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2024年11月30日 (土)

猫鼠丸鶏

241130river01 朝から雲一つなく空気も澄んだ冬らしい青空が広がった11月最終日の土曜休日。この空ならば溜まった洗濯物を一気に干せる。冬布団も風を通しておきたいし。朝から家事に専念した。10時前に家を出る。掃除をしているとあれこれ必要なものが出てくるので今日はドラックストアで水回りの掃除用洗剤等を買った。

今日の朝飯兼昼飯はいつもお世話になっている弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』。約1ヶ月ぶりの訪問。今日も魅力的なラーメンをメインにランチ営業していると聞いたからだ。開店10分前くらいに店に到着。後客は現れず3分くらい前倒しで店内に案内してもらえた。口頭で注文。水はセルフ。

241130nekonezumi00 241130nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男『宮崎地鶏の丸鶏ラーメン 中の上』1700円

何と今回は宮崎地鶏の丸鶏ラーメン!てっきり店主は豚骨系ばかり熱心に作っていたような印象があったので丸鶏ラーメンの提供は意外だった。

241130nekonezumi02 麺は中細ちぢれ麺。具はきざみ葱とほうれん草、ナルト1枚、海苔1枚。かなり肉厚で大きな豚チャーシュー4枚と鶏チャーシュー3枚。スープはこの店のラーメンとして透明度がありあっさりしている。けど我の好きな鶏油の味わいが出ていて美味しかったなー。いつもは強烈な油で飲み干す事が出来なかったこの店のラーメンのスープだが、今回はきっちりスープ完飲の完食する事が出来た。

241130nekonezumi04 本当は極みを注文した人のみ提供してもらえる窯焚きライスをサービスしてもらえて感謝。豚と鶏のチャーシューご飯を作って美味しく完食した。支払いを済ませる時に店主と女将に「美味しかったです」と伝え退店した。

今回の丸鶏ラーメンは明日も提供予定だと聞く。今回のラーメンは食べ易く仕上がっているので、いつもヘビーなラーメンに躊躇して来店しなかった人もぜひこの機会に味わってみて欲しい。…と我としては珍しく宣伝してみる。というのは今日は結局我が退店した後も後客の来客が無かったからだ。このままこの店がラーメンランチ営業を止められてしまうと我が困るのでね。

途中食料品を調達してから帰宅。洗濯物を取り込み片付けをしたら疲れてしまい、干して暖かくなった布団に入ってぐっすり昼寝をしてしまった。

2024年11月29日 (金)

肉飯岡本

241129sky01 体調は何とか持ち直して今週の、いや今月の務めを終える事が出来安堵の気持ちと開放感でちょっとだけ幸せな気分になった金曜平日。ようやくこの時期らしい澄んだ空気の空と低い気温になってきた。服や布団の調整が面倒なので、今までのように気温が不安定に乱高下する事なく安定的に降下していってくれれば良いのだけど。

牛バラすじ肉と玉葱、こんにゃくの煮込み、その煮汁の味染み染みの豆腐、味染み染みの大根、味染み染みのかた茹で玉子。これらを白米の上にのせた、我にとっては夢のような丼を提供していた店が、中年サラリーマンが多く集う新橋駅前のニュー新橋ビルにあった。『東京肉めし岡むら屋』という店だ。約8年以上前の話だがラオタな我もラーメンそっちのけで思わず訪問したくらいだ。チェーン展開で広がって欲しいなーと思っていた。でもそれからその名を聞かなくなった。店舗展開もしなかったようで残念に思っていた。だがしかし!それが我の調査不足で、何と店名を『肉めし岡もと』に変え、未だ6店舗と少ないが店舗展開していたのだ!しかも最新6店舗目は初の横浜市内、今年の8月9日に十日市場駅近くに出店していた!という訳で今夜はラーメンの事は考えず帰宅途中にJR横浜線十日市場駅に降り立った。

久々に降り立った十日市場駅。周辺は資本系飲食店が軒を連ねている。バスロータリーを回り込み環状4号線沿いに歩くこと約2分くらいで目的の店舗を発見。広い駐車場完備のガラス張りの店舗だった。しかし車は1台も駐車されていない。早速入店。広い店内はガラーンとしている。先客ゼロ状態。広い厨房に男女各2人の店員だけ。客席は厨房周りにL字型カウンター15席と4人がけテーブル席4卓かな。口頭で注文。料金後払い。後客1人。

241129okamoto00 241129okamoto03 肉めし岡もと 横浜十日市場店『特肉めし定食』1199円 

肉めし以外にも定食、肉カレー、肉ビーフシチュー等もあった。筆頭肉めしを頼むつもりだったが、汁物も欲しくなり、だったら定食にしようと特肉めし定食にした。けれど提供時渡された伝票には『岡むら』時代のメニュー名「デラ肉定食」と表記されていた。

241129okamoto01 牛すじ煮込みのこのゴロゴロッとしたサイズ感と脂身の甘み、柔らかさ。いいねー。この豆腐と大根のサイズ感も良い。柔らかな美味しい塊。そして黄身がホクホクした茶色い煮玉子。これらを少しづつ切り分けホカホカの白米の上にのっけてかきこむ幸せ。多少味濃いめだなとは感じるけど。まるで若返ったかのようにバクバクと食べ進めてしまった。

241129okamoto04 肝吸いならぬ肉吸い。こちらにも豚肉がたっぷり入っている為脂からは逃れられないけど暖かく口がスッキリする。全てを食べ終えた時に訪れるこの満足感。同じ価格帯でこれと同等の満足度を与えてくれるラーメン店ってあまりないと思う。そう考えると今のラーメン店店主は実に大変な苦難な時代を迎えているんだなと思わざるを得ない。腹も満たされ満足した気分で電子マネー払いをして退店し家路についた。ようやく明日休めるなーと嬉しくなった。

2024年11月28日 (木)

文福懐古

241128sky01 一昨日は最高気温21℃と季節外れ過ぎる暖かさだったが、今日退社する頃には耳が痛く感じるほど冷え込んだ木曜平日。

今週からラー博で新たな店舗横断企画が始まった。来年は昭和100年にあたるそうで、それにちなんで「銘店が織りなすノスタルジックラーメン」という企画。そのまま「懐かしさ」をテーマに各店舗が一週間交代で特別なメニューを提供するという。我はまたもや地の利を活かしてこの企画にも全乗っかりしようと企ている。

第一弾は『博多文福』の「懐かし淡麗とんこつ」。店主が若い頃食べて衝撃を受けたという、三代続く福岡の老舗店『住吉亭』をモチーフに作り上げた一杯だと言う。そして奇遇な事に我は14年以上前、初めて福岡遠征した初日の夜に訪れた事がある。豚骨にしては透明度の高いあっさりしたスープに葱が沢山入った一杯だった。でもそれ以上に記憶に残っている事がある。我は当時割り箸はエコに反すると思ってマイ箸持参でラーメン食べ歩きをしていたのだが、もう亡くなられたという『住吉亭』先代の店主に「割り箸を使って欲しい」と頼まれた。ああ、店主によっては不愉快に思われることもあるんだと思い、その時から我はマイ箸を封印したという思い出だ。

話が逸れたので軌道修正する。今回も特別メニューは限定100杯という高いハードルが設定されており昨日一昨日は夕方になる前には売り切れていた。3日目ならば何とか可能性はあるかと思いラー博へ入館し『博多文福』へ直行した。店前に人はなく無事目的のメニューの食券を購入出来たので早速入店。店員に「お好きな席へどうぞ」と言われたのでカウンター隅の席を確保し食券を渡した。そうしたらステッカー等をくれた。店員は男4人女1人。先客5人後客8人。外国人客多し。

241128bunpuku00 241128bunpuku01 博多文福 新横浜ラーメン博物館店『懐かし淡麗とんこつ』1000円

麺はややかために茹でられた低加水極細ストレート。具は細切りきくらげと大量のきざみ葱、チャーシュー2枚。スープはゲンコツとロース骨から摂ったという豚骨臭もあまりなく透明度も高い。味もあっさりしているが塩気は感じる。東京の評判店のような「濃厚さが正義!」と言わんばかりのドロドロ豚骨ラーメンとはほど遠く、かといって店主の修行先である『博多一風堂』のような真っ白いクリーミー豚骨でもない。福岡の街角にある普通のラーメン店で出されるような、あっさりとした素朴さを感じる豚骨ラーメン。『住吉亭』のラーメンをモチーフにしているだけで寄せているわけではないが、テーマにはバッチリ沿っているように思えた。年齢を重ねると余計こういう豚骨が美味しく感じるようだ。

241128bunpuku03 +『味噌替玉』200円=1200円

同時発売されている専用の味噌替玉も注文した。葱も付いている。こんな量でも味噌は強いようで、入れると『博多文福』の「淡麗生味噌ラーメン」に早変わり。一杯で二度美味しく大満足でスープ完飲の完食。気持ちよく退店する事が出来た。

2024年11月24日 (日)

日昼男爵

241124tree01 昨日同様雲の多い空で始まった日曜休日。訝しんだが昨日保留していた洗濯と掃除を朝から強行。その甲斐あってか雲は減って青空が広がってくれた。今日の空は特に青色が濃い気がした。

疲労が抜けないのは相変わらずだが体調不良には至ってないので横浜駅程度まで外出してみた。こんな良い天候の日に少しは歩かないと。そう言えばかつてダイエー横浜西口店跡地に出来たイオンモール「CeeU Yokohama」にまともに行ってみた事は無かったのでそちらへ立ち寄って日用品の買い物をした。

その後新横浜通りを渡って『バロンヌードル』に立ち寄った。確か店主は『浜虎』出身で干物から出汁をとった味噌ラーメンをメインに提供している店。我は約2年半前の開店間もない頃に一度訪問しただけだった。久々再訪問してみようかなと思って開店予定時間あたりを狙って店へ訪れた。螺旋階段を登ってビル2階の店舗に到着。店入口脇にある券売機で食券を購入し店員に渡すと「お好きな席へどうぞ」と言われて適当な席へ着席。セルフでジャスミン茶をコップに注いだ。厨房には店主と女店員の2人。先客ゼロ後客1人。

241124baron00 241124baron01 バロンヌードル

『中華そば』940円+『味玉』100円=1040円

券売機を見た時「あれー随分メニュー変えたなー」と思ったが、帰宅後調べてみたらこの秋から日曜昼限定で干物を使わない中華そばとニラそばに絞って営業しているとの事。その時は何も知らず筆頭中華そばに味玉トッピングをして注文していた。

241124baron02 オーソドックスな見た目な中華そばが登場。チャーシューが8枚も入っていたので喜多方ラーメンっぽく見えたが違った。麺は中太縮れ麺。具はきざみ葱と細切りメンマとナルト1枚。チャーシューは半分に切られたミニサイズのものが8枚。手間はかかるが見た目良い演出になっている。別トッピングの味玉は黄身トロリ。スープは単純なあっさり正油…な訳ではなく、言葉で表現しづらい複雑な複数の旨味を感じる。店主が『浜虎』出身という情報が腑に落ちる、あの系統の味。途中卓上の謎の薬味等で味変を楽しみつつほぼスープ完飲の完食。美味しかった。満足して退店した。

早々に家路について午後1時前には帰宅し洗濯物を取り込み少しくつろいだ後昼寝をした。良い日曜休日が過ごせたと思う。

2024年11月23日 (土)

勤労疲労

 今日は勤労感謝の日という祭日。残念ながら土曜と重なってしまった休日。空には青空が広がっているが雲も多く太陽を隠してしまっているので何だか肌寒い朝だった。なので気分がのらず朝ゴミ捨てに行った後また床で横になってしまった。病み上がりと言うか悪化を未然に防いでいるような体調だったし、疲れがなかなか抜けてくれない状態は依然続いていた。ここで無理するとまた悪化すると思い今日は掃除も洗濯も諦め休養優先に過ごす事にした。

20241123sky01 10時過ぎに再び起きた頃には青空が広がって陽の光も差し込んでいた。そこで若干元気を取り戻し発熱も体調不良も感じなかったので伊勢佐木町に出向いてのんびりブラつく事にした。天候に恵まれたせっかくの休日だしね。有隣堂やポンパドール、ユニクロやブックオフなどにも立ち寄りあまり時間を気にせず自由に散歩を楽しんだ。

時間は正午を過ぎた。朝食も食べていなかったので腹が減った。気分的にアツアツの炒飯が食べたかったがラオタの習慣も抜けず醤油ラーメンも一緒に食べたい気持ちもあった。そこで選んだのが大通り公園近くにある『札幌焼き味噌ラーメンみずき』。久々だなとは思っていたが調べたらもう3年以上のブランクが空いていた。早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し厨房の店主に食券を渡し適当な席へ座った。先客は2人だけだった。以前はもっと客入り良かったのになーと思っていたらしばらくしたら来客が相次ぎ8人くらい来た。

20241123mizuki00 20241123mizuki01 札幌焼き味噌ラーメン みずき

『醤油拉麺』970円+『半炒飯』550円=1520円

望んでいたメニューを注文。ラーメンは麺かため、半炒飯は紅生姜付きでお願いした。ラーメン、結構値上がっていた。ギリギリ3桁で踏みとどまっているって感じだ。

20241123mizuki02 ラードたっぷりアッツアツ、濃いめの醤油スープの中に硬めで歯ごたえのある黄色いちぢれ麺!唇にラードが纏わりつくけど、北海道系の醤油ラーメン、やっぱり美味い。

20241123mizuki04 後から提供されたこちらもアツアツの半炒飯。熱と香ばしさ、油を感じる。我が今望んでいたものを食べる事が出来て大満足だった。

その後すぐ家路についたが結構疲れが出てしまった。帰宅後簡単な家事を済ませ横になった。見慣れた近所を散歩して多少気は晴れたのは良いが、ちょっと油断したかな?やっぱり今日は休養に充てよう。今はそういう時なのだろう、たぶん。

2024年11月22日 (金)

杉田餡掛

体調不良も乗り越えて辿り着いた金曜平日の業務終了時間。今日はまたこの時期としては暖かく感じる。季節が行ったり来たりで調整が大変だ。

せっかくの金曜の夜、帰宅途中に京急に乗り換え杉田駅までやって来た。この駅に降りたのは初めてだと思う。しかも商店街とは反対の西口出口から駅を出た。線路に沿って歩くこと約1、2分で目的の店と思しき店の赤提灯が見えてきた。9月20日に営業を開始していたという『立食いらーめん 禄や(ろくや)』だ。営業時間は昼12時から夕方6時迄。閉店30分前くらいに店に到着出来た。人によっては入るのに少し勇気がいるような店構えだ。日が落ちてからだと特に。入口が低いので少し屈みながら入店した。店内は明るくポップな感じで少し安心。厨房の窓から男の店主が「いらっしゃいませー」と顔を出し注文を確認してきた。口頭注文で料金先払い。客席スペースには先客の姿なし。立ち食いが基本らしく、カウンターのみで席がない。…と思いきや折りたたみ椅子がいくつかあったので使わせてもらった。水はセルフ。我が本日最後の客かなーと思っていたらしばらくして後客2人組が入店してきた。

241122rokuya00 241122rokuya03立食いらーめん 禄や

『麻婆あんかけ』950円+『ライス』200円=1150円

この店は何と「あんかけラーメン」専門店らしい。筆頭が「豚五目あんかけ」を始め5種類くらいメニューがあり、更に季節限定の2種。その内「きのこバター醤油あんかけ」と迷ったけど、我は麻婆麺好きなので「麻婆あんかけ」にライスを付けて注文した。出来上がると声がかかるので厨房まで受け取りに行きお盆にのった状態で提供された。ライスはなかなかの量。

241122rokuya01241122rokuya02 麺は縮れ強めの中太麺で餡がよく絡むようになっていた。具はきざみ葱と麻婆豆腐。豆腐多めで挽き肉は少なめ。最初は甘めかな?と感じたが徐々に辛味が混ざってきて発汗作用が結構あったほど。餡たっぷりで麺が丼の底の方に設置されて箸で引っ張って食べるのは我の大好きな「新潟麻婆麺」とよく似ていた。麺を食べ終えた後に残ったスープはライスにたっぷりかけて「あんかけ麻婆丼」を自作し食べたら、これがまた美味いんだ。だったら麺いらないじゃんと言うと元も子もない。両方楽しめる事が良いのだ。あんかけは我の好みなので近場にあったら通ったんだろうけどね。再訪したい気持ちはあるんだけど…。大満足で退店し駅に戻り家路についた。

2024年11月21日 (木)

赤家担担

月曜の午後勤務中に発熱を感じ帰宅後体温を測ってみたら37.7℃だった。まだ微熱だがこれは対処しないとすぐ悪化すると思い、翌日水曜日は久々に在宅勤務のカードを使って家から一歩も出ず体力温存に徹した。ついでに有休も温存だ。その甲斐あってか熱は下がり始めた。本日は出勤し体調悪化も見られなかったので退勤時間まで勤め上げた。原因は最近の疲労蓄積だと自覚していたが、このところの前日との寒暖差激変も大いに関係していたと思う。この寒暖差はしばらく続くようなので面倒くさがらず自らの体調に気を配ろうと思った。

またいつも参考にさせていただいているこの方のブログで新店情報を教えていただいたので帰宅途中東横線白楽駅に降り立った。六角橋商店街の坂の中腹くらいの場所に今月18日オープンしたという『横浜家系ラーメン赤家(あかや)』白楽店だ。本店はお花茶屋にあり2021年12月開店にも関わらず、現在東京を中心に埼玉、千葉、愛知、大阪などFC展開で勢力拡大中の勢いのあるグループらしい。「タイン・タイ」という会社で代表者の名を見る限りヴェトナム系の様子。

店到着時は学生達の帰宅ラッシュタイムで大勢の若者達が坂を登っていたが店前に待ちはなくそのまま入店。店内入口脇の券売機で食券を購入し店員に渡すと席を指定され好みを確認された。厨房はよく見えなかったが店員は男3人女1人のよう。客席は一列のカウンターが4席と2席の2つ、4人がけテーブル席が6卓。先客3人後客8人。いずれも学生と思しき若者達だった。

241121akaya00 241121akaya03 横浜家系ラーメン 赤家 白楽店『赤家の担々ラーメン』1080円

ラーメンの写真を見たらスープはあからさまに真っ白で絵に書いて額縁に入れたような量産型家系ラーメンの様子。その分、醤油、塩、つけ麺、油そば、まぜそば等色々メニューがあった。醤油や塩だと容易に味の予想が出来てしまうので、屋号の入った担々ラーメンというものを頼んでみた。好みは麺かため・油多め。そして麺大盛り無料、ライス無料の太っ腹サービス中だったので両方お願いしてしまった。六角橋というラーメン店激戦区の中に出来た新店でも学生達がやって来るわけだ。

241121akaya01 麺は多加水中太ストレート。具は散切り葱、水菜、糸唐辛子、海苔1枚、うずら1個、半分に切られた味玉、四角く角煮っぽい厚切りチャーシュー1枚。海苔がスープに溶けないやつだった。大陸系家系店は大概スープに溶ける薄いやつを使っている所が多いので「おっ!」と思ったよ。でもしょせん海苔だし、ラーメンの方はあまり期待せずスープを飲んでみた。「白っぽいし工場製家系スープに辛味と花椒をちょっと足した程度だろう」とかなりハードルを下げてレンゲを使って口に運んだ。そうしたら我の好きな胡麻の味わいがしっかり濃い目に口の中に広がったんだよ!これは嬉しい裏切りだったね。流石屋号をつけたメニューだけある?それに花椒も結構かかって痺れも感じる本物にかなり寄せてきた担担麺味。これに家系の中太ストレート麺の食感が合う。ライスも活用し完食だ。入店時ハードルをかなり下げていた事もあるが大満足で退店する事が出来た。

2024年11月17日 (日)

晴天閉店

昨日同様曇り空の朝で始まった日曜休日。徐々に晴れてくるという天気予報を信じて、昨日スルーしてしまった洗濯を早朝から行った。流れで他の家事もしたら結構疲れてしまった。食料調達もあるしやっぱり近場限定にしておこう。未だ空には雲が多いが洗濯物を干して家を出た。

241117sky01 何気にSNS等見ていると『中華蕎麦 晴天』が本日で完全閉店するという情報が流れてきた。『拉麺大公』の姉妹店として何度か看板を替えたりリニューアルしたりと迷走しつつも、コロナ禍を乗り切り営業を続けていたあの店舗も閉店か…。約4年とちょっとの期間だったと思うが何度か足を運んでいたし、最後に訪れてみようかと行ってみる事にした。サイレント閉店じゃなくてよかった。

店に到着したのは開店予定の4分前くらいに到着。既に先客1人が待っていた。定刻に店主が最後の暖簾を出した。先客に続いて店内の券売機で食券を購入し店員に渡す。席は指定され水はセルフ。開店時後客も数人我の後に続いていた。店員は店主含め男2人女1人。先客1人後客10人。外待ちは発生しなかった様子。

241117appare00 241117appare01 中華蕎麦 晴天

『喜多方式背脂肉そば』1200円+『煮玉子』150円=1350円

リニューアル後の初訪問時に気になって保留していたメニューを煮玉子トッピングで注文した。

241117appare02 麺は多加水中太平打麺。具は輪切り葱とメンマ3本ほど。喜多方っぽいバラチャーシューが7,8枚。黄身しっとり味玉丸1個。実に喜多方っぽい塩味強めのあっさり正油スープ。たっぷりの背脂もいい感じで満足度を上げてくれた。味噌だけじゃなく醤油も美味しいじゃん。リニューアル前に提供していた上品な中華蕎麦より断然我の好みだ。大満足で退店した。

店側の事情など知る由もないけど、この店の変遷を見続けてきた近隣に住む一ラオタとして正直な感想を言わせてもらうと、『拉麺大公』2号店のままで継続していれば結果は違っていたかも知れないと思ってしまうんだよ。兎にも角にも閉店は残念としか言いようがない。お疲れ様でした。

午後1時前には帰宅し洗濯物等を取り込み、その後は昼寝等をして貴重な休日時間をのんびりと過ごした。

2024年11月16日 (土)

曇浜川崎

241116sky01秋晴れには程遠い灰色の雲で覆われた朝を迎えた土曜休日。洗濯は明日にまわすか。他の家事を済ませ外出した。

今月9日、JR浜川崎駅付近に興味深い店が開店したというので行ってみる事にした。『ラーメンショップ◯Q(マルキュー)』という店で「懐かしいけど新しい新世代のラーメンショップ」を謳い文句にしている。なかなか厳しい場所にあるにも関わらず開店以降連日行列が生じ定刻の営業終了時間を待たずスープ切れで営業終了になっているようなので開店前早めの到着を目指した。平日は朝7時から営業開始だが土日は11時からだそうだ。JR川崎駅前バス停からバスに揺られる事約15分くらいかけ近場のバス停に到着し目的の店に到着出来たのは開店のちょうど30分ほど前。それでも店前には既に3人の先客が待っていた。

定刻に開店する頃には我の後ろに15人以上の行列が生じていたので人気は本当だったようだ。開店したけど店員によって順番に店内へ案内されるようだ。先客3人で止められ中々店内に案内してもえないで5分ほど待たされようやく入店を促された。店内中央の券売機で食券を購入し店員に食券を渡すと席を指定されるので着席。水は持ってきてくれるようだ。サーモスのコップだ。店員は外国人混じりで男3人女2人。客席は厨房前の一列のカウンター10席のみ。後客も入店を制限され常に満席にならないよう案内されていた。これが行列が伸びてしまう要因のようだ。

241116ramenshopq00 241116ramenshopq01 ラーメンショップ◯Q『ネギチャーシュー麺』1200円

店の看板メニューを注文。基本のラーメンは750円。特に確認される事は無かったが、頼めば麺かためやら色々対応してくれるみたい。基本の味以外に味噌や辛味噌が準備されていた。丼は底が浅いラーショらしい丼が使用されスタイルを踏襲する拘りが伺えた。

241116ramenshopq02麺はやや縮れた細麺。具はわかめと黒メンマ数本、海苔1枚、胡麻油で若干和えられたたっぷりの葱、それとかためのチャーシューが6枚ほど。スープは透明度高めで背脂がたっぷり入っている。事前情報では「完全乳化した真っ白いスープが特徴的」と写真入りでレポートされていたが、実際はそんな事は無く、一般的なラーショのスープ。若干塩味は強めには感じたけど。メニュー表の写真を見ても白濁スープではないので立ち上げ当初のブレだったみたいだね。その分上質のラーショらしい味わい。背脂たっぷりでヘビーでジャンク感。途中卓上から豆板醤や黒胡椒を投入して味変も少し楽しみながら大満足で完食し退店する事が出来た。店前には20人を超える行列が続いていた。

バスでJR川崎駅に戻りアトレのユニクロで父の下着を購入。その後スーパーで食料調達した後家路についた。

ラーメン店営業が手慣れている様子だったので気になって帰宅後調べてみたら、ここの店舗は以前サンライズキッチンFCの唐揚げ店だったようなので、その関連なのかも知れないね。もしかしたら、だけど。

2024年11月15日 (金)

天一塩麺

今年は特に季節の変わり目期間が長く感じるなー。寒暖の差が激しく、今朝出勤した時は雨が降っていたしやや肌寒く感じた。そんな金曜平日。ようやく今週の務めが終わる。

今月11日から『天下一品』に新たなレギュラーメニューが加わった。今度はいよいよ「塩」。圧倒的な「こってり」信者で客層が固定され売上の伸びが望めないから、こんな有名チェーン店でも不安に駆られ営業部隊が必死になるのも無理はないというものだ。我は別に『天下一品』信者ではないけど、新しいレギュラーメニューの登場は気になっていたので会社からの帰宅途中にJR関内駅で降り『天下一品』関内店へやって来た。厨房には男の店員2人。空いていたので末端のカウンター席に座って卓上に設置されたタッチパネルで注文。先客3人後客5人。

241115tenichi00 241115tenichi03 天下一品 関内店『こってり天津飯定食(塩)』1310円

未食のサイドメニューである天津飯とのセットで注文。塩は単品で970円。味噌と同額でレギュラーのこってり等より50円高い。麺はかため指定。

241115tenichi01 麺や具は基本的に「こってり」等と同じだが、メンマの代わりに小ぶりの雲呑が3枚入っているのが特徴だね。肝心のスープだが、天下一品のラーメンのスープにしては透明度が高い。とはいえ濁っていてコクも十分感じる。真鯛出汁を使用していると宣伝されていたので『鯛塩そば灯花』みたいのを想像していたのだが、あれに比べると鯛出汁感はあまり感じられず塩気が優勢。でも何故か『天下一品』の塩だと思うと個人的には納得する味に仕上がっていた。小さな雲呑はオマケ的だね。美味しい塩ラーメンとして満足する事が出来た。

241115tenichi04 サイドメニューの天津飯。昨年1月に発売された新メニューらしいね。カニカマがのったご飯が玉子で閉じられ九条葱がのせられる。ここまでは良いのだが、甘酢の代わりに「こってり」のスープが何の調整もされずそのままたっぷり投入されている。天下一品のスープで白米が食べたかった人間の夢が叶ったもの。これは見た目より腹に溜まるヘビーな料理だ。一口食べる度に否応無しに「ああ今天下一品で食べてるんだー」と実感させられる。そしてこれは塩ラーメンと食べるとちょうど良い奇跡のセットになっている。同時に二つの味を楽しめるし、「こってり」スープがちょっとくどく感じてきたら、塩スープで中和させていい塩梅に戻す事が出来た。よって両方セットで大満足の食事になった。腹一杯!自動精算機で現金で支払いを済ませ退店した。

2024年11月13日 (水)

裏二郎銀

11月半ばだというのに最高気温が20℃になった。地球温暖化が叫ばれて久しいし今更だと思いつつやっぱり異常だな-と思う。掛け布団もちょっと薄いやつに戻さないと寝苦しいから変えたほどだ。そんな快晴に恵まれた水曜平日。

241113ginya00 アウラHDの『横浜家系ラーメン銀家』日吉店に併設された店舗に一昨日の11月11日二郎系インスパイア店『ラーメン裏二郎』日吉本店がオープンしたと聞き会社帰りに立ち寄ってみる事にした。もう10年以上昔の話になるが『銀家』日吉店は隣の店舗を使って二郎インスパイアラーメン店『ラーメン銀二』を営業していた事を思い出す。その後1年も経たない内に魚介豚骨ラーメン店『ラーメン銀二伊』へリニューアルするが間もなく立ち消えになってしまった。アウラHDはその時の苦い思いのリベンジを誓った…のかは知らないが同じ店舗で再び二郎系ラーメンを開店したという物語性もあって興味があった。

一部ラオタ界隈で騒がれているのが『裏二郎』という屋号。二郎インスパイアがこれだけ広まっているので忘れてしまっていたが、過去『ラーメン二郎』の登録商標を侵害され騒ぎとなった事があったと聞く。今回はかなり際どいと思うし、店側も承知の上なのか店頭の看板に「⚠お知らせ(重要) ラーメン二郎三田本店とは一切関係ありません」と書かれている。

店到着時店前には誰もおらず店内に先客の姿もない様子。なのでドアを開け入店すると奥にいた女店員が「お客様食券は買われていますか?」と聞かれたので「いえ」と答えると「恐れ入りますが隣に券売機がありますので。入口もそちらになります。」と言われた。隣って『銀家』日吉店だ。行ってみると『銀家』日吉店店外入口脇の券売機に二郎系ラーメンの写真があった。早速購入し『銀家』の入口から入店。先程の女店員が「こちらへどうぞ」とカウンター席に案内された。水はセルフ。ここって『銀家』の客席じゃん。あーわかった。話題になって商標で何か言われたらすぐ看板を外して『銀家』日吉店の中のメニューのひとつとして提供すればいいだけか。あったまイイ!…?先客3人後客1人。いずれも家系ラーメンを食べていた。他客は横にあんな看板が出来ている事を知らない可能性さえあるなと思った。

241113urajiro00 241113urajiro01 ラーメン裏二郎 日吉本店『小ラーメン』950円

二郎インスパイア系のメニューはミニ、小、大とあり麺量は各々125g、250g、375gと表示されている。女店員に食券を渡すと「ニンニクとアブラの量は普通で良いですか?」と聞かれたので「ハイ」と頷くと、続けて「ヤサイの量は900g、600g、300g、150gから選べます」と言われたので「じゃあ300gで」とお願いした。

241113urajiro03 ヤサイ300gってなかなかだね。でもちゃんともやしだけではなくキャベツもしっかりした量が入っている。チャーシューは二郎系としては薄いがなかなかの大きさのやつが2枚のっている。あときざみニンニクの塊。麺は二郎インスパイアとしてはコシが弱く感じる平打中太麺。粒粒が見えるので全粒粉入りのようだ。スープは完全非乳化タイプで透明度が高い醤油味のやつ。違和感とまでは言わないけど普通の二郎系インスパイアとは一味違う何かが加えられているように感じた。ボリュームは普通コールでもなかなかのものだったので何とか食べきって完食。満腹になったので満足して退店した。何度も書いているけど我はジロリアンではないので個人的な感想では二郎インスパイア系として普通レベル。店名の「裏」というのは『銀家』の裏口?もしくは裏メニュー?という意味なのかな?深い意味はないのだと思った。

2024年11月10日 (日)

月世界赤

どんより曇った日曜休日。こんな空だとテンション上がらず生活圏内の移動に留めておこう。

日用品の買い物を済ませ向かったのは野毛本町通りにある、イタリア人のシェフによるイタリア系ラーメンの店『LUNAの世界』。プレオープン時だった2年前のクリスマスイブに初訪問して以来の2度目の訪問となる。ちょうど開店のタイミングで店に到着。先客はおらず営業中の札も出ていたので早速入店。入口正面にある券売機で食券を買おうとするとイタリア人店主が厨房から顔を出しメニューについて色々と説明してくれた。イタリア人店主の他にもう1人アジア系外国人スタッフも厨房に入っていた。食券を買い渡すとスタンプカードを貰った。「ランチはライスが一杯無料ですがいりますか?」と聞かれたのでお願いした。「お好きな席へどうぞ」と言われたので入口付近のテーブル席に座った。内装はラーメン専門店に鞍替えする前のイタリアンレストランな雰囲気のまま。客席はテーブル席のみで3人卓が2つ、4人卓が4つ。卓上のピッチャーからグラスに水を注いで提供を待った。地元民と思しき日本人客が次々と8人来店し一時は全てのテーブル席が埋まって満席になるほど人気だった。固定客をしっかり掴んでいる様子が伺えた。

241110luna00 241110luna03 LUNAの世界『あさりアクアパッツァらーめん』1100円

前回訪問したプレオープン時からメニューが色々変わっているようだったのが再訪するきっかけとなった。筆頭はそのまま「イタリアンスタイルらーめん」。説明によるとそちらは鶏と魚介と豆乳からなる白いスープ。もしかするとプレオープン時に食べたものをブラッシュアップしたものかも知れない。なので今回はあえてもう一方の看板メニューらしい、いかにもイタリア料理っぽい赤いスープの方のメニューを選択した。でもアクアパッツァってネットで調べると「白身魚の水煮料理、または白身魚を煮る為に用いるハーブ漬けにした魚介類出汁」として紹介されて見た目が全然違う料理の写真が検出されてくるのだが…。イタリア人シェフが名付けているから納得するしかないよな。

241110luna0112分ほど待たされた。着丼時に粉チーズとバジルも同時提供された。紙エプロン使いますか?と聞かれたのでお願いした。これこそ紙エプロン必須の料理だよ。麺はやや平打気味の中細ストレート麺。ちょっと老舗の博多ラーメン店の麺に近い気がするが麺のザクザクとした食感は別もの。これがデュラムモリセナ入りの麺なのだろう。具は刻み葱と浅利が10粒程度。あとはとろけたチーズ。よく麺に絡む。スープの味はトマトそのものといった感じ。トマトとチーズの味が支配的。ここまでイタリアンだとラーメンというよりイタリアンスープパスタのような印象を受ける。でも美味しいし満足だ。残ったスープはライスにかけて完食した。

日本人が「一旗上げようとイタリアに出向いてラーメン店を開く」という話よりも、個人的には「イタリア人が母国の味で勝負しようと日本でイタリア料理店を開いたが、日本のラーメンに魅力を感じてラーメン専門店に鞍替えしてしまった」というストーリーの方が断然面白く感じる。生き馬の目を抜くような過当競争が行われ次々と閉店に追い込まれていくラーメン店が多い中、イタリア人による個人店のラーメン店が間もなく開店2周年を迎える。痛快な気持ちにすらなる。生活圏にこんな貴重な店があることを喜びたい。スタンプカードも貰ったのでまた近い内に看板メニューの「イタリアンスタイルらーめん」を狙って訪れようかな。厨房に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

早々に家路につき午後1時前には帰宅。今日も午前中細々とした事をしたので疲れて長い昼寝をしてしまった。

2024年11月 9日 (土)

秋中央南

241109sky01 土曜休日。昨日は疲労の為早く床に就いたので早めに起床。その時の外気温は何と6℃。日が昇ると空は少し雲が多かったが青空も覗いていたので洗濯等をした。

今日は市営地下鉄ブルーラインに乗りセンター南へ。駅近くのユニクロに立ち寄り父の下着等を購入してから本日の目的店へと歩を進めた。場所は『ウミガメ食堂』脇の陸橋を渡って少し歩いたところ。今月1日にオープンした『拉麺koji』という店だ。BARの2毛作だか間借りだか不明だが昼のみ営業している様子。店には開店予定の4分ほど前に到着したが既に1人待っていた。定刻に開店。厨房には男の店員1人のみ。カウンター4席と4人卓が1つだけ?先客に続いて順番にカウンター席につめて座るよう言われた。口頭で注文。後客2人。店内には和製ラップ?みたいなのがずっと流れていた。

241109koji00 241109koji01 拉麺Koji『特製拉麺』1200円

無化調の淡麗系鶏清湯ラーメンだそうだ。ラーメンメニューは拉麺と特製拉麺、他に替え玉、トリニボ和え玉、焼豚丼等があるようだ。

241109koji02 インパクトのある丼で登場。スープと麺はほぼ筒に入っている感じで、広い縁に低温調理の燻製豚ロースチャーシュー3枚と鶏胸チャーシュー2枚がのる。麺はパツパツのストレート細麺。具はきざみ玉葱のスプラウト、ダシ味玉丸1個と縁にのったチャーシュー5枚。味玉は黄身しっとり。スープは見た目の印象とは異なり醤油味は控えめで鶏の旨味が前面に出ているタイプ。我は好きな味。但しこの丼のせいで飲み干す事は構造上不可能だった。でも美味しかったから満足した。現金で支払いを済ませ退店した。

家の近場のスーパーで食料調達をしてから午後1時前には帰宅。干していた洗濯物や布団を取り込んだ後ゆっくり自宅で休日時間を過ごした。

2024年11月 8日 (金)

金夕己巳

朝から良く晴れた金曜平日。今日は父の通院に付き添う為会社を休んだ。その他も色々ありヘトヘトになってしまった。

夕方食料調達の為桜木町へ。朝からロクに食事をしていなかったし、せっかくの平日休暇だからラーメンを食べる事にした。ただ午後4時過ぎという中途半端な時間だったので通し営業の店を選ばざると得ない。『すごい煮干しラーメン野毛釣りきん』と迷ったけど寿司の気分でも無かったので『淡麗拉麺 己巳』の方へ行ってみることにした。約3年ぶりの訪問だ。その間に天王町辺りにも出店したと聞いている。入店すると先客はおらず店員の男女2人のみ。タッチパネルを操作し電子マネー払いで食券を購入し店員に渡した。後客は我が退店する直前に1人訪れた。

241108tsutchitonomi00 241108tsutchitonomi03 淡麗拉麺 己巳 野毛本店

『鴨☓地頭鶏 トリュフ香る淡麗地鶏らーめん(醤油)』1250円+『マッカランの温味玉』170円=1420円

何も考えず筆頭表示されていたメニューを選択したが「残り8」と表示されていたので数量限定メニューだったようだ。麺は2種類から選択出来たがパツパツと表示されていた「全粒粉入り中細ストレート麺」を選択した。少々高かったが気分だったので味玉トッピングをした。

241108tsutchitonomi01 個人的に具が別皿提供される店はあまり好みではない。結局自分で盛り付けて写真を撮る、とてもラオタな行動をしてしまい軽い自己嫌悪に陥る。麺は本当にパツパツで「ラーメン食べてるなー」って感じがする。味玉は黄身がしっとりと柔らかく値段相応の美味しさだった。スープは淡麗と呼ぶには濁っており旨味強め。なかなか美味しかった。満足して退店した。

桜木町のサミットで食料調達してから家路についた。会社へ通常出勤した時の倍くらい疲れた日だった。早めに就寝するようにしよう。

2024年11月 7日 (木)

浜虎牛香

昨日に続いて涼しさを通り越して肌寒さも感じ始めた木曜平日。

いつも食べ歩きの参考にさせていただいている方のブログで鶴屋町にある『麺場 浜虎』の季節限定メニュー「牛清湯ニンニクの香りそば」というものが紹介されていた。写真で見る限りだが、牛骨ラーメン好きの我からするといい線いってそうな一杯に見えたので会社からの帰宅途中に訪れてみる事にした。

到着時店前に並びはなく店外設置のタッチパネル式券売機で食券を購入し店内へ。厨房には男2人女3人の若い店員達。「お好きなカウンター席へどうぞ」と言われる。カウンター席と言っても10人座りの大きなテーブル席で既に5人が座っていた。セルフでコップに水を注いで空いている席に座った。先客は8人後客4人くらいだったか。

241107hamatora00 241107hamatora03 麺場 浜虎 横浜鶴屋町店

『牛清湯ニンニクの香りそば』1200円+『ライス』100円=1300円

麺の大盛り無料だったので食券を買う時ついつい大盛り選択。更にライスまで付けてしまった。しばらく待って提供された一杯には味変キットとしてザクザクラー油なるものが一緒に提供された。辛いので入れ過ぎ注意との事だった。

241107hamatora01 麺はかために茹でられたストレート細麺で自家製らしい。スープ表面から顔を出すくらいたっぷり丼に入っている。具はスプラウトとニンニクチップ、ほぼローストビーフな小ぶりの牛肉チャーシュー4枚。

241107hamatora02澄んだ清湯スープはしっかり牛の甘い旨味が出ている。これだけしっかり牛が主張しているラーメンを食べるのは久々で嬉しくなった。牛の甘みとバランスを取るようにニンニクも強めに主張してくる。牛脂に3種のハーブで香りづけがされているそうで、この店らしいお洒落さも出してくる。これは予想通りなかなかいい線いっている美味しい牛骨ラーメンだ。麺量もあったので後半色々味変アイテムを試してみたが個人的にはそのままのプレーンな状態で十分美味しかった。大満足だ。

241107hamatora04 牛チャーシューは全部ライスの上に引っ越しさせてミニ丼として楽しんだ。これがしたくてライスを頼んだのだから。どちらも完食して大満足で退店し家路についた。

2024年11月 6日 (水)

白風味噌

緩やかだけどやや指先に冷たさを感じるような気温になってきた11月上旬の水曜平日。退社する頃にはとっぷりと日が暮れるようになってきた。

先日『中華そば横綱』へ訪問した際「あっ!『らーめん白風』!再訪問したかったの忘れてた!」と思い出したので、帰宅途中立ち寄る事にした。オープン直後に訪問してから約1年9ヶ月も経過してしまった。早速入店。厨房には札幌の名店『らーめん五丈原』で修行した男の店主のワンオペ。カウンター6席のところ5席は先客で埋まっていた。店入口にあるボタン式券売機の脇に電子マネー使用可能を示す表示があったが、どう見ても対応出来ない券売機だ。調理中の店主に聞くと着席を促され口頭で注文した後、小型の精算端末が提示されたので支払いが完了した。

241106byakufuu00 241106byakufuu03 らーめん白風 『チャーシューおにぎりセット みそ』950円

この店の看板の味は何と言っても「とんしお」と「チャーシューおにぎり」のセットなのだが、開店当初無かったはずの「みそ」が券売機にあったので興味を惹かれてそちらを選択してみた。

241106byakufuu01 麺はかために茹でられた中太縮れ麺。具はきざみ葱と極太柔らかメンマ2本、バラチャーシュー2枚。そしてスープは初回食べた「とんしお」の印象からあっさりした味噌味なんだろうなーと想像して食べてみた。そうしたら粒粒感を感じるしっかりした味噌味。勿論濃厚とかではないのだけど塩味もいい塩梅。これは我の好きな味噌ラーメンだ!と嬉しくなった。予め白胡麻も振られているのも良い。

241106byakufuu04 後から提供された名物のチャーシューおにぎり。どでかい。海苔を持って手で掴んでかぶりつくのもいいのだけど、せっかく味噌ラーメンとのセットなのでレンゲを使って切り崩してスープに浸して食べてみる。あー美味いねー。空きっ腹に応えるというか。満足感高し!これを食べると先日の『だるま大使-無限-』の「だるまらーめん」はやっぱりコスパ悪いよなーとか正直思ってしまった。という訳でおにぎりは勿論、ラーメンもスープ完飲の完食マークを出し大満足。先客は去り後客は来店せず片付けをしていた店主に「ごちそさまー」と声をかけて退店した。再訪問するまでだいぶ時間が空いてしまったが、良い店だねここは。末永く営業続けてくれたらいいな。そう思いながら白楽駅に戻り家路についた。

2024年11月 4日 (月)

達磨新城

JR武蔵新城駅前の『ラーメン花月嵐』跡地に今年10月24日オープンした『だるま大使-無限-』。まさかあの群馬高崎の名店『だるま大使』が神奈川県に出店を果たすとは時の流れを感じてしまう。昨年4月に『ラーメン花月嵐』とコラボで『だるま大使』の豚骨ラーメンが提供されていたので、その流れからの出店だとは推測されるわけだが。

店に到着したのは開店から20分ほど過ぎたあたり。店前には誰もおらずすんなりと入店出来た。入口脇のタッチパネル式券売機で注文。電子マネー払い。店員は男3人女3人。客席は厨房前一列8席くらいのカウンター席と4人がけテーブルが4卓くらい?正直記憶が曖昧。でも8割くらい席は埋まっていた。後客の来店もあったがいい感じで回転していて常に賑わっており接客も普通に良い印象。

241104darumataishi00 241104darumataishi01 群馬豚骨らーめん だるま大使-無限-武蔵新城店

『だるまらーめん』990円

とりあえず筆頭メニューをシンプルに麺バリカタで注文した。麺はストレート細麺。具は青葱、メンマ2本、半味玉、チャーシュー2枚。スープはしっかりどっしりの濃厚豚骨スープで脂分もいい感じ。流石豚骨ラーメン専門店といった印象。何だよちゃんと美味しい豚骨ラーメンじゃん。心配は杞憂だった。

241104darumataishi02  オープン時にあまり評判が良くないコメントが多かったのは、やはりコストパフォーマンスが良くない印象を受けるからかな。群馬豚骨を名乗ってはいるが基本は九州豚骨ラーメンと同じなので。よってラーメンとしては新鮮味はないし、替え玉すれば1000円超えてしまうし。メンマと半味玉とチャーシュー2枚は本店同様の構成なので拘りなのかな?我は本日連食なので麺と具は食べたところでお腹いっぱいになり退店した。他に背脂豚骨や清湯醤油も提供しているようなので機会があれば訪れてみたいとは思った。

本日の目的を達成したので早々に駅に戻り家路についた。昼1時前には帰宅。三連休最終日は充実感をもって終える事が出来そうだ。満腹だったし安堵した為か、少しうたた寝をしてしまった。

新城混伊

241104sky01 昨日に続いて爽やかな快晴となった三連休最終日となる月曜祭日振替休日。今朝も早くから家事に追われ朝食抜きで大忙しでヘトヘトになってしまった。すぐ横になりたい気持ちを堪えて連休最終日なので生活圏を脱して川崎市方面まで足をのばしてみることにした。

東横線と南武線を乗り継いでやって来たのは武蔵新城。駅前に群馬豚骨ラーメンの名店『だるま大使』が出店したと聞いたのでね。でも事前調査したところ何となく評判が芳しくない印象を受けた。なので休日満足感の保険を打って付近のラーメン店との連食を狙った。三連休最終日だから、と言い訳にもならない言い訳を自分の中でしていた。朝飯も抜いたのもこの為だ。

SNSでたまたま知る事になったのだが『麺屋あびすけ』武蔵新城店オリジナルメニューとして「ピザそば」なるものが提供されている事を知った。「ピザそば」は今は閉店してしまった『ajito ism』@大井町で提供されていた半ば伝説と化した人気メニュー。それと同名の似たものをまた食べられる事が出来るのか?保険として行くつもりだったが優先度を上げてこちらを先に訪問する事にした。

必要な日用品がいくつかあったので先に駅前の西友で買い物をするべく結構早めに武蔵新城の駅へ降り立った。買い物を済ませ店に到着したのは開店3分ほど前で待ち客ゼロ。暖簾が出されたのは予定より1分遅れて出され店員に店内へ入るよう促された。入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入。「お好きな席へどうぞー」と言われたのでコップに水を注ぎ適当な席に座って食券を差し出した。厨房には男の店員2人。客席は厨房周りのL字型カウンター8席。結局後客はテイクアウト客が1人だけだった。

241104abisuke00 241104abisuke01 麺屋あびすけ 武蔵新城店 『ピザそば』1000円

希望していたメニューをトッピング無しで単品注文。ニンニクの有無は確認された。後客のテイクアウト客が商品を受け取り退店した後にようやく提供された。おお!正にピザそばといった綺麗な一杯だ。メニューにはタバスコの写真入りだったが別で提供されなかった。言わないと提供されない様子。別に欲していなかったのでそのままにしておいた。

241104abisuke02

麺はかために茹でられたストレート太麺。具はきざみ玉葱、フライドオニオン、きざみ海苔、ピーマンの細切り、オリーブ、スライスサラミ数枚etc。取り敢えずよく混ぜ混ぜ。タレにはトマトソースとチーズがたっぷり入っていて完全にピザの味わい。でもピザ生地が麺に変わったので食感は異なる。そしてパスタとは完全に異なる味と触感なのがこのメニューならでは。パスタの国でも辿り着く事が出来なかったピザの麺料理化。世界中で愛されるであろうジャンクな味わい。なのでこれは日本から発信してぜひ世界に広めて欲しいと思う。海外で受けるのはほぼ確実だと思う。結局味変無用で楽しめた。連食予定なので迷ったけど入口近くの炊飯器から無料サービスのご飯を少しだけお椀によそり、最後に残ったタレに混ぜて追い飯として残さず完食した。大満足で退店する事が出来た。店舗ごとに看板オリジナルメニューが存在するのは面白いね。

2024年11月 3日 (日)

菊川貝担

昨日の土曜は予報通りほぼ1日雨が降った為早朝ゴミ捨てに行った以外は外出はせず家に閉じこもっていた。雨の日に家から出ずにいられる幸せな気分を堪能しつつ衣替え等整理も済ませる事も出来た。

241103sky001 明けて本日日曜日は文化の日、祭日。朝から雲一つない青空が広がり爽やかな空気で気分も良い。朝6時過ぎから備蓄水の入れ替えから始まり、洗濯、布団干し、扇風機の片付け等を行い9時くらいまで朝飯抜きのフル回転だった。

そんなこんなで若干出遅れたので遠征はせず近場で朝飯兼昼飯を食べる店を探した結果、井土ヶ谷の先にある『種実担々麺 菊川』へ訪れる事にした。何でも開店1周年を記念した特別メニューのみで営業するらしい。担々麺と炒飯のセットという店主拘りのラインナップ。なので客の回転率は落ちると推測した。出遅れるとかなり待たされる事になると予想し、開店予定の15分前に店に到着したが既に先客3人が待っていた。その後に続いて開店を待った。定刻に開店した頃には我の後ろに7人くらい並びが生じていた。先客に続いて店内に入り入口の券売機で食券を購入した。厨房には店主と女店員の2人。席は指定され着席し食券を渡す。水はセルフ。予想通り店主は1人麺上げしたり鉄鍋振るったり奮闘していた。客席は開店時に店内の待ち席も埋まり満席。外には7,8人の行列が生じていたようだ。

241103kikukawa00 241103kikukawa03 種実担々麺 菊川

『貝のスープの濃厚担担麺とプチ炒飯』1450円+『炒飯大盛変更』200円=1650円

本日の特別限定メニューはプチ炒飯が付くが、炒飯好きの我がそれに満足出来るとは思えなかったので炒飯大盛変更の食券も買った。辛さも痺れも卓上調味料で自己調整出来るようになっていた。

241103kikukawa01241103kikukawa02 この店の通常のスープのベースは鶏と野菜なのだが、今回の特別メニューは牡蠣、帆立貝柱、干し鮑、浅利等の貝を使って作っているそうだ。麺は通常のストレート細麺。具はみじん切りの玉葱、たっぷりの挽き肉、木耳2枚、うずらの玉子2個、白菜、糸唐辛子。そしてスープを摂った後の貝をペースト状にしたものが球になっていて店員から溶かしながらたべるように説明された。貝出汁の旨味もしっかり感じられる一方、担々麺としての味のバランスは崩れておらず上質の担々麺として楽しめるようになっていた。美味しかったねー。汁一滴残さず完飲完食の大満足な一杯だった。

241103kikukawa04 大盛変更でレギュラーサイズ?になったアッツアツの炒飯。パラパラでシンプルだけど抜群に美味い。だからこのまま完食したかったが、卓上の説明書きに習い、残り1/3になった時点で卓上のニンニク酢醤油を少し投入。あー確かにちょっと辛く味も濃くなるけど、食べる最後の分としては良かったよ。こちらも大満足で完食した。

担々麺と炒飯。店主はこの2つが好きで、同時調理で回していくのが大変なのは重々承知で、それでもこういう店がやりたかったのだろうなーと開店直後の初訪問時からずっと感じていた。近年稀に見る店主の拘りが垣間見れる店が開店1周年を迎えた。店主はよく頑張ったなーと労いたい。その代弁として丼も皿も空にしてカウンター上に上げ卓上を付近で拭いて退店した。店の外には8人くらいの行列が続いていた。

帰宅後洗濯物を取り込み扇風機を仕舞ったら疲れた。爽やかな気温で過ごしやすく満腹だった事もありついつい昼寝をしてしまった。心地よい休養が出来た。

2024年11月 1日 (金)

家系混風

JRで関内から横浜へ移動し諸用を済ませる。その日に備えて少しづつでも着々と進めていく事が大事だ。

取り敢えず計画していた今日の用事はつつがなく完了する事が出来た。その後ヨドバシ横浜地下にある『スパゲッティーのパンチョ』へ訪れた。半端な時間にも関わらずテーブル席は埋まりカウンター席が数席空いているくらい。店前の券売機で食券を買って入店。店員は男1人女2人かな。店員に食券を渡すと「お好きなカウンター席へどうぞー」と言われてコップに水を注いでから着席。

241101panchyo00 241101panchyo01 スパゲッティーのパンチョ ヨドバシ横浜店

『家系とんこつ醤油まぜスパ 大』1280円

『スパゲッティーのパンチョ』創業15周年記念の期間限定の特別メニューが本日から提供開始された。それが何故か「ナポリタン」ではなく「家系とんこつ醤油まぜそば」。完全に話題性、話のネタ狙いだけど我はそれにのった。家系ラーメンが好きだからね。「パンチョ」の家系は気になるでしょ。晩飯にする為に大盛りで注文。記念の缶バッジも貰った。

241101panchyo02麺は「パンチョ」自慢の極太麺。焼目がついているのが良いね。具は黒胡椒が振られた白髭葱、おろしニンニクとおろし生姜が予めのったほうれん草、海苔2枚、茹でうずら2個、短冊切りされたチャーシュー。ビジュアル的には家系っぽさがかなり表現されているので、食べ始める時無意識に卓上の箸を探してしまっていたのは我ながら面白かった。そうだ、これはスパゲッティーだった。肝心の味は確かにとんこつ醤油っぽい。けど食べやすくする為なのか我からするとおとなしめに感じた。もう少し醤油を強めに感じたかった。我が家で作るスパゲッティーは醤油味なのでそれに慣れているのでね。卓上から粉チーズがっぽり投入し完食。腹いっぱいになり満足して退店した。今更改めて思うがスパゲッティー感はほとんど感じず食べていたなー。

明日は1日雨降りのようなので週末の食料調達を済ませてから帰宅した。家事を済ませた後、高齢の父の誕生祝いをした。本当に頑張ってくれている。でももう少し頑張って長生きして欲しいと切に願う。

熟成新味

11月初日。空には雲が多く明日は台風から変わった熱帯低気圧がやって来て1日中大雨という予報が出ている金曜平日。今日は諸用がある為、事前に午後半休を取得していた。

貴重な平日休暇なので諸用の前にラオタ活動は怠らない。JR関内駅近くに『R&B』というちょっと格調高く美味しいラーメンを提供してくれる店があったのだが、いつの頃から営業時間が平日の昼間だけになり会社勤めの身の我としては敷居が高い店になってしまいなかなか再訪問出来なくなっていた。それが営業時間や形態はそのままに「らー麺 RE-BORN」と店名を変えて今月17日リニューアルしたと聞いた。ラーメンも全メニュー「熟成新味」なるものに変更しているらしいので気になっていたんだよ。この機会を逃さず訪問を試みた。

店には正午を20分ほど過ぎた頃に到着。店前に待ち客はいなかったが重い戸を開けて入店すると店内は賑わっていた。約6年ぶりの訪問になるので変化などはわからなかったが、レストランのように格調高くお洒落な店内だった。厨房は奥にあり見えなかった。接客担当の女店員が2人いた。客席は一列のカウンター7席と2人がけテーブル席4卓。席は指定され水が入ったグラスが提供された。メニュー冊子をゆっくり眺めながら口頭で注文。料金後払い。先客10人後客6人。

241101reborn00 241101reborn03 らー麺 RE-BORN 『らー麺 しょうゆ』950円

リニューアル前と同様メニューは多岐に渡り大きくは「らー麺」「中華そば」「とんこつ」の3種類で、更に各々に様々なメニューが存在する。迷った時は筆頭メニューという昔からの教えに習いトッピング類は付けずシンプルに注文した。しばらく待っていると海苔が2枚別皿で先に提供された。蘊蓄には横浜の老舗海苔店の『蔦金商店』謹製の焼き海苔だとか。出川哲朗の実家の店だね。

241101reborn02 麺は四角い中細ストレート。具は青葱、白葱、ほうれん草、穂先メンマ3本、チャーシューと言うより軽く湯通しした豚肉3枚。

241101reborn01 スープは見た目水鶏系に見えるが違う。味が濃い…と言うより旨味が濃い。ラオタ的に言うと「旨味の層が厚い」。なので見た目で油断して食べ進めていると結構腹に重く感じるほど。これが熟成新味か。そしてもう一つ加えて驚かされたのが焼き海苔。「わざわざ別皿で提供するなどカッコつけなくても…」と半ば馬鹿にしていたのだが、この旨味の強い醤油スープに浸けて食べてみると「えっ!」と驚かされるほど美味しかった。我はこういった綺麗なラーメンはあまり得意ではない方なのだが、この一杯については脱帽だ。ついついスープを完飲し完食マークを出した。よって結構な満腹感を感じて席を立った。レジ前で電子マネー払いをしてから退店。店前の階段でサラリーマン3人組とすれ違った。人気は確かなようだ。気に入ったので早くも再訪問してみたいが営業時間の敷居が高過ぎなのが残念だ。

 

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