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2024年12月31日 (火)

慌大晦日

241231sky01 気がつけばもう大晦日。例年になく慌ただしく忙しくなかなか落ち着かない。それでも年間行事を行っていくのは大切だと考え年越しの準備をしようと横浜橋通商店街へ向かった。

一通りの買い物を終え本年の食べ納めとなるラーメンを食べておこうと伊勢佐木長者町方面へ足をのばした。本命だった『田中屋』と隣の『寿々喜家』曙町店は共に本年の営業を終えシャッターが降りていた。曙町には他にもラーメン店があり営業していたのだが我の中でしっくりくるものがなく黄金町方面まで移動。『黄金家』本店ならば中国系の店なので年末年始でも営業しているだろうと予想してね。見事的中し早速入店し店内隅の券売機で食券を購入し店員に渡し好みを伝える。厨房には男の店員3人。先客6人後客1人。

241231koganeya00 241231koganeya03 横浜家系ラーメン 黄金家 本店

『並盛ラーメン』810円+『目玉焼丼』300円=1110円

並盛りラーメンで好みは麺かため・油多めを指定。この店ならではの我の大好きなサイドメニュー「目玉焼丼」は必須注文だ。

241231koganeya01 この店は地味だけど根強い人気に支えられている。そうなる理由も明確にラーメンに出ている。店主は『杉田家』出身と聞くが明らかにそれとは異なる昔ながらのクラシック家系ラーメンに近い仕上がりになっている。スープに層が出来ているし豚骨の旨味と鶏油の旨味もしっかり出ている。そしてスープの良い印象を超えていいなーと感じたのが麺。月並みだけどモチモチシコシコ。家系ラーメンにはどうしてもブレが生じるものだが、今回は明らかに上振れだった気がする。今までの訪問で一番美味いのが大晦日の日に当たった嬉しさだ。

241231koganeya04 シンプルだからこそこういうのなかななか食べられない玉子焼丼。しかも玉子2つのせ。家系ラーメンと合うかどうかはわからないが、食事としてちょうど良く美味しい。大満足だ。

大晦日だけの特別メニューを提供している店で食べて年末の雰囲気に浸る、というのも良いと思うけど、正月明けしばらくはお預けとなり食べられなくなりそうなものを大晦日に食べ収めるのも乙なもの。未知の味より慣れ親しんだ味。自分には後者が合っている気がする。よって今日この店でこの一杯を食べる事が出来て大満足。良いラーメンの食べ納めになった。

毎年大晦日になると「来年も今年のように穏やかに過ごせますように」と祈るのだが今年はそうはいかなくなった。来年は自分にとって人生の大きな節目を迎える事になりそうだ。取り敢えず今、年越し蕎麦を作って食べられる余裕だけでも得られたのは小さいながらの幸せだと思う。色々な事があったとしても、もうすぐ新しい年を迎える事が出来るのだから。

2024年12月30日 (月)

晦日時雨

241230sky01 雲が多く寒い晦日。こんなに慌ただしい年越しは初めてなる。

不老町に本店を構える『中華蕎麦 時雨』。食べログ百名店7年連続選出と世間での評価は高い。しかし我は桜木町にあるコレットマーレ店は別にして、生活エリア内にあるはずの本店には開店間もない2017年末に訪問したのが現時点で最後になっている。別に嫌な思いをしたとかいう事は一切なくて、醤油も試した上で単純に自分の好みの方向性とは合わなかったから。でも今日実に約8年ぶりに訪れてみる事にした。晦日の営業と我の今日の予定を考えた上での選考だ。店には昼営業終了の1時間前くらいに到着。店前の空席待ち客洋の丸椅子に3人座っていた。食券先買いルールらしく一度店内に入って食券を買って再度店外に出て待つ。食券先買いルールの為案の定後客が揉めていたようだ。巻き込まれるのは御免だ。12分ほど以上待たされてようやく入店。店員は男ばかり4人。客席はL字型カウンター5席、2人がけテーブル席4卓。食券事前渡しだけに提供は流石に早かった。

241230shigure00 241230shigure01 中華蕎麦 時雨 伊勢佐木長者町本店

『いりこ蕎麦』1200円+『出汁玉子』150円=1350円

券売機のところに「期間限定復活」として「いりこ蕎麦」が表示されていたのでせっかくならばと味玉付きで注文した。

241230shigure02 麺は細ストレートで麺量は結構多め。大盛り不可だったのが納得の量。具は玉葱の角切りと岩海苔、レアチャーシュー1枚。追加トッピングの出汁味玉は黄身しっとりで出汁というより塩っぽい味だった。スープは程よいあっさりめの煮干しの味わい。ストレート細麺と玉葱とレアチャーシューで『丿貫』系っぽくもあるがセメント濃厚煮干しではなく、具が玉葱と岩海苔であることから新潟燕三条ラーメンの『潤』らしさもあるが背脂はなくジャンク感も希薄。この店らしい上品な「いりこ蕎麦」に仕上がっている。美味しかったし、こういった上品なラーメンが好みである人から支持されるのも理解出来る。でもやはり我がラーメンに求める方向性とは違っている事も再確認出来た。まあ晦日にレベルの高い一杯を提供してもらえたので満足しよう。退店し外に出たら店頭に10人くらい並んでいたよ。食べログ百名店という冠効果の凄さを見せつけられたようだった。

2024年12月29日 (日)

名店再現

1990年代から2000年代に起きたラーメンブームの最中、今や重鎮と呼ばれるようになった名店の数々が奇跡のように同時期に誕生した事があった。後に「96年組」等と言われるようになった『麺屋武蔵』『中華そば青葉』『くじら軒』等だ。その影で当時一躍名を馳せたが今は姿を消してしまった名店も数多くある。そのひとつに『柳麺ちゃぶ屋』がある。フランス料理人出身の森住康二氏が1996年6月に荒川区三河島でオープンさせたラーメン店。後に文京区護国寺に移転、『MIST』と呼ばれる高級ラーメンブランドを立ち上げ海外進出も果たしたが、2012年に破産し暖簾を下ろす事になった。

我が本格的にラーメン食べ歩きを始めたは2006年春だったのでかなり後発なのだが、当時のラーメンブームの熱というものはまだ体感出来た。幸運にも『柳麺ちゃぶ屋』にも訪れる事が出来ている。2007年1月26日、勿論護国寺移転後の時だが、当時は昼営業で創業当時の三河島時代の味を、夜営業でリニューアル後の護国寺での味を提供していた。よって1日で昼夜2回訪れた。両方共行列に並んだ。格調の高さを感じる店内で革製のエプロンを格好良く着用した森住氏が丁寧に提供してくれた姿が記憶に残っている。

241228sky01 その『ちゃぶ屋』創業当時の味を、生粋のラオタ店主である渡辺樹庵氏が森住氏の全面協力を得て再現したラーメンを高田馬場にある『渡なべ』で期間限定で現在提供していると聞いた。ラーメン黄金期と言っていい当時を知る者からすればたまらない企画。年内一杯で提供終了になってしまうらしいので思い切って訪問してみる事にした。ちょっとは気を晴らさないと。

店に到着したのは開店予定の10分前。店前には既に9人の行列が出来ていた。席数は8なので初回入店は無理なことが確定した。ほぼ定刻に開店。我が入店出来たのは並び始めてから約30分ほど経過した後だった。その頃には我の後ろには15人くらいの行列が生じていた。入口脇の券売機で食券を購入。あれ?厨房には男の店員1人だけ。こりゃ大変だなーと思っていたら、しばらくして渡辺樹庵6番目の弟子と目され底なしの胃袋の持ち主であるとされる清田氏が颯爽と厨房に入ってきた。

241228watanabe00 241228watanabe01渡なべ

『ちゃぶ屋1996 醤油 大』1300円+『味付玉子』150円=1450円

今回のメニューは醤油と味噌が選択出来る。本当は両方食べてみたかったが、我が『ちゃぶ屋』へ訪問した際筆頭醤油を食べていたので醤油を選択した。何故か悔しかったので食券購入時急遽大盛り味玉付きで注文した。

241228watanabe02 森住氏からレシピ提供等の全面協力を受けたらしいが、渡辺樹庵氏曰く「完全再現ではなく記憶のちゃぶ屋の味を再現した」「今の客にも美味しいと思ってもらえるように仕上げた」とのこと。そういう采配が素晴らしいと思う。『渡なべ』の真骨頂だ。

麺はしなやかさを感じる平打中太ストレート。具は青葱ともやし、かためのチャーシュー2枚。スープは豚骨や鶏がベースの醤油清湯。そこにしっかりとした揚げ葱の風味と背脂の脂分が加わる。やっぱりどこか洋の味わいを感じる仕上がりになっている。これは美味しい。そう言えば最近こういったラーメンに出会っていないなとも思った。文句なく完食。席を立つ瞬間に清田氏から「ありがとうございましたー」を声をかけてもらえた。勿論「ごちそうさまでしたー!」と返した。意を決して今日訪問出来て良かった。

森住氏は現在千葉の田舎でひっそりとラーメン店を営んでいるという。ぜひ機会をつくって訪れてみたいなーと思った。

2024年12月28日 (土)

青唐焦板

疲れ果てた。昨日からほとんど食事も取っていなかったがちょっとひと心地がついたので近場の『喜多方ラーメン坂内』石川町店へ立ち寄ることにした。我のお気に入り期間限定メニュー「焦がしごまみそラーメン」が提供されているしちょうどいいや。それに先週金曜日に訪問した際紙の割引券を貰っていたので紛失する前に使ってしまいたいという貧乏根性もあった。夕方の中途半端な時間帯に入店したのだが客席の5割程度は埋まっていた。口頭で注文。しばらくすると8割の席が埋まり人気の高さが伺えた。

241227bannai00 241227bannai03 喜多方ラーメン坂内 石川町店

『青唐焦がしごまみそラーメン』1230円+『ミニ炙り焼豚ご飯』230円=1370円

今回から新しく加わった青唐辛子で辛さが加わったヴァージョンにミニ炙り焼豚ご飯を付けて注文。サービス券で各々30円引きと60円引きになった。

241227bannai01 青唐辛子特有の爽やかな辛さが加わっている。しかも焦がしごまみそラーメンの香ばしい味わいと野菜とピーナッツの楽しい食感にはほとんど影響を与えない作りになっているのが素晴らしい。単純に辛味噌にして味を変えなかった所はしっかりポイントを抑えて作られているなーと感心した。勿論大満足だ。

241227bannai04 こちらのチャーシューだれはかなり甘めな味わいで、青唐入りラーメンの辛さとのギャップが生じて良い効果を生んでくれた。満足感があったし落ち着くことも出来た。やっぱり人間、ちゃんとした食事をしないと駄目だということを実感した。

2024年12月24日 (火)

博多家系

241224machida01 火曜平日。クリスマス・イブなぞ何処の世界の出来事かと思いながら会社を退勤した後久々に町田駅へ降り立った。町田には名のあるラーメン店が数多いが、今夜は我の捻くれた心が前に出て訪問する店を選んだ。「真正博多家系ラーメン」という、突っ込み所多めの肩書を名乗る『松本家』なる店を目指した。場所はブックオフの近くでオープン日は2021年8月11日だそうだ。

営業中の札が出ていたので早速入店。入口脇にボタン式券売機。食券を渡すと好みを確認され着席。店員は若い男1人だけ。水と無料ライスはセルフで店の中央に取りに行く。店内の掲示物から何となく資本系っぽい印象を受ける。FCとかかな?客席は一列のカウンター席が3本くらいあって全23席あるそうだ。先客2人後客1人。

241224matsumotoya00 241224matsumotoya03 真正博多家系ラーメン 松本家

『博多家系ラーメン』800円+『味玉』100円=900円

メインのラーメン2枚看板で、こってりと書かれた「博多家系ラーメン」とあっさりと書かれた「淡麗ラーメン」。他につけ麺や油そば、担々麺もあるようだ。味は九州甘醤油、あご出汁醤油、蔵出し合わせ味噌、岩塩の4種の中から選択。更に麺は家系中太麺か博多細麺から選ぶ。後は家系同様に麺のかたさ、味の濃さ、油の量を選ぶみたい。あまりの選択肢の多さに人によっては注文に時間がかかりそうだ。今回は家系寄りに博多家系ラーメン、あご出汁醤油、中太麺、麺かため、油多めを選択した。

241224matsumotoya01麺は中太やや縮れ。具は家系標準でのほうれん草と海苔3枚、炙りチャーシューが1枚。うずらが1個入っている。そして追加トッピングの味玉は半分に切られた状態で入っていた。スープのベースは豚骨と鶏白湯を合わせたもので、後からあご節を混ぜた感じ。昔伊勢佐木モールにもあった『哲麺』のスープに似ている印象を受けた。後は基本的に量産型家系ラーメンに近いかな。海苔はスープに溶けるチープなヤツだったけど、チャーシューは大きめの炙りチャーシューだ。この一杯、悪くなかった。明らかにコスパの高さを重視した姿勢が伝わってきたから。それにライスが無料で明太子と高菜まで付いてくるんだから文句なし。腹を空かせて金がない若者達が喜びそうだ。今回ばかりは家系ライスではなく明太子ご飯として楽しみ完食した。ラーメンが高価格外食化に進む中、こういう昔ながらのラーメン店の位置に留めようと奮闘している店は応援したい気持ちになる。満足して退店した。

2024年12月22日 (日)

師走炒飯

241222sky01 昨日に引き続き冬晴れの青空に恵まれた日曜休日。今日も家事が忙しかったので徒歩圏内での外出に留めよう。

久々に横浜橋商店街へ買い物に出向いた。また大晦日あたりに来る事になるだろうけど。買い物を済ませ食事にする。特に決めていなかったのだが何となく熱々の炒飯が食べたい気分だったので『麺や太華』へ立ち寄る事にした。8月以来の訪問になる。開店のタイミングで到着して入店。店内隅の券売機で食券を購入。店員は男1人女1人。先客1人後客5人。

241222taika00 241222taika03 麺や太華 横浜橋店

『中華ハーフ』600円+『+炒飯』650円=1250円

前回訪問時と同じものを注文。ハーフサイズの中華そばの好みも我のこの店での定番である「麺かため・味濃いめ・脂多め」指定。炒飯の方だけレギュラーサイズ。

241222taika01 醤油味がビシッと立っているのが我の好み。具材やスープの量はおそらくレギュラーサイズと一緒で麺量だけ少なめというのがまた良い。背脂ミンチの脂感がラーメンを食べている幸せを実感出来る。新鮮な葱が口の中でキュッキュッと鳴くのを感じるのも良い。

241222taika04 待望の熱々炒飯。きざみチャーシューがゴロゴロ入っている。この値段でこのボリューム。嬉しくなっちゃうね。朝飯を抜いていた事もあり完食の大満足。厨房に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。

早くも正午過ぎに帰宅。いつの間にか空には雲が多くなって肌寒くなってきた。土日の時間経過の速度は恐ろしく早いなー。

2024年12月21日 (土)

弐斗長岡

この時期らしく寒くて朝起きるのが辛い。でも休日では出勤する必要がないのでついダラダラと布団に包まり続け二度寝三度寝をしてしまう。そういう浅い眠りの時に人はよく夢を見てしまう。今朝見た夢は実業家の堀江貴文氏が家系ラーメン店「本家家系ラーメンほりえ家」を立ち上げるニュースを見た。本家とあえて付けるのは彼らしいなーと夢の中では思っていた。更に夢の中でネットで「ほりえ家」を検索すると実店舗ではなくケータリングカーでの営業だった。インタビューで堀江氏は「客が来なけりゃこっちから行っちゃえばいいんだよ。建設現場でも学生街でもさー。」と言っていた。現実では彼については好きも嫌いもないフラットな気持ちでいるのだけど何故こんな夢を見たのか分からない。けどそれが夢というものだ。やっぱり疲れが溜まっているようだ…。

結局ちゃんと起床したのが7時過ぎ。急ぐことはないのだが雨戸を明け顔を洗っててゴミを出しに行った。天気予報では夕方雨が降るとなっていたが空を見る限り青空が広がっていたので洗濯をする事にした。色々家事をしていると疲労感を感じてしまって遠出をする気も失せてしまった。今週末の外出は近場にしておこう。

先週の日曜訪問したばかりだが中永谷にある『niるい斗』へ行くことにした。前回迷って却下してしまった生姜醤油ラーメンが気になっていたから。近場といいつつ電車とバスを乗り継いでようやく辿り着いた。店に到着したのはちょうど開店10分前。既に先客が1人店頭の丸椅子に座っていた。隣の丸椅子に腰掛け開店を待った。今日は定刻に開店。入口正面に設置してある券売機で食券を買って店員に渡すと手前から順に席に座るよう指定され着席。店員は店主含め男2人女1人。水の入ったコップが予め置かれていたのでコートをフックにかけてから着席しラーメンの提供を待った。すぐに満席となり外待ち客が生じていた。

241221niruito00 241221niruito01 niるい斗『味玉生姜醤油ラーメン』1030円

味玉付きの生姜醤油ラーメンを注文。人気メニューらしく他客の多くがこれを注文していた。

241221niruito02 このメニューを注文したのは約2年ぶりだったが、提供された瞬間に「こんな美味しそうな見た目だったっけ?」と思った。何か輝いて見えた。定冠詞付きの中華そば、地方の老舗ラーメン店好きの我からすればたまらない顔をした一杯。麺はやや黄色身を帯びた中細平打縮れ麺。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔1枚、ナルト1枚、平メンマ数本、田舎風の薄い小ぶりのチャーシューが数枚。追加トッピングの味玉丸1個は黄身トロリ。今回もしっかりじっくり味わったのだが、やっぱり美味しい。醤油がちゃんと立っていながら旨味がしっかり出ているのでとても飲みやすい。生姜は前面には出てこないで内側からポカポカと体を温めてくれる感じ。疲れた体に染み入るようだ。結局スープ完飲してしまい完食の大満足。厨房に向かって「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

帰りにスーパーで食料調達をしてから午後1時前には帰宅。まだ青空だが風が強かったので洗濯物を取り込んだ。予報通り夕方雨が降ったので早めに取り込んでおいて良かった。

2024年12月20日 (金)

師走坂内

迫ってきた年末。師走だけあって我もそれなりに忙しく急ぎの仕事を3件くらいぶっこまれたが何とか切り抜けたもののクタクタだ。幸いな事に今日が金曜日だというのが救いだ。

疲れたので帰宅途中にわざわざ新店開拓する気力もなかった。こういう時にタイミング良い情報を聞いた。チェーン店である『喜多方ラーメン坂内』で、我が今年年明け直後にハマり3回も食べ続けた期間限定メニュー「焦がしごまみそラーメン」の提供が再び始まったそうだ。疲れた時は確実に美味いと判っているものを安心して食べて満足したい。早速JR石川町駅にやって来た。駅改札から1分ちょっと歩いて石川町店に入店。店員は男1人女3人。「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席に座り口頭で注文。水も持ってきてくれて料金後払いでたいがいの電子マネーOK。ラーメンの高価格化進行に正比例してチェーン店の居心地の良さを感じるようになってきたよ。先客4人後客8人。

241220bannai00 241220bannai03 喜多方ラーメン坂内 石川町店

『倍焼豚焦がしごまみそラーメン』1390円+『半ライス』100円=1440円

今年はレギュラーメニューだけではなく「青唐辛子入」やチャーシューが10枚乗り喜多方感も増した「倍焼豚」も登場。開放感に浸りたい金曜の夜の晩飯、ちょっと贅沢して倍焼豚に半ライス付きで注文した。

241220bannai01麺はピロピロに強く縮れた平打麺。炒った胡麻の香ばしさ、シャキシャキ食感の彩り野菜達、クラッシュピーナッツのポリポリ食感、ピリ辛ラー油とコクのある胡麻味噌スープ。冬にはもってこいのピリ辛味噌ラーメンに、食べていて楽しい様々な食感が組み合わさっている。約1年ぶりに食べたがやっぱり美味しいんだよなー。多くなった柔らかチャーシューはライスに乗せてバクバク食べたが、それでもなかなか無くならないボリューム感も良い!もちろんスープ完飲の完食に終わったが、実に心地よい食後の満足感を与えてくれる一杯だった。支払いはクレジットタッチ決済。一応アプリの会員になっているので50円引きになったし会員ランクも「見習い」に上がった様子。次は青唐入りバージョンに挑戦しようかな。晴れ晴れした気持ちで金曜の夜を迎える事が出来た。

2024年12月19日 (木)

師走木昼

241219sky01先週行った銀行手続きが終わらなかったので本日午後半休を事前申請して昼前に会社を退社した。横浜で午前中初雪が確認されたらしいが我は見れなかった。でも確かに昨日より寒さが厳しく感じる。

銀行に行く前に昼飯。JR関内駅からほど近い平日昼のみ営業のラーメン店『らー麺RE-BORN』に3度目の訪問を試みた。早速入店。店員は男1人女2人。先客7人後客6人。口頭で注文。料金後払い。

241219reborn00 241219reborn01 らー麺RE-BORN 『味噌らー麺』950円

初訪問時にしょうゆ、2回目に朝ラーの豚骨醤油を食べたので今日は「えびしおそば」というのを食べてみようと計画していたのだが、通常メニュー冊子の上に冬季限定メニューのプレートが置かれいた。見ると味噌の数量限定メニューが3種類書かれていた。これほど冷え込んでいたらついつい味噌に流されてしまうだろう。というわけで限定筆頭基本と思われる味噌を注文。他に「ベジ味噌タンメン」「えび味噌そば」が書かれていた。

241219reborn02 麺はしなやかな平打ち中細ストレート。具は薬味葱、もやしとコーン、穂先メンマ2本、チャーシュー3枚。味はごく普通のシンプルな味噌ラーメン。でもしっかりと味噌の味が出ている。予めバターも入っているのかな?十分な油分も感じる。上品なラーメンを提供している店が冬季限定で提供する味噌って、やっぱり見た目も味も上品でジャンクさが欠ける傾向がある、という偏見を持っているのだが、この一杯に関してはシンプルストレートな味噌ラーメンだったので逆に高評価だ。美味しかったし体も温まった。味噌を選択して良かったなーと思える一杯だった。大満足で支払いを済ませ退店した。

銀行の手続きを終えだいぶ早めに帰宅出来た。ゆっくり休むとしよう。今週の出社は明日1日を残すだけだ。

2024年12月17日 (火)

來々懐古

今年の勤務ももう残り10日を切った火曜平日。もう少しの辛抱か?今日も快晴でこの時期らしいなかなかの冷え込みだ。

会社を早く上がれたので本来の予定を前倒しして帰宅途中に新横浜ラーメン博物館へ立ち寄る事にした。ノスタルジックラーメン第4弾。今週は『浅草來々軒』の担当。店前の券売機で先客1人が食券購入中。しばらく待って食券を買って入店。店員は男3人女3人。席を指定され着席。先客6人後客11人。

241217rairaiken00 241217rairaiken03 浅草來々軒 新横浜ラーメン博物館店

『肉絲麺』1600円+『シウマイ2個』400円=2000円

『浅草來々軒』の創業者が横浜中華街で食べた「南京そば」から着想して日本風にアレンジしたのではないか。その「南京そば」は「肉絲麺(ロースーメン)」だったのではないか?という超訳解釈で、その「肉絲麺」を更に現代風にアレンジしたものが今回のイベントメニューとなっている。その特別ラーメンとシウマイ2個をセットで注文。

241217rairaiken01   麺はこのメニューの為に作ったという中太平打ち麺で柔らかめに茹でられている。そして結構麺量多め。具はきざみ葱、筍の細切り、ピーマンの細切り、国産豚の肉絲。スープは『支那そばや』お得意の名古屋コーチンの丸鶏と親鳥のガラと豚ガラでスープをとり、塩ダレと少量の醤油で味付けしたものだそうだ。やっぱり遠くに『支那そばや』を感じるね。青椒肉絲は好物なので個人的にはこういうメニュー大好き。ボリュームもそこそこあり大満足出来た。

241217rairaiken04 大きめのシウマイ。肉汁感もあり美味しかったけど1個200円と思うとなー。でもないとあるのでは夕食として大違いなので満足したけどね。

店舗リレー企画「ノスタルジックラーメン」も折り返しとなり今年はこれで一旦休憩し、年末年始休業を挟んで年明け9日から、今度は『博多一双』がバトンを受け取るらしい。年明け後のお楽しみだ。

2024年12月15日 (日)

弐斗佐伯

241215sky01 師走だけあって今月ももう折り返し点を迎えてしまった日曜休日。今日は家事を抑えめにしてのんびりした朝の時間を過ごした。天気も良く空も青い!

看過できない情報をいただけたので今日は中永谷へ足を運ぶことにした。目的店は『niるい斗』。吉野町『ぺーぱん』休業中に同店の麺とチャーシューを使った限定メニューを食べて以来の約1年ぶりの訪問となる。開店15分以上前に到着してしまった。店前には勿論誰もおらず店頭に置かれた丸椅子に座り開店を待った。定刻を3分過ぎたくらいに暖簾が出され店内に案内された。厨房には店主含め男2人女1人。後客10人。

241215niruito00241215niruito01 niるい斗『味玉大分佐伯ラーメン』1000円

この店のメインメニューは「大分佐伯」「長岡生姜醤油」「上越味噌」「喜多方」の4種ありどれにするか迷った。家を出た時点では「長岡生姜醤油」を食べる気だったが、「長岡生姜醤油」と「上越味噌」と「喜多方」は他店で食べる事は何とか可能なメニュー。この店でしか食べられないのは「大分佐伯」だ。そう思って筆頭メニューを味玉付きで注文した。

241215niruito02 「渡なべスタイル」の渡辺樹庵氏が、今は無き大分佐伯ラーメンの筆頭店だった『香蘭』をベースに作り上げたというこの店の「大分佐伯ラーメン」。麺はポクポクした食感の中太ストレート。具はきざみ葱とブラックマッペの茹でもやし、脂身の多い小ぶりのチャーシュー2枚。追加トッピングの味玉は黄身トロリ。スープには胡麻と白胡椒が予め投入されている。大分佐伯ラーメンとは、醤油ダレしょっぱめ、油多め、ニンニクガツン、胡椒ガツンの味わいの、ジャンク感強めの豚骨ラーメン。スープを飲み干すのは本来ハードル高めなのだが、今回はしっかりじっくり味わってスープ完飲の完食マークを出した。大満足だ。また近々訪れる事になるだろう。

2024年12月14日 (土)

肉咖喱浸

241214tree01 今週も雲ひとつない冬晴れの朝を迎えた土曜休日。いよいよ羽毛布団の出番と思い天日干し。溜まっていた洗濯物も干してから家を出た。空は相変わらず気持ち良いほどに青い。落葉もピークで黄色くなった地面との対比も美しい。

241214sky1 先週日曜、開店15分過ぎの到着で既に売り切れており食べられなかった『横浜大勝軒』の数量限定メニューのリベンジの為に京急に乗って神奈川新町駅へやって来た。気合いが入り過ぎて店には開店20分も前に到着。先客はいなかったので1人で待っていたが5分も経たない内に後客が並びはじめすぐ7,8人ほどの行列が生じた。やっぱり根強い人気がある店だったんだね。但し全員いい歳をしたおっちゃんばかりだ。開店予定の5分前倒しで店員が券売機のシャッターを上げてくれた。早速念願だったメニューのボタンを押した。まず本当に販売していたんだ!と安堵した。一体何杯限定のメニューなんだ?取り敢えず来年まで禍根を残さなくて済んだのでホクホク顔で1番乗りで入店し奥の席から詰めて着席した。初回でほぼ満席になったね。

241214taishyouken00 241214taishyouken03 横浜大勝軒 神奈川新町店『バラ肉カレーもりそば』1360円

カレー好きからすると妙に美味しそうに見えたのでこれが食べたかった。カレーが冷えていくのは嫌だったのであつもり、麺かため指定。

241214taishyouken01241214taishyouken02 ナルト1枚と糸唐辛子、かた茹で玉子半個、玉葱とたっぷりの豚バラ肉が入った、粘度の高い日本のカレーっぽさがビンビンに感じられるつけ汁。これに並とはいえ大量の麺を遠慮なくたっぷりつけてすする。但し飛び跳ね注意だ。味は正直カレーうどんそのものって感じなのだけど、それが大勝軒の雰囲気にピッタリハマっていてなんとも言えないいい感じなんだよ。それに本当に豚バラ肉がたっぷりと入っていて、麺を食べ終えてもまだゴロゴロ入っていた。狙い通りあつもりの為温度が下がることもなく余裕でカレーを楽しめた。朝食抜いてきたのに腹いっぱいの満足感。幸せな気持ちのまま丼をカウンター上に上げ退店した。

京急で横浜に戻った後買い物をしてから帰宅。しばらく休んでから洗濯物と布団を取り込んだ。今夜は暖かい布団で眠るのが楽しみだ。

2024年12月13日 (金)

純連師走

今日は空に雲が多くかなり冷え込んだ金曜平日。そろそろ羽毛布団の準備が必要だな。

疲れていたけどせっかくの金曜の夜だ、ラーメンを食べてから帰宅しよう。この寒さだ、身も心も暖まることが出来るガッツリした美味い味噌ラーメンが食べたい!そう考えた時にこれ以上無い贅沢な選択肢が我にはある。『札幌すみれ』の道外唯一の店舗が帰宅途中に行ける場所にあるこの幸運なカードを使わない手はない。というわけで桜木町から歩いて夜営業開始20分後くらいに店に到着。店前に並び無し。これも考えたら凄い幸運だよなー。ノンストレスでそのまま入店し電子マネーで食券を買い店員に渡すと席に案内された。店員は男ばかり5人。カウンター席は全て埋まりテーブル席に案内された。後客も続々来店し満席まではいかなかったが常に8割以上の席は埋まっていたと思う。

241213sumire00 241213sumire03 札幌すみれ 横浜店

『味噌』1200円+『ライス』200円=1400円

絶好の味噌ラーメン日和なので筆頭味噌をライス付きで注文。また値上がっていた。とうとうデフォルト基本メニューがこの値段になってしまったか…。

241213sumire01 241213sumire02 西山製麺製の縮れの強いかために茹でられた黄色い麺にラード多めで濃い味噌味。アッツアツ。これぞ『すみれ』の味噌ラーメン。あれ?今まで入っていなかった雲呑の皮が入っているぞ。その分もやしが減ったように感じたけど。あーせっかくの美味い味噌ラーメンを眼の前にしてこれ以上考えるのよそう。ライスと共にガッツリと食べささやかな幸福感に浸ることが出来た。スープ完飲完食。食べ終わってポッカポカ。大満足で退店し冷たい夜風の中家路を急いだ。明日は休みだ!

2024年12月11日 (水)

龍上懐古

気がつけば早くも師走も半ばにさしかかっていた水曜平日。師走なのでそれなりに忙しく今週ラー博に立ち寄る事が出来そうなのは今日くらいっぽい。昨日と連食になってしまうが会社帰りの帰宅途中にラー博へ足を運んだ。ついでに例年恒例のカレンダーも貰ってしまうつもり。

週変わり連続リレー企画「ノスタルジックラーメン」第3弾、今週の担当店舗は『赤湯からみそラーメン龍上海』。この店は総入れ替え制の為、店前に先客4人が並んでいた。店頭券売機で食券を購入し後に続いた。2分程度待ったら入店を促された。店員に食券を渡し席を指定されて着席。厨房は仕切りがあって見えにくいがおそらく男3人女1人。後客も続々来店していた様子。

241211ryuushanhai00 241211ryuushanhai03 からみそラーメン龍上海本店 新横浜ラーメン博物館店

『からみそあんかけラーメン』1000円+『みそ味玉』150円=1150円

この店の店員が賄いとして食べていたものをベースにアレンジして商品化したメニューらしい。ライスが売り切りだった為みそ味玉を追加した。

241211ryuushanhai01 241211ryuushanhai02 麺は平打ち縮れ太麺。この縮れ太麺好きだなー。具はきざみ葱、きざみナルト、きざみチャーシュー。そして青のりがたっぷりかかっている。店特製の辛味噌を伸ばし作った餡らしいので味の印象はこの店の基本メニューの「赤湯からみそラーメン」とほぼ同じように感じた。餡になっている分辛さは幾分マイルドになっているかな。そしてあんかけ特有の体の内からポカポカするような効能を感じる。あんかけラーメン好きの我からすれば大満足の仕上がりで完食した。

1Fフロアで会員アプリを提示し2025年度版カレンダーを入手した。今年は今までラー博倶楽部の日に提供された限定ラーメンが紹介されていた。

 

2024年12月10日 (火)

菊名煮干

241210tree02 銀行の各種手続きが終了した頃は午後2時をまわっていた。この時間ならまだ間に合うかとまたもやラオタ心が抑えきれず菊名へ向かう電車に乗っていた。せっかくの有給休暇、ラオタとして有効に使いたい。まだその欲求が我にはあるのだ。次の目的店は『アトリエ・ド・つけ麺』跡地に先月11月11日開店した『麺処にぼし香(こう)』菊名店だ。『丿貫』出身の店主が昨年水天宮に開店させた店の支店らしい。営業時間はなんと昼3時迄で夜営業は無し、土日は大行列が生じていると聞いて開店から1ヶ月以上訪問を見合わせていた。横浜ってセメント煮干し系の店って根強い人気がある印象がある。やっぱり『丿貫』のお膝元だからかなぁ?

店には閉店30分前に到着。店前には誰もいなかったが店員が1人出てきて「今満席なのでここで待っていて下さい。」と言われた。ものの2分程度で先客が出てきたので店内に案内された。店隅に設置してあるタッチパネル式券売機で食券を購入。現金対応のみの様子。厨房には男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。空いていた席に案内され着席。水はセルフ。箸も店内隅の置き場から持ってくる。我が最後の客かと思ったら後客が2人来た。

241210niboshikoh00 241210niboshikoh01麺処にぼし香 菊名店

『煮干し香セット(濃厚煮干蕎麦+背脂の和え玉)』1400円+『うずら味玉』150円=1550円

屋号を冠したラーメンと和え玉のセット、うずら味玉トッピングで注文した。

241210niboshikoh02

濃厚煮干蕎麦。単品1100円。麺はパツパツ食感の中細ストレート。具はきざみ玉葱とレアチャーシュー1枚。追加したうずら味玉3個は醤油の味が強めに染みた感じ。スープはメニュー名に恥じない濃厚煮干具合。具も麺もスープも絵に描いて額縁に入れたかのようなセメント煮干しな一杯。この上に特濃厚というメニューがあるが、それは恐らく我にとってはやり過ぎに感じるだろう。そのくらいこの一杯で十分濃厚な煮干しスープだった。王道の煮干し蕎麦で満足した。

241210niboshikoh04 セットの背脂の和え玉。単品だと400円。自分のタイミングで注文するように言われた。麺は勿論同じだが大蒜と黒胡椒で味付けされている。その上にきざみ玉葱と岩海苔、背脂がのる。まず単品でよく混ぜて食べてみた。悪くはないが正直ピンとこないように感じた。でも原因はすぐわかった。先に食べた濃厚煮干蕎麦の味の濃さの後で食べたからだ。先に食べればしっかり味わう事が出来たかも知れないが、和え玉の役割上後で食べるしかない定め。後半は残った濃厚煮干スープにつけ麺のようにつけて完食した。腹いっぱいで満足した。ただ「セメント濃厚煮干」って我にはどうも習慣性があまり生じないんだよな。たま-に食べるとようやく美味しいと感じる程度で頻繁に通いたくなる感じではないんだよ。また菊名駅に戻って家路についた。

今日は保留していた銀行手続きを進める事が出来たし、なかなか行けないラーメン店を2店も訪問出来たので有意義な平日休暇だった。但し少し食べ過ぎたなー。

関内朝麺

241210tree01 朝から快晴の火曜平日。今日は1日有給休暇を使用した。先延ばしにしていた銀行関係の各種手続きを今年中に済ませておきたかったから。今日も洗濯を済ませ干した後、朝9時過ぎには家を出た。

銀行メインといいつつやっぱりラオタなのでせっかくの有休使用、隙あらばラーメンが食べたい。今日は火曜なので『麺屋ふうすけ』への再訪も頭によぎったのだが、平日営業のみの『らー麺RE-BORN』が朝ラーメンを提供していると聞きそちらへ訪問する事にした。朝7:00~10:00まで提供していて関内駅からすぐ近くなので都合が良いし。9時半過ぎ頃に店に到着。階段を上りドアを開け入店。先客1人のみ。厨房は奥で見えないがおそらく店員は男1人女2人。料金先払いで現金のみ対応。後客1人。

241210reborn00 241210reborn03 らー麺RE-BORN 『のりチャーシューらー麺』790円

メニューは1つのみ。ライス無料との事なのでお願いした。それでこの値段なのでお得感だけではなく満足感にも通じるだろう。

241210reborn02 麺はもちもち食感の中太やや縮れ。具は薬味葱と海苔2枚、薄くスライスされたチャーシューが8枚くらい入っていた。オフィス街に近い駅チカ立地で提供する朝ラーメンなのでスープは醤油清湯か塩清湯だろうなー、前回注文したメニューと被らないといいなー、等と思っていたら、全く予想外の一杯が提供された。あっさりした豚骨醤油ベースでニンニクを結構ガッツリ効かせたものだった。オフィス街で朝からニンニクとはなかなかチャレンジングだ。その分ジャンク感が増してラーメンを食べている満足感は得られたんだけど。ベースの豚骨醤油もあっさりしながら熟成感は感じられたし。たっぷり入ったチャーシューは薄いから海苔巻きみたいにライスを巻いて楽しんだ。こちらもなかなか良いね。久々しっかりした朝食がとれて大満足。我が関内駅を利用して通勤する立場だったら結構利用したかも知れないなー等と考えながら退店した。

その後本来の目的である銀行に行って各種手続きを行った。

2024年12月 8日 (日)

新町大勝

241208sky01師走の第2日曜休日。朝は雲が多かったが日が昇るに連れ雲が消えて青空が広がってきた。最近青空がよりくっきり青みが強くなったように感じる。今朝も家事に追われ予定より家を出るのが遅くなってしまった。

京浜急行神奈川新町駅へ降り立つ。駅の改札から歩いて5、6分歩いた第一京浜沿いにある『横浜大勝軒』神奈川新町店。今や東池袋大勝軒直営になっている『東池袋大勝軒』横浜西口店より先の2003(平成15)年11月に営業を開始して神奈川県でも老舗にあたる東池袋大勝軒店舗。だから当初は単に『横浜大勝軒』と名乗っていたはず。今は東池袋大勝軒直営の流れをくむ「大勝軒のれん会」に属している。そんな20年以上の歴史がある店舗で気になるオリジナルメニューがあるのを知り気になってやって来たのだ。我も約16年半ぶりの訪問となる。

開店予定時間から15分ほど過ぎた頃店に到着。店前に先客1人が店外に設置してある券売機で食券購入中。後に続いて食券を購入。どうも店員の誘導で店内に案内されるらしい。ほとんど待たないで店内に案内された。厨房には男の店員3人。客席は厨房周りにL字型カウンター15席。ほとんどの席は埋まっていた。後客は2人くらいきた。

241208taisyouken00 241208taisyouken03 横浜大勝軒 神奈川新町店『もりメンマ』1410円

残念ながら狙っていたメニューは既に売れ切れ表示になっていたので、横浜西口店でよく注文していた「もりメンマ」を選択した。東池袋大勝軒系は以前から値上げに躊躇しないなーと思っていたら今こんな値段になっていた。

241208taisyouken01横浜西口店のものよりつけ汁の丼に迫力があった。薬味葱、柔らかメンマが大量に入っていた。あとナルト1枚、半分に切られたゆで卵1個。チャーシューは4枚くらい入っていたかな?味は言うまでもなく酸味の効いた東池袋大勝軒の味。結構なボリュームだが余計な事を考えず食べる事に集中出来る安定の味わい。値上げを踏みとどまって内容をケチられるより満足度を維持して値上げしてくれた方が断然良いと個人的には感じている。朝11時前からこの客入りだという事は我と同じ考えの人が多いようだ。そしてそれがラオタ層ではなく普通の常連客っぽい感じの客層だったというのが興味深い。古めかしい内装も相まって老舗店ならではの良い雰囲気が出ていた。

241208taisyouken02 朝食抜きの状態だったので麺量を中盛にするか悩んだけど並のままで十分満たされた。シャクシャク食感の大量のメンマは食べていて楽しい。結果大満足だ。完食はしたがつけ汁はスープ割りもせず残して退店した。この老舗店の人気を侮っていた。近い内にリベンジを果たしたい。

満腹だったので東神奈川駅まで歩いて腹ごなし。スーパーで食料調達をして帰宅。いつものように午後はゆったり自宅で過ごした。

2024年12月 7日 (土)

踏張味噌

241207sky01 今週も快晴の週末を迎える事が出来た。早速朝から溜まった洗濯物を洗濯。布団と共に干し終えた後家を出た。今日は朝一で床屋を予約していたからだ。9月末に行って以来だったので流石にボサボサで気持ち悪くなりこの日を待ち侘びていた。綺麗サッパリ快適な気分で床屋を出た。雲一つない青空が一段と眩しく見えた。

伊勢佐木モールへ移動し諸々の買い物を済ませてから向かったのは大通り公園直ぐそばにある魚介豚骨ラーメンの『らーめんひとふんばり』だ。この店は結構お気に入りなのだが、数年前店主が体調を崩して休業した後、営業は昼の3時間半のみ日月定休となってしまった。今日は土曜日なので約5ヶ月ぶりに訪問してみる事にした。店には開店予定の3分ほど前に到着したのだが既に営業中の札が出ていて先客3人がいるのが見えたので早速入店。入口脇の券売機で食券を購入すると店主から奥から順番に座るよう言われたので着席。水は卓上からセルフ。厨房には店主夫婦と女店員の3人。後客は続々9人来店し一時期店内空席待ち客も現れた。人気は健在だ。

241207hitofunbari00 241207hitofunbari03 らーめん ひとふんばり

『ピリ辛特製みそらーめん』1300円+『ライス』100円=1400円

そう言えばこの店の冬季限定の味噌を久しく食べていなかったなーと特製とライスを付けて注文した。同じ味のつけ麺もあるようだ。

241207hitofunbari01 241207hitofunbari02 麺は柔らかめに茹でられた中太やや縮れ。具は薬味葱と青葱と白髭葱、海苔3枚。柔らかメンマ数本と柔らかバラチャーシュー3枚。味玉は黄身トロリ。スープはオリジナルのものに味噌を溶いたのかな。優しい味噌の味わいながらピリ辛要素もあった。期待通りのこの店ならではの味噌ラーメンだった。スープ完飲の完食マークを出し大満足の退店となった。今年の9月末に同じ「鳥居式らーめん塾」出身で保土ヶ谷にあった『麺屋食堂』が閉店してしまった。この店にはもうひとふんばり頑張っていただき美味しいラーメンを我々に提供していただきたいなーと思いつつ厨房に向かって「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

近くにあるスーパー三徳で食料調達をしてから帰宅。しばらく休んだ後洗濯物や布団を取り込み午後は自宅でゆっくり過ごした。

2024年12月 6日 (金)

三澤家系

今日も例年に比べて比較的暖かいように感じた金曜平日。予報ではようやく明日から本格的な寒さがやって来るという。

市営地下鉄ブルーライン三ッ沢下町駅2番出口を出てすぐ脇の場所に今月1日家系ラーメンの新店がオープンしたと聞き会社帰りの帰宅途中に立ち寄ってみる事にした。なんでも店主は『環2家』出身だそうだ。だから行列覚悟の訪問だったが到着時店舗前には誰もおらず入店してみると店内には先客1人だけでガランとしていた。入口脇の券売機で食券を買って店員に好みを伝えると水の入ったコップが置かれた席に座るように言われた。厨房は奥で見えにくい場所にあったが声等から店員は男2人のみだと思う。客席は壁向かいに一列のカウンターが3席と7席。4人がけテーブル席2卓。後客4人。

241206mitsuzawaya00 241206mitsuzawaya03 家系 三ツ澤家 本店

『特製ラーメン 並』1200円+『ライス小』100円=1300円

内容はわからなかったが券売機左上ボタンの法則に従った。好みは「麺かため・油多め」。晩飯になるのでライス小も付けた。結構待たされた。15分以上は確実。先客は20分以上待たされていたのではないかな?小ロットに未だ対応出来ていないのかなー?とかラオタっぽい想像をしてみた。

241206mitsuzawaya01 241206mitsuzawaya02 提供された具の構成から特製は「海苔5枚、ほうれん草増し、味玉、チャーシュー2枚」なのかもね。麺はやや細めの中太やや縮れ。味玉は黄身トロリで塩分濃いめ。チャーシューは吊るし焼きかな。噛むと香ばしさが伝わってくる。スープは見た目ペラっぽいかな?と警戒したが、ちゃんと層が出来ていてトロンと濃厚感があった。しっかり『吉村家』直系っぽいなと思える味はしていた。だけど味濃いめ指定はしていなかったはずだが結構スープの味が濃くてスープ完飲ならず。味とボリュームは満足出来た。

開店して間もないから色々不慣れな点は垣間見えたので、しばらくは味が安定しなさそうな予感もした。でもそこが補正されれば行列店に化ける可能性も秘めていると思った。作業に夢中で客席無視で厨房に閉じこもった店員2人に向かって「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。一瞬ビックリした感じで「ありがとうございましたー!」という声が背中越しに聞こえた。

あー結構腹がもたれ気味になってしまったぞ。という事で駅に戻り腹ごなしに横浜で少し買い物をしてから家路についた。明日は休みだ!

2024年12月 4日 (水)

牡蠣塩麺

今日も晴れてこの時期としては若干気温が高かった水曜平日。

京急日ノ出町駅近くの飲食集合施設『KittinnGATE横浜』に今年7月7日に営業を開始した『むかん横浜』。開店翌日に訪問したところ「牡蠣バターたまご麺」という、ほぼパスタ料理みたいな混ぜ麺しか提供していなかった。全然ラーメンを食べた気がしなかったので、いつか汁有りメニューが提供開始されるまで評価保留にしておこうと思ったものだ。それが12月に入ってようやく汁有りラーメンメニューを開始したと聞き、会社からの帰宅途中に立ち寄ってみる事にした。

早速入店。あー正面に今年8月いっぱいで閉店した『紬』のカウンターがほぼそのままで真っ暗になって残っていたよ。その横の『むかん横浜』には黒服の男の店員3人と先客2人がいた。券売機で食券を購入し店員に渡すと予め水の入ったコップが置かれた席に座るよう促された。後客2人。

241104mukan00 241104mukan03 むかん横浜

『牡蠣塩ラーメン』900円+『しらす丼』300円=1200円

券売機をみると初回訪問時と同じくラーメンメニューがひとつだけだった。追加ではなく「牡蠣バターたまご麺」から「牡蠣塩ラーメン」にメニュー変更した、という事みたいだ。サイドメニューは「本日の丼ぶり」として「しらす丼」が書かれていた。2つ合わせて注文した。ラーメンは一杯ずつ調理しているようだった。

241104mukan01 241104mukan02 麺は中細ストレート。麺量は結構あるように感じた。具は青葱と岩海苔、大判のレアチャーシュー1枚。そぼろのように見えるのは牡蠣のアヒージョのようだ。丼になみなみと注がれたスープは濃厚な牡蠣の味わい。そして塩気も十分で、こちらは紛れもなくラーメンを食べている気分になれた。卓上には色々凝った味変アイテムが置かれて少し試してみたもののそのままストレートの方が好みに合った。

241104mukan04 サイドメニューのしらす丼は見た目どおりサッパリ。ふんわりとごま油で味付けされているようだ。メインの牡蠣塩ラーメンを邪魔せず、相性の良いサイドメニューで美味しく完食した。

待っていた『むかん』の汁有りラーメン。ほぼスープを完飲したので美味しかったのは間違いない。ただ地方の老舗ラーメン好きの我なので尽く好みとは真逆の方向性を感じ、更に牡蠣という苦手意識のある鮮魚系に近い系統のラーメンだったものだから、まあ、好みのラーメンではなかったかな正直。残念だけど。

2024年12月 3日 (火)

小紫懐古

241203sky01 この時期としては暖かかったらしい12月最初の火曜平日。朝晩の通勤時間帯はこの時期らしい低い気温だったからわからない。

火曜日ながら定時上がりが出来たので帰宅途中ラー博に立ち寄る。今日から「ノスタルジックラーメン」第2弾『熊本ラーメンこむらさき』のターンが開始されたからだ。入館後速攻で店舗に向かうと店前に誰もおらず。無事目的の限定メニューの食券を購入出来た。流石ラー博最古参の店舗、1日限定100杯と謳いつつ、どのような状況になるか経験で知り抜いているので多少数量調整くらいしてくれているのかも知れない。店員に食券を渡すと席を指定されたのでその席に着席した。店員は男5人女1人。先客8人後客9人。

241203komurasaki00 241203komurasaki03 熊本ラーメン こむらさき 新横浜ラーメン博物館店

『淡鶏麺2024』950円+『煮玉子』150円=1100円

このメニューは本店の常連客から「あっさりしたラーメンも食べたい」という要望から生まれたそうで、本店は閉店してしまったが熊本の上通中央店では今も提供しているそうだ。それを今回のイベント用にアレンジを加えて提供しているとの事。別皿でにんにくチップ、あとステッカーも同時に提供された。煮玉子は別途トッピングを追加した。ここのかた茹で玉子好きなんだよ。

241203komurasaki01 麺は基本のラーメンと同じ中細ストレート、具は青葱、細切りメンマ、細切りきくらげ、赤縁チャーシュー2枚。追加の煮玉子は別皿提供。スープは当たり前だが『こむらさき』で食べている事をわすれるくらい『こむらさき』っぽくないあっさり鶏塩スープ。かなりあっさりしているが旨味はしっかりって感じ。旨味の強い老鶏と水だけで弱火で5時間半炊き上げて作っているそうだ。半分くらい食べた頃に別皿のにんにくチップを少し投入してみるとようやく『こむらさき』感が立ち上がってきた。そのままスープ完飲の完食。間に合いありつけた安堵感も含め大満足で退店出来た。

2024年12月 1日 (日)

大公背脂

今日からいよいよ今年も師走。昨日同様朝から良い天気だったので朝から洗濯を実施。洗濯物を干した後に父を散髪に連れていく等があり今日も忙しい休日の朝だった。一度帰宅した後11時過ぎに再び家を出た。

上大岡の『大公タンタン』が早くも開店1周年を迎えたそうで、その記念限定メニューとして背脂チャッチャを提供すると聞き訪れてみようとやって来た。開店15分過ぎくらいに到着。店先で少し待たされたが若い男の店員に「相席でもよろしいですか?」と聞かれたので頷き上がりの席に案内された。口頭で注文。店員はマッスル店主含め男3人女1人。先客12人後客9人。

241201taikoutantan00 241201taikoutantan01 大公タンタン『マッスル背脂チャッチャ(みそ)』1100円

注文時何も聞かれなかったがが、先客の様子を見ていると背脂の量が調整出来るらしかったので、店員を呼び止め脂多めにしてもらった。25分以上待たされようやく提供された。

241201taikoutantan02 241201taikoutantan03 麺は縮れの強い平打ち太麺。具は輪切り葱ともやし、大きめの平メンマ2本、かた茹で卵半個、巨大チャーシューが1枚。その上におろし生姜。更にその上に真っ白いボタ雪のような背脂。スープは『拉麺大公』直伝の濃い味の味噌。おろし生姜が良く効いてとても美味しかった。もうジャンクの塊のようでラーメンの魅力が詰まったような一杯に感じられた。あれだけ待ち時間が長かったけど美味しくてあっという間に食べ終えてしまった。

開店1周年おめでとう!という気持ちで訪れ、提供されたラーメンもとても美味しかったので本来であれば大満足だったはず。でも悲しい事に意図的に提供の順番を飛ばされたんだよ。しかも明らかに後から入店した6人家族と1人客に。露骨でやり過ぎの順番飛ばし。その後にすぐ我の限定メニュー1人分を作り始めたから順番を間違えたわけではない。そんな事されて提供の順番を待っていた客がどういう気持ちになるか判っていたはず。店側の都合を優先させ物言わぬ客の都合に目を瞑ったのだ。よっぽど声を上げようかと思ったよ。こういう事を平気で行う店だったのか。祝うつもりで訪問したが憤りと残念な気持ちで支払いを済ませ退店する事になった。

食料調達をした後午後1時過ぎに帰宅し洗濯物を取り込んでしまったところで疲れて横になり残りの休日時間を過ごした。

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