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2022年9月22日 (木)

二丁目濃

木曜平日だが明日金曜日は祝日なので思い切って会社帰り橋本まで行ってみる事にした。橋本駅で降りるのは実に11年ぶりだったりする。南口改札から歩いて5分ぐらいの場所に今月5日にオープンしたという『二丁目ラーメン』という店が本日の狙い。この店は川崎稲田堤駅近くにある有名店『麺や六等星』の2号店にあたるらしいのだ。本店はまだ未訪問。行こうとしたことはあるのだが営業時間が恐ろしく気まぐれで不安定な為、先にこの2号店を訪問してしまおうと思った次第。店には夜営業開始30分前に到着した。店前には誰もおらずそのまま待つ事にした。待っている間に雨が降り出した。開店まで我の後ろに4人並んだ。定刻を3分ほど過ぎてようやく暖簾が出され入店を促された。店員は男2人。不安定な営業をしているからいい加減な店員なのかと思ったら接客は丁寧だった。厨房前に一列のカウンター7席。後客はポロポロと現れ満席となり店内待ちが生じた。店内には結構な豚骨臭が漂い期待が高まった。BGMは80年代JPOPだった。

220922nichyoume00220922nichyoume01 自家製麺 二丁目ラーメン

『味玉とんこつラーメン』1000円

メニューはとんこつラーメンと油そばの2本。しかしとんこつラーメンは夜営業しか提供しないという事で会社帰りにわざわざ立ち寄ったのだ。味玉メニューに✗が付いていて残念がったら「味玉が少なくなっておりましてご希望でしたら現金で対応します」との事だったので早速100円玉を食券に添えて渡した。1番のりの強みだ。また提供直前に「ニンニク入れますか?」と思いもかけない事を確認されたので反射的に「お願いします」と答えた。二郎コールで返さなくて良かった。

麺は自家製中太縮れ麺。少し柔らかめかな。麺量は250gもあるとか。なかなか食べ応えがあった。そしてスープだが噂通り骨粉のザラザラ感が感じられるほどの濃厚な豚骨醤油。但し馬鹿みたいにドロドロなのではなく、スープとして飲めるくらいの濃度になっている。具はきざみ葱とワカメ、濃い味付けのメンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、大きく分厚い肩ロースチャーシュー1枚。メンマとチャーシューがかなり凝って作り込まれた上質のものでこだわりが感じられた。それとトッピングの味玉は黄身にしっかり味が染み込んだ、これまた上質なものだった。単純に濃厚スープだけではなく、こういった具材ひとつひとつへのこだわりが隠れた人気の秘密なのだろう。意外だったのはワカメで、このくらい濃厚なスープになると全然違和感を感じなくなるのは発見だった。これはもう文句なくスープ一滴残さず完食。腹いっぱいで大満足で退店した。外は雨が本降りだったので折りたたみ傘を開いた。

駅に戻り長時間横浜線で揺られながら帰宅の途についた。

2021年5月28日 (金)

初志恩匠

『七志』中山店の定休日の月曜日に間借り営業をしていた『らーめんON』が今月二日に淵野辺駅近くに店舗を構えて独立、屋号を『淡麗拉麺志おん』としたそうだ。通勤路から外れるのでなかなか足が向かなかったが早出出勤の定時退社日を利用して訪問することにした。

210528fuchinobe00

淵野辺駅に降りるのはいつ以来だろう。目的の店は駅から徒歩1分くらいの線路沿いにあった。夜営業開始予定の10分前くらいに到着してしまった。待ち客無し。しばらく待っていると店員が出てきて「少し早いですが良かったらお入り下さい」と招き入れてくれた。ありがたかった。早速入店。入口脇に設置してあるタッチパネル式券売機で食券購入。厨房には男の店員2人。内装は喫茶店のようで客席は厨房前に一列のカウンター7席と窓側に2人がけテーブル席4卓。アクリル板の仕切り設置。我が退店するまでの間後客は来店しなかった。

210528shion00210528shion02 淡麗拉麺 志おん 『志おんの匠(ゆず塩・全粒粉麺)』 1200円

間借り営業時にはなかったメニューを選択。特製のようだった。この店の看板といったらやや強めの柚子の味わいが光る柚子塩だよなと選択をした。そうしたら具は別皿でやってきた。丼の中はスープと麺と柚子片しか入っていない。麺が全粒粉麺or低加水中華麺から選べるのも曲がり営業時と同じ。パツパツした食感が酸味の効いたスープと抜群に合っていたのでどうしても全粒粉麺を選択してしまうよ。

210528shion01まずスープをレンゲで一口。あーこれだよ久々だなーと心の中でつぶやいた。美味すぎてしばらくレンゲで丼と口を何回も往復してしまい気がつけば麺がスープ面からかなり顔を出してしまっていたほどだ。確かに酸味は強めだがそれを魚介と動物から摂った出汁と油が上手く配合されまろやかな味わいにしてくれる。あまり他店と比較しちゃいけないのだろうが、今までこの系統では個人的にトップの好みだった『AFURI』の柚子塩より好みだ。これは間借り営業時代には気が付かなかった。それは独立まで研鑽を積んでより高みに達したのか、素ラーメン状態で際立ったのか我の駄舌では判断がつかない。

210528shion03

別皿には通常2種選択制のチャーシュー4種、焼豚、鶏ムネ肉、合鴨肉、炙り角煮が並べてある。更に通常に入るきざまれた水菜、縦に分割された姫竹、2つに切られた塩茹で卵も。特に気に入ったのは塩茹で卵の塩加減。下手に味付にするよりずっと美味しいし、このさっぱりした淡麗スープのラーメンに合うよ。これは文句なし、汁一滴残さず完飲完食。どちらかというとこってり好きの我がこの淡麗ラーメンには大満足してしまった。席を立つ際に店員に「美味しかったです」と言って店を出た。

そのままどこにも立ち寄らず家路についた。

2019年7月19日 (金)

大野再家

雨が降ったり止んだり、蒸し暑く不快指数が異常に高い嫌な日が続く。今月5日に訪問したてフラれた家系店『クックら』へリベンジをしに、退社後相模大野まで足をのばした。2017年9月7日開店。店主は『王道家』出身らしい。夕方6時半頃には店に到着できた。今日は営業していたよ。店は階段を上った2階にあり、1階には並び順が説明されていた。でも1階には誰もいなかったので階段を上がってみる。ああ待ちはなさそうだ。早速入店。入口脇には券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房前に一列9席のカウンターと、4人がけテーブル2卓。先客11人後客5人。
190719cookra00 190719cookra01家系ラーメン クックら

『ラーメン(麺かため・油多め)』 700円+『たまねぎ』 50円+『ライス』100円=860円

基本のラーメンを我の家系定番の好み、ライスを付けて注文。あ、我の好きな玉ねぎがあったから反射的にボタンを押してしまったが、ちゃんと角切り玉ねぎだろうか、玉葱不運が思い出され不安になった。出てきてのはそこそこ刻まれていたので安心した。麺は中太平打ち麺。具は家系標準。味玉はTwitterフォローサービス。二度目でフラれるのは勘弁して欲しかったのでTwitterをフォローして営業している事を確認したから。スープは醤油寄りで直系よりはライト。『王道家』系統っぽさはあるが味はしっかりしていた。人気があるのは理解出来た。でも店内が暑いんだよ。空調は動いているようだが、それが追いつかないくらいの環境という事だ。蒸し暑いのに人一倍苦手な我はそのせいで食欲も落ちて一刻でも早く退店したくなってしまった。早々に食べて退店に向かった。暑いー。

2019年7月 5日 (金)

大野夕迷

7月最初の金曜日は早く会社をあがる事が出来た。このまま家路についてしまうのは勿体無い気がした。でも訪問したい店など全然想定していなかった。でも突発的に捻出し相模大野駅付近に出来た家系ラーメンに狙いを定め町田経由で小田急線に乗り一駅、相模大野駅で下車。この駅に降りるのは7年ぶりだ。駅から歩くこと6分くらいで目的の店に到着したのだが、店のドアには臨時休業の貼り紙。突発的に訪問すると我は不思議と大抵こういう目に遭う。一期一会かな。仕方なくこの近辺で代替えの店をスマホで検索。その中で選んだのは『鈴木ラーメン店』。この店には2012年3月2日に訪問済。当時はまだ珍しい煮干しラーメンの店だったが、あれから新潟燕三条スタイルに鞍替えしたそうだ。早速入店。店入口付近に券売機。厨房には店主と思しき男の店員1人と女の店員1人。厨房前に一列7席のカウンター席と、背中合わせの窓側に一列6席のカウンター席。先客3人後客2人。水セルフ。
190705suzukiramen00 190705suzukiramen01肉煮干中華そば 鈴木ラーメン店 『背脂煮干』750円

筆頭基本メニューを注文。特に背脂の量とかの好みも聞かれなかった。しばらく待って着丼。見た目はいい顔をした一杯。燕三条スタイルの基本である岩のりと刻み玉ねぎ、細切りメンマが配置され、柔らかそうな叉焼は3枚ものっていた。スープも煮干しがバッチリ効いた醤油ベースで大粒の背脂が一面に浮いている。麺は中太平打麺。でもかための中太ストレート麺なんだよなー。ちょっとスープと馴染んでいなかった。でもまあこの一杯で今日は満足する事が出来た。

大和に出て相鉄線で横浜に出て帰路についた。

2017年10月13日 (金)

再秋雨夜

今週日曜から26度を超えるような暑い日が続いた。夏が再びやってきたようだった。それが今日になってようやく気温は20度を切るようになって過ごしやすくなった。それと同時に今日から暫くは雨降りの日が続くという。秋雨前線の再来だ。夏が2度去り秋が2度やってきたようだ。そんな定時退社日の金曜の夜。久方ぶりに帰宅方面とは逆の電車に乗り淵野辺駅で下車した。駅を出ると傘を使うか迷うくらいの弱々しい雨が降っている。

今夜の目的店に選んだのは『中村麺三郎商店』。食べログ百名店に選ばれている店。昨年5月2日に開店し、店主は『麺の坊 砦』出身だという。駅から5分ほど歩いた所にある。あー、この店舗以前来たことあるなと調べてみると『野菜つけめん DRAGON』という店があった時に来たことがあった。もう5年以上前の話だ(「淵野辺変」参照)。その間に別の店が間に入っていると思う。到着したのは夜の開店時間を15分ほどまわった頃だったと思う。早速入店。明るい色の木材を使って清潔感のある内装。店内隅に券売機。厨房には男の店員2人。厨房周りにL字型カウンター10席と5人がけテーブル席1卓。何と前後客ナシだった。金曜とは言え平日の雨降りの夜では百名店と言えども、という事か。店員は私語などせず荷物入れの籠を出してくれたりと接客は良好。

171013nakamuramenzaburou00 171013nakamuramenzaburou01 中村麺三郎商店 『特製塩らぁ麺』 1000円


筆頭メニューは醤油だったけど、いくつかのレビューを読むと塩の方が美味いとされていたので塩を特製で注文。ほどなく提供された一杯。麺は平打ち中細ストレート。粒粒が見える。絹のような喉越し…と言うのは変だけど、何の抵抗もなくツルリと吸い込まれる。我はこれと同じ麺を食べた事がある気がする。『支那そばや』だ。メニュー名に「らぁ麺」とあるように、店主は『砦』出身だけど『支那そばや』リスペクトのような気がする。具は薬味ネギ、白髭ネギ、穂先メンマ1本、鶏と豚のチャーシューが2枚づつ、味玉丸1個。味玉は黄身しっとり。スープは鶏がメインで魚介や豚骨から出汁を摂ったもの。透明度が高く塩ラーメンらしい顔をしている。塩分も油分も十分あるけどしつこくなく美味い。鶏油が効いている。確かにレベルが高い一杯と感じる。ほぼ完飲だった。ほぼ…になった理由は、東京の有名店で食べた事がある味なので個性に乏しく印象に残りにくいからだ。でも美味かったから満足出来た。

平日だけど連食しちゃうぞ。雨の淵野辺の街の路地を縫うように歩くこと6分ほど、『拉麺一匠DEADorALIVE』に到着。近辺にある料理店グループが今年3月1日に出店したラーメン店らしい。煮干しそばと激辛ラーメンがメインらしい。なかなか趣のあるレトロ調の店構え。早速入店。煮干しの香りをダイレクトに感じる。カウンター隅にこれみよがしにトレイに入れられた大量の煮干しがディスプレイされていた。厨房には男の店員2人。1人は今日入ったばかりのアルバイトらしく店主と思われる男が教えながら忙しくラーメンを作っていた。客席はL字型カウンター6席と座敷に6人がけテーブルが3卓。ラーメンだけではなく一品料理やアルコールも提供していて半ば居酒屋のような経営なのだろう。先客1人後客4人グループ。口頭で注文。料金後払い。

171013deadoralive00 171013deadoralive01 拉麺一匠 DEAD or ALIVE 『煮干しそば(並)』 680円

筆頭基本メニューを注文。麺は煮干しラーメン王道の中細ストレート麺。ザクザクとした食感。具は玉ネギのみじん切り、筍のスライス4枚、小さめのチャーシュー2枚。筍は余計だった気がした。そして目を引くのが煮干し油が注入された注射器。『らぁめん夢』のようだ。まずはそれは使わない状態で食べ進める。煮干しの苦味が感じられるスープ。中盤で注射器を使った。正直それほどの変化は感じられない。普通に美味しかったけど想像の範囲内の一杯だった。

駅に戻り雨の淵野辺を後に帰路についた。

2015年11月28日 (土)

大石家継

今日は夜明け前から雲ひとつない秋晴れの休日を迎えることが出来た。美しい朝焼けを見ながら根岸森林公園への早朝ウォーキングもかかさずに行った。帰宅後思い切ってOSをWindows10にアップグレード実行。

今日の食べあるきは久々に相模原方面へ。JR淵野辺駅付近の線路沿いにはかつて『肥後っ子大石家』という個性的な店があった。店の前には店主の似顔絵イラストがたくさん貼られて、飲食の持ち込み自由。但し店主は無類の話し好きで躁状態なのではと思うほど。我も訪問時捕まってラーメンを味わうといった事が出来なかった。その時に貰ったラーメン作りのDVDは何処へやってしまったかな。結局見なかったなー。そんな元店主の元で修行し店舗まで譲り受けた現店主が今年3月13日に開店させたのが『らーめん梅吉』。不定休で昼のみの営業なので会社帰りに訪問というわけにはいかず、ちょっと気になっていた店なのだ。店に到着すると無事白い暖簾がかかっていた。早速入店。厨房には男の店主1人だけ。今度の店主は仕事中は寡黙になる普通の店主でひと安心。逆L字型カウンター6席のみ。水と荷物用の籠はセルフ。入口上に壁掛けテレビ。口頭で注文。前後客ゼロ。
151128umekichi00 151128umekichi01 らーめん梅吉
『佐賀熊本濃厚とんこつ梅吉らーめん』 680円
屋号を冠するメニューを注文。今度の店は何故か佐賀熊本を名乗っている。どこらへんが佐賀なのだろうか?通常の「らーめん」もあるがそちらはあっさりでマー油やニンニクも少なめなんだそうだ。麺は中細ストレート。具は青ネギの小分け切り、きくらげの細切り、フライドガーリック、海苔1枚、スライスチーズ1枚、チャーシュー1枚。やっぱり豚骨スープにチーズは合うねー。そしてマー油も合う。どの店も豚骨ラーメンは海苔並にチーズ標準にして欲しい。まー好みも人それぞれか。前の店ではラーメンを味わうところではなかったけど、今回しっかり味わえて良かった。満足。
次は2012年2月に開店した『山猫亭』という前から気になっていた店を狙う。駅から結構距離がある立地の店なのでこの機会に行ってみようという気になったのだ。それにしても今日は抜けるような青空が広がり、遠いはずの丹沢の峰々も近くに感じる。10分ほど歩いて店に到着した。他の店舗と横並びにつながった建物の中央に目的の店の看板を発見。早速入店。厨房は仕切られて中は見えなかったが、おそらくおじちゃんおばちゃんの店主夫婦2人。壁にはメニュー写真が沢山貼られていた。内装や椅子などに手作り感を感じるアットホームな雰囲気だ。一列のカウンター7席と座敷に4人テーブル3卓。先客3人後客3人。いずれも近所の住人か職場の人らし客で、地元に支持されている事が伺えた。口頭で注文。
151128yamanekotei00_2 151128yamanekotei01_2 らーめん 山猫亭 『香り塩(細麺)』 650円

メニュー表にのってない壁に貼られた限定メニューを含めると結構なメニュー数があったのでちょっと迷ったけど、迷った時は筆頭メニューの法則を発動。花咲蟹の出汁を使った函館塩ラーメンなのだそうだ。麺は細麺と中太麺から選べる。個人的な経験から塩には細麺といった印象があるので細麺を選択。緩やかな縮れがある白っぽい麺。具は多めの薬味ネギと水菜、メンマ数本、チャーシュー3枚。やや濁ったスープはラード多めの塩スープ。普通に美味しかった。
帰りは途中から相模原駅行きのバスに乗り相模原駅に出て、駅に隣接したスーパーで食材を購入。横浜線快速に乗り横浜に戻った。

2015年10月16日 (金)

貝殻拉麺

定時退社日の雨の金曜の夜。久々に帰路とは反対方向の淵野辺に出てみた。今夜狙った店は駅から1km以上離れており、小雨の降る中15分以上歩く事になった。屋号は『貝がら屋』といい、ちょうど1年前に開店したという。その名の通り貝から摂った出汁をメインにしたラーメンを提供するのだという。到着したのは夜営業開始5分過ぎくらいだったか。暖簾を割り入店。入口脇に券売機。厨房には若い男の店主1人。厨房周りにL字型カウンター8席。入店時既に6席は埋まっていた。カウンターに丼はなく全員待ちの状態。食券をカウンターに起き着席。我の後に来客は相次ぎ、待ち席座り。そして店主は孤軍奮闘しており我も入店から20分ほど待って初めてラーメンが提供された。

151016kaigaraya00 151016kaigaraya01 151016kaigaraya02 貝だしラーメン 貝ガラ屋
『貝だしラーメン』 700円+『貝めし』 220円=920円
メニューはラーメンとつけ麺の2本立てなので問答無用で基本のラーメン、そしてこの店の名物として売りだされている貝出汁で炊いた炊き込みご飯、「貝めし」のセットで注文。セットで買ったけど、単品で買うのと価格は一緒。20分間待ちに待ったラーメン。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、かいわれ数本、穂先メンマ1本、あさり1枚、低温調理チャーシュー1枚。そしてスープなのだが、しじみ、あさり、はまぐり等の貝出汁と、昆布や煮干しから摂った出汁、更に豚骨清湯を合わせているのだそうだ。我の経験では貝出汁というと『桃源』や『信楽茶屋』などの塩ラーメンを連想するのだが、こういったタイプのスープは初めてだ。もちろん貝の出汁も十分感じるのだが、ラーメンとしてのバランス感があるね。貝めしの方も貝独特の出汁の味があって美味しい。貝出汁は実にご飯に合う。でも値段のわりにはとっても少量。店のすすめに従って、麺と具を食べ終えた後のスープに貝めしを投入し汁一滴残さず完食。店を出ると何と雨の中店の外で順番待ちしている客がいたよ。
小雨の中傘をさして駅までの長い道のりを歩き家路を辿った。

2012年9月28日 (金)

淵野辺変

先週末に引き続いて今週末も会社帰りに淵野辺に寄り道。駅から徒歩8分ほどの所にある『らーめん浅沼屋』という店が本日最初の店だ。元々はもつ鍋居酒屋だったらしいが、今年の6月19日にラーメン専門店に鞍替えした模様。早速入店。入口脇に券売機。厨房には中年店主1人のみ。カウンター4席と4人がけテーブル2卓。先客ゼロ後客2人。

Asanumaya00Asanumaya01らーめん 浅沼屋 『醤油ラーメン』 680円

メニューは他に塩、あっさり塩、つけ麺があった。麺は太さが不揃いの中太縮れ麺、具は薬味ネギ、メンマ数本、半味玉、海苔1枚、炙りチャーシュー1枚。スープは甘口の熟成正油に節系の魚粉が浮く。今時の醤油ラーメン。久々食べたので美味しく感じた。

次は3年前に訪問した事のある『らーめんどらごん』が1年前につけめん専門店に鞍替えしたというので行ってみる事にした。途中2年前に訪問した事のある家系ラーメン店『戦国家』が『らーめん一杯』に変わっていたのを発見。入店しようか迷ったが初志貫徹し『野菜つけめんDRAGON』に訪問した。何と店外に3人待ちが出来ていた。しかしそれは3人グループのようで1人客である我を先に通してくれた。入口脇に券売機。500円玉を使ったところ戻ってきてしまう。店員がやってきて「現金払いで結構です」という事になった。元々調子が悪かったらしい。厨房には大柄の男の店主と女店員の2人。L字型カウンター12席と4人がけテーブル席2卓。客層はほぼ全員学生と思われる若い男ばかりで常に9割の席は埋まる人気店になっているようだ。野菜つけめんと言うので女性向ヘルシー志向のものかと思ったら、ステンレスのトレイの中の野菜の山をバーナーで直接炙る豪快な調理法をしていた。焦がした野菜の匂いが食欲をそそる。

Tukemendragon00_2Tukemendragon01_2野菜つけめん DRAGON 『野菜つけ』 700円

筆頭基本メニューを注文。麺は黄色いもちもちした食感の太麺ストレート。具は先ほど炙ったもやし、キャベツ、人参等の野菜と豚肉。つけ汁は豚骨魚介醤油に酸味を効かせたもの。中に鶏団子が入っている。炙り野菜は甘味が出て、焦げの香ばしさも加わり美味しい。これを独自に発見したとしたら大したものだ。久々に個性を感じられる新店だった。惜しむらくはつけ汁の方にもうひと工夫の独自の味を出してもらいたかった。

2012年9月21日 (金)

久淵野辺

会社帰り久々に淵野辺方面へ。約1年半ぶりとなる。駅から徒歩8分ほど歩き『jun-pey ra-men Fuchinobey』跡地へ。昨年9月に上石神井に移転したと聞いた。そして今年7月1日に同じ場所にリニューアルオープンしたという。屋号は『pumehana RA-MEN + CAFE BAR』。ハワイをイメージに取り込んだようだ。早速入店。入口に券売機。厨房には男の店員1人のみ。L字型カウンター13席と4人がけテーブル席3卓。先客は奥に1人男がいたが何やら作業していた。関係者のようだ。つまり先客ゼロ後客1人。

Pumehana00Pumehana01pumehana RA-MEN + CAFE BAR

『黒らーめん(もやし増)』 700円

メニューは全く変わっていないようだ。よって看板メニューをもやし増しで注文。丼も変わっていない。味も変わっていない。そこそこ美味しかったけど、これなら新店行けば良かったと思った。

それから線路を渡る陸橋を渡り次の店『きじとら』へ。こちらは元々は小岩で『はるかぜ』の屋号で営業していたが、今年5月7日に二郎系の店として移転してきたそうだ。入口に券売機。厨房には男の店員2人。L字型カウンター12席。先客5人後客6人。

Kigitora00Kigitora01らーめん きじとら

『らーめん並(醤油漬け生姜入)』 600円

小盛・並・中盛・大盛まで同じ値段。二郎式注文だがニンニクか生姜漬け醤油か選べる。両方でもいいらしい。それはこの店が普通の二郎系ではない、言わば塩二郎だからかもしれない。背脂のかかった澄んだスープ。ぶりぶりの極太麺。茹で野菜と肉が大量に。ボリュームは凄い。味もクドくなくなかなか美味しい。しかし満腹になった。

2012年5月18日 (金)

相模瓢帝

会社帰り約1年半ぶりに相模原駅に降り立つ。今日は落雷や地震等大荒れの日だったが、夕方には雨も止んで爽やかな風が吹く過ごしやすい気候になったので、いつものアイワールド前ラーメン店通りまで歩いて行く事にした。さらに歩いて、もう3年半前にもなるか、『らぁめん零』があった店舗へ到着した。この店舗は入れ替わりが激しいな。我が知る限り『満天屋』が『零』に変わり、その『零』も昨年初頭に閉店し、その後『汐見軒』という家系ラーメン店が入ったという。その『汐見軒』も昨年12月30日をもって閉店、結局行けず終いだった。そのいわくつきの店舗?先月17日、今度は北海道ラーメン店が居抜きでオープン。屋号は何と『瓢帝(ひょうてい)』という。え?もしかして愛媛の瓢系の店がとうとう首都圏進出か?と期待したが北海道ラーメン店だと言っている。店の構造は『零』の時とそう変わらないが内装は黒になって綺麗になっている。店舗隅に券売機。厨房には親父店主一人。L字型カウンター12席。先客ゼロ後客1人。

Menyahyoutei00Menyahyoutei01北海道 麺家 瓢帝 『味噌ラーメン』 550円

筆頭の味噌を注文。それにしても550円とは安いな。普通味噌って750円くらいするのに。逆にこの値段に不安を感じてしまった。すぐに提供された。麺は黄色い多加水ちぢれ中太麺。具は薬味ねぎ、もやし、ほうれん草、チャーシュー1枚。安いと薄いのではと警戒したが心配は杞憂に終わった。なかなかに味わいがあり満足出来た。

道路を渡り消防署の脇の並木通りを抜け駅の方へ戻る。昨年7月22日に開店した『麺屋 匠』に入店。ガラス張りの店舗。入口脇に券売機。内装は木の質感を出している。壁にこだわり等が書かれている。屋号もそうだがどことなくチェーン店のような感じ。店長厨房には店主ひとり。L字型カウンター12席くらい。先客1人後客2人。

Menyatakumisagamihara00Menyatakumisagamihara01麺屋 匠 『醤油ラーメン(麺かため)』 680円

筆頭は塩だったが新メニューと書かれているので醤油にしておいた。「麺はふつうでいいですか?」と聞かれた。おそらくかたさの事だと思ったので「かためで」と言っておいた。麺は中太ちぢれ麺。具はほうれん草、メンマ数本、巻バラチャーシュー1枚、海苔4枚。玉ねぎの角切りがたくさん入っていてうれしい。薀蓄に書いてあったが鶏白湯7、豚白湯3の割合のWスープ。味は家系に似ている。個性は足りないが結構おいしかった。

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