唐辛子片。葱や茹で卵を食べてもろくにエスケープ出来ない。こんなに強烈だったとは。参った。味わうどころではなかった。具と麺はなんとか食べきった。筆頭のネギ味噌を頼んでおくべきだった。『玉』がこっち方面に攻めてきたか。

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唐揚げ3個と白米。ここで何とか少し立て直したが出来た。たぶんあっさりめの味付の唐揚げだったと思う。食べ終わりテーブル番号札をレジに持っていき料金を支払い退店した。汗がなかなか止まらなかったが家路についた。

2023年3月12日 (日)

川崎酒田

230312sky001 昨日とうって変わり曇天で迎えた日曜休日。昨日結構遠方へ出かけたので今日は近場がいいなー。そう思いつつ市内の新店情報を見ても不確定要素が多くリスクが高いと思えたので、川崎まで足を伸ばしてみる事にした。

山形酒田の名店『ケンちゃんラーメン』インスパイア店として、川崎・京町付近で営業を続けている『手打ち中華そば 酒田』。修行経験はなく独学のインスパイアだがなかなか再現度が高く好印象の一杯だった。その店の支店が今月1日、矢向駅から1kmほどの場所に出来たと聞き行ってみる事にした。川崎駅からバスに乗り付近のバス停で下車し、そこから歩いて店に到着したのは開店の20分も前。流石に店前に誰もいなかった。しかしすぐ後客はやって来て我の後ろに並んだ。定刻に開店する頃には後ろに7,8人は並んでいた。一番乗りで入店。こじんまりとした居酒屋の跡地みたいな渋い雰囲気の店舗だ。店中央に設置された券売機で食券を買うと店員に奥から詰めて座るように言われ食券を差し出し着席。厨房には20代前半かそれ以下に見える若い男の店員3人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。初回で満席になり外待ちが生じていた様子。

230312sakata00230312sakata01 手打ち中華そば 酒田 河原町店

『チャーシュー麺』1050円+『玉ねぎ』100円=1150円

チャーシュー麺に玉葱トッピング。好みは「身入り」と言われる背脂のみ指定。本店で筆頭醤油を食べていたので今回は塩を頼んだつもりだったが、店員に確認すると「醤油でご注文されていましたが」と言われた。納得し難かったが面倒だし、本店での醤油は美味しかったからこのままでいいや、となった。

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ピロピロの縮れ麺だがしっかりとシコシコとした食感の手打ち麺。麺量200gだとか。これがかなりスープを持ち上げてきて美味いんだよ。具はきざみ葱、細切りメンマ、海苔2枚、チャーシュー5枚。トッピングのきざみ玉葱はこの一杯と親和性が高く頼んでおいて大正解。そしてスープだがここ最近の煮干しメインのラーメンとは違うものの、結構なニボニボ感と醤油のキレが絶妙で東北で脈々と続く日本の麺文化さえ感じさせるような気がしてくる。ハッキリした味わいなのにじんわり染み入るというか。そこに背脂が加わりラーメンとしての魅力を増幅させてくれる。これは箸が止まらなくなるね。どんどん食べ進めてしまい短時間で完飲完食してしまった。結果的に今日この店を選んで大正解だった。こんな店が近くに出来たらそりゃ通いたくなるわ。東日本の人間の舌と心に刺さるであろう一杯だ。大満足で退店すると店の外には7人くらい並んでいたよ。

帰りもバスで川崎駅に戻りどこにも寄らず電車に乗り横浜へ戻った。食材を買った後家路についた。

2022年5月29日 (日)

穴場玉浸

220529tree001 日曜休日。昨日以上に陽射しが強く気温も30℃近くまで上昇し夏日となった。毎日使用していたリュックが壊れはじめたので新調する事にした。安物買いの金失いにならぬようしっかりとしたものを選びたい。こういう場合無計画にダンジョン化した横浜に出るよりいっそ川崎に出た方が良いと経験して分かっているので出向く事にした。

220529kawasaki001 とりあえず目的を達成して後は使って慣れろだ。そして昼食だが、このところの強行的な食べ歩きを続けていたせいか特に意欲が湧いてこない。なのでラゾーナ川崎のフードコートで済まそうかと思ったけど、日曜休日にあんな場所に行ったら並ぶし席は見つからないし子供たちは大声出してはしゃぎまわっているし…という光景が目に浮かんだので取り止めた。でも駅から長距離歩いて向かうなんて意欲はない。なので食べログアプリで調べると見つけたのが『玉(ぎょく)』の支店。え?『玉』の別ブランド店は駅近くにあったのは知っているけど、本店とそのまま同じブランドでも駅近くに出店していたのか?後でしらべたら昨年5月13日に開店したという。今日は夏日だし食欲もあまりないのでつけ麺を食べるには都合が良いだろう。行ってみる事にした。でもだいたい川崎タワーって何処だよ?調べたら駅西口の線路沿いにあるJRが所有する高層ビルの事らしい。だから駅から歩道で直結していた。強い陽射しを避けられるし、行ったことがない場所で新鮮な気持ちになれたので良い選択だった。店に到着したのは開店10分近く前だったので屋外の木陰のベンチで休んだ。心地よい風が吹いて気持ち良く危うくうたた寝してしまいそうになった。開店時間になったので店に再び行ってみるとちょうど先客4人が入口付近にある券売機で食券を購入しているところだった。その列に続いて食券を購入した。JRのビルなのでSuicaは使えた。店内は流石に清潔で綺麗だ。店員は男3人と女1人。客席は厨房前一列のカウンター8席。窓側にテーブル席が2人席2卓と4人席3卓くらい。先客4人後客3人。

220529gyoku00220529gyoku03 中華そば つけめん玉 JR川崎タワー店『特製つけめん』1170円

筆頭の特製を注文。食券を店員に渡すと冷盛で良いか確認されたので頷いた。

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麺は黄色い平打太麺。具は全てつけ汁側に、薬味葱、メンマ数本、鰹節、海苔2枚、肉厚のチャーシュー3枚、味玉丸1個。スープは本店とほぼ遜色ないと思われる荒々しい濃厚魚介豚骨。流石に本店の近くでは安易に比較されるし下手は打てないってことだろう。この水準のつけ麺が駅近くで日曜なのに並ばずに食べられるというのは穴場なのではないか。落ち着いた雰囲気だし、スープ割が煮干しと柚子の2種からセルフで選べるのもいいね。ほぼ大満足で気持ちよく店を出る事が出来た。

そのまま駅に戻り横浜へ戻り家路についた。午後は家でゆっくりと休んだ。

2022年5月14日 (土)

近藤溶卵

昨夜は結構強めの雨音が雨戸の外から聞こえてきた。休みで良かったよ。明けて土曜休日の朝も未だ雨が残っていて傘をさしてゴミを捨てに行った。雨は徐々に弱くなり9時半過ぎ頃には止んだので傘も持たないで家を出た。

220514fujimidouri001 先週訪問した新店『らーめんささき』店主が『近藤家』川崎店店主を努めていたと聞いた時「あれ?『近藤家』に川崎店なんてあったんだ?」と今更ながら知る事になった。そして『近藤家』オリジナルというスープに卵を溶いた「とき玉」というメニューも興味があったので未訪問の『近藤家』川崎店に行ってみる事にした。調べたら首都高速横羽線高架下沿いというかなり東京湾に近い場所にあった。京急川崎駅まで出てからバスに乗って近くまで移動する事にした。店に到着したのは開店1,2分後くらい。ちょうどいいタイミングだなと思っていたんだけど店内に先客は結構入っていて入口脇の券売機で食券購入待ちの列が出来ていた。こんな交通の便が悪く、しかも土曜日だというのにこんなに人気の店だったのかと驚いた。厨房には男の店員3人と女の店員1人。客席は厨房周りにコの字型カウンター25席あり仕切り板などはないがテープでスペースを明確にして席も制限している様子。でも客が多くなってくると客席数は増やしていた。先客7人後客11人くらい。

220514kondouya00 220514kondouya01ラーメン近藤家 川崎店

『ラーメン』700円+『とき玉』100円=800円

筆頭基本メニューととき玉を注文。好みは麺かためのみ指定。「油多めはしばらく中止」と貼り紙があった。鶏油不足はまだ収まっていないようだ。

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ただ家系ラーメンのスープに生卵を入れ溶いただけ。ただそれだけなのにこんなに印象が変わるのかと驚いた。家系の男っぽいところは完全に鳴りを潜め、とても優しい味わいに変化している。元々『近藤家』のラーメンは家系の中でも原初の形に近く、どちらかというと優しい味わいだという事はだいぶ影響していると思う。でも、それにしてもこんなに優しくなるものかね?味は正に溶き卵スープのようなラーメンだ。つまらない表現で言えば「飲んだ後に最適」な味。長年家系ラーメンを食べて来たというのに初めて知った事実。今頃知るかね。ラーメンというのは実に奥深いな。大満足で退店した。

220514yokohane001 こんな場所滅多に来ないのでちょっと歩いてみた。そうしたらまだ未知のラーメン店を見つけてしまった。『マルカミラーメン』という店だ。こういう工業地帯にある労働者向けのラーメンって我には魅力的に映ってしまうんだよ。迷ったけど立て続けの連食を決行してしまう事にした。早速入店。入口脇に券売機。厨房には店主と思しき男1人。客席は厨房前に一列のカウンター7席。先客ゼロ後客1人。220514marukamiramen00220514marukamiramen01

マルカミラーメン 『ラーメン』650円

基本のラーメンを注文。好みとかは聞かれなかった。大盛りサービスということだが連食の為に断った。他に味噌、つけ麺、辛いラーメン、チャーハン等がメニューにあった。提供された一杯は背脂チャッチャの豚骨醤油っぽい一杯。麺は黄色い中細縮れ麺。具はざんぎり葱と平メンマ数本、肉厚のチャーシュー2枚。なかなかのコストパフォマンスの高さ。見た目からして甘めの豚骨醤油なのだろうなーと思ってレンゲで一口啜ったら…酢?すっぱいぞ?なんか間違っているのでは?と思いよっぽど店主に確認しようと思ったが、もし本当にこれがこの店の味だったらかなり失礼だと思い留まった。そんなわけでちょっと評価は出来ないな。残念。でも一期一会。麺と具は何とか食し店を出た。

東扇島線沿いのバス停に戻り川崎駅の戻り家路についた。

2022年3月30日 (水)

川崎環二

220330kawasaki001 水曜平日定時退社日。会社帰り川崎駅まで足を伸ばした。このところ川崎訪問が多いな。今回は再訪シリーズではなく新店開拓だけど。

吉村家直系『環2家』が今月26日川崎に3号店を出店したと聞き訪れてみる事にした。先日蒲田に2号店を出店したばかりでハイペースな支店出店だ。総本山『吉村家』も代替わりした影響なのか直系店の支店出店が活発になってきた。そもそも『環2家』は『つけめん玉(ぎょく)』グループに譲渡された店なので、そのお膝元の川崎に出店するのは自然の流れだ。駅西口から徒歩7分くらいの新川通り沿いに店を発見。自宅からだと距離的には本店の方が近いけど、駅近くなのでアクセスはこちらの店の方が断然楽だ。お、店前に客はいない!…と思ったら店員に「食券を買ったら一度外でお待ちいただけますか」と言われてしまった。入口隅の券売機でプラ板食券を買って外道路沿いに1人並んでいたので後に続いた。我の横にもすぐ数人の行列が出来た。先客が次々と出ていったがなかなか入店案内されない。入れ替え制ではないけど4名単位くらい一括で案内されるようだ。5分程度待たされて入店を促された。入口近くに設置された給水器で水をコップに注ぎ指定された席に着席。客席は厨房周りに赤いL字型カウンター15席。2席ずつ感染防止用の仕切りが設置され、予め受け皿が置かれている。店員は男2人と女2人。

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ラーメン 環2家 川崎店

『チャーシューメン』880円+『玉ネギ』100円+『ライス』120円=1100円

我の吉村家直系店定番の注文。ただ前情報でパンチが弱めと聞いていたので好みは「麺かため・味濃いめ・油多め」指定。玉ねぎでスープが薄まる可能性も考慮した。

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トッピングの玉ねぎは最初から丼の中に入った状態で提供された。あれ?玉ねぎデカイな!失敗したか?と警戒したけど結果的にはジャストサイズだった。むしろ総本山のみじん切りみたいに細かく刻んであると水分でスープが薄まるから。こちらは適度な大きさで玉ねぎの甘みも伝わってくる。スモークチャーシュー3枚入り。やや脂身が多い。スープは正に吉村家直系。むしろ味濃いめ指定を後悔したほど。バッチリ白飯に合う家系ラーメン。後半は卓上からラーメン専用の酢をかけて味変もしてみた。たっぷり時間をかけて完食。スープはちょっと濃すぎたので少し残したけど。大満足で店を出ると店前には10人程度の行列が生じていた。

腹がいっぱいになったし今日は気温が高かったので暑かった。どこにも立ち寄らず家路についた。

2022年3月26日 (土)

雷家再訪

220326city001 線路の下をくぐって駅西口にまわり八丁畷駅方面へ歩を進めた。月曜日フラれた家系ラーメン店『雷家』にリベンジする為だ。前回訪問は2006年11月10日。約15年ぶりの再訪となる。六角家姉妹店とある。正午10分過ぎくらいに店に到着。既に先客で店内は賑わっている様子。店前に待ちはなかったので早速入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りにJ字型カウンター12席。2席単位で仕切り板有り。先客8人後客5人。

220326kaminariya00220326kaminariya01横浜家系らーめん 雷家 『ラーメン』 700円

筆頭基本メニューを注文。好みは我の家系定番の「麺かため・油多め」。だけどこの店は元々油多めなのか結構な油の量になってしまっていた。麺は家系王道の酒井製麺製。もちもちした食感。具は家系標準。チャーシューはやや大きめで脂身が少ない。スープは醤油ダレは弱めで豚骨出汁の味で楽しませてくれるタイプ。家系クラシックスタイルそのもの。美味いね。でも油多すぎた。標準にしておくべきだった。満足して店を出ることが出来た。そのまま川崎駅へ戻り家路についた。

宿下名店

土曜休日。早朝ゴミ捨ての為玄関のドアを開くとモワッと生暖かい空気が吹き付けてきた。空は今にも雨が降り出しそうな一面灰色に染まった空。こんな日は好んで外出したい気分にならないのだけれど、床屋の予約を入れていたので朝9時過ぎには家を出た。2ヶ月ぶりだったのでサッパリした気分になれた。

220326cherry001 先週末に引き続き川崎駅へ移動。ブログ開設当初に一度訪問したっきりの店再訪シリーズ。横浜市内だと何だかんだと一度は再訪済の店が多いが、川崎はそういう店は少ない。今日はそれらの店を再攻略だ。まず向かったのは駅東口から歩いて8分くらいのところある「ビジネスホテルインオカベ」1階で営業し続けているラーメン店『中華そば おかべ』だ。我は2007年1月11日に一度訪問して以来になる。当時も完食しているので高評価だが約15年の月日が流れどうなったかだ。正午10分前くらいに入店。ホテルのフロントの対角線上に暖簾があり、その対面に券売機が設置されていた。到着時先客が食券を買っていたので後に続き購入してから暖簾を割った。店内は賑わっていた。厨房は奥にあり見えにくかったが店主と思しき男の店員1人と女の店員2人。接客担当は荷物入れを持ってきてくれたり気配りが丁寧。客席はL字型カウンター7席と4人がけテーブル席3卓。感染防止用の仕切り有り。先客10人後客7人くらいか。正午の時間帯だからか常に賑わっている状態で地元民から支持されているのが判る。

220326okabe00220326okabe01中華そば おかべ 『中華そば』780円

筆頭基本メニューを注文。麺は大盛り無料らしく食券を店員に渡した歳確認されたが連食予定の為普通でお願いした。あまり待たされる事なく提供された。具はわけぎ、もやし、メンマ、海苔1枚、小ぶりのバラチャーシュー3枚。麺はかために茹でられた中太縮れ麺。このかための縮れ麺は結構印象的だった。普通盛りを指定したのだが麺量が多く感じた。大盛と間違えられた可能性があるけど美味しかったから問題ナシ。そしてスープはもはや懐かしさすら感じる魚介豚骨。我の印象からすると魚介濃度はほどほどでセーブされいい塩梅にあっさりと仕上がっている。食べやすくて実に美味しい一杯。15年越しでも同様に完飲完食マークを出した。大きなブームが生じた物は、その潮の引きはじめる時に「時代遅れ」のレッテルが貼られる。そのレッテルは自然に剥がれるまで剥がす事は困難で接着力が弱まるには膨大な時間を要する。それを耐え忍び生き残って晴れてレッテルが剥がれた物には自ずと本物の風格が備わっているものと考えている。この店は妙な場所にあるにも関わらず、そういう店になっていた。大満足で退店した。

2022年3月21日 (月)

春分曇日

220321sky001 月曜だが春分の日、三連休最終日。三連休だけど遠出が出来なかったから今日は県央の有名行列店に行ってみようかな?等と当初は考えていたけどどんより曇った空を見てその気も失せてしまった。今月末で閉店してしまう吉野町の老舗甘納豆店『おもや』で最後のお別れをしようかと家から歩いて向かうも何とシャッターが降りていた。休業らしい。

ああ無駄足ふんでしまったと思いつつ吉野町から地下鉄に乗り桜木町駅へ出て京浜東北線に乗り換え川崎駅へ向かった。昨日連食を考えていた家系ラーメン店『雷家』へ行ってみようと思った。開店予定の10分も前に到着してしまいシャッターが上がるのを待ったが定刻を過ぎても開店する気配なし。こちらも諦め別の店を探す為第一京浜方面へ歩を進めた。腹はすっかり家系ラーメンを求めていたので検索して見つけたのは『豚骨らーめん 道』という店。壱六家独立店と名乗っている。2020年1月7日オープンしたらしい。早速入店。入口付近にある券売機で食券を購入。先客はおらずお好きな席へと言われたのでテーブル席に陣取った。客席は厨房前に一列4席のカウンター席と4人がけテーブル席2卓。男の店員2人。前後客ゼロだった。

220321michi00220321michi01壱六家独立店 豚骨らーめん 道 『醤油ラーメン並』 750円

筆頭基本メニューを麺かため・油多めで注文。中央にあるうずら玉子1個が壱六家感を出している。麺は中太ストレート。醤油寄りの醤油豚骨スープ。求めていた家系の味わいで美味しかった。我はラオタ歴15年目だから壱六家というと真っ白い豚骨寄りのスープの印象が強い。時代は変わったなーとしみじみ思い出を振り返りながら食べたよ。満足して退店した。

仲見世通りを通り川崎駅地下街アゼリアに至った。ここも飲食店が立ち並ぶ場所。そこで目に飛び込んできたのが『中華そば青葉』の大きな暖簾。そしてデザインも中野本店さながら。えー川崎にも出店してたのは知らなかった。調べたら2016年3月16日にはもう開店していたらしい。我はこのところ本ブログの初期の頃を読み返していたのでとても懐かしく感じてしまった。『青葉』は我にとって大きな存在だ。ラーメンを食べ歩く以前からその味に感動して中野本店まで出向いていたほどだ。今日は妥協を繰り返してしまったので連食してしまおうと暖簾を割った。入口付近の券売機で食券購入。厨房には男の店員3人と女の店員1人。客席はL字型カウンター15席で8割方先客で埋まっていた。席は指定され着席。ちょうど正午近くだったので後客も続々来店し店外に行列が生じていたようだ。

220321aoba00220321aoba01中華そば 青葉 川崎アゼリア店 『特製中華そば』930円

本日2杯目なので基本の中華そばにしておこうかと迷ったが絵面が明らかに貧相に見え気分も晴れないと判断し特製を注文。あーこのあっさりしたいい塩梅の魚介豚骨が実に旨い。下手に濃厚にしないところが好き。魚介豚骨のパイオニアだけあって独自の味が完成されている。予めかかっている黒胡椒も意外と好きなんだなー。連食2杯目なのでスープは少し残してしまったが麺と具は全て平らげ大満足。気分良く退店し帰ることが出来るよ。

京浜東北線に乗り桜木町で下車。サミットで買い物をして家路についた。

2022年3月20日 (日)

春春木屋

昨日は3回目のワクチン接種の副作用があり1日部屋に引きこもっていた。朝の内はちょっとボーッとするくらいだったので出かけてようかと思ったけど昼に近づくと熱が出てきた。外出を思い留まっておいて良かったよ。風邪が悪化した時のようで結構辛かった。残念な3連休初日になってしまったが、これはワクチンが効いている証拠と考え良かったと思う事にしよう。けれどもあれだけ1日寝込んでいるとそれだけで疲労が溜まり悪循環になっていくのが判ったよ。

220320sky001 明けて翌日。雲が多く日々寒暖の差が大きい日々が繰り返しこれまでの冬の快晴の空は望めなくなってきた。季節は春に変わってきたという事だ。

目覚めたらすっかり接種箇所の痛み、ダルさは引いている。昨日の鬱憤もあり都内遠征も考えたけど、今日は食料品の調達をしないといけない。なので折衷案で川崎までは出向いてみる事にした。駅に隣接した川崎ラゾーナのフードコートの店舗入れ替えが今月15日に行われ、そこに何と荻窪中華そばの雄『春木屋』が出店すると聞いたからだ。あの『春木屋』の中華そばが川崎とは言え近場で食べられるようになるのかとテンションが上がった。そもそも『春木屋』ってフードコートに出店するような店だっけ?早速フードコートへ行ってみた。朝10時10分くらいに到着した。春木屋のところだけ既に5人くらい並んでいたのでその後に続いた。3分くらい待って注文カウンターで口頭注文。電子マネー払い。ブザーを渡され席を確保し待つこと10分で提供された。

220320harukiya00220320harukiya03荻窪中華そば 春木屋 ラゾーナ川崎店

『味玉中華そば』950円+『ミニ昭和カレーセット』300円=1250円

メニュー1番左上の味玉中華そばとミニ昭和カレーセットを注文。

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麺は縮れに縮れた中太麺。ややかたさも感じられる低加水のもっちりした食感。具は薬味ネギ、メンマ数本、三角海苔1枚、味玉丸1個、チャーシュー1枚。スープはラードたっぷり、ニボニボ感ギンギンの存在感のあるスープ。町中華風の見た目に騙されてはいけない、まぎれもなく『春木屋』の中華そばだった。フードコートでもここまで味を再現できる時代になったんだなーと感心した。いわゆる「春木屋理論」で作り上げているのかも知れないけど、食べた時のインパクトは凄かった。

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このラゾーナ川崎店オリジナルメニューという「昭和カレー」のミニサイズ。ラーメンとのセットで300円。見た目真っ黄色で当時学校給食で提供されたのを思い出す。こちらも当時の味を再現しているというより、思い出補正でも満足出来る玉ねぎが活きた美味しいカレーだった。フードコート提供だけど十分満足出来た。連食は止めておこう。

その後併設されているスーパーサンワで食料調達した後、丸善書店で本を購入したりした。大型家電店もすぐ行けたりとても便利だなと改めて感じた。逆に言うと横浜や上大岡はとても不便に感じている。ちょっと電車移動時間がかかるけど買い物は川崎が便利だ。目的達成で重い買い物袋を持って電車に乗り家路についた。

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