カテゴリー

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

2022年12月16日 (金)

脂黒椎茸

221216sky04

スコーン!という擬音が聞こえそうなくらい突き抜けるような青空の下、見知らぬ町を歩く。時間の縛りもない、ただのんびりと歩く。もうそれだけで心に出来た痼みたいなものが徐々に弛緩して溶けていくような気さえする。今日休んで本当に良かった。

221216sky03

『藁』を出て東海道沿いに歩いて少し路地に入った閑静な場所に次の目的店『創作麺処スタ☆アト』という店が現れた。2019年4月27日に開店した店で、店主は大阪の店からやって来たそうだ。早速入店。厨房には若く見える店主と接客担当の女店員の2人。客席は2人がけテーブル席が5卓並んだ10席。冊子メニューを見て口頭で注文。料金先払い。先客は2人で後客ゼロ。

221216start00221216start01 創作麺処 スタ☆アト 『セアブラックしいたけ』930円

筆頭は炭火肉生姜しょうゆそば、2番手はお出汁の中華そばだったのだが、先に食べた『藁』と被りそうだったし、せっかく創作麺処と名乗っているわけだから3番手に書かれたメニューを注文してみた。麺の量は小並中大同料金、また麺は普通の麺と手切り麺を選択出来た。より創作っぽさを体験しようと思って手切り麺を並の量を指定した。しばらく待っていると大きめで底の浅い丼で提供された。店員から「よく混ぜて下さい」と言われた。もう立ち昇る香りが椎茸。正直言って我は椎茸ってそんなに得意な食材ではないんだよ。どちらかというと苦手意識がある。だから恐る恐るレンゲでスープを啜ってみる。確かに椎茸の味は感じるんだけど、ブラックたる黒胡椒のような尖った味わいと背脂によるまろやかさに中和されしっかりとラーメンのスープに仕上がっていた。椎茸出汁の濃いめの黒胡椒ラーメンだね。思ったより抵抗なく、美味しく食べ進めることが出来た。手切り麺はもう「きしめん」そのものだった。具は刻み葱と平メンマ数本、ほうれん草と僅かな辛味、バラとロース2種のチャーシュー。このチャーシュー、なかなか美味しかったよ。スープこそ完飲まで出来なかったが麺と具は完食した。面白いだけではなくしっかりと美味しい創作麺だった。好感が持てる店だったが、店主のTwitterによると学びの旅に出る為年内か来月くらいに閉店してしまうのだそうだ。ギリギリ間に合ってこの一杯を味わえて良かったよ。大満足で店を出た。

221216sky05

辻堂駅の方へゆっくり歩いて向かう。それにしても広い青空だなー。気分が良いよ。時刻は正午を20分ほど過ぎた辺りだったので、新しく出来た商業施設「テラスモール湘南」にも入ってみた。今更こういう大型商業施設に何の興味もないのだが、無印良品やロフトで雑貨を見ているとそれだけで楽しいものだ。少々買い物をして駅に戻り横浜へ帰った。3時過ぎの用事には余裕で間に合い有意義な平日休暇の時間を過ごせた。

冬晴藁訪

221216sky01

金曜平日。今日は午後3時過ぎに所用があった為事前に休暇を取っていた。2ヶ月ぶりの有給休暇なので午後半休とかケチケチせず丸1日休みとした。折しも空には雲ひとつ無い抜けるような青空。快晴だ。こんな日にダラダラ家で過ごすのは勿体なさ過ぎるので朝9時には家を出た。もちろん何も食べずに。都内遠征も考えたけど久々に西方向へ行ってみる事にした。横浜駅に出てから東海道線に乗り西の湘南地区へ向かった。降りたのは辻堂駅。約8年ぶりに訪れた。8年前は駅前再開発工事の真っ最中だった記憶がある。それが今や見違えるように綺麗になっており別の街に来たかのようだ。

221216sky02

最初の目的店は辻堂駅から約1kmほど離れた場所にある『らーめん藁(わら)』だ。今年の6月22日に開店した新店。店主は『しおらーめん進化』町田駅前店の店長を務めた人で地元に戻って独立したという形らしい。最近某ラーメン雑誌で新人賞を受賞したとかで有名になっているとか。言い訳がましいが、我はその雑誌は立ち読みした程度で昔から買った事はない。どうもラーメンの最新トレンドを追うような内容だったので、ご当地ラーメン好き&老舗店好きの我とは興味の方向が全然合わない感じだったからだ。なのでその本の権威や影響力も良く知らない。でもその影響で並んで待つのは嫌なのでそれを回避すべく開店15分以上前に店に到着した。店前には誰もおらず待ち席に座って開店を待った。結局定刻に開店しても後客は来なかった。やっぱり都内の店と茅ヶ崎の駅から離れた店とは事情が違うらしい。早速入店。入口脇に券売機。厨房には店主夫婦と思しき男女2人。店内は新店らしく綺麗で清潔感があり明るい配色。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と4人がけテーブル席2卓。後客は1人客と2人組客がかなり後になって入店してきた。

221216wara00221216wara01 らーめん 藁 『特製しょうゆらーめん』1100円

メニューは醤油と塩があったが、我は券売機左上の法則に従い醤油の特製を選択した。麺は柔らかめに茹でられた平打中太ストレート。具は刻み葱と三つ葉、平メンマ数本、半分に切られた味玉1個、鶏と豚のチャーシューが各2枚づつ。豚の方は炙りが入っていた。

221216wara02

一見巷でよく出会う水鶏系ネオ中華そばっぽい見栄えだが、もう立ち上る香りが違う。何というか「旨味」を感じさせる香り。実際飲んでみると「こりゃあ美味いよ!」と最初から白旗上げてしまいそうになるくらい複雑な旨味成分を凝縮させたような味わい。凄みさえ感じさせる美味さ!と、べた褒めだが、麺はちょっと柔らかすぎて我の好みとは一致しなかったな。このスープと釣り合っていない。というか、そこを要求しちゃうのは酷過ぎると思わせるくらいスープの出来が良過ぎる。こういう一杯を食べると、ラオタ的には普段チェーン店や近所の店で食べてても良いけど、たまに上限クラスにいる一杯をわざわざ足を運んででも食べに行って、ラーメンという料理が持つの凄みを思い出すというのは大切なことかも知れないなー…等と思っちゃったよ。言うまでもなく完飲完食で大満足で退店した。

2018年8月10日 (金)

夏昼五三

平日休暇はもっと堪能するぞ。再び小田急江ノ島線で湘南台まで戻った。駅から徒歩2分ほどの場所に今年の6月13日に開店した新店『53’s Noodle』という店だ。店主は町田の『天国屋』で修行して、藤沢の雑居ビルで金曜限定でラーメンを提供していたが、ようやく店舗で営業開始出来たということらしい。店に到着したのは午後2時前。しかし店前に2人待っていた。凄いな。暑さはあったけどビル風が吹いて心地よかった。10分ほど待ってようやく入店。喫茶店のようなサッパリとした内外装。厨房には若い店主と男の店員1人、女の店員1人。口頭で注文。厨房は後客は6人くらい来店。

18081053snoodle00 18081053snoodle01 53’s Noodle 『醤油そば』 780円

こちらも醤油と塩がメイン。 でもこちらは筆頭醤油を選択。イイ顔をした一杯が登場。ややかために茹でられた麺は平打中細ストレート。滑らかな食感。具は青ネギのきざみ、メンマ数本、2種のチャーシュー。しっかりした醤油味と鶏と魚介の出汁の味とのバランスがいい。…というラオタっぽい言い回しの感想になってしまったが、美味かった。人気も納得。満足して退店出来た。

180810minatomirai02 その後銀行に寄ってからブルーライン快速に乗って横浜に出て買い物。その後みなとみらいに移動して「万葉倶楽部」で汗を流し落とした。癒やしだねー。綺麗なみなとみらいの景色を見ながら帰路についた。

昼下渦跡

今日は午後会社を休み午後はフリーとした。当分夏休みは温存せざるを得ないけど、流石に暑いしキツイ。たかが半日休暇だけどようやく取れたのだ。自分なりに癒やしに活用しよう。正午に会社を出ると容赦のない日差しが照りつけてきて肌がヒリヒリするようだ。

せっかくなのでラオタらしい人気店に行ってみよう。久々に藤沢の店を選んだ。小田急江ノ島線で藤沢からひと駅目の本鵠沼駅で下車。駅から徒歩1分程度の場所に県内でも有名店として知られた『麺やBar 渦』という店があったが今年2月に閉店してしまった。その跡地にオープンしたのは、『麺バルHACHIKIN』。今年5月1日にオープンしたという。そしてその店主は『麺やBar 渦』店主の母親であり、その店のラーメンをプロデュースしたのは、何とあのミシュラン星獲得店として有名な『JapaneseNoodles 蔦』店主だという。コンセプトは『蔦別邸』だそうだ。更に驚くのは、実は『蔦』店主はこの店の店主の息子であり、『麺やBar 渦』店主の弟でもあるという。凄い家系だなー。そんな訳で話題の店で土日訪問は厳しそうなので平日訪問したわけだ。午後1時過ぎに店に到着。店前に待ちはなし。早速入店。湘南の雰囲気を感じる夏らしい内装。厨房には若い男の店員2人と、後からオーナーと思しきおばさんが厨房に入った。厨房周りにL字型カウンター10席。仕切りがあって見えなかったが奥にはテーブル席が数卓あるらしい。先客は7人くらいだったが店員に席を指定されたのでそこに座った。卓上にメニュー冊子があったのでそれを見て口頭注文。後客は9人。5人組は奥の席に案内されていた。

180810hachikin00 180810hachikin01 麺バル HACHIKIN 『塩Soba味玉』 1000円

醤油と塩があった。『蔦』では醤油を頼んでいたのでこちらでは塩を食べてみることにした。麺は細ストレート。結構柔らかめなのでそうめんのような食感。具は白髭ねぎ、細切りメンマ、青菜のおひたし、ロースとモモの2種のチャーシュー。トッピングの味玉は中心部だけトロリで周りはしっとりという凝ったもの。スープは高知県産の天日塩「海一粒」を使用。出汁は屋号の元となっている高知県産の「はちきん地鶏」と、藤沢のブランド豚「みやじ豚」の背脂、白身魚、昆布や各種節系から摂ったという。かなり凝ったスープなのでかなり上品で今まで味わったことがない味。感想は「まろやか」。言ってしまうと複雑過ぎて我の知識と駄舌では理解に時間がかかるような感じ。美味いのは確かだが『蔦』で感じた衝撃を思うとちょっとだけ肩透かしだったかな。比較するなという方が無理なシチュエーションだからね。

180810hachikin02 +『カレーセット』 450円=1450円

せっかくの平日休暇、豪勢に行こうとサイドメニューも注文。本鵠カレー(小)と鶏皮餃子3つ。カレーは日本風と東南アジア系の中間のようでパクチーがよく合っていた。鶏皮餃子もパリパリしてしっかりと餃子の味がする。どちらも我の馬鹿舌でも十分美味いと感じられるものだった。注文しておいて良かった。

店の料理や店内の雰囲気は良かったのだが、問題は我の隣に座っていた先客の親父。やたらと話かけてくるんだよ。良くいる話好き自慢好きの退役親父で、先のオーナーも呼び止められ対応に苦慮していた。飲食店経営しているとこういう客の対応に苦慮するのだろう。我も適当に対応して「こちらに踏み込んでくるな」オーラーを出してやんわりと距離をとったんだけどね。それでもせっかくの食事タイムを侵害されて不愉快だ。問題は店員がこの客の存在をよく知っていながら、他にも席が空いているのに我をこの席に案内したことだ。その店は不満が残り気持ちよく退店は出来なかった。

2017年5月20日 (土)

藤沢牛乳

今日は朝から陽光が厳しい土曜日。洗濯物を干して早々に家を出る。先日七里ヶ浜の『ハイブリット』で牛乳ラーメンを食べた時、やっぱり牛乳ラーメンが湘南地方に少なからず広まりを見せているな、と感じたので、改めて原店の『こぐま』@藤沢に行ってみたくなった。

店に到着したのは開店5分以上前。でも既に2人待ちがあったので後に続いて並ぶ。後客が来ないまま開店。入店する。厨房にはおじさん店員2人。外装は変わったが店内は昔のまま。Jの字型カウンター20席。口頭で注文。後客4人。

170520koguma00 170520koguma01 札幌らーめん こぐま 『牛乳ラーメン』 680円

目的のメニューを注文。考えてみるとこの店には数度訪問しているが、このメニュー以外頼んだ事がない。麺は北海道系によく見られる多加水中太縮れ麺。具は薬味ネギ、モヤシ、茹で玉子スライス2枚、大ぶりのチャーシュー1枚。やっぱり塩ラーメンの味がするスープ。塩ラーメンにコクを出す為に牛乳を投入したのではないか?と思っちゃったりする。牛乳のほのかな甘味みたいなものもあまり感じない。あんまりピンとこない一杯。といいつつほぼ食べてしまった。

2016年2月 6日 (土)

湘南拉麺

「はまれぽ.com」という地元横浜の気になる細かいところをレポートする面白いサイトがあり、家系家系図等ラーメン関連の記事も多く出ていて楽しみに見ていたりする。そこで「湘南ラーメン」なるものが紹介されていた。…何それ?記事を読み続けると、平成6年に湘南ナンバープレートが出来、湘南地区に注目が集まったのをきっかけに湘南名物として生み出された町おこしラーメンらしい。「湘南ラーメン」の定義は、乾燥ワカメを粉砕し練り込んだ緑色の麺を使うという事のみ。たとえ麺に練り込もうが地元の名産品を使っただけ、という生産者側だけの都合で、消費者側の事を考えていないという時点でダメダメ。案の定すぐ廃れたらしい。でもこの記事の秀逸なところは、今だに「湘南ラーメン」を提供している店を探しだして実食レポートしているところだ。でもそんな記事を読んだからって実際に足を運ぶヤツなどは我以外にいないのでは?誰に頼まれたわけでもないけど妙な使命感を感じて、その店へ行ってみる事にした。その店は『ぐるめっこほうざん』。元々は『中華料理 鳳山』という屋号で昭和49年創業したらしい。場所は北茅ヶ崎駅から徒歩7~8分のところにある。北茅ヶ崎か。相模線というのは本数が少ないし厄介だな。横浜で東海道線快速アクティーに乗れたが、茅ヶ崎駅に降りた時、相模線までの乗り換え時間が1分くらいしかなく走って走って滑り込み乗車する形になった。一駅目の北茅ヶ崎駅で下車。駅前は何もないと言っていい。相模線沿線の雰囲気、久々だ。今日は薄い雲が全体的にかかり青空が透けて見える感じの空。比較的暖かく、コートを着たまままで歩いていると汗ばむ感じ。徒歩8分程度で目的の店に到着。結構大きめなでファミレスのような感じ。でもどこか田舎っぽい垢抜けない雰囲気。入店してみると中もファミレスのようで中華料理店らしさは全くない。ガランとしていて人気があまりなく誰も出てこない。しばらく入口で待ってみる。付近の棚にウルトラマンや怪獣のフィギュアがたくさん陳列されている。子ども好きの店主のようだ。ようやくファミレス店員風の制服を着たおばさん店員が出てきて「お好きな席へどうぞ」と言ってきた。入口付近のテーブル席に座る。4人がけテーブル席が7席ぐらいと座敷にテーブルが3卓置いてあった。壁には画用紙にマジックで手書きされたメニューがたくさん貼られている。メニュー数が尋常ではなく風変わりな名前のメニューが多い。やたらとメニューを増やしていく飲食店は危険なのだが、こちらは果たしてどうだろう。広い店内に先客おばちゃん1人と後客おじちゃん1人。いずれも常連のように店員と話していた。案の定もの好きに足を運んだのは我1人のようだ。

16020houzan00

16020houzan01

16020houzan02ぐるめっこほうざん 『湘南ラーメン 海』950円

記事にもあるが、この店の湘南ラーメンは帆立、アサリ、海老、イカなどのシーフードをつかった「海」、チキンと玉子を使った「空」、キノコ、ワカメ、肉を使った辛味の「大地」の3種類提供している。我は今回筆頭シーフードの「海」を注文した。麺は確かに緑色した中太ストレートのものを使っていた。具は大量のほうれん草、中央部にはイカ、海老、アサリ、帆立がある。スープは多少胡椒が入ったあんかけ塩スープ。ほうれん草のスープといった感じでラーメン感は希薄。美味しかったけど、この値段ではないな。

店を出ると近くに神奈中バスの茅ヶ崎営業所があり、バスが結構頻繁に通っていた。なので帰りはバスで茅ヶ崎駅まで戻った。5分程度で戻る事が出来た。

2015年11月29日 (日)

藤沢初鴇

151129fuji01 今朝も良い天気だったのだがすっかり寝坊してしまい太陽も昇ってしまっていたので根岸森林公園へのウォーキングはさぼってしまった。朝食を食べた後に出発。家の近くからでも雪化粧した富士山が望めた。今日は藤沢の未訪問店を狙う。その前に髪の毛が伸びてしまったのでQBハウスに寄ろうとちょっと早めに家を出た。横浜から東海道線に乗り藤沢に到着。到着してから判ったのだが、藤沢駅周辺にはQBハウスが無かった。仕方がないのでちょっと早いけど目的店に向かってしまおう。駅北口から出て辻堂方面へ線路沿いを歩くこと8分ほど、一本松の陸橋の手前辺りにある『らぁめん鴇(とき)』だ。今年の6月8日にオープンした新店ながらネット上では高い評判がされている。店主は横浜から目黒へ移転した『麺や維新』出身だとか。到着したのは開店時間の15分も前。流石に早く着きすぎたなと思っていたが、何と既に2人店前で待っていた。早速後に並ぶ。祖の直後からどんどん我の後ろに人が並んでいく。予定より2分くらい前倒しで開店し客入れが始まった。その頃には10人を越える行列が生じていた。先客につづいて入店。入口脇に券売機。店内は小綺麗な小料理屋といった雰囲気。厨房にはおとなしそうな若い男の店主1人。厨房前に一列のカウンター6席と4人がけテーブル席1卓。

151129ramentoki00 151129ramentoki01 らぁめん鴇 『醤油』 750円+『味玉』 100円=850円

筆頭基本メニューに味玉付きを注文。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、豚と鶏の2種のチャーシュー各1枚、別トッピングの味玉丸1個。上品な醤油の味がしっかりと出ていながらしょっぱさは感じない不思議。鶏油の旨味を感じながらさっぱりとする不思議。鶏チャーシューの柔らかさとサッパリ感、味玉の黄身の味の濃さとしっとり感。これは評判が良いのに納得。あまり比べてもなんだけど、個人的には修行先という『麺や維新』で最初に食べた時より感動のインパクトより大きい。大満足だ。店を出ると何と20人以上の行列が出来ていたが、その理由が納得出来た。早めに来店しておいて良かった。

次に狙った店は「葱の魔術師」の異名を持った名店『めじろ』の後を継いだ『こじろ』なる店。『めじろ』藤沢店はいつの間にかひっそりと店を閉じてしまったんだよな。そんな事を思い出しながらまた駅へと戻ってきた。すると「QBハウス」のような店を発見。「Unicut1000」という看板。二番煎じの店?ともかく渡りに船だ。早速入店した。本家は消費税分のせて1080円だが、こちらは1000円ポッキリで競争力を出している。しかも全然待たずにやってくれた。仕上がりも満足だ。それから更に大船方面に歩を進め店に到着したのだが…。臨時休業?それとも本家と同じくひっそりと店を閉じたか?なんの貼り紙もなくただ準備中と書かれた札が下がっているだけ。店の前にゴミ袋とか置いてあり営業している感じじゃなかった。

151129kojiro00 麺屋こじろ

仕方ないのでスマホで近くのラーメン店を検索。今考えれば何もラーメン店にしなくてもよかったのだが、2杯めのラーメン食べる気まんまんだったのでつい。見つけたのは『らーめんYuToRi』という店。昨年11月1日に開店したらしい。ガラス張りの店舗で入ってすぐ券売機がある。内装はファミリー向けの明るいデザイン設計がされていてラーメン店らしくはない。厨房には若い男の店員3人。厨房前に一列7席のカウンター席が並んで2本。4人がけテーブル席3卓。先客9人後客8人。

151129yutori00 151129yutori01 らーめんYuToRi 『ラーメン(麺かため)』 700円

一見家系のように見える豚骨醤油ラーメン。麺は太麺ストレート。具の構成とかは家系に準じる。食券を渡した時好みとかは聞かれなかったが、麺かためで頼んだ。スープはやや醤油だれが濃いめでしょっぱく感じた。

今晩は家ですき焼きの予定なので近くのスーパーで食材を買ってから大船経由で最寄り駅に向かった。

2015年11月23日 (月)

辻堂渦雷

3年半ぶりの茅ヶ崎から隣の辻堂駅で下車。こちらは4年ぶりか。駅北口は大工事の景色しか見ていなかったからその変貌ぶりに少し驚いた。でも今時大型ショッピングモールが出来たからって、近隣の人以外はほぼ無関係だし、当然ながら我もスルーだ。

我の目的は本鵠沼の『麺やBar渦』の2号店として昨年11月1日に開店したという『麺や渦雷』という店だ。駅からは徒歩10分ほど歩いたところにある住宅街の中にある。『渦』といえば『めじろ』出身の店主の店という事で、8年も前に一度訪問したきり。ほとんど印象が残っていない。その2号店。運悪くちょうど満席で食券を買い外で待てという。8分ほど待ってようやく入店出来た。厨房には若い男の店員2人。厨房周りにコの字型カウンター9席と4人がけテーブル席1卓。後客2人。

151123uzurai00 151123uzurai01 麺や渦雷 『雷SOBA』 850円

屋号の一文字を冠したメニューを注文。麺はしろい中太麺で何だか短い。具は薬味ネギ、とメンマ、ナルト1枚。香辛料入りのミンチ。ラー油とか豆板醤とか花椒等が入った四川風ラーメン。たまに香辛料がガツンと感じる一杯が食べたくなったら良いかもしれない。しかしながら麺が合っていない気がする。自家製麺らしいけどメニューに合わせた作り分けはしているのだろうか。それとラーメンとは関係ないが、食べ終わり丼をカウンターの上にのせテーブルを拭いて席を立ったのだが何故か店員は何も言わない。テーブル席に座っていた知り合いと思しき客ばかり気にしている感じ。別に知り合いが来たら話すのは無理ないけど、だからって他の客を無視するのは話が違う。あまり良い印象を残さず店を後にする事になった。

帰りにカレーパンの揚げたてを食べさせてくれる店があったので立ち寄って購入。その後東海道線で横浜に戻り、本などを買ってから帰宅した。

晩秋茅崎

勤労感謝の日。祝日ということで三連休最終日。昨日同様空は雲に覆われていたが、早朝の根岸森林公園へのウォーキングは欠かさず決行。それほど寒さは感じず、戻ってくると汗みどろだ。

さて今日は久々に湘南方面へ行ってみることにした。向かうは茅ヶ崎。実に3年半ぶりになる。こちらは何となくだが、あまり変わっていない気がする。北口から出てすぐのところに『たまがった』出身の店主が営む『Noodle Works -BALIー』という店へと向かう。開店は昨年10月19日だが、既に評判の店と聞いている。開店時間3分前くらいに到着したら既に4人が待っていた。定刻に店主が店外の自販機を覆う板を外したので順に券売機で食券を買い入店する。屋号にあるように確かに南国の雰囲気を漂わせ、店内も甘い香料を焚いているようだ。無骨な感じがした修行先の『たまがった』とは正反対のお洒落な雰囲気だ。厨房には若い男の店員2人。とても静かで丁寧な接客態度だ。食券を渡すと麺のかたさの好みを聞いてくれた。厨房周りにL字型9席のカウンター席のみ。後客も続々来店し店外に行列が生じていた。とても丁寧に作っているのか、2杯分づつしか調理しないので回転が悪いようだ。
151123noodleworksbali00
151123noodleworksbali01

Noodle Works -BALI- 『ラーメン(粉落とし)』660円

筆頭基本メニューを注文。基本的に修行先と同じ九州豚骨系。もちろん極細ストレート。具は薬味ネギ、茹でキャベツ、海苔1枚、半味玉、そして表面を覆う巻きバラチャーシューの上に予め香辛料が振られている。そして何と言ってもこのド豚骨スープ。ねっとりと麺に絡みつく濃厚スープ。豚骨ラーメン好きには堪らない一杯と言っていいだろう。豚骨スープだけでここまで仕上げちゃうのは凄いね。量も物足りないとかなと思っていたけど、食後は胃にズドンという感じで溜まる感じ。大満足の一杯だった。
店を出てすぐ駅へと戻った。

2012年11月18日 (日)

藤沢札幌

今週行う遠征地への片道切符を購入する為最寄駅のみどりの窓口へ。切符を購入した後そのまま大船経由で藤沢へ。9月末にふられた『サッポロ軒』に向かう。ビル1階奥にある店舗だ。開店予定時刻から7分程度経ってからの入店。入口に券売機。厨房には若い男の店主と母親と思しきおばさんの2人。L字型カウンター12席、4人がけテーブル席2卓。前後客ゼロ。有線でJPOPがかかっていた。

Sapporokenfujisawa00Sapporokenfujisawa01札幌ラーメン専門店 サッポロ軒

『味噌味(麺かため)』 650円

筆頭味噌味を注文。普通の味噌と海老味噌が選択出来るが普通にしておいた。麺はかためで指定した。師匠筋の『ラーメンサッポロ』@辻堂とよく似たシンプルな白味噌スープのラーメンだ。麺はちぢれ太麺。具は刻みネギ、平メンマ数本、ゆで玉子半個、脂身の少ないチャーシュー2枚。シンプルだけど味噌味が濃くて美味しい一杯。満足でスープを飲み干し完食マークを出した。

今日は連食はせずそのまま駅に戻り横浜経由で帰宅した。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

ラーメン(神奈川県>横浜市>中区) ラーメン(神奈川県>横浜市>西区) ラーメン(神奈川県>横浜市>南区) ラーメン(神奈川県>横浜市>港南区) ラーメン(神奈川県>横浜市>磯子区) ラーメン(神奈川県>横浜市>金沢区) ラーメン(神奈川県>横浜市>鶴見区) ラーメン(神奈川県>横浜市>神奈川区) ラーメン(神奈川県>横浜市>港北区) ラーメン(神奈川県>横浜市>旭区) ラーメン(神奈川県>横浜市>戸塚区) ラーメン(神奈川県>横浜市>都築区) ラーメン(神奈川県>横浜市>泉区) ラーメン(神奈川県>横浜市>保土ヶ谷区) ラーメン(神奈川県>横浜市>栄区) ラーメン(神奈川県>横浜市>瀬谷区) ラーメン(神奈川県>横浜市>緑区) ラーメン(神奈川県>横浜市>青葉区) ラーメン(神奈川県>川崎市南部>川崎区・幸区) ラーメン(神奈川県>川崎市中部>中原区・高津区) ラーメン(神奈川県>川崎市北部>多摩区・麻生区・宮前区) ラーメン(神奈川県>県央東部>海老名市・大和市・座間市・綾瀬市・寒川町) ラーメン(神奈川県>県央西部>厚木市・伊勢原市・秦野市) ラーメン(神奈川県>北部>相模原市・愛川町・清川村) ラーメン(神奈川県>横須賀三浦地区>横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町) ラーメン(神奈川県>湘南地区>藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市) ラーメン(神奈川県>西湘地区 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町・他) ラーメン(東京都>23区都心部>千代田区・中央区・港区) ラーメン(東京都>23区副都心部>新宿区・豊島区・文京区) ラーメン(東京都>23区北部>練馬区・板橋区・北区・荒川区・足立区・葛飾区) ラーメン(東京都>23区東部>台東区・墨田区・江東区・江戸川区) ラーメン(東京都>23区西部>渋谷区・中野区・杉並区) ラーメン(東京都>23区南部>品川区・目黒区・世田谷区) ラーメン(東京都>23区南部>大田区) ラーメン(東京都>町田市) ラーメン(東京都>多摩地域&島嶼部) ラーメン(北海道地方) ラーメン(東北地方) ラーメン(関東地方・東京 神奈川県以外) ラーメン(東海地方) ラーメン(甲信越・北陸地方) ラーメン(関西地方) ラーメン(中国地方) ラーメン(四国地方) ラーメン(九州・沖縄地方) カレー(神奈川県) カレー(東京都) カレー(東京&神奈川以外) 孤独のグルメ 心と体 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき