菊川貝担
昨日の土曜は予報通りほぼ1日雨が降った為早朝ゴミ捨てに行った以外は外出はせず家に閉じこもっていた。雨の日に家から出ずにいられる幸せな気分を堪能しつつ衣替え等整理も済ませる事も出来た。
明けて本日日曜日は文化の日、祭日。朝から雲一つない青空が広がり爽やかな空気で気分も良い。朝6時過ぎから備蓄水の入れ替えから始まり、洗濯、布団干し、扇風機の片付け等を行い9時くらいまで朝飯抜きのフル回転だった。
そんなこんなで若干出遅れたので遠征はせず近場で朝飯兼昼飯を食べる店を探した結果、井土ヶ谷の先にある『種実担々麺 菊川』へ訪れる事にした。何でも開店1周年を記念した特別メニューのみで営業するらしい。担々麺と炒飯のセットという店主拘りのラインナップ。なので客の回転率は落ちると推測した。出遅れるとかなり待たされる事になると予想し、開店予定の15分前に店に到着したが既に先客3人が待っていた。その後に続いて開店を待った。定刻に開店した頃には我の後ろに7人くらい並びが生じていた。先客に続いて店内に入り入口の券売機で食券を購入した。厨房には店主と女店員の2人。席は指定され着席し食券を渡す。水はセルフ。予想通り店主は1人麺上げしたり鉄鍋振るったり奮闘していた。客席は開店時に店内の待ち席も埋まり満席。外には7,8人の行列が生じていたようだ。
『貝のスープの濃厚担担麺とプチ炒飯』1450円+『炒飯大盛変更』200円=1650円
本日の特別限定メニューはプチ炒飯が付くが、炒飯好きの我がそれに満足出来るとは思えなかったので炒飯大盛変更の食券も買った。辛さも痺れも卓上調味料で自己調整出来るようになっていた。
この店の通常のスープのベースは鶏と野菜なのだが、今回の特別メニューは牡蠣、帆立貝柱、干し鮑、浅利等の貝を使って作っているそうだ。麺は通常のストレート細麺。具はみじん切りの玉葱、たっぷりの挽き肉、木耳2枚、うずらの玉子2個、白菜、糸唐辛子。そしてスープを摂った後の貝をペースト状にしたものが球になっていて店員から溶かしながらたべるように説明された。貝出汁の旨味もしっかり感じられる一方、担々麺としての味のバランスは崩れておらず上質の担々麺として楽しめるようになっていた。美味しかったねー。汁一滴残さず完飲完食の大満足な一杯だった。
大盛変更でレギュラーサイズ?になったアッツアツの炒飯。パラパラでシンプルだけど抜群に美味い。だからこのまま完食したかったが、卓上の説明書きに習い、残り1/3になった時点で卓上のニンニク酢醤油を少し投入。あー確かにちょっと辛く味も濃くなるけど、食べる最後の分としては良かったよ。こちらも大満足で完食した。
担々麺と炒飯。店主はこの2つが好きで、同時調理で回していくのが大変なのは重々承知で、それでもこういう店がやりたかったのだろうなーと開店直後の初訪問時からずっと感じていた。近年稀に見る店主の拘りが垣間見れる店が開店1周年を迎えた。店主はよく頑張ったなーと労いたい。その代弁として丼も皿も空にしてカウンター上に上げ卓上を付近で拭いて退店した。店の外には8人くらいの行列が続いていた。
帰宅後洗濯物を取り込み扇風機を仕舞ったら疲れた。爽やかな気温で過ごしやすく満腹だった事もありついつい昼寝をしてしまった。心地よい休養が出来た。
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