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2025年1月18日 (土)

初麺島村

250118sky01 空には雲が多く寒さが厳しい朝を迎えた土曜休日。それでもこれから晴れ間は広がってくるという予報だったので、溜まっていた洗濯、ゴミ捨て、布団干し等の家事を朝から行った。

様々な渋いご当地ラーメンを提供し続けてくれた我の大好きな店だった中永谷の『niるい斗』が残念ながら今月5日に閉店してしまった。その店が昨日の17日、『麺島むら』としてリニューアルして営業を開始したと聞き今日ここを訪問すると決めていた。『麺匠るい斗』と『niるい斗』は島村兄弟が別々に経営していたが、この度兄弟一緒になってやって行くという事からこの店名にしたのだとか。

意気込んで家事を終えた後すぐに家を出たので店に到着したのは開店の45分も前だった。店前には待ち客用の丸椅子も出ていなかったが既に先客が1人待っていた。店員が出てきて丸椅子を店頭に並べてくれたので早速着席。しばらくすると先客が後から来た知り合いが来たのでと言って先頭を譲ってくれた。それにしても冷たい風が吹きっ晒しの環状2号のロードサイド、手がかじかむって!途中で買ったホットミルクティーのペットボトルで暖をとり凌いだ。定刻に開店。その頃には後ろに10人超えの列が生じていた。入口正面にある券売機で食券を購入すると一番奥の席に座るよう言われた。席につき店主に食券を渡した。店主は『麺匠るい斗』の店主だった人だ。他に男女の店員2人。コートを壁のフックに引っ掛け着席。外装は手を入れているのに気がついたが内装は特に変化点は見当たらなかったな。初回で満席になり外待ち客が生じていた。

250118shimamura00 250118shimamura01 麺 島むら 『味玉チャーシューワンタンメン(醤油)』1650円

筆頭基本のラーメン。味は醤油か塩かを選べて醤油にした。トッピングはリニューアル開店祝いの気持ちで豪勢に味玉チャーシューワンタン付きで注文。本当は朝飯抜きで長時間待っていたのでグーグー腹が鳴っていたからなのだが。

250118shimamura02溢れんばかりに並々と注がれた醤油色の大量のスープとたっぷりのチャーシュー!見た目だけで我のテンションが上がる美しい顔をしていた一杯が提供された。麺はピロピロと縮れた多加水の手もみ太麺。麺量200gあるそうだ。噛み応え、啜り応えがある。具は輪切り葱ドカン、下に小松菜、脂身の多く肉厚だが柔らかなトントロチャーシューが2枚、噛むと燻製の香ばしい味わいが口中に広がるチャーシュー数枚と端肉っぽいのが多めに入っていた。雲呑は皮の食感はしっかりめのヤツが3,4枚入っていたと思う。味玉は黄身しっとり。スープは意外と醤油は見た目ほど強く出ておらずあっさりした感じだが、具と麺と合わせ総合的に絶妙と思わせる塩梅だと感じさせられた。非常に満足度の高い一杯。何よりも地方の老舗店好きの我好みどストライクだ。個人的には山形鶴岡の『らーめん満び』のラーメンを連想したね。

250118shimamura03 コンサルティングをした渡辺樹庵氏が自身のYoutube上で「自分の最新の知識と技術を詰め込んで作った今ウケるであろうラーメン」的な事を言っていた。「北関東のラーメンをイメージしノスとネオノスの間に落とし込んだ」とも言っているそうだが、そのイメージの中心には、自身の愛弟子である『桜上水船越』のラーメンと、今飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力拡大中の「ちゃん系」ラーメンがあったであろう事は推測出来た。やっぱり重視したのは「満足度」なのだろう。それは味覚だけではなく視覚の影響も重視したのだと思う。凄い一杯だった。これが自宅から移動時間約1時間圏内で食べられるとは嬉しい限り。昨年あれほど『niるい斗』の閉店を残念がっていたのに我ながら現金なものだ。だって他に「生姜ラーメン」「煮干しラーメン」「背脂ラーメン」「担担麺」とかあるんだよ!しかも醤油or塩まで選択出来て!これは今年かなりのペースでこの店に訪れる事になる事はほぼ確実だ。大満足で退店した。店の外には10人以上の行列待ちが生じていた。

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