庄太跡店
昨夜は金曜定時退社日の夜だったが寄り道せず真っ直ぐ帰宅した。夜に天気が急変するという予報があったからだ。予報通り帰宅後しばらくすると雨音と雷鳴が聞こえた。変な気を起こさず大正解だった。
明けて土曜日は清々しい良い天気。でも明日は雨の1日になるらしいので、今日のうちに気分転換も兼ねてちょっと遠出してみようかという気持ちになり金沢文庫まで出てみる事にした。六浦の有名店『麺屋庄太』が閉店しその跡地に先月29日に新しい店が開店したと聞いていたのでね。閉店してしまう前に「庄太式家系ラーメン泉家」を食べておけて良かったよ。今度の店は『ラーメンショップ◯Q』六浦店。昨年11月に浜川崎店には訪問したが同じグループ店だろう。開店予定の10分前に到着したが先客ゼロ。1人待っていたが開店までに後客6人が続いた。定刻に開店。入口近くのボタン式券売機で食券を購入。席を指定され着席。水はセルフ。せっかくサーモスのタンブラーコップだけど水がぬるい。店員は男3人女1人。内装は赤を基調に変えているが客席は以前と変わっていないと思う。後客10人。
『辛味噌ネギチャーシューメン』1350円
浜川崎店では基本の味で注文していたので今回は店主オススメとある辛味噌味のネギチャーシューメンにした。後客の注文では家系のように好みが指定出来るみたいだが店員から特に確認している様子はなかった。
底の浅いラーショらしい丼で提供された。胡麻油の香りが立ち上っている。麺はゆるやかな縮れの細麺。具はワカメ、色の黒い柔らか平メンマ数本、海苔1枚、クマノテ風味付けされた葱がどっさり、チャーシューが4枚。背脂がたっぷり入ったスープは辛さも立っていてラーショらしいジャンクな味わい。ラーショを狙ったラーメンとして美味しかったので味という点では満足は出来た。但しこの価格だと流石に見え方感じ方は変わってしまうのは否めない。
『麺屋庄太』の運営元だったサンライズキッチンのオフィシャルサイトが現在更新停止しているようなので詳細はわからないけど恐らくリニューアルして現代風ラーショブランドに変えたのだろう。でも人気店だった『麺屋庄太』を閉じてまで今更ラーショ店にする必要があったのかと疑問を感じたというのが正直な感想だ。しかも現在の異常な物価高を考えたとしても高価格帯で提供しているし。魚介豚骨が時代遅れだと思って変えたのかもしれないけど、ラーショ復刻ブームもまた然りとなる可能性が高い。余計なお世話だけど「継続は力なり」という言葉を思い出して欲しかったな。




コメント